外資系への転職に強い転職エージェントってあるの…?
外資系企業やグローバル企業と聞くと
「すごくドライで、サバサバしてるんじゃない…?」
「高い英語力も必要だし、自分には向いていない環境なんだろうなぁ…」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
その一方で、日本企業より給与水準が高く、頑張れば稼げる環境ともなっています。
チャレンジする環境に身を置くために、外資系企業への転職を考えている、という方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
外資系企業への転職を成功するためには、転職者自身に高い能力やスキルが必要なのはもちろんです。
それに加えて、外資系企業に強い転職エージェントを使うことで、転職成功率はかなり上がります。
この記事では、外資系の企業の特徴について触れた上で、外資系企業に強い転職エージェントを5社ほどご紹介したいと思います。
外資系企業の特徴とは…?
まずは、外資系企業の全体的な特徴について簡単に説明をしていきます。
外資系業界と一言に言っても、あらゆる国があり、国ごとに少しづつ特徴が違います。
そのため、外資系企業を一概に同等に扱うことはできません。
ここでは、日本で一般的な外資系企業であるアメリカ系の企業をイメージして外資系企業を説明していきます。
ポイント1:給料が高い
アメリカ系外資は、日本の企業より全体的に給与が高めに設定されている、というイメージがある方も多いでしょう。
実際に投資銀行の平均年収で比較しても
- 野村証券(日系最大の投資銀行):1,163万円
- The Goldman Sachs Group, Inc.(世界最大の投資銀行):1,200~4,000万円
ここまで違うとやはり驚きますよね…
その背景として、グローバル化を遂げている企業のため、ワールドワイドな事業展開を行っており、莫大な資本を持っていることが挙げられます。
それに加え、日系企業よりも魅力的に思ってもらうため、給与水準を高く設定してあります。
日本の市場というのは、あらゆる業界においてビジネスチャンスが広がっていると考えている企業が多いです。
そのため、採用担当者は有能な人材であれば、日本で高いお金を出して雇いたいと考えています。
ただし、一定以上の成果を出せない場合レイオフ(解雇)も想定されます。
外資系企業への求職にはリスクがついてくることは、やはりある程度理解が必要だと言えます。
ポイント2:早期のキャリアアップが可能
最近は日本の会社においても年功序列はかなりなくなってきました。
しかし、アメリカ系外資系企業においては、年功序列という概念はそもそも存在しません。
有能な人材であればどんどん昇格・給与アップが可能となっています。
また、フラットな組織体系や裁量をもった働き方ができるという点でも魅力的です。
ポイント3:世界の舞台で勝負が可能
基本的に、外資系企業は世界のあちこちに拠点や支社を持っています。
海外で勝負したいという場合は、現地法人で働ける可能性がある外資系企業はかなりオススメだと言えます。
外資系企業に強い転職エージェント厳選5社!
ここからは、外資系企業に強い転職エージェントについて5社ご紹介していきます。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ロンドン発祥の日系転職エージェントです。
そうしたインターナショナルな企業文化に加え、英国とアジア8カ国に広がる独自のグローバルネットワークネットワークを背景として、転職実績を積み重ねています。
そうして培われたグローバル転職支援のノウハウは、総勢約550名のキャリアコンサルタントに共有されています。
ですから、JACリクルートメントのコンサルタントは、その一人一人が高い専門性を備えた転職のプロフェッショナルとなっています。
各業界出身のコンサルタントも多く、業界に関する専門的な知識も豊富です。
そのため、転職者の経験や能力についてその価値を正しく理解することが出来ます。
さらに、コンサルタント自身が企業に直接訪問しているため、企業の文化や風土、事業戦略を把握し、他では得られないリアルな企業情報をタイムリーに伝えることが可能です。
また、JACリクルートメントは約25,000社の企業と取引があります。
こうした求人企業との強固な信頼関係により、掲載されている求人の60%は「非公開求人」であり、中にはJACリクルートメントだから紹介できる独占求人も多数あります。
業種・職種を問わず、外資系への転職を目指しているのであればJACリクルートメントをお勧めします。
アージスジャパン
アージスジャパンは
- 求職者へのグローバルな活躍の場を提供する
- 企業に国際的経営を支える優秀な人材を紹介する
という目的で1997年に設立されました。
創業当時から外資系に特化した事業を展開し、外資系企業の日本進出の際の採用サポートを行ってきました。
現在では、外資系企業のみならず、日系グローバル企業からも広く求人を預かっています。
将来性の高い優秀なジュニアスタッフをはじめ、高いスキルを持つ専門職スタッフ、企業経営の中核となるエグゼクティブ、コンフィデンシャルな求人まで幅広く対応しています。
また、アージスジャパンは「キャリアカウンセラー」と「企業担当」を兼務しています。
転職後に
「聞いていた仕事内容と違う…」
「仕事は思っていた通りだけど社風に馴染めない…」
といったミスマッチが起きないように、アージスジャパンが企業担当者からダイレクトに求人を紹介します。
そのため、求人情報のスピードが速くかつ質が高いのが特徴です。
採用プロセスの中の全てのコーディネーション、入社までの全てのプロセスを一貫して担当しているので、求人企業の情報と実業に乖離がありません。
アージスジャパンの転職サポートは、常に「5~10年後どうなりたいか」という将来のキャリアプランを共に描き、「そのために今、何をすべきか」を共に考えます。
こうして一人ひとりの転職サポートをオーダーメイド感覚でコンサルティングしていく、それがアージスジャパンのスタイルと言えます。
外資系企業や、日系企業でもグローバルに事業を展開している企業に強く、特にコンシューマー領域・ラクジュアリーと呼ばれる個人向け高級商材を取り扱っている会社の転職に強みを持っています。
社内には、語学力にたけたキャリアアドバイザーも在籍していることから、英文レジュメの添削も対応してもらえます。
近年はメーカー領域の転職実績も出しているため、有形商材全般にたけているという印象です。
有形の業界を目指されるのであれば、アージスジャパンはオススメの転職エージェントです。
マイケルペイジ
マイケルペイジはロンドンで設立された外資系の転職エージェントで、日本ではあまり知られていません。
しかし、世界的には有名な転職エージェントで、36カ国で140支店を保有しているワールドワイドな転職エージェントです。
世界の一流企業にスペシャリストを正社員、契約社員、派遣社員として紹介しています。
日本においては、主に外資系・日系グローバル企業の転職支援や求人案件の紹介を行っており、東京オフィスは2001年に設立されました。
クライアントは世界的な一流企業が多く、各分野におけるスペシャリストが多数在籍しています。
東京オフィスでは
- IT
- エンジニアリング
- マーケティング
- 人事
- 営業
- 事務系
- 財務・経理
- 購買・サプライチェーン
- 金融
- 法務
- 小売
- 医療・ヘルスケア
- ライフサイエンス
- 不動産
- エグゼクティブサーチ
といった職種においての案件を紹介しています。
このようにどの業界にも強く、特に外資系企業の転職には強みがあり、クライアントからも高い信頼感を得ています。
そのため、外資系企業への転職に注力したいという求職者に対しては、とにかく迅速に対応するため、スピード感は業界随一を誇ります。
特に、直近では優秀なIT業界向けの転職エージェントとして国内で2016年Recruitment International Asia Awards「最優秀IT&テクノロジー人材紹介会社」を受賞しています。
その一方で、年収800万円以下の求職者には、あまり見向きもしません。
年収の高い層でないと、内定・入社したとしても、高い金額の手数料を稼げないため、年収の低い層の転職支援には熱心ではありません。
ハイクラス求人を受けないと判断された場合、面談を受けた後に放置されるという評判や口コミもよく聞きます。
そのため、ハイクラス以外の方にはあまりオススメできません。
しかし、ハイクラスの方にはぜひともオススメしたいエージェントの一つではあります。
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズは、1985年に英国ロンドンで設立されたスペシャリスト人材紹介会社です。
最近は、国内資本系のクライアント開拓を行っていますが、もともとは外資系専門の転職エージェントとしてポジションを築いてきました。
世界28カ国の主要都市にオフィスを構え、日本においては2000年に東京オフィス、2007年に大阪オフィスを設立しました。
主に外資系/日系グローバル企業における、バイリンガルをはじめとするグローバル人材の転職/採用支援において、17年以上にわたり信頼と実績を築いてきました。
常時3,000件の求人案件を保有し、世界有数のグローバル企業をはじめ、ベンチャー企業や中小企業に至るまで、幅広い企業の求人を取り扱っています。
専門分野は、製造業・IT系・金融・小売・ヘルスケア・自動車・エネルギー・化学・オンライン・サプライチェーン・不動産など多岐に渡り、高い実績を誇ってきています。
社内には外国人のキャリアアドバイザーも数多く在籍し、管理職などの経営層にまでアプローチができる体制がとられています。
そのため、英文レジュメの作成にも当然強く、サポートできる体制が取られています。
有形・無形を問わず、外資系企業での就労を希望されている方であれば、ロバート・ウォルターズもオススメできる転職エージェントの1つです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントとは、大手人材会社リクルートホールディングスが運営する国内最大の総合系転職エージェントです。
リクルートエージェントが保有している、一般に公開されていない「非公開求人」の数は業界トップクラスの約10万件となっています。
リクルートエージェントは、業界別にみても偏りなく求人を扱っていますが、外資系の求人やグローバル求人も豊富に取り扱っています。
特に、アジア圏におけるリクルートの影響力は高く、リクルートはアジア圏でNo.1の転職エージェントとして位置しています。
そのため、外資系の中でも、韓国系、中国系をはじめとしたアジア系外資の転職には強いです。
また、ここまで見てきた転職エージェントは概して、ミドルクラス・ハイクラスといった一定以上のハイキャリア層に強みを持っていますが、一方で業界未経験者や若手層の転職にはそれほど熱心ではありません。
しかし、リクルートエージェントの登録者には20代や30代前半の若手層の求職者も多いため、案件数はどこよりも多いです。
加えて、独自の転職支援サービスとして
- Personal Desktop
- AGENT Report
を提供しています。
転職支援専用システム「Personal Desktop」は、専用ページで企業への応募や面接などの進捗管理が出来るほか、案内に従って情報を入力するだけで職務経歴書が作成できる「レジュメnavi」も搭載されています。
「AGENT Report」には、求人企業の特徴や働く環境、選考のポイントが詰まっており、企業の実情を知ることが出来ます。
一定数以上の求人を見たい方にはリクルートエージェントはどこよりもオススメです。
より詳しくリクルートエージェントについて知りたい方は、以下の記事も目を通してみてください!
外資系企業への転職を志望している方にとっては、今まで見てきた4つの転職エージェントとリクルートエージェントを両方登録するのがベストな転職活動の進め方でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
外資系企業への転職というのは、確かにリスクがついて回ってきます。
しかし、頑張れば頑張っただけの報酬が支払われる会社が多いのも事実です。
また、国内系企業よりも自分自身の裁量をもって仕事を進められます。
そのため、一定の報告等は必要となりますが、自由に思うような仕事をしたい方には非常に向いている労働環境と言えます。
大手日系企業でがんじがらめの中で仕事をしており、自分の裁量をもって仕事をしたい方にとっては外資系企業への転職というのは選択肢の一つとなりえます。
ただし、外資系企業への転職については、採用基準はかなり厳しいものとなっており、余程の語学力がないと未経験者を受け入れることはありません。
外資系企業への転職を考えている方は、英語の資格に関する記事にもぜひ目を通してみてください!
また、面接のコミュニケーションも独特となっています。
そのため、そうした外資系企業への転職の難しさをちゃんと認識して、面接対策などしっかりとした対応をしてくれる外資系企業への転職を専門とした転職エージェントを使うべきでしょう。
もしくは、多くのチャレンジのできる求人数をもった総合型の転職エージェントからのサポートを受けながら転職活動を行うべきです。
そうすれば、高い確率で外資系企業への転職を成功させることが出来るでしょう。
外資系への転職を実現したいと思うのであれば、紹介した5社の転職エージェントに登録し、あなたに合った転職エージェントからのサポート受けてみてはいかがでしょうか。
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