漫画家・吾峠呼世晴先生の年収は？鬼滅の刃の印税額や収入の内訳を徹底解剖！

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大ヒット漫画「鬼滅の刃」の作者、『吾峠呼世晴』先生。

そんな吾峠呼世晴先生の年収について興味はありませんか？

ここでは、吾峠呼世晴先生の年収、プロフィール、漫画家の収入源などについて詳しく解説していきます。

興味のある方は、ぜひこちらの記事を一読してみてください。

吾峠呼世晴先生のプロフィール

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ペンネーム	吾峠呼世晴 (愛称：ワニ先生)
生年月日	1989年5月5日（34歳）
出身地	福岡県
職業	漫画家
ジャンル	少年漫画
代表作	鬼滅の刃

吾峠呼世晴先生は、日本の漫画家です。

代表作は、大ヒット漫画『鬼滅の刃』で、アニメ化や映画化、グッズやコラボイベントなどさまざまな媒体で大人気となっています。

ファンの間では「ワニ先生」という愛称で親しまれており、その理由は、作者のキャラ(自画像)が眼鏡をかけたワニであることから、そう呼ばれているようです。

本名や性別は明かしていませんが、ネットでは「女性」ではないかと噂されています。

そんな吾峠呼世晴先生ですが、小さい頃は周りの人に笑われてしまうほど絵が下手であり、人に絵を見せるのはとても嫌だったそうです。

高校3年生の時に初めて漫画の制作を試みましたが、何をどうしていいか分からずまったく描けなかったとのこと。

ですが、その後も漫画への情熱が冷めることはなく、さまざまな読み切り漫画を参考に独自の漫画技術を身につけていきました。

そして2013年に、初の読切作品「過狩り狩り(かがりがり)」を執筆。

この過狩り狩りは、明治から大正時代の日本を舞台とした「鬼」「鬼狩り」との戦いを描いた作品で、『鬼滅の刃』の前身漫画であり、第70回JUMP トレジャー新人漫画賞で「佳作」を受賞しています。

その後は、長編作品や連載用のネームを次々に執筆しましたが、なかなかネームが通らない苦境の時期が続き、「2015年の間に連載を獲れなければ漫画家を辞める」と意気込んで制作にあたったそうです。

そこで担当編集者の方が原点回帰を提案し、「過狩り狩り(かがりがり)」を原案としたネーム「鬼殺の流」を執筆。

鬼殺の流は、『鬼滅の刃』のプロトタイプとなる漫画であり、1話〜3話までの構成で、鬼滅の刃のファンブック「鬼殺隊見聞録」で公開されています。

鬼殺の流から主人公の変更や設定等のブラッシュアップの修正を経て、今の『鬼滅の刃』のスタイルに落ち着き、無事に連載となったそうです。

今では大人気の『鬼滅の刃』ですが、ここまでの道のりは吾峠呼世晴先生にとってはとても大変だったということがわかりますね。

漫画家の年収と収入源

漫画家の収入源

アシスタント料

新人漫画家の場合は、余程の天才でないかぎり、即連載を持てるということはほとんどないでしょう。

そうなると、新人は原稿料だけで生活するのはかなり難しいため、「アシスタント」をする方が多いです。

アシスタントとは、有名な漫画家などの原稿を手伝うことができる仕事であり、スキルを磨いたり原稿料を得ることができます。

出版社へ漫画の持ち込みにきた新人の中で資質のある人は、連載を打診されるよりも先に、まず有名漫画家のアシスタント業を紹介されることが多いようです。

これは、漫画スキルを磨く以外に、漫画家業界の慣習を身につけたり、いずれ自分がアシスタントを抱える立場になった時に向けて、アシスタントをどう使うかを覚えたりする意味もあるようです。

「有名漫画家」や「中堅漫画家」のアシスタントになれば、月々決まった給料が入ってきます。

その給料は、時間や技能によってもさまざまですが、時給制または月給制が主で、日給で8000円〜1万円程が一般的な金額と言われています。

なので、新人漫画家のアシスタント料は、月収16万〜20万円程となります。

しかし、これはあくまでも「有名漫画家」や「中堅漫画家」のアシスタントになれた場合の月収になります。

それ以外の漫画家のアシスタントになった場合は、アシスタントだけでは生活できない人も多く、アルバイトを掛け持ちしている人も少なくありません。

アシスタントの給料は決して高いとは言えませんが、有名漫画家や中堅漫画家のアシスタントになれば、技能の向上はもちろんのこと、出版社や編集者とのコネクションを築けることもあって、アシスタントに就きたがる新人漫画家も多いようです。

基本的に、アシスタント業務は漫画家になるための下積みとして行う人がほとんどで、自分の作品を作り込みながら日々アシスタントに従事しています。

プロアシスタントとして活動する人や、正社員でアシスタント専門の人もいますが、数は多くないようです。

原稿料と印税

「原稿料」は大体１ページあたり数千円〜数万円となり、この金額は漫画家と出版社の話し合いのもと決められます。

これは実力や知名度によっても変動し、実績を上げれば原稿料も上がっていきます。

そして、週刊誌や月刊誌で連載が決まれば、連載が続く限り原稿料という安定した収入が入ってきます。

漫画の売り上げが良ければ毎月安定した原稿料が入ってきますが、売れなくなればその分入ってくる額が減ってしまうので、人気を継続させることが何よりも重要です。

また、漫画家の業態は一般的にフリーランスになるで、一般的な会社員のような固定給やボーナスはなく、人気漫画家であっても漫画を描き続けなければ収入は入ってきません。

新人漫画の原稿料は多くの雑誌で8,000円程と言われていますが、一般的に少女漫画雑誌の原稿料は安く、デビュー作で1ページ3,000円程、アンケートなどで人気が出れば2作目からは6,000円程と上がっていくシステムの少女漫画雑誌もあるようです。

その代わり、少女漫画は背景などの描き込みが少なくても大丈夫であり、単行本になりやすいという利点もあります。

また、漫画が人気になり単行本化されれば、「印税収入」が望めます。

印税は単行本の発行部数に応じて漫画家の懐に入り、比率は一般的に８〜10％程です。

経験や人気が高い漫画はもっと高い比率で設定されていることがあり、実績を積めばさらに高くなる可能性もあります。

人気作を出すことができれば、単行本のみならず、文庫版、愛蔵版、特別版、ファンブックなど、さまざまなバージョンでの出版ができ、その都度印税収入が得られます。

グッズ収入

漫画作品の売り上げが安定していると、場合によってはキャラクターのグッズ化やアニメ化、ドラマCDの企画が持ちかけられることがあります。

この時に出る利益も、何%かは元々の作り手である漫画家に著作使用権として支払われることになっています。

グッズ収入に関しては、展開するグッズ数やアニメの放送地域によって金額が異なるの、一概には言えません。

ただ、アニメが１話分放送されると、漫画家には10万〜15万円分入ってきたり、ゲーム化すれば１本売れるごとに、売上の３%程が漫画家に支払われる仕組みとなっています。

WEB漫画

近年は、週刊誌や月刊誌以外にも「WEB漫画」という新たな収入モデルが確立されてきています。

今まで雑誌に掲載してもらえなかった無名の漫画家や新人漫画家も、WEB漫画の普及により漫画で収入を得るチャンスが生まれる時代になりました。

その影響か、「オンライン漫画サイト」や「無料漫画アプリ」なども増え続けており、電子書籍化も一般化しつつあります。

無料の漫画アプリには、雑誌でも掲載されているものや単行本化されている人気作品もあれば、そのアプリでしか読めない独占配信漫画や、縦漫画といった形態のものまでさまざまです。

独占配信漫画や縦漫画も人気が出れば単行本化されることもあります。

また、ツイッター（現：X）やpixivなどのSNSで漫画を掲載し、それが有名になって単行本の出版に繋がったり、キャラクター単位で人気が出てLINEスタンプで大きな売り上げをあげたりするなど、漫画家や漫画化志望者にとって新たな収入源が生まれる場合もあります。

吾峠呼世晴先生の推定年収

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吾峠呼世晴先生の推定年収は５億超えです。

５億円というと、漫画家の中でもかなりトップの年収額になります。

ここからは、吾峠呼世晴先生の収入の内訳を詳しく解説していきます。

収入の内訳

原稿料(印税)

週刊少年ジャンプは年間46冊ほど発売されており、１話あたり19ページ前後です。

週刊少年ジャンプでの原稿料(印税)は、人気漫画家の場合、1ページあたり2万円〜3万5,000円前後と言われています。

また、人気の漫画家になれば、10万円を超えることもあるようです。

これを、最低2万円で仮定すると、

• 19ページ×2万円＝38万円
• 380,000円×46冊(年間発行部数)＝1,748万円

ということで、年間の原稿料だけで1,748万円となります。

吾峠呼世晴先生は人気の漫画家なので、ページ単価がもっと高い可能性もあり、さらに高い収入を得ていることが予想されます。

単行本の収入(印税)

上記でも解説しましたが、漫画の印税は、通常８〜10％の比率と言われています。

連載が長くなれば長くなるほど累計の販売部数が増え、人気の漫画家であれば印税も多くなるようです。

『鬼滅の刃』は、漫画全23巻が発売されており、累計発行部数は１億5,000万部を突破しています。

単行本の単価が440円で、人気の漫画ですので、仮に印税比率10％で計算するとして、

• 100,000,000部×440円＝440億円
• 44,000,000,000円×10％＝44億円

ということで、累計44億円の印税となります。

印税は通常、年単位で支払われますので、鬼滅の刃の連載期間の５年間で計算すると、年間11億円くらいの印税収入があったことになります。

アニメ化による収入(印税)

こちらも上記で解説しましたが、漫画がアニメ化されると、１話あたり10〜15万円の印税が漫画家さんに入ってきます。

鬼滅の刃のアニメは現在55話となっているので、55話×10万円＝550万円になります。

アニメ化で得られる収入は、原稿料や単行本の印税と比べると少ないですが、アニメ化することで人気が上がり、結果として原作(単行本)が更に売れる大きなキッカケとなります。

映画化による収入(印税)

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の世界的大ヒットとなり、興行収入は200億円を突破しています。

とてつもない興行収入ですが、作者である吾峠呼世晴先生の収益には関係ないと言われています。

というのも、通常、映画の売り上げは出版社と制作会社の収益になるからだそうです。

ただし、映画化された場合には「原作使用料」という名目で、最大1,000万円(税込)の使用料が支払われることになっています。

しかし、これはあくまで上限なので、ほとんどの場合は数百万円程になります。

グッズの印税・ライセンス料(印税)

グッズに関しては、「1個単価×数％の著作権使用量が入る」と言われています。

現在も大人気の鬼滅の刃ですが、関連グッズも売り上げもかなり高く、相当な収益になっていることが予想できます。

おわりに

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ここまで、漫画家『吾峠呼世晴』先生の年収について解説しました。

吾峠呼世晴先生の年収は、５億円超えと高額です。

一般的な漫画家の年収額と比べても、吾峠呼世晴先生の年収がいかに高いかということが分かります。

吾峠呼世晴先生の次回作はまだ決まっていませんが、「漫画の印税」や「コラボ商品・イベント」などで、今後も高い年収になることが予想されます。

今後の活躍も楽しみですね。