株式会社博報堂は、広告業界売上2位を誇る日本を代表する大手広告代理店です。1895年の設立以来、日本の広告代理店としては最も長い歴史を積み重ねてきた老舗であり、「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」や「トントントントンヒノノニトン」といった、誰もが一度は目にしたことのある有名CMを数多く手がけてきました。
就活生からの人気が非常に高い企業であることはよく知られていますが、その人気は新卒採用に限った話ではありません。中途市場でも博報堂は常に注目を集める存在であり、「いつかは博報堂で働いてみたい」と考えるマーケター・クリエイター・営業職は少なくありません。一方で、その人気の高さに反して、正社員としての転職難易度や実際の年収水準、選考の進み方については断片的な情報しか出回っていないのが実情です。
この記事では、株式会社博報堂の年収データ(年代別・職種別)、転職難易度、選考のポイント、評判・口コミ、キャリアの考え方までを、公開情報と口コミデータをもとに整理しました。図解やグラフも交えながら、「博報堂への転職は実際のところどうなのか」を判断できる材料を提示していきます。博報堂への転職を考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
株式会社博報堂の企業情報
まずは博報堂がどのような会社なのか、企業としての全体像を押さえておきましょう。博報堂は、博報堂DYホールディングス傘下の中核事業会社のひとつであり、広告・マーケティング領域において国内屈指の規模を持つ総合広告代理店です。
| 会社名 | 株式会社博報堂 |
| 設立 | 1895年 |
| 業界での位置づけ | 広告業界売上2位 |
| 事業内容 | 広告・マーケティングを中心とした統合的なコミュニケーションサービス |
| 代表的なCM | 「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」「トントントントンヒノノニトン」など |
出典:https://www.hakuhodo.co.jp/about/company/profile/
博報堂の特徴は、単に広告枠を売買するだけの代理店ではなく、生活者発想を掲げ、人々の暮らしや価値観の変化を起点にコミュニケーションを設計する姿勢にあります。テレビCMに代表されるマスメディア広告はもちろん、デジタル領域、PR、イベント、データ活用に至るまで、幅広い手法を組み合わせてクライアントの課題解決に取り組んでいます。この「生活者発想」という思想は、後述する選考や面接で問われる価値観とも深く結びついているため、転職を考えるうえでまず理解しておきたいポイントです。
採用面では、博報堂は新卒採用だけでなく、さまざまな職種で中途採用を継続的に行っています。営業職、マーケティング職、クリエイティブ職、プランナー、プロデューサーなど、募集される職種は多岐にわたります。さらに博報堂では、やむを得ない事情で一度退職した社員が、培った経験や知識・スキルを活かして再び博報堂で活躍できる「アルムナイ採用」も実施しています。これは、人材を一度きりの関係で終わらせず、長期的なつながりとして捉える同社の姿勢を象徴する制度だと言えるでしょう。
ただし、時期によって募集している職種は大きく異なります。希望する職種が常に募集されているとは限らないため、給与や労働条件、自分が応募したいポジションが開いているかどうかを、採用情報や転職エージェントを通じて定期的に確認しておくことが大切です。広告業界の中途採用は、ポジションに空きが出たタイミングで動けるかどうかが結果を大きく左右します。
同じ広告業界の最大手である電通と比較しながら検討したい方は、電通への転職難易度や年収、評判の記事もあわせて読むと、業界2社の違いが立体的に見えてきます。
株式会社博報堂の年収
博報堂への転職を考えるうえで、最も気になるのはやはり年収でしょう。広告代理店は一般に給与水準が高い業界として知られていますが、博報堂はその中でもとりわけ高い水準にあります。
平均年収:約1,065万円
広告代理店を含む広告業界全体の平均年収は約520万円程度と言われています。それと比較すると、博報堂の平均年収約1,065万円という数字は、業界平均のおよそ2倍にあたり、かなり高い水準であることが分かります。「広告業界は華やかだが給料はそれほど高くない」というイメージを持つ人もいますが、少なくとも博報堂に関しては、そのイメージは当てはまりません。
下のグラフは、広告業界平均と博報堂の平均年収を並べたものです。バーの長さの差が、そのまま博報堂の給与水準の高さを物語っています。
| 広告業界平均 | ███████████ | 約520 |
| 博報堂 | ██████████████████████ | 約1,065 |
ただし、ここで注意したいのは、この約1,065万円という数字はあくまで全社員の平均だということです。年収は職種や年代によっても大きく異なります。同じ博報堂の社員であっても、20代の若手と50代のベテランでは年収に大きな差がありますし、営業職とマーケティング職でも水準は変わってきます。ここからは、博報堂の「年代別」「職種別」の平均年収を、それぞれ詳しく見ていきましょう。
年代別の平均年収
まずは年代別の想定平均年収です。博報堂では、若手のうちは比較的抑えめの水準からスタートし、経験と役職を重ねるにつれて年収が大きく伸びていく傾向が見られます。
| 年代 | 想定平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 約370万円 |
| 25〜29歳 | 約775万円 |
| 30〜34歳 | 約845万円 |
| 35〜39歳 | 約875万円 |
| 40〜44歳 | 約980万円 |
| 45〜49歳 | 約1,110万円 |
| 50〜54歳 | 約1,210万円 |
| 55〜59歳 | 約1,200万円 |
| 60〜64歳 | 約790万円 |
同じデータをグラフにすると、年代ごとの年収の伸び方が一目で分かります。下の図は、各年代の想定平均年収を横棒で並べたものです。
| 20〜24歳 | ███████ | 370 |
| 25〜29歳 | ██████████████ | 775 |
| 30〜34歳 | ███████████████ | 845 |
| 35〜39歳 | ████████████████ | 875 |
| 40〜44歳 | ██████████████████ | 980 |
| 45〜49歳 | ████████████████████ | 1,110 |
| 50〜54歳 | ██████████████████████ | 1,210 |
| 55〜59歳 | ██████████████████████ | 1,200 |
| 60〜64歳 | ██████████████ | 790 |
このグラフから読み取れる博報堂の年収カーブには、いくつか特徴があります。まず、20代前半から後半にかけての伸びが非常に大きい点です。20〜24歳の約370万円から25〜29歳の約775万円へと、わずか数年でおよそ2倍に跳ね上がっています。これは、入社直後の研修期間を経て一人前として案件を担当するようになり、評価や役割が一気に上がることを反映していると考えられます。
次に、30代から40代にかけては緩やかながら着実に上昇を続け、50〜54歳で約1,210万円のピークを迎えます。その後、55〜59歳でほぼ横ばい、60〜64歳になると約790万円へと下がります。これは、定年前後で役職定年や再雇用といった制度が関係していると見られ、多くの大企業に共通する傾向でもあります。年収という観点では、博報堂は「30代以降に高水準で安定し、50代前半でピークを迎える」会社だと整理できます。
職種別の平均年収
続いて、職種別の想定平均年収を見ていきましょう。博報堂は年代だけでなく、どの職種に就くかによっても年収水準が変わってきます。広告代理店の職種は専門性が高く、それぞれが異なる役割を担っているため、給与体系にも違いが表れます。
| 職種 | 想定平均年収 |
|---|---|
| 営業 | 約1,012万円 |
| クリエイティブ | 約1,005万円 |
| マーケティング | 約1,170万円 |
| プロデューサー | 約1,163万円 |
| プランナー | 約908万円 |
同じデータをグラフにしたものが下の図です。職種による年収の高低が視覚的に把握できます。
| マーケティング | ██████████████████████ | 1,170 |
| プロデューサー | ██████████████████████ | 1,163 |
| 営業 | █████████████ | 1,012 |
| クリエイティブ | ████████████ | 1,005 |
| プランナー | ██████ | 900 |
職種別に見ると、最も年収が高いのはマーケティング職(約1,170万円)で、僅差でプロデューサー職(約1,163万円)が続きます。マーケティング職は、データ分析や戦略立案を通じてクライアントの事業課題そのものに踏み込む役割を担い、近年その重要性が一段と高まっています。プロデューサー職は、複数の専門家を束ねて大型プロジェクトを推進する司令塔的な存在であり、責任の大きさが年収にも反映されていると考えられます。
一方で、営業職(約1,012万円)とクリエイティブ職(約1,005万円)は1,000万円前後で拮抗しています。営業職は案件の入口を担い、クライアントとの関係構築から提案までを牽引する花形職種のひとつです。プランナー職(約908万円)は他職種よりやや低めですが、それでも900万円を超えており、広告業界平均の約520万円を大きく上回っていることに変わりはありません。どの職種を選んでも業界平均を大きく上回るのが、博報堂の年収構造の特徴だと言えるでしょう。
なお、同じ広告業界の最大手である電通の年収水準が気になる方は、電通の平均年収(年齢・学歴別)の記事と読み比べてみると、業界2社の給与の違いがより鮮明になります。
株式会社博報堂の転職難易度
博報堂は広告業界売上2位を誇る大手企業であり、新卒・中途を問わず人気が非常に高いため、転職難易度は総じて高いと言えます。求人倍率が高く、内定を得るのは容易ではありません。ただし、難しいからといって挑戦する価値がないわけではなく、ポイントを押さえて準備すれば十分にチャンスはあります。ここでは、博報堂の転職難易度が高くなる理由と、職種ごとの傾向を整理します。
博報堂の転職難易度を押し上げている主な要因は、次の3つに整理できます。
- 応募者が多く競争率が高い:高い年収水準とブランド力から、優秀な人材が集中します。限られたポジションを多くの応募者が奪い合う構図になりやすいのが実情です。
- 募集が常時行われるわけではない:職種ごとに、ポジションに空きが出たタイミングでのみ募集されるケースが多く、希望職種の求人にめぐり合えるかどうかがタイミングに左右されます。
- カルチャーフィットが重視される:「生活者発想」に代表される独自の価値観を持つ会社であるため、スキルや実績だけでなく、その文化に共感し体現できるかどうかが問われます。
職種別に難易度の傾向を整理すると、おおむね次のようになります。専門性が高く、かつ募集枠が限られる職種ほど難易度が上がる傾向があります。
| プロデューサー職 | ██████████████████████ | 極めて高い |
営業職は、広告代理店の中でも比較的募集枠が多く、他業界での法人営業経験などが評価されやすいため、4区分の中では相対的に挑戦しやすい入口になりえます。一方、マーケティング職やクリエイティブ職は、該当領域での実務経験と実績が問われるため難易度が一段上がります。プロデューサー職はプロジェクト全体を統括する責任の重いポジションであり、相応のキャリアと実績が前提となるため、最も難易度が高くなる傾向があります。
いずれの職種を目指す場合も、「なぜ博報堂なのか」を自分の言葉で語れることが共通して重要になります。同じ広告業界には電通やサイバーエージェントといった有力企業があり、それぞれ強みやカルチャーが異なります。なかでもデジタル領域に強いサイバーエージェントとの違いを理解しておくと、志望動機に説得力が生まれます。比較材料として、サイバーエージェントの転職難易度や評判の記事も目を通しておくとよいでしょう。
株式会社博報堂の評判・口コミ
実際に博報堂で働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」は、入社後のリアルなイメージをつかむうえで貴重な情報源です。ここでは、良い評判と悪い評判の両方を紹介します。転職前に両面を理解しておくことが、入社後のミスマッチを防ぐ近道になります。
良い評判・口コミ
まずは良い評判から見ていきましょう。働きやすさ、やりがい、女性の働きやすさといった観点で、ポジティブな声が多く寄せられています。
これらの良い評判を総合すると、博報堂は働き方改革によって労働環境が改善されつつあり、給与水準も高く、知的な刺激に満ちた職場であることがうかがえます。特に「電通やADKといった競合と、正解のない課題を競い合う」という声は、広告代理店ならではのやりがいを端的に表しています。一方で、女性の働きやすさに関する口コミでは、制度面は整っているものの、現場の空気感や業務のしわ寄せといった運用面の課題も率直に語られており、リアルな実態を読み取ることができます。
悪い評判・口コミ
次に、注意すべき点が見える悪い評判・口コミです。給与制度の仕組みやキャリア開発、希望部署への異動の難しさなど、入社前に把握しておきたい点が含まれています。
悪い評判で特に注目したいのが、給与制度に関する口コミです。「入社5年目までは残業代がついて高水準だが、6年目から残業代がつかない裁量労働制に切り替わり、年収が150万円ほど減額となった」という具体的な証言は、博報堂の年収を語るうえで見逃せないポイントです。前掲の年代別年収グラフで25〜29歳から30代前半にかけての伸びが緩やかになるのも、この給与制度の切り替えと無関係ではないと考えられます。応募前に、自分が想定する年代でどのような給与体系になるのかを、エージェント経由で確認しておくと安心です。
また、「キャリア開発という観点では得るものが少ない」「希望する部署への異動がかなわない」といった声も見られます。これは裏を返せば、受け身で待つだけでは望むキャリアを描きにくい環境であることを示しています。自ら手を挙げ、社内外でチャンスを取りにいく主体性が求められる会社だと理解しておくとよいでしょう。良い評判と悪い評判の両方に目を通したうえで、自分の価値観や働き方と合うかどうかを冷静に見極めることが大切です。
博報堂への転職を成功させるポイント
ここまで見てきたように、博報堂は年収・やりがいともに魅力的な一方で、転職難易度が高く、給与制度やキャリアに関して注意すべき点もある会社です。では、実際に博報堂への転職を成功させるためには、何を意識すればよいのでしょうか。3つのポイントに整理します。
1. 「生活者発想」への理解を深める
博報堂は企業理念や独自の価値観を非常に重視します。なかでも「生活者発想」は同社のアイデンティティの核であり、面接でも価値観への共感が問われやすいポイントです。単に「広告がやりたい」ではなく、「人々の暮らしや価値観の変化を起点に、どんなコミュニケーションを生み出したいのか」を自分の言葉で語れるように、公式サイトの理念や近年の取り組みにも目を通しておきましょう。スキルや経歴が同等の応募者が並んだとき、最後に差がつくのはこの価値観への共感度です。
2. 自分の強みを「広告の文脈」に翻訳する
博報堂の中途採用では、前職での経験をそのまま語るだけでは評価されにくい傾向があります。重要なのは、自分の経験やスキルを「博報堂でどう活かせるか」という文脈に翻訳して伝えることです。たとえば事業会社のマーケティング経験があるなら、「クライアント側の課題を理解できる立場から、より実効性の高い提案ができる」といった形で、博報堂での貢献イメージに結びつけて語ると説得力が増します。職種別年収で見たように、マーケティングやプロデューサーといった職種は専門性が高く評価されるため、自分の強みがどの職種で最も活きるのかを見極めることも大切です。
3. 転職エージェントを活用する
博報堂のような人気企業の選考を、一人で対策を進めるのは不安だという方は、一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物像が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨んでしまうことも少なくありません。少しでも内定に近づくには、情報と対策の面で転職エージェントに頼るのが得策です。
前述のとおり、博報堂は職種ごとに募集タイミングが限られるため、非公開求人を含めて求人情報を継続的にキャッチできる体制を整えておくことが、転職活動の成否を大きく左右します。エージェントを利用すれば、こうした求人をいち早く把握できるだけでなく、選考傾向や求められる人物像についても事前に情報を得られます。なお、クリエイティブ領域でのキャリアを視野に入れている方は、Webデザイナーにおすすめの転職エージェントの比較記事も、エージェント選びの参考になります。
ただし、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質は異なります。複数のエージェントに登録し、その中から自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけて、二人三脚で転職活動を進めていくのが王道の進め方です。
博報堂への転職に強い転職エージェント2選
登録・相談はすべて無料です。求人紹介だけでなく、価値観への共感が問われる広告業界の面接対策まで相談できます。気になる1社だけの登録でも問題ありません。
1位doda
求人数20万件以上の総合型エージェント。広告・マーケティング職や法人営業職の求人が豊富で、職務経歴書の添削から面接対策まで一貫してサポートしてくれるため、初めての転職でも安心して進められます。
2位リクルートエージェント
業界最大級の求人数を誇り、非公開求人も豊富に保有。広告代理店やマーケティング領域の専門職求人も見つかりやすく、選択肢を広げたい人におすすめです。dodaと併用すると比較検討がしやすくなります。
よくある質問(FAQ)
博報堂の平均年収はいくらですか?
博報堂の平均年収は約1,065万円です。広告業界全体の平均年収(約520万円程度)と比較すると、およそ2倍の高水準にあります。ただしこれは全社員の平均であり、年代や職種によって金額は大きく異なります。
博報堂で最も年収が高い年代は?
年代別では50〜54歳が約1,210万円で最も高くなります。20〜24歳の約370万円からスタートし、25〜29歳で約775万円まで一気に上昇したあと、30代・40代を通じて着実に伸び、50代前半でピークを迎えるのが博報堂の年収カーブの特徴です。
博報堂で年収が高い職種はどれですか?
職種別ではマーケティング職が約1,170万円で最も高く、プロデューサー職が約1,163万円で続きます。営業職とクリエイティブ職は1,000万円前後、プランナー職は約908万円です。いずれの職種も広告業界平均を大きく上回っています。
博報堂への転職は難しいですか?
博報堂は広告業界売上2位の人気企業であり、応募者が多く競争率が高いため、転職難易度は総じて高いといえます。職種によって難易度に差があり、専門性が高く募集枠が限られる職種ほどハードルが上がります。準備と情報収集を入念に行うことが、内定への近道です。
博報堂は中途採用を行っていますか?
はい、博報堂は営業・マーケティング・クリエイティブ・プランナー・プロデューサーなど、さまざまな職種で中途採用を行っています。さらに、一度退職した社員が再び戻れる「アルムナイ採用」も実施しています。ただし募集職種は時期によって異なるため、採用情報や転職エージェントで定期的に確認することが大切です。
未経験から博報堂に転職することはできますか?
広告業界そのものが未経験であっても、転職の可能性がまったくないわけではありません。博報堂が重視するのは、特定の業界経験そのものよりも、課題を発見して解決策を組み立てる思考力や、人を動かす発想力、チームで成果を出した実績です。前職で培ったマーケティングやデジタル領域の知見、あるいは事業会社側で広告主として培った視点は、むしろ強みとして評価される場合があります。一方で、即戦力採用が中心であることに変わりはないため、自分のこれまでの経験を「博報堂でどう活かせるか」という具体的なストーリーに翻訳して伝えられるかどうかが、選考突破の分かれ目になります。応募可能なポジションがあるかどうかは時期によって変動するため、まずは転職エージェントを通じて現在の募集状況と自分の経歴の相性を確認するのが現実的です。
まとめ
ここまで、株式会社博報堂の転職について、年収・難易度・評判・転職成功のポイントを解説してきました。最後に、本記事の要点を整理します。
- 平均年収は約1,065万円で、広告業界平均(約520万円程度)のおよそ2倍と高水準
- 年代別では20代後半に大きく伸び、50〜54歳の約1,210万円でピークを迎える
- 職種別ではマーケティング職(約1,170万円)が最も高く、プランナー職でも約908万円と業界平均を上回る
- 口コミでは働き方改革による労働環境の改善や知的なやりがいが評価される一方、6年目以降の給与制度の切り替えや異動の難しさには注意が必要
- 広告業界売上2位の人気企業ゆえ転職難易度は高く、価値観への共感と入念な準備が欠かせない
博報堂は広告業界売上2位を誇る大手企業であり、倍率が高く、内定をもらうのは容易ではありません。一人で対策を進めるのが不安という方は、一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物像が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨んでしまうことも多いため、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策です。複数のエージェントに登録し、自分に合ったキャリアアドバイザーとともに転職活動を進めていきましょう。
なお、本記事で紹介した年収やその他の数値は、執筆時点で公開されている情報や口コミデータをもとにした目安です。年代別・職種別の金額はあくまで想定値であり、実際の待遇は入社時期や個人の評価によって変動します。最新の募集要項や条件は、必ず公式採用ページや転職エージェント経由で確認したうえで、応募の判断材料にしてください。





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