出典:https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/
三菱商事は、日本を代表する財閥、三菱グループの大手総合商社です。
エネルギー事業を筆頭に、機械、食品、化学品、複合都市開発など幅広い事業領域を持ち、世界90ヵ国にビジネスを展開しています。
今回は、そんな『三菱商事株式会社』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していきたいと思います。
三菱商事に転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
三菱商事株式会社の企業情報
会社名 | 三菱商事株式会社 |
代表者 | 中西 勝也 |
創立年月日 | 1954年7月1日(設立:1950年4月1日) |
資本金 |
204,446,667,326円 |
従業員 |
単体:5,571名 (2022年3月31日現在) |
本社所在地 | 【三菱商事ビルディング】 〒100-8086 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 |
電話番号 | 03-3210-2121 |
主な事業内容
天然ガス事業 | 天然ガス事業では、天然ガスやLNG(液化天然ガス)など、相対的に環境負荷の低い、クリーンなエネルギー資源の開発・供給を行なっています。 |
総合素材事業 | 総合素材事業では、自動車・モビリティや建設・インフラなどの対面事業において、鉄鋼製品、硅砂、セメント、生コン、炭素材、塩ビ・化成品など多岐にわたる素材の販売取引、企業投資、事業開発を行っています。 |
石油化学事業 |
石油化学事業では、燃料、科学素材を提供しています。 |
金属資源事業 | 金属資源事業では、石炭・鉄鉱石などの鉄鋼原料、銅・アルミなどの非鉄金属の各分野において、トレーディング、開発、投資などを行っています。 |
産業インフラ事業 | 産業インフラ事業では、産業およびパートナーとの接地面積を有し、プラントエンジニアリング、産業機械、船舶・宇宙航空機での各分野において多様なビジネスモデルを展開しています。 |
自動車・モビリティ事業 | 自動車モビリティ事業では、自動車関連の一連のバリーチェーンをアジア中心にグローバル展開しています。 |
食品産業事業 | 食品産業事業では、食糧、生鮮品、生活消費財、食品素材などの「食」に関わる商品を消費者にお届けする事業をグローバルに展開しています。 |
コンシューマー産業事業 | コンシューマー産業事業では、リテイル、アパレル・S.P.A、ヘルスケア、食品流通・物流、タイヤ等の各事業領域においてサプライチェーン全体を通した社会・環境課題の解決に取り組んでいます。 |
電力ソリューション事業 | 電力ソリューション事業では、発電(供給側)事業、エネルギーサービス(需要側)事業を展開しています。 |
複合都市開発事業 |
複合都市開発事業では、都市インフラ、都市開発、アセットファイナンスの事業に取り組んでいます。 |
三菱商事株式会社のダイバーシティマネジメント
育児や介護などとの両立支援 |
---|
三菱商事では、育児や介護をしながら働く社員を支援するために、育児・介護制度を拡充していくと同時に、制度への全社的理解を促進し、誰もが制度を利用しやすい環境づくりを進めています。 |
女性活躍推進 |
---|
三菱商事では、女性のキャリア形成と継続のために、託児所の確保、育児・介護と仕事を両立するための柔軟な勤務時間の設定、配偶者の転勤同行に伴う退職時の再雇用の導入など、女性がスムーズに復帰できるようサポートを行っています。 |
LGBTが働きやすい職場づくり |
---|
三菱商事では、性的指向・性自認や性表現に拘らず、全ての社員がその能力を最大限に発揮できるよう、人格と個性と基本的権利を尊重するとともに、安全や健康面も含め適切な労働環境の確保に努めています。 |
シニアの活躍支援 |
---|
三菱商事では、60歳定年到達後の「再雇用契約社員制度」を導入しています。 また、人事部門の100%出資会社「ヒューマンリンク株式会社」に「キャリアデザインセンター」を設立し、シニア人材の活躍を総合的に支援しています。 |
障がい者雇用の促進 |
---|
三菱商事では、企業の社会的責任・ダイバーシティの取組みの一環として、従来より、障害者の雇用に取り組んでいます。 |
三菱商事株式会社の転職難易度
三菱商事の転職難易度は非常に高いです。
理由のひとつとしてまず、中途採用枠が少ないということがあげられます。
三菱商事では、キャリア採用というかたちで中途採用を行っていますが、春と秋の年2回だけしか採用を行っておらず、1回につき5名前後、年間で10名程度の採用と非常に少なくなっています。
また、三菱商事のキャリア採用は即戦力を求めており、どの職種でも実務経験が必須となっています。
さらに、高い英語力や中国語の習得も必要なため、応募できる人も限られてきます。
面接では、前職での経験や自分が三菱商事で活躍できる人材であるということしっかりとアピールするようにしましょう。
三菱商事株式会社の募集要項
出典:https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/recruit/career/
三菱商事のキャリア採用は、春と秋の年2回行われています。
ですので、時期によってはキャリア採用は行われていないので注意しましょう。
事前に「キャリア登録」手続きを行っておくことで、三菱商事から採用選考に関する情報配信を受け取ることができるので、登録されることをおすすめします。
以下は、三菱商事の募集要項です。
キャリア採用
応募資格 |
|
雇用形態 | 正社員契約 |
期間 | 期間の定めなし |
試用期間 | あり(6ヵ月) |
給与月給 |
255,000円〜 ※経験・スキルを考慮の上、当社規定により決定 |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
勤務時間 |
9:15〜17:30(休憩1時間) ※一部フレックスタイム制導入部署あり |
時間外労働 |
あり(月間平均年収残業時間:27.2時間) ※2020年度実績、本社 及び 国内支社勤務の従業員(管理職 及び 顧問・嘱託社員を除く) |
休暇休日 | 完全週休2日制(土・日)、祝祭日、年末年始、年次有給休暇、結婚休暇、リフレッシュ休暇 等 |
諸手当 | 通勤費支給等 |
福利厚生 | 各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、診療所、研修所、独身寮・社宅、育児休暇制度 等 |
勤務地 | 本店(東京)ほか、国内・海外の拠点、事業投資先など |
人材開発制度 | 経営人材育成を目的にした社内研修を、段階に応じて多数整備している他、海外ビジネススクール派遣(MBA/短期プログラム)制度等、各種社外研修派遣プログラムを設けています。 |
募集者の名称 | 三菱商事株式会社 |
新卒採用
募集職種 | 総合職 |
応募資格 |
※国籍、性別、大学、学部、学科は問いません。 |
契約期間 | 期間の定めなし |
試用期間 | 入社後後6か月間は試用期間とする |
給与(初任給) |
総合職(学士卒):305,000円 総合職(修士卒):340,000円 |
賞与 | 年2回(6月、12月) |
勤務地 | 初期配属は当社本店若しくは関西支社、又は当社子会社、その後は異動による変更あり |
勤務時間 |
9:15〜17:30(休憩1時間) ※一部フレックスタイム制導入部署あり |
時間外労働 |
あり(月間平均残業時間:30.4時間) ※2021年度実績、本社 及び 国内支社勤務の従業員(管理職 及び 顧問・嘱託社員を除く) |
休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝祭日、年末年始、年次有給休暇、結婚休暇、リフレッシュ休暇 等 |
諸手当 | 通勤費支給 等 |
福利厚生 | 各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、診療所、研修所、独身寮・社宅、育児休暇制度、配偶者の国内外の転勤に伴う再雇用制度 等 |
募集者の名称 | 三菱商事株式会社 |
三菱商事株式会社の年収
三菱商事の平均年収は以下の通りです。
平均年収:約1,559万円
全国平均の年収が614万円程と言われているので、それと比較すると三菱商事の平均年収は倍以上の水準となっています。
年収は、職種や年代によっても大きく異なります。
ここからは、三菱商事の「年代別」「職種別」の平均年収を紹介していきます。
年代別平均年収
年代 | 想定平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 約298万円 |
25〜29歳 | 約1,147万円 |
30〜34歳 | 約1,272万円 |
35〜39歳 | 約1,316万円 |
40〜44歳 | 約1,474万円 |
45〜49歳 | 約1,665万円 |
50〜54歳 | 約1,805万円 |
55〜59歳 | 約1,789万円 |
60〜64歳 | 約1,192万円 |
職種別平均年収
職種 | 想定平均年収 |
---|---|
営業 | 約1,380万円 |
総合職 | 約1,142万円 |
コーポレート | 約1,268万円 |
管理 | 約1,198万円 |
三菱商事株式会社の評判・口コミ
ここからは、三菱商事で働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。
良い評判・口コミ
悪い評判・口コミ
まとめ
ここまで『三菱商事株式会社』の転職について解説してきました。
三菱商事は世界各国に拠点を持つ大手総合商社なので、倍率が高く、内定をもらうのは容易ではありません。
そんな三菱商事の選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策と言えます。
ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。
コメント