
【2026年最新】消防士の平均年収は?公務員の給料事情を解説
【2025年最新】年収アップ向け比較
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消防士の平均給与と平均年収
消防士の平均給与・年収は一般企業に比べると高額な傾向です。 総務省が行った「令和4年4月1日地方公務員給与実態調査結果」を見ると、平均年収は約636万円となっています。 一方で、一般企業の平均年収は国税庁の調査によると約443万円です。 実際の消防士の給与内訳を見てみましょう。| 給与月額合計(諸手当込み) | 403,520円 |
| 平均基本給月額(扶養・地域手当込み) | 337,309円 |
| 給与月額(扶養・地域手当なし) | 301,948円 |
| 平均賞与(期末手当+勤勉手当) | 1,521,164円 |
階級による給与の違い
消防士の給与は階級によっても大きく変わります。 各地方によっても違いがあるので、本記事では東京都総務局人事部が発表している「令和4年度 等級及び職制上の段階ごとの職員数」と「公安職給料表」を見ていきましょう。 以下の表は月額の給与です。| 1級 | 消防士 | 173,100円~334,300円 |
| 2級 | 消防士長 | 200,500円~374,500円 |
| 3級 | 消防司令補 | 207,500円~401,900円 |
| 4級~5級 | 消防指令 | 229,200円~442,700円 |
| 6級~7級 | 消防司令長 | 286,300円~475,500円 |
| 8級 | 消防監・消防正監・消防司監 | 509,600円~527,400円 |
地方によって違う給与
次に、地域による給与の違いを見ていきましょう。 こちらでも総務省の「令和4年4月1日地方公務員給与実態調査結果」から見ていきます。| 北海道・東北地方 | 約308,479円 |
| 関東地方 | 約346,918円 |
| 中部地方 | 約322,520円 |
| 近畿地方 | 約343,810円 |
| 中国地方(※鳥取県を除く) | 約321,886円 |
| 四国地方 | 約325,115円 |
| 九州地方 | 約313,128円 |
昇給の仕組み
消防士の階級は消防士→消防士長→消防司令補→消防司令→消防司令長の順で昇給していきます。 その上にあたる消防監・消防正監・消防司監は、都市の大きさによっては役職自体が存在しません。 昇格制度は消防本部によって異なりますが、共通しているのは昇級試験が存在していることです。 昇級試験は誰でも受けられるわけではなく、階級によって必要な勤続年数が定められています。 東京都の場合、消防士長への昇格試験の受験資格は「大卒採用で3年以上、高卒採用(採用時に20歳以上)で4年以上、高卒採用(採用時に18歳以上20歳未満)で5年以上」の勤続年数が必要です。 その上で、過去1年以内に減給以上の懲戒処分を受けてない者に限られています。 試験の内容は筆記試験・小論文・人事評価の1次試験と面接の2次試験です。福利厚生
消防士は地方公務員なので、基本的には各市町村の職員と同じ様な支援を受けられます。 総務省が公表している福利厚生は以下の6種類です。- 休日・休暇・・・4週間に8日の休み、1年に20日間の有給休暇、慶弔休暇、夏期休暇など
- 給与及び諸手当・・・一般職員と異なる特別給与表、出動手当あり
- 産前産後休暇・・・産前から産後まで合計で14週間取得可能
- 育児休業・・・子供が3歳になるまでの間で、職場復帰は先輩と相談
- 育児短時間勤務制度・・・法律や条令で定める勤務の形態により勤務時間がかわる
- 部分休業・・・育児の状況に合わせて、最大で2時間以内の部分休業が可能
他の公務員との比較
| 消防士 | 警察官 | 税務職 | 小・中学校(幼稚園)教育職 | |
| 給与月額合計(諸手当込み) | 403,520円 | 465,676円 | 379,229円 | 408,337円 |
| 平均基本給月額(扶養・地域手当込み) | 337,309円 | 365,996円 | 318,970円 | 380,187円 |
| 給与月額(扶養・地域手当なし) | 301,948円 | 325,987円 | 294,205円 | 350,722円 |
| 平均賞与(期末手当+勤勉手当) | 1,521,164円 | 1,638,063円 | 1,425,098円 | 1,686,061円 |
| 平均年収(給与月額×12+賞与) | 6,363,404円 | 7,226,175円 | 5,975,846円 | 6,586,105円 |
消防士になるには?
消防士になるのに必要なものは2つあります。- 採用試験合格
- 消防士学校
採用試験合格
地方公務員である消防士になるためにはまず、採用試験に合格しなければなりません。 採用試験の内容は各地方によって違いますが、1次試験と2次試験があります。 1次試験は論文や教養試験などの筆記試験が行われており、他の公務員と同様に約20科目もの勉強が必要です。 教養試験に加えて、適性検査と論文試験があります。 2次試験は身体・体力検査と面接があり、学校で行われているようなスポーツテストと同じ様な感じです。 面接は個人面接の自治体が多く、時間は1人あたり約20~30分ほどになります。 試験の日程は自治体によって異なり、複数の自治体を受けることも可能です。消防士学校
採用試験に合格したら、各消防署に配属される前に消防学校に入学します。 消防学校は全寮制になっていて、内容は約半年間で訓練や学習などの初任教育です。 おおまかに3つのカリキュラムに分かれています。- 基礎教育:消防士としての心得や法制度や、服務規程などの消防士としての基礎を学ぶ。
- 実務教育:各業務に関する基礎知識や消防用設備・建築・救急に関する知識を身につける。
- 実科訓練:消防活動における基本的な動作を学ぶほか、筋力・体力の錬成も行う。
よくある質問
- 消防士の初任給は?
- 高卒と大卒でどれくらい違うのか?
- 田舎は年収が安い?
- 女性の消防士もいますか?
消防士の初任給は?
消防士の初任給は各自治体によって変わりますが、平均すると大体20万円くらいになります。 一般企業の初任給の平均がおおよそ20万くらいなので、初任給だけで比べるとあまり変わらないように感じるでしょう。 大阪市で公表されている初任給は、大卒が212,744円で高卒が181,076円です。 東京消防庁の募集要項によると、大卒で約259,300円、高卒で221,800円となっています。 平均給与の差と同様に、初任給も地方によって差があるのが明確です。 ここから長く働けば年齢とともに給料は上がっていきますし、役職が付けばさらに給料は増えていきます。高卒と大卒でどれくらい違う?
先ほどの質問でも少し触れましたが、消防士は高卒と大卒で初任給や昇級試験の受験資格が変わります。 初任給を見てみると、大阪市も東京消防庁も大卒と高卒で約3万円ほどの差があるのが分かるでしょう。 次に、東京消防庁における昇級試験を受験するために必要な勤続年数を見てみます。| 大卒 | 高卒 | |
| 消防士長昇任試験 | 消防士として3年以上の実務実績 | 消防士として5年以上の実務実績 |
| 消防司令補昇任試験 | 消防士長として1年以上の実務実績 | 消防士長として3年以上の実務実績 |
田舎と都会はどちらがいい?
消防士に限った話ではないですが、都市部で働くのと地方で働くのではたくさんの違いがあります。 消防士における、地方と都市部のそれぞれのメリットと感じられる部分は以下の通りです。| 田舎 | 都会 |
| 出動回数が少なく、身体的負担が軽い | 給料が高い |
| 様々な部隊を兼任でき、幅広い知識が身につく | 出動回数が多く、消防に関する知識が身につきやすい |
| 職員の数が少なく、人間関係がシンプル | 部隊の数が多く、目標の幅が広がる |
女性の消防士もいるのか?
総務省によると、女性の消防士の割合は令和4年4月1日現在で消防士全体の約3.4%です。 初めて女性消防士が採用されたのは昭和44年で、現在は女性消防士の活躍を推進する取り組みが行われています。 各消防本部で行われている取り組みを、一部紹介します。- 女性専用施設の整備:各省本部にて女性専用施設の整備を適宜行っている
- 体力試験の採点基準の見直し:採用試験の2次試験における体力試験で、男女の体力面での差を合理的に判断できるように見直し
- ハラスメント研修に積極的に参加:女性消防士を初めて迎える消防本部が、全職員を対象に女性が働きやすい環境作りやハラスメント対策についての研修会を実施
- 女性限定インターンシップを開催:近隣の消防本部から女性消防士を派遣し、話をしたり質問に答えたりした
年収を左右する5つの重要な要素
年収は単純に「仕事ができるかどうか」だけで決まるわけではありません。以下の5つの要素が複合的に影響しています。
1. 業界・業種の選択
同じ職種でも、業界によって年収は大きく異なります。例えば、同じ営業職でも、不動産業界と小売業界では平均年収に200万円以上の差があることも珍しくありません。高年収を目指すなら、成長産業や高収益産業を選ぶことが重要です。
2. 企業規模と資本力
一般的に、大企業は中小企業より年収が高い傾向にあります。ただし、ベンチャー企業やスタートアップでは、ストックオプションや急速な昇進により、大企業を上回る報酬を得られることもあります。
3. 地域・勤務地
東京や大阪などの大都市圏は、地方と比べて年収が10〜20%高い傾向があります。ただし、生活コストも高いため、実質的な可処分所得で比較することが重要です。
4. 専門性とスキル
市場価値の高いスキルを持っていれば、年収交渉で有利になります。特に、IT、AI、データサイエンス、セキュリティなどの分野は需要が高く、高年収が期待できます。
5. 交渉力とタイミング
同じスキル・経験でも、交渉の仕方やタイミングによって年収は変わります。転職エージェントを活用すれば、プロの交渉サポートを受けられます。
年収別のライフスタイルと貯蓄シミュレーション
年収によって、どのようなライフスタイルが送れるのでしょうか。具体的なシミュレーションで見てみましょう。
年収400万円の場合
手取り月収約26万円。一人暮らしなら家賃8万円程度の物件に住め、月3〜5万円の貯蓄が可能です。ただし、都心では住居費の負担が大きくなります。
年収600万円の場合
手取り月収約38万円。家賃12万円程度の物件に住め、月8〜10万円の貯蓄が可能です。年に1〜2回の海外旅行も視野に入ります。
年収800万円の場合
手取り月収約50万円。タワーマンションや都心の好立地物件も選択肢に。月15万円以上の貯蓄・投資が可能で、資産形成のスピードが加速します。
年収1000万円以上の場合
手取り月収約60万円以上。生活に余裕が生まれ、選択肢が大幅に広がります。ただし、税負担も増えるため、税制優遇制度の活用が重要になります。
年収アップに成功した人の転職体験談
実際に年収アップを実現した方々の体験談をご紹介します。
Aさん(32歳・男性):年収450万円→650万円
職種:Webエンジニア
転職前:受託開発会社
転職後:自社サービス企業
「SES企業で5年間働いていましたが、単価は上がっても給与は変わらず...。転職エージェントに相談したところ、自社開発企業なら年収大幅アップが狙えると言われ、思い切って転職しました。結果、200万円のアップを実現できました。」
Bさん(28歳・女性):年収380万円→520万円
職種:営業
転職前:人材派遣会社
転職後:IT企業
「営業経験を活かしてIT業界に転職しました。最初は不安でしたが、転職エージェントが業界知識を丁寧に教えてくれて、面接対策もしっかりサポートしてもらえました。140万円のアップに成功!」
Cさん(35歳・男性):年収550万円→780万円
職種:経理
転職前:中小メーカー
転職後:外資系企業
「英語は得意ではなかったのですが、経理の専門スキルを評価してもらい、外資系に転職できました。転職エージェントが年収交渉を代行してくれたおかげで、230万円のアップを実現。もっと早く転職すればよかったと思っています。」
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年収400万円の場合
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一般的に、大企業は中小企業より年収が高い傾向にあります。ただし、ベンチャー企業やスタートアップでは、ストックオプションや急速な昇進により、大企業を上回る報酬を得られることもあります。
3. 地域・勤務地
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4. 専門性とスキル
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5. 交渉力とタイミング
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まとめ
消防士の年収は額面だけ見れば一般企業より高いと言えるでしょう。 しかし、仕事内容や業務の多さを考えると、高く感じるか安く感じるかは人によるのでなんとも言えません。 年齢・階級・地方によっても給料や仕事内容が変わるので、住んでいる地域や年齢によっても印象は変わるでしょう。 消防士は採用試験の倍率が警察官よりも高く、警察官の中には消防士の採用試験に落ちた人もいます。 給与(額面)は警察官の方が高いので、消防士の人気は年収だけが理由ではないでしょう。 消防士の年収は額面で見れば一般企業の平均より高く、公務員の他の職業と比べるとあまり変わらないと言えます。【2026年最新】消防士の平均の年収を見て
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喜多 湧一
合同会社Radineer マーケティング支援事業部
2017年に合同会社Radineerにジョインし、未経験者向けITエンジニア転職支援サービス「I am IT engineer」の責任者として、20代・第二新卒のIT業界転職を多数支援。現在はマーケティング支援事業部でWebマーケティング事業の統括・ディレクションを担当。
保有資格
専門領域
監修方針:本記事は、喜多 湧一が専門的知見に基づき、内容の正確性と実用性を確認しています。 情報は定期的に見直しを行い、最新の転職市場動向を反映しています。
CareerBoost編集部
転職・キャリア専門メディア
転職・キャリア領域の専門メディア。人材業界経験者、キャリアコンサルタント資格保有者が在籍。累計1,000記事以上の転職コンテンツを制作・監修。
専門性・実績
- 人材業界での実務経験5年以上
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