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リクルートホールディングスは、求人広告、人材派遣、人材紹介、ITソリューションなどのサービスを手がけるリクルートグループの持株会社です。
子会社/関連会社は「株式会社リクルート」や、2012年買収した「Indeed」など、国内・国外合わせて62社あり、世界60カ国以上でサービスを展開しています。
今回は、そんな『株式会社リクルートホールディングス』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していきたいと思います。
リクルートホールディングスに転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
目次
株式会社リクルートホールディングスの企業情報
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会社名 |
株式会社リクルートホールディングス |
代表者 |
代表取締役社長兼CEO 出木場久征 |
設立 |
1963年(昭和38年)8月26日 |
資本金 |
400億円 |
従業員数 |
128名(2023年3月31日時点) |
本社所在地 |
〒100-6690 東京都千代田区丸の内1丁目9-2 |
電話番号 |
03-6859-2360 |
事業体制 |
◇HRテクノロジーSBU◇ ◇マッチング&ソリューションSBU◇ ◇人材派遣SUB◇
|
株式会社リクルートホールディングスの転職基礎知識
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休暇
年次有給休暇
リクルートホールディングスでは、最大で年間20日の年次有給休暇が付与されます。
初年度の付与は10日ですが、勤続年数に応じた日数が付与されるようです。
STEP休暇
リクルートホールディングスには年次有給休暇の他に、最大で連続28日間取得できる「STEP休暇」という休暇制度があります。
これは勤続年数が3年以上であれば誰でも取得できる長期休暇です。
このSTEP休暇は3年ごとに取得が可能です。
残業時間
口コミによると、リクルートホールディングスの月の残業時間は40時間程のようです。
残業時間だけで見れば一般企業と同じくらいだと言えます。
部署や職種によって残業時間は異なるようですが、基本的に激務やブラック企業という事はないようです。
株式会社リクルートホールディングスの転職難易度
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リクルートホールディングスの転職難易度はかなり高いです。
というのも、リクルートホールディングスは新卒・中途問わず絶大な人気があり、競争倍率が高いからです。
また、基本的にどの職種も一定以上のスキルや経験が求められるため、未経験の場合や経験が浅い場合は転職が難しくなります。
リクルートホールディングスに転職を考えている方は、リクルートホールディングスが欲している人材に自分がいかにマッチしているかということをアピールするようにしましょう。
株式会社リクルートホールディングスの募集職種
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リクルートで募集している職種は以下の通りです。
コーポレート職
経営企画 |
- コーポレート(オープンポジション)
- オープンポジション(コーポレート領域企画)
- FP&A/管理会計(SaaS事業担当)
- 業務設計・BPR担当(経営基盤DX推進)
- 主任研究員(ワークス研究所)
- FP&A/管理会計担当
- 主任研究員・研究員(労働市場・労働政策領域
- プログラムマネジメント(経営基盤DX推進)
|
ファイナンス |
- ファイナンスオペレーション石鹸推進担当(新規事業)
- 経理推進(次世代ファイナンス)
- 企画統括スタッフ(社内ICT領域)
- 経営基盤DX推進(ファイナンス領域)
- 事業統括・管理(Airビジネスツールズ/決済事業)
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リスクマネジメント |
- セキュリティアナリスト/インシデントハンドラー
- 知的財産・特許担当
- セキュリティエンジニア(脆弱性検査・開発支援)
- コンプライアンスプロジェクト担当
- システムセキュリティコンサルタント(Webサービス担当)
- ITセキュリティ企画推進<リーダークラス>
- デバイスセキュリティマネージメント
- ソリューション法務(個人情報保護領域)
- セキュリティ内部不正監視担当
- 金融コンプライアンス担当
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人事・総務 |
- 次世代人材開発(プロジェクト企画担当)
- HR Strategic Plannner
- 中途採用担当
- HRビジネスパートナー
- 企画統括(プロダクト統括組織)
- コミュニケーション&ナレッジ推進
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総務 |
- ワークプレイス企画推進(ICT企画運用)
- ワークプレイス企画推進
|
広報・サステナビリティ |
- UXライター(社内ICT領域)
- 組織開発支援/インナーコミュニケーション推進(事業領域横断)
- コミュニケーション&ナレッジ推進
- サステナビリティ企画推進
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ビジネス職
ビジネスディベロップメント |
- UI/UXディレクター(オープンポジション)
- オープンポジション(事業企画・営業企画)
- 新規事業開発(ペイロール/給与支払システム)
- プロダクトマネジメント(スタディサプリメントENGLISH)
- 営業企画・推進(障害福祉事業所向けSeeS領域)
- 戦略M&A担当
- プロダクトマネジメント(住まい領域)
- プロダクトマネジメント(ブライダル領域)
|
マーケティング |
- マーケティング(オープンポジション)
- コンテンツSEO
- アートディレクター(領域横断)
- マーケティングストラテジスト
- アドテクノロジースペシャリスト
- SEOスペシャリスト
- CRMスペシャリスト
|
プロダクトグロース |
- コンテンツディレクター(スタディサプリ領域)
- UXライター(社内ICT領域)
- エンプロイーサクセス<リーダー>※データ分析業務経験者
- 編集ディレクター(じゃらん)
- 教材コンテンツディレクター(スタディサプリ)
|
顧客接点(営業等) |
- 営業/マリッジ&ファミリー領域
- スーモカウンター住宅アドバイザー
- 新規営業
- 大手法人向け企画営業
- ソリューション営業
- 業務設計・BPR
- 企画営業/飲食領域
- 渉外営業/まなび進学情報領域
- 営業アシスタント(TS社員)
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テクノロジー職
プロダクト開発ディレクション |
- ITサービスマネジメント(領域オープン)
- プロダクト開発ディレクター
- ITサービスマネジメント
- プログラムマネジメント
- 業務系システム企画・開発ディレクション(社内SE)
- ITガバナンス戦略担当
|
プロダクト開発エンジニア |
- エンジニア(オープンポジション)
- Flutterエンジニア ※Flutter未経験歓迎
- フロントエンジニア
- ネイティブアプリエンジニア
- Webアプリケーションエンジニア
- Javaエキスパート(ライブラリ開発エンジニア)
- iOSエンジニア
- Androidエンジニアリングマネージャー
- QAエンジニア
|
社内ICT・DX推進 |
- 社内ICTインフラ(オープンポジション)
- 経営管理業務プロセス設計(業務企画・推進)
- 基幹勘定系システム企画・推進
- サーバーエンジニア
- エンジニアカジュアル面談
- デバイスセキュリティマネージメント
- パブリッククラウドエンジニア
- ネットワークエンジニア
|
データ |
- データアナリスト(プロダクト戦略企画)
- BIエンジニア/ディレクター/コンサルタント
- アクセス解析エンジニア/ディレクター/コンサルタント
- アナリティクスエンジニア
- 機械学習エンジニア
- シニアソフトウェアエンジニア(データアプリケーション)
- パブリッククラウドエンジニア(AWS,GCP)
- 【選考意思不問】データ職種カジュアル面談
|
時期によって募集している職種は異なりますので、給与や労働条件、希望する職種が募集されているかなどを採用情報や転職エージェントで定期的に確認するようにしましょう。
株式会社リクルートホールディングスの年収
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リクルートホールディングスの平均年収は以下の通りです。
平均年収:約997万円
全国平均の年収が614万円程と言われているので、それと比較すると300万円以上も高くなっています。
年収は、職種や年代によっても大きく異なります。
ここからは、リクルートホールディングスの「年代別」「職種別」の平均年収を紹介していきます。
年代別平均年収
年代 |
想定平均年収 |
20〜24歳 |
約514万円 |
25〜29歳 |
約767万円 |
30〜34歳 |
約855万円 |
35〜39歳 |
約901万円 |
40〜44歳 |
約980万円
|
45〜49歳 |
約1,069万円 |
50〜54歳 |
約1,146万円 |
55〜59歳 |
約1,131万円 |
60〜64歳 |
約826万円 |
どの企業でも言えますが、リクルートホールディングスの平均年収は「50〜54歳頃」が一番高くなっています。
職種別平均年収
職種 |
想定平均年収 |
総合職 |
約1,311万円 |
一般職 |
約922万円 |
技術職 |
約903万円 |
リクルートホールディングスで平均年収が一番高いのは「総合職」となっています。
総合職と言っても幅広いですが、年収は1,000万円を超えることもあるようです。
株式会社リクルートホールディングスの評判・口コミ
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ここからは、リクルートホールディングスで働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。
良い評判・口コミ
【女性の働き方】
男女問わず働ける環境です。
なので男性が出世しやすいとか、女性が出世しにくいなどは無いと思います。
女性には産休、育休制度がしっかりしており、住宅でのリモート勤務も可能です。
仕事と両立ができ、給料も良いです。
営業となるとベンチャー企業が前進だった為、厳しく感じる部分もありますが、素直さと言われた事を実行する行動力さえあれば続けていく事は可能です。
【ワーク・ライフ・バランス】
リモートワークが可能で、先進的な取り組みを積極的に推進しています。
自立したプロフェッショナルにとっては、とても働きやすいと思います。
ただし、期待値は高いので、それに食らいついていく根性は必要です。
【働きがい】
成果さえ上げれば、仕事のやり方はほとんど自由なので、自分のやり方が試せます。
チームの結束力も強いので、自分のためではなく、チームのために頑張ろうという気持ちがモチベーションUPに繋がっています。
悪い評判・口コミ
【退職検討理由】
社員が契約社員を指示して使う、使い方が雑すぎます。
契約社員というだけで、下に見られていると感じる疎外感…。
営業の社員はノルマはないと言われつつ上からのプレッシャーで残業も多く入れ替わりが早かったように思います。
派遣をとるならきちんと仕事を教えてから業務につかせるなどした方がいいと思います。
リクルート=大手なので働けたらラッキーと軽い気持ちで入ったのがダメだったなぁと後悔しました。
一人で疎外感があろうが独自のやり方を勝手に考えて図太く働けるような人にはいい職場だと思います。
答えがわからないとストレスを感じるタイプには不向きです。
かなり前の話なので今は改善されているかもしれません。
【経営者への提言】
従業員を大切にしたほうがいいと思います。
このままでは会社がつぶれてしまいます。
やはり会社で一番重要なのは従業員のため、ライフワークバランスの充実、給与を沢山払う、作業をすべて下に振るだけでなにもしない上司の排除、ハラスメントの防止など会社ですごしやすい環境の整備を最優先で実施すべきと思います。
【評価制度】
人事部や上司と仲良くやれているかどうかで昇進できるかどうか決まります。
上司は、部下と役職に関して直接的な競合になり得るため、自分より少し優秀でない人間の長所を取り上げて高く評価し、自分より優秀な人間に対しては問題点を取り上げて低い評価を行う傾向があります。
部署ごとに評価の甘い/厳しいの違いが激しく、会社全体として評価のバランスが取れているとは思えませんでした。
まとめ
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ここまで『株式会社リクルートホールディングス』の転職について解説してきました。
リクルートホールディングスは日本を代表する大手企業なので、倍率が高く、内定をもらうのは容易ではありません。
そんなリクルートホールディングスの選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策と言えます。
ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。
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