転職エージェントの報酬体系はどうなってるの?無料の理由とは一体?
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喜多 湧一 監修満足度No.1
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チェックポイント
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 自己分析 | 強み・弱み・キャリアの棚卸し |
| 市場調査 | 業界動向・求人状況の把握 |
| 準備期間 | 3〜6ヶ月が目安 |
| 活用サービス | 転職エージェント・サイトの併用 |
転職エージェントってどうやって報酬をもらえる仕組みになっているの?
転職エージェントへの報酬は採用企業から
まず、転職エージェントに対するお金の出どころですが、一言でいえば採用活動を行っている求人企業が支払います。- 転職エージェントと契約している企業が、求職者に転職エージェントを通じて内定を出す
- 求職者が転職エージェントを通じて内定承諾を行う
- 求職者が企業に実際に入社する
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採用企業のメリットは「時間と人材の短縮」
- 優秀な人材を探す手間が省ける
- 転職エージェントとの面接を経ているため、応募者と企業側のマッチングに大きなずれがない
- 求人誌や求人情報サイトへの求人広告の掲載と比較しても、コストが安くなる
求職者の位置づけは「商品」
では、求職者というのは転職エージェントにとってどのようなものなのでしょうか。 それは、ずばり「商品」です。書類選考~内定承諾で双方の価値判断
では、「入社」に至るまで、どのような取引過程があるのでしょうか。 人材紹介を行う場合において、買う側の企業は「買う」、すなわち採用する意思を示すのはもちろんです。 しかしながら、同時に商品である「求職者」も「買われる」、すなわち入社する意思を示すことになります。 こうして、「双方の意思」が合致して、入社に至るということになります。 ですから、書類選考から面接に至る採用過程というのは、お互いの意思を確認していく場所となります。入社と支払い金額に関して
採用企業側の内定に対し、仕事内容、勤務地、希望年収、入社日など各種条件について求職者側から合意があった場合は、内定に対し承諾したことになり入社という形に至ります。 そうして実際に入社して初めて、人材紹介会社と採用企業側との契約が成立となります。 ここで、やっと転職エージェントへのお金が発生することとなるのです。 求職者の入社というのは、メーカーでいうなら「納品」とイコールだと転職エージェントはとらえています。 金額に関しては、契約内容にもよりますが、理論年収の30%から35%となっています。 つまり、年収400万円の方の転職が完了したら、120万円~140万円までの採用手数料を企業からもらうような形になります。 あなたが一人転職するだけでこれだけの費用を企業がかけているというのは、もしかしたら驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ちなみに、転職エージェントは、内定承諾から入社までに一番手を焼きます。 その理由としては、採用企業側が内定を出したとき、これまで企業主導だった転職活動が一気に求職者主導で進むことになるからです。 内定を出すまでの企業主導の場合は、面接の合否は企業の判断がすべてとなるため、疑義をつけることはできません。 しかし、求職者が内定を承諾するかしないか、というのは契約成立の瀬戸際になります。 加えて、企業側が欲しい!と言っている人材が入社に至らなかった場合、どんな事情があれどもクレームがついてしまいます。 場合によっては2度と取引ができなくなるケースもあります。 実際、私の同僚の営業担当が、入社辞退になったことで取引停止となったケースもありました。 そして、一番怖いのが、入社前辞退です。- 銀行からベンチャーの経営企画に入社が決まった際、親に泣かれたので退職を取りやめて、入社辞退をした
- 内定承諾をしたものの、現職で「カウンターオファー」と呼ばれる給料アップ・勤務地保証を受け、退職を辞めた
- 退職交渉を完了したと内定者から報告があったにも拘らず、入社4日前で、実は退職交渉にすら入っていなかったことが発覚した
クーリングオフに似たような契約がある
上記のように、苦労して入社までこぎつけても、求職者の都合で早期退職ということも少なくありません。 そういった場合、企業と締結した人材紹介の中に「返金規定」というものがあります。キャリアアップに役立つ記事
まとめ
いかがでしたでしょうか?喜
監修
喜多 湧一
合同会社Radineer マーケティング支援事業部
2017年に合同会社Radineerにジョインし、未経験者向けITエンジニア転職支援サービス「I am IT engineer」の責任者として、20代・第二新卒のIT業界転職を多数支援。現在はマーケティング支援事業部でWebマーケティング事業の統括・ディレクションを担当。
保有資格
未経験エンジニア転職支援「I am IT engineer」元責任者Webマーケティングディレクターオウンドメディア運営7年以上
専門領域
未経験からのIT転職エンジニア転職転職サイト・エージェント活用20代・第二新卒の転職
監修方針:本記事は、喜多 湧一が専門的知見に基づき、内容の正確性と実用性を確認しています。 情報は定期的に見直しを行い、最新の転職市場動向を反映しています。
CB
監修
CareerBoost編集部
転職・キャリア領域の専門メディア。人材業界経験者、キャリアコンサルタント資格保有者が在籍。 累計1,000記事以上の転職コンテンツを制作・監修。
編集部の専門性
- 人材業界での実務経験5年以上
- キャリアコンサルタント資格保有
- 転職支援実績1,000名以上