キャバ嬢の年収は？仕事内容や働く方法徹底解説【彼氏持ちもOK】

キャバクラという華やか世界で働いているキャバ嬢。

収入がどの程度なのか気になりますよね。

本記事ではキャバ嬢の平均年収や仕事内容、働く方法について解説します。

キャバ嬢の平均年収

キャバ嬢の平均年収は正社員の場合、350万円程度です。

平均時給はアルバイトやパートの場合2,000円、派遣社員だと1,300円となります。

店舗のランクや立地、キャバ嬢の人気が収入に影響し、人気キャバ嬢になると年収が数千万クラスになるケースもあります。

地域別平均時給・年収

地域	平均時給	平均年収
北海道・東北	1,800円	401万円
関東	2,300円	302万円
中部・北陸	2,200円	370万円
近畿	2,200円	340万円
中国・四国	2,300円	390万円
九州・沖縄	2,050円	323万円

一番平均年収が高いのが北海道・東北地方の401万円。
低いのが関東地方の302万円となります。

100万円近く差がありますね。
人気があれば平均年収を大きく上回る収入を確保できることもありますよ。

キャバクラの給料システム

「指名料」という言葉を聞いたことあるけど、どういう意味かわからないという方もいますよね。

キャバクラを始めとしたナイトワークには複数の給与システムがあります。

これから、代表的な給与システムを紹介していきます。

固定時給制

固定時給制は1時間働くと決まった給与が払われるシステムです。

学生のアルバイトや副業のキャバ嬢に向いていますね。

スライド式時給

スライド式時給はポイント制とも呼ばれ、指名数や売上に比例して時給が上がるシステムです。

指名数や売上など店舗側が基準を決めています。それをクリアすると昇給できるんですね。

働き始めは固定時給制で、試用期間が終わるとスライド式時給に変わることが多いです。

指名料バック

指名料バックとは指名数によって給料が発生するシステムです。

一般企業でいうボーナスに近いですね。

指名には下記のように2種類あります。

• 本指名：固定客からの指名
• 場内指名：フリー来店の客からの指名。

本指名は1人1,000円～、場内指名は1人500円～と、指名料バックの金額が違います。

売上バック

売上バックとは、指名客の売上の何割かがインセンティブとして支払われるシステムです。

割合は店によって異なり、中には50％のバックを得られる店もあります。

売れている人気キャバ嬢の場合、指名料バックと売上バックの割合が引き上げられることもあります。

キャバ嬢の仕事内容とは？

ここでは、キャバ嬢の仕事内容を紹介していきます。

飲食店などといった他の接客業とは接客方法が異なり、独特の接客方法が用いられているのが特徴です。

店内での仕事

店内での仕事は多岐に渡ります。

• ドレス、ヘアセット、メイクをして綺麗な女性で居る
• 名刺を渡して名前を覚えてもらう
• お客様の隣に座って、おしゃべりを楽しむ
• お酒を作って、お客様に提供する
• お酒やソフトドリンクをお客様と一緒に楽しむ
• タバコに火を付ける
• 延長や指名、ボトル交渉をする
• line交換する
• 待機中にはお客様と連絡を取る
• お客様とアフターで食事やカラオケなどに行く

店内では、お客様が快適に過ごせるように気配りをすることを一番に心がけて動きます。

お客様におしゃべりやカラオケで楽しく遊んでもらい、気分をリフレッシュしてもらうことが目的です。

キャバクラを利用するのは基本的に男性です。

綺麗な女性と近くでおしゃべりできるということで、男性としては疑似恋愛を体験できるのも魅力のひとつでしょう。

丁寧な接客でお客様をもてなし、自分の名前を覚えてもらうことが大切ですよ。

名前を覚えてもらうことで、次回来店時に指名される可能性が高まり、自身の収入アップへ繋がります。

店外での仕事

店内だけでなく、店外でも同伴という仕事が存在します。

同伴とは、出勤前にお客様と一緒にお店の外で食事をしたり、買い物などをしてから一緒にお店に行って接客することです。
基本的に同伴中に時給は発生しません。

しかし、同伴をすることでほぼ確実に指名をもらうことができます。

そのため、自身の成績や収入アップにつながるのです。
大抵の店舗では同伴料というものがあり、料金の一部がキャバ嬢へ還元されるケースが多いです。

また、勤務時間外にlineや電話でコミュニケーションを取ることもあります。

コミュニケーションのなかでお客様に来店して欲しいと伝えることで指名につながりやすくなるのです。

キャバ嬢という仕事の魅力

水商売に分類されるキャバ嬢は、社会的地位が低い傾向にあります。

ですが、男性はキャバクラに癒しや希望を求めて来店します。

疲れた社会人に癒しやエネルギーを与える大切な仕事なのです。

仕事で疲れたから癒されたいサラリーマンや、コミュニケーション能力を上げたい人、楽しい気分になりたい人、話し相手が欲しい人などお客様の希望は様々です。

そういったお客様を楽しませ、生きる活力を与えるのがキャバ嬢です。

自分の生活のためだったり、他の夢をかなえるための資金調達にキャバ嬢として働いている人もいるでしょう。

キャバクラの仕事には、誰かを元気づけたり癒やしたりできる魅力があります。

キャバ嬢には、コミュニケーションが好きだったり、誰かのために尽くせる人が向いているでしょう。

ナンバーワンになるには気の強さも必要ですが、接客業である以上、気配りや優しさが欠かせません。

キャバ嬢になる方法

ここでは、キャバ嬢になる方法や注意点を紹介していきます。

トラブルを回避するため、しっかり確認してくださいね。

体験入店

キャバ嬢になるには、まずは体験入店をしましょう。

体験入店とは1日～数日だけお試しで働くことが出来る制度のことです。

実際に働くことで、基本的な業務内容や職場の雰囲気を確認することができるので安心ですね。

もし、自分に合わないと感じたら辞退することもできます。

体験入店するときは、営業許可証を得ている店舗を選んでください。

無許可で営業している店舗だと、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。

キャバクラで稼ぐためのポイント

キャバクラではただ闇雲に仕事をしても、効率良く稼ぐことはできません。

地道な努力や、テクニックを身に付けることが非常に重要です。

ここからは、キャバクラで稼ぐためのポイントを説明していきます。

初めからハイレベルな高級店に入店しない

最初は、高級店に入店しないということが大事です。

高級店といったレベルの高い店舗へ来るお客様は、指名するお気に入りのキャバ嬢がいます。

そのためヘルプに回されることが多く、稼げるチャンスが少なくなってしまいます。

また、閑散期などは出勤調整の対象になってしまう可能性があり、稼げなくなることもあるので注意が必要です。

最初はカジュアルな店舗で経験を積み、スキルを身につけるのがいいでしょう。

その際に自分の指名客をつけることができれば、新しい店舗へ移籍した際も足を運んでくれるはずです。

すぐに大金を稼ぐことは難しいため、しっかりと下積みをしてから高級店へ行くのがオススメですよ。

客単価（セット料金）の高いお店に入店する

お客様をつけることができたら、セット料金が高い店舗に移籍しましょう。

セット料金が上がるということは、自分の収入アップへとつながります。

ですが、高額過ぎるセット料金の店舗へ移籍すると、せっかくついてくれたお客様が離れてしまうかもしれません。

ですので、今の店舗よりも少しだけ高いところにすると良いでしょう。

お店によっては、自分がお店を辞める際に自分のお客様をほかのキャストに引き継がせるところもあります。

自分の指名客を離すことなく移籍できるように、お客様との関係を深いものにしておきましょう。

出勤日数をできるだけ増やす

収入を上げるためには出勤日数は非常に重要なのです。

出勤する日が増えれば増えるほど、新規のお客様に会えるチャンスが増えます。

固定の指名客も大切です。

一方で新規の指名客の獲得にも力を入れましょう。

集客力の高い店舗であれば顔を合わせる方の数も自然と増えていきます。

そこが自分の指名客を増やせるチャンスです。

もし自分の出勤回数が少なくなれば、お客様が来店する機会も減り、他のキャバ嬢へ乗り換えてしまう場合もあります。

店舗によっては出勤日数の多いキャバ嬢の時給を上げることもあります。

お客様とはこまめに連絡をする

お客様から指名を頂くためには、自分に会いたいと思わせることが一番大事です。

一、二度会った程度で信頼関係を築くのは難しいでしょう。

信頼関係を築くために、会っていない時間にこまめに連絡することが重要となります。

LINEなどの連絡ツールで何気ない会話や電話をするなどして、関係を深めていきましょう。

そうすれば、店舗へに足を運んでくれる機会も増えるはずです。

キャバ嬢に求められるスキル

キャバ嬢として働くうえで必要になるスキルを紹介していきます。

収入アップにもつながるものになるので、しっかり確認していきましょう。

コミュニケーション力

キャバ嬢として働くには、コミュニケーション力が大事になります。

簡単な世間話がほとんどになるので、一般的なコミュニケーション力で問題ありません。

ですが、銀座や六本木などのエリアで働くと、お客様の会話もハイレベルになります。

しっかり教養や知識をつけておきましょう。

共感力

お客様と話している中で、しっかり共感することも大事です。

共感することで相手を喜ばせることが出来ます。

「今日は本当に仕事が疲れたよ……」とお客様が話したら、「疲れるくらい頑張ったんですね。お疲れ様です！」など相手に寄り添う姿勢をみせましょう。

気遣い・気配り

お客様の話を聞くだけではなく、気遣いや気配りも重要です。

グラスの中身が少なくなったらお酒をつくる、氷が減っていたら追加する、水滴を拭くなどしっかり気を遣う必要があります。

グループで来店している場合は、話には入れていない人に話を振るなど、シンプルな会話のなかでもしっかり技術が必要になります。

初心者キャバ嬢として働くうえでの心構え

初めてキャバ嬢として働くけど、どうすればいいのか不安といったケースもありますよね。

初心者キャバ嬢として働くうえでの心構えを説明します。

謙虚な姿勢

お客様はもちろん、先輩キャバ嬢や黒服に対して謙虚な姿勢を保ちましょう。

一番最初は、先輩キャストやスタッフにイチから教えてもらいます。

人との関係が大事な職業のため、嫌われてしまったり煙たがられてしまっては働くうえで支障が出ます。

謙虚な姿勢を忘れず、良い関係を築いておくことで、お客様や先輩キャバ嬢、黒服に可愛がってもらえるでしょう。

連絡先の交換をする

フリーで来店しているお客様の席についたら、連絡先を積極的に交換しましょう。

お客様の傾向として「営業連絡されるのは苦手だけど、お店で連絡先を聞かれるのは嬉しい」と感じる方が多く、ガツガツいきすぎなければ教えてくれるはずです。

連絡先を交換したら、その日にお礼の連絡を入れることで喜んでもらえますよ。

聞き上手になる

キャバクラに遊びに来るお客様は、自分の話を聞いてもらいたい方が多いので聞き上手になることが大切です。

自分の話ばかりせず、相手の話をしっかり聞いたり、相手が話しやすい雰囲気を作ったりしましょう。

また、お客様の興味のありそうなことを質問することも大切です。

そして、お客様との会話はきちんと覚えておきましょう。

覚えておくことで、LINEの中で会話の続きをしたり、次回来店したときに話を振ることで「この子はちゃんと会話を覚えていてくれる子だ」と認識してもらえます。

会話の内容や相手の雰囲気などを覚えておくのが苦手だったり、慣れないうちはメモ帳やノートに記録を残しておくとよいでしょう。

まとめ

キャバ嬢の平均年収は350万円と、決して高所得と言える金額ではありません。

平均時給はアルバイトやパートの場合2,000円、派遣社員だと1,300円となります。

ナイトワークは高収入を得やすい印象がありますが、その裏にはお客様と信頼関係を築いたり、気配りのために周囲を注意深く観察するなど地道な努力が必要です。

努力を重ね、人気キャバ嬢になれば数千万の年収も夢じゃありません！