ITコンサル転職に強い転職エージェントおすすめ人気ランキング2024年11月最新【徹底比較レビュー】

(※マイナビを含む一部プロモーションが含まれています)

ITコンサルタントはIT技術を使って企業の抱える問題解決に導く支援をしていく仕事です。

コンサルタント職の中でも高収入といわれることもあり、転職を希望する人も多い職業でもあります。

そしてITコンサルタントの求人を扱っている転職エージェントやサイトは数多くありますが、どれを使ってもいいというわけではありません。

そこで今回は、ITコンサルタントの転職に強い転職エージェントを厳選してピックアップしていきます。

転職エージェントを活用する方法や利用の流れ、ITコンサルタントの転職に強い転職エージェントの選び方なども詳しく解説していきます。

ITコンサルタントへの求人をお探しの方必見の内容となっています!

【結論】口コミで分かった編集部おすすめ転職エージェント

結論!当サイトが口コミをリサーチした結果、みんなから支持を得ている転職エージェントは次の3つだと判明しました!

どれのエージェントに登録しようか悩んでいる方は、複数登録することをおすすめします!

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1位:マイナビエージェント

  • 新卒サイトNoのマイナビが運営
  • 金融・メーカー・ITの転職支援に精通
  • 20-30代の若手の転職支援に定評

担当者によってサービスの質に差があったり、グループ内の情報流出など、やや安定感に欠けるため、『リクルートエージェント』や『doda』と併用することをおすすめします。

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2位:doda

  • リクルートと並ぶ求人数を保有するエージェント
  • リクルートが保有していない優良求人案件に出会う確率が高い
  • 全国どの職種をとっても求人が豊富

担当者によってサービスの質に差があったり、グループ内の情報流出など、やや安定感に欠けるため、『リクルートエージェント』や『マイナビエージェント』と併用することをおすすめします。

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3位:リクルートエージェント

  • 求人数No.1を誇る大手転職エージェント
  • 年収750万円以上のハイクラス層向けに『リクルートダイレクトスカウト(by リクルート)』も運営
  • 全国どの職種をとっても求人が豊富

担当者によってサービスの質に差があったり、グループ内の情報流出など、やや安定感に欠けるため、『doda』や『マイナビエージェント』と併用することをおすすめします。

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目次

ITコンサルへの転職に強いおすすめエージェント

マイナビエージェント

「マイナビエージェント」は、20代や第二新卒のサポートが手厚い転職エージェントです。

第二新卒歓迎の求人を多く保有しているほか、転職経験がない方・浅い方に対して書類の添削や、模擬面接などを行ってくれます。

マイナビエージェントは、さまざまな業界・職種の求人を保有しています。長年人材サービスの業界トップクラスの企業として活躍しているため、大手企業とのパイプがあります。

さらに非公開求人も豊富なので、自分にとって最適な求人を吟味して探したいという場合にもおすすめです。

丁寧なバックアップで「自分が将来どのようになりたいのか」という部分から支援してくれるので、自分の将来に繋がる転職を実現できます。

なお「バックアップ期限」は設けられていないので、自分のペースで転職活動ができるのもメリットでしょう。

首都圏のみならず、地方の求人も数多く取り扱っているので、Iターン・Uターンで地方での就職・転職を検討している人にも求人を見つけやすいのがうれしいポイント。

なおITコンサルタントの求人案件では、年収500万円以上だけでなく600万円以上・700万円以上の案件も扱っているので、さらにキャリアアップしたい方にもおすすめです。

対象年代 年齢制限なし
対象者 全業種・職種
利用料金 無料
公開求人数 非公開
非公開求人数 非公開
書類添削 あり
面接指導 あり
面談可能時間 平日(9:00~20:30)
土曜(9:30~17:30)
電話面談

 

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、レバレジーズ株式会社が運営するIT・Web業界に特化した転職エージェントです。

IT関連の職種に特化したサービスを15年にわたって提供しているため、エンジニアのキャリアや転職事情に関する情報やノウハウも豊富なのが強みです。

IT関連の求人を多数取り扱っているため、ユーザーのスキルや経歴、希望条件に応じてぴったりの求人を紹介してくれます。

登録から入社まですべてのサービスを無料で利用できます。求人の紹介料や仲介料などが不要のため、経済的に負担をかけずに転職活動を行えるのが特徴です。

ITコンサルタントは600件以上あり、その他プログラマーやネットワークエンジニア・社内SEなどのエンジニア関連の求人も充実しています。

さらに非公開求人の中には、ベンチャー企業の中核メンバー募集情報など、普段ではなかなか見つけにくい魅力的な求人も掲載されていることも。

対象年代 20代~40代
対象者 IT・WEB業界志望のエンジニア経験者 (未経験向けの求人は無し)
利用料金 無料
公開求人数 7,053件
非公開求人数 約6,000件
書類添削 あり
面接指導 あり
面談可能時間 平日(10:00~20:00)
土(10:00~16:00)
電話面談 可能

 

 

リクルートダイレクトスカウト

旧キャリアカーバーのリクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つだけで年収アップやキャリアアップを目指せる仕組みが特徴の転職エージェントです。

ヘッドハンターは、求人紹介をしてくれるだけでなく、転職やキャリアの相談もできるので、転職活動自体が初めての人でも安心でしょう。

そして登録後に開設されるマイページ上では、ヘッドハンターの検索も可能です。自分の経験やスキルにマッチするヘッドハンターを逆指名できる点が他のエージェントにない点でしょう。

  • 担当業種
  • 担当職種
  • 業界経験年数
  • 勤務地
  • フリーワード

各ヘッドハンターの詳細画面では、得意とする業種や職種、サポート実績などが分かります。

画面下部の「相談する」ボタンを押すと、ヘッドハンター宛にメッセージを送ることもできます。

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス専門のため、高年収求人の紹介が多いので、転職前の年収が600万円以上の人またはそれくらいの年収を目指す人にもおすすめのエージェントです。

スカウトを利用することで、今すぐは転職を考えていなくても「これまでの経験がどれだけ評価されるか」といった自分の市場価値を知る手がかりにもなるでしょう。

対象年代 年齢制限なし
対象者 年収600万円以上
利用料金 無料
公開求人数 55,153件
非公開求人数 非公開

 

 

Geekly

Geeklyは、株式会社ギークリーが運営する、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

Geeklyが公表している利用者のデータを見ると、エンジニアが半数以上で、次いでクリエーターやゲーム関連の職種が多くなっています。

利用者の76%が男性となっており、年代比率では20〜40代まで幅広い人が使っています。

Geeklyでは、エンジニア・クリエイター・ゲームといった分野別の専門チームを編成しており、それぞれに属しているアドバイザーが専門的な知識を持っています。

「使用するフレームワークは?」「開発方針はアジャイル?」といった深い質問にも答えてくれます。

また不採用だった後も、エージェントが理由を教えてくれるのもメリットといえます。次の活動につなげるための重要なポイントとなるからです。

さらに面接に活かせる具体的なアドバイスも貰えるため、選考に自信がない方にもおすすめできるエージェントです。

なおGeeklyには「1次面接確約サービス」があります。

「1次面接確約サービス」は書類選考をスキップして面接を受けられるサービスで、スカウトが届いた場合、書類選考を受けずに面接を行えるため、転職活動をスムーズに進められます。

対象年代 20代~50代
対象者 IT・WEB・ゲーム業界
を志望の人
利用料金 無料
公開求人数 13,537件
非公開求人数 約18,000件
面談場所 東京都渋谷区渋谷1-11-8
渋谷パークプラザ4F
面談可能時間 平日・土日
(11:00~19:30)
電話面談 可能

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界への転職サポートに特化した転職エージェントです。もちろんIT系のコンサルディング求人を探している人にもおすすめです。

これまでに現役コンサルタントだけで約5,000人、全体では約20,000人の支援実績があるのが大きな強みす。

特に、大手外資系や国内系のコンサルティングファームでは、シニアコンサルタント以上の入社実績数が非常に豊富なのが特徴です。

そしてなにより、支援機関が平均3年と長期的なので、「転職のその次」までを見据えたうえで、適切なアドバイスが欲しいという人にもおすすめです。

さらにアクシスコンサルティングでは、転職支援だけでなく、コンサルタントの独立支援やフリーランスへの案件の紹介も行っています。

そのため、コンサルタントとして高単価で魅力的なプロジェクトに参加しやすいのが魅力です。

将来的に独立も選択肢として考えているなら、担当のキャリアアドバイザーに積極的に相談してみましょう。

対象年代 年齢制限なし
対象者 コンサル業界、IT業界、外資系企業
に就きたい人
利用料金 無料
公開求人数 非公開
非公開求人数 非公開
書類添削 あり
面接指導 あり
面談可能時間 要相談(休日可)
電話面談 電話またはSkype

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、高年収かつ専門性の高い求人情報も数多く取り扱っているエージェントです。ITコンサルタントをはじめ、ハイクラス層全般に向いているサービス内容なので、30~50代で転職を検討している人にもおすすめです。

つまり「即戦力」としての活躍を期待している企業の求人が多いため、ミドル層向けと言えるのです。

またJACリクルートメントは、世界各国に拠点を持っています。国外の企業との接点も多いため、日本にいながらにしてグローバル企業の情報を多く手にできるのもメリットです。

扱う情報の精度も高く、コンサルタントが求職者と企業の両方を担当していて、求職者としては企業が求めている人物像や、評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入ります。

コンサルタントごとに別々の企業を担当しているのも特徴です。社内の雰囲気や仕事内容などを熟知しているので、「企業のリアルな情報が欲しい」という人にとってもタメになる情報が入手できます。

今以上のポジションや年収のオファーを受けられる可能性もあるため、転職でキャリアアップを目指したい方はぜひ利用してみましょう。

公開求人数 8,683件
おもな拠点 東京、埼玉、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、福岡
運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント

 

 

リーベル

リーベルは、17年近い歴史があるIT専門型のエージェントであり、ITコンサルティングファームや総合系ファームの転職実績が豊富です。中でもアビームコンサルティング・NTTデータの内定実績率は、例年1〜2位を独占しています。

現場で働いていたからこそわかるIT業界特有の悩みや葛藤、中途採用の難易度などさまざまなことに詳しいため、転職するのが初めてだという場合でも安心して任せることができるでしょう。

また、リーベルではコンサルタントが企業への営業も兼ねていますから、その企業のより詳しい情報を知ることができます。

リーベルはコンサルタントが企業への営業も兼ねている両面型エージェントの仕組みを採用しているので、より詳しい企業の情報を提供してもらえるのが大きなメリットになります。

今までの自分のキャリアを見つめ直し、自分の強みや弱みなどを改めて知る作業やこれからのキャリアプランについての明確化などをコンサルタントのアドバイスに沿って行います。

求人の紹介では、企業の詳細情報や職場の雰囲気、人間関係など自分では調べられないような情報も提供してくれるため少しでもミスマッチを回避するための工夫も凝らされています。

さらにレジュメの書き方の指導や添削、各企業に合わせた面接対策などもしてくれます。

公開求人数 非公開
非公開求人数 非公開
対応地域 全国・海外
料金 無料

DYM IT転職

DYM IT転職は、IT・Web業界に特化した転職サイトです。若手エンジニア向けの転職支援サービスに力を入れており、大手企業の求人情報を豊富に取り扱っています。

市場全体も拡大傾向にあるため、未経験積極採用のエンジニア求人も数多く保有しています。

具体的には新卒・第二新卒の方のエンジニア転職の実績が豊富で、これまで多くの方の就職支援をしています。

なおDYM就職は企業の採用担当者と直接選考交渉をしてくれるため、選考通過率の高さに定評があります。

そもそもDYM就職の掲載求人は、フリーター・ニート・第二新卒・既卒の方がメイン対象。そのため履歴書上の学歴や経歴で判断せず、人柄重視で採用を行うことも理由の一つです。

未経験からスキルアップした方向けに研修制度も用意しており、着実にスキルアップしながら就職活動を進めることができます

別相談から面接対策・応募書類の書き方指導や添削といったサポートを全て無料で行ってくれます。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界への転職サポートに特化した転職エージェントです。そのため、IT業界の中でも特に、ITコンサルタントなどで転職を検討している人におすすめです。

これまでに現役コンサルタントだけで約5,000人、全体では約20,000人の支援実績があるのが大きな強みす。

特に、大手外資系や国内系のコンサルティングファームでは、シニアコンサルタント以上の入社実績数が非常に豊富なのが特徴です。

そしてなにより、支援機関が平均3年と長期的なので、「転職のその次」までを見据えたうえで、適切なアドバイスが欲しいという人にもおすすめです。

さらにアクシスコンサルティングでは、転職支援だけでなく、コンサルタントの独立支援やフリーランスへの案件の紹介も行っています。

そのため、コンサルタントとして高単価で魅力的なプロジェクトに参加しやすいのが魅力です。

将来的に独立も選択肢として考えているなら、担当のキャリアアドバイザーに積極的に相談してみましょう。

拠点 北海道・宮城・東京・
愛知・大阪・京都・福岡
主な求人職種 ITエンジニア、Webデザイナー

ITコンサルタントの仕事内容

IT活用プランニング

事業戦略の企画・推進に役立つITシステムを構築し、競争優位性を築くためのIT戦略の立案がIT活用プランニングです。

事業戦略とIT戦略を結びつけるため、業務プロセスの中でどこを競争優位性を構築するかを明らかにした「業務プロセス戦略」を策定しておく必要があります。

事業戦略・業務プロセス・IT」の3点がひとつのラインにつながれることにより、業務とITの整合がとれた一貫性のある意思決定が可能になり、情報システムが業務ニーズを迅速に取り込むことができるようになります。

常に費用対効果の高いIT投資が可能かどうかを見極めるスキルが求められます。

IT投資管理

IT投資管理とは、IT活用プランニングで立案した戦略を実現するために、具体的なIT投資をどのようなプロセスを経て投資するかを決定する業務です。

IT投資は2つに分けられ「IT投資計画立案」「IT投資プロセス構築」があります。

IT投資計画立案とは、現在とプランニングしたITの状態を近づけるための計画を立案することです。

事業や商品の成長性、収益性、業務プロセスにおける差別化ポイント・重点領域などを基準に今後のIT投資の優先順位をつけます。

これを基に最適なIT投資ポートフォリオを構築するとともに、将来の事業展開計画や、現在不十分な点を明らかにした上で中期的なIT投資・改善計画を立案します。

IT投資プロセス構築では、計画立案から導入後の効果測定までの間にどのようなプロセスを踏み、どのような評価基準を使用するのかを策定します。

IT活用体制構築

IT戦略を策定の次は、「プロジェクトを推進する体制作り」に移ります。

今までは情報システム部門の多くが、開発・管理をしていましたが、今後は企業横断での業務改革の担い手として幅広く役割を果たすことが期待されます。

工程としては、営層・情報システム部門の責任と権限を最適化しその上で、システム部門の新たなコアコンピタンスの定義、機能・人材強化シナリオの策定やバランスストアカートなどを用いたパフォーマンス管理手法の導入などを行います。

その後、企業毎の文化や戦略に即した仕切るセットを定義した上で、その評価・育成を推進するための人材戦略、評価・育成プロセスを設計士、個人のスキルパスやキャリアパスを描くことまで支援します。

ITコンサルタントの種類・年収・キャリアパスは?

ITコンサルタントは、クライアント企業が抱えている経営課題に対し、ITを用いた解決策を提案する職業です。

そのため、その業務内容は幅広く、一概に説明することは難しいですが、大きく以下の5つに分類することが出来ます。

ERPコンサルタント

ERPコンサルタントは、ERPパッケージ導入を支援するコンサルタントのことです。

そのためERPコンサルタントに求められる役割は、ただパッケージを導入するだけではありません。

SAPコンサルタントと混同されがちですが、「SAPコンサルタント」とは、SAP社のERPパッケージ導入支援に特化したコンサルタントに限ります。

「ERPコンサルタント」とは、各ベンダーが開発したERPパッケージに精通したコンサルタントのことを指します。SAP以外だと、OracleのERPパッケージについての知識があるとよいでしょう。

さらに、クライアント企業の経営課題解決のために最適なERPを選択、最適化させながら運用できる知識が求められます。

そのため、経営課題が何なのかを明確化させながら、企業内の各部門で実施されている業務プロセスやデータの流れを把握し、ERPパッケージの業務プログラムに既存業務プロセスをどのように適用していくかを分析、設計、実装を主導していく必要があります。

経営はもちろん、コスト管理や税務・法務といった知識があると仕事がしやすくなります。

SCMコンサルタント

SCMとは「Supply Chain Management」の略です。サプライチェーンとは、原材料調達から製造・出荷・消費者の手元に届くまでのプロセス、つまり「購買と物流」一連のフローをSCMと呼びます。

SCM(サプライチェーン)は企業の根幹となる業務であるため、他の会計やCRMなどの業務との連携をする必要があり、かつ、現在の経営課題(M&A、グローバル化、収益改善など)に直結するプロジェクトが多いです。

そのため、SCM(購買、物流)以外の幅広い業務知識・知見、経営的な視点も身につけることができます。

例えば管理システムの効果を予想・調査・分析し、システムの選定・提案・導入から運用といった多岐にわたる業務内容が含まれます。

なおSCM管理は「第2の収入源」ともいわれています。SCM管理により利益率が向上すれば、大きな収益につながるからです。

そのため、ITコンサルタントの中でもSCMコンサルタントの需要は非常に高いです。

SAPコンサルタント

ドイツのソフトウェア会社がSAP社は、マイクロソフトやオラクルに続く世界的なシェアを誇る企業です。

SAPのERPパッケージを専門とするITコンサルタントを総称して「SAPコンサルタント」と呼びます。

そのため、SAPコンサルタントとは、SAPに関して専門的な知識を有するITコンサルタントのことを指します。

SAPの魅力の一つにあげられることが、世界120カ国に4万7800社、1200万人に及ぶユーザーを有していることです。

日本でもERP分野で圧倒的なシェアを占め、現在でも着実に売り上げを伸ばし続けています。

そのため、ITコンサルタントの中でもSAP ERPコンサルタントの求人情報は常にあるますので、その点は大きな魅力です。

未経験からSAP ERPコンサルタントになる為には、基幹システム、または何らかの業務系パッケージ製品の設計・導入経験が求められます。

また、システムの仕事をされていた方だけでなく、社内の業務に携わっていた方も対象になります。

ITコンサルタントの年収

マイナビエージェントで公表されているITコンサルタントの平均年収は「512万円」となっています。

20代の平均年収は420万円、30代の場合586万円なので、20代で比較した場合は平均値よりも高い傾向と考えられます。

ITコンサルタントのキャリアパス

IT分野で働いている人の中では、ITコンサルタントをキャリアの最終目標としている人が多いです。

その分、ITコンサルタントには高いIT知識のほかに、様々なスキルや実績を積んでいる必要があります。

ITコンサルタントのキャリアパスで代表的なのがコンサルティングファームに所属していた人が独立するケースです。

その場合にはITコンサルタントとしての実績がないと案件を受注することが難しいので、将来独立することを考えているITコンサルタントが、経験を積んで実績を作るためにコンサルティングファームに入るというケースが多いようです。

一般的にITコンサルタントの働き方はハードになってしまうことが多いため、そこで培った知識などをもとに、社内SEなどに転職し、ゆったりとした働き方を目指す人も多くいるようです。

ITコンサルタントとSE・業務コンサルタントとの違い

ITコンサルタントとSE違い

立場の違い

ITコンサルタントはユーザー側の立場でプロジェクトに関わりますが、SEはベンダー側としてプロジェクトに関わる点が大きな違いです。

SEは予算と納期の中で完成物を作ることが主な業務目的になりますが、ITコンサルタントはクライアントの視点でプロジェクトを管理し、問題の早期抽出および解決策の推進を担うと共に、プロジェクトに対して適切な評価を行うことがミッションとなります。

携わるフェーズ

SEはシステム構築のプロとしてシステム開発/改修に携わるのに対して、ITコンサルタントは問題解決のプロとしてITを武器に経営課題の解決案を立案し実行支援を行います。

ITコンサルタントはクライアントが抱える経営課題や業務課題を解決することが目的です。

そのため、クライアントの現状と課題を理解した上で「IT組織の変革は必要か」「経営戦略上、その課題を解決するためにはIT活用が妥当か」「業務要件の検討」「どのようなシステムを導入するべきか」等、ITに関わる構想策定から検討を行います。

必要となるスキルの違い

ITコンサルタントの仕事は課題解決が目的であるため、クライアントの理想の業務モデルの構築に向け、クライアントの業務変革までサポートをします。

したがって、ITに関する知識だけではなくクライアントの業務やビジネスに関する知見が必要となります。

一方SEの仕事は、クライアントの課題に対してシステムに落とし込むことです。プロジェクト受注後、システム構築を適切なスケジュールに沿って構築することが、重要な仕事になります。

必要なスキルは主にIT技術とプロジェクト管理、クライアントとのコミュニケーション能力になります。

ITコンサルタントと業務コンサルタントの違い

業務コンサルタントの仕事は、経営戦略に基づいて細分化された業務と業務フローを理解し支援することです。

一方、ITコンサルタントは業務コンサルティングの一端をITの専門家の立場から担います。

ITコンサルティングは、業務コンサルタントの仕事に内包されているというのが従来の考え方でしたが、ITツールの発展や急増に伴い、ITコンサルタントが専門職として区別されるようになりました。

つまりIT専門に特化したコンサルタントがいなければ、業務改善が難しい時代になったと企業側が感じているともいえます。

ITコンサルタントに強い転職エージェントの選び方

求人数の多さ

まざまな職種を扱う求人転職サイトでは、コンサルティング業界の求人がそれほど多くありません。年収や待遇などの情報が十分ではなく比較がしづらい面があります。

しかし、コンサルティング業界専門のサイトには、日本全国からコンサルタント求人情報が集まり、案件情報ごとに年収やポストの比較がしやすいです。

専門分野で条件を絞れるなど、案件を見つけやすいのも特色です。

IT系の営業・コンサル系の求人を豊富に扱っているところを積極的に探すようにしましょう。

また、コンサルティング業界専門のサイトでは、求人情報にコンサルティング業界で頻用される用語で業務内容の詳細が掲載されるため、コンサルタント、もしくはこれからコンサルタントを目指す人には具体的なミッションが伝わりやすいことが多いです

ITコンサルタント業界への転職ノウハウ・実績

コンサルティング業界への転職や就職を考えて求人転職サイトに登録する場合は、採用情報の多さも重要ですが、ノウハウがあるかどうかも必ず確認しましょう。

コンサルティング業界での転職ノウハウをもつ企業では、エージェントからのアドバイスの質が高く、転職活動中に適切な筋道を立ててもくれます。

特に、未経験からITコンサルタントを目指す場合、大手コンサルティングファームやSlerに転職するのに有効なアピールポイントや、どの分野のコンサルティングなら今までの実績やスキルを活かした有利な転職ができるか、といったノウハウを蓄積しています。

そのため、一般的な求人サイトにはない、コンサルティング業界に特化したノウハウを活かして転職活動をサポートしてくれるのが、コンサルタントに特化した転職エージェント強みです。

専属エージェントはいるか(専任制か)

ITコンサルタント業界への転職実績の多い転職エージェントでは、求職者1人に対して専属でアドバイザーが担当してくれるところがあります。

担当アドバイザーはまず登録者の希望に合う年収や勤務形態の求人情報を集めることです。現在、就業中で転職活動に時間がさけない人の心強い味方となるでしょう。

また、気になる案件に出会ったら、契約に漕ぎつけるまで職務経歴書のブラッシュアップや、クライアント企業となる先方へのアピールポイントの洗い出しなどにも尽力してくれます。

サポート・フォロー体制

コンサルティング業界に特化した求人転職サイトを探す場合は、サポート体制がしっかりしているところを選びましょう。

サイトによっては、コンサルタントや業界の関係者やクライアント企業の経営層など、さまざまなポストの人との交流会なども開催しています。

また、この他にも女性のキャリアアップに関する講座や法人を設立する際のアドバイス・税理士の紹介・経理事務代行など、有料無料を問わず、多様なサポートが用意されているサイトもあります。

どのようなサポートを行っているかはサイトによって異なりますので、必要なサービスを行っているサイトを探したり、担当アドバイザーに相談したりするのがおすすめです。

ITコンサルタントへの転職にエージェントを活用する方法

基本情報はなるべくすべて埋める

転職エージェントに登録する際には、基本情報を記入するのが一般的です。基本情報は、担当アドバイザーや企業側が、求職者の情報を得る材料となります。

特に以下のことはすべて埋めるようにしましょう。

  • 氏名
  • 電話番号
  • 現住所
  • 最終学歴
  • 語学
  • 資格
  • 現(前)年収
  • 職務経歴書

職務履歴書は質の高さがポイント

選考通過率や企業スカウトの受信率を向上させるためにも、質の高い職務経歴書をアップするようにしましょう。

また、「いきなり質の高い職務経歴書をアップすると言われても…」という方もいるかもしれませんが、転職サイトには職務経歴書のテンプレートがあることが多いので、そのような心配は不要です。

実際、テンプレートを活用すれば、手軽に企業からの反応が良い職務経歴書を作成することができますので、転職サイトに登録した際は、ぜひ活用してみてください。

スカウト機能は積極的に利用する

多くの転職サイトでは、スカウト機能を設定することで企業からのスカウトを受け取ることができます。

実際に、スカウト機能から内定につながった方も多くいますので、ぜひスカウト機能の受信設定をしてみてください。

希望する条件は広く設定する

希望条件を広く設定することで、企業からのスカウトが受け取りやすくなったり、選考に通りやすくなります。

希望条件については選考過程ですり合わせを行うこともできるので、選考当初においてはなるべく希望条件を狭めないようにしておきましょう。

気になる求人は早めに応募

転職サイトを利用していて、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。

なぜなら、転職活動は就職活動と違い、募集ポジションの枠が埋まった時点で募集が止まってしまうからです。

たとえば希望する求人の募集が停止してしまったり、選考途中で募集枠が埋まったことを理由にお見送りとなり、「もっと早めに応募しておけば良かった」と後悔しないように!

このようなことにならないよう、気になる求人があったら早めに応募するようにしましょう。

ITコンサルタントへの転職を成功させるコツ

スカウト利用は最低2週間に1回は連絡する

基本的なシステムとして、転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していきます。

その時の表示順番が「更新日」を基準にしているからです。

つまり「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があります。

特にスカウト機能を利用しているのであれば、最低でも2週間に1回程度は連絡を入れておくようにしましょう。

転職時期は「最短可能日程」で設定

キャリアアドバイザーにも当然「売上目標」「成果目標」というものが課されています。

そのため、コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時にはいいところがあればすぐにでもと答えるようにしましょう。

フットワークが軽い人は売上に繋がりやすいユーザーだととらえるので、ほかの人よりも優先的に対応してくれる可能性があります。

その際に気を付けてほしいのが現職での退職手続きや引継ぎについても事前に伝えておくことです。

日程調整などでブッキングが起こらないようにするためです。

経歴・スキルは正直に

録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

よく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うじゃないか」といったものです。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

ITコンサルタントに限らず、人としてNGな行為なので、話しにくいことであっても正直に伝えましょう。

推薦文は何度もチェック

担当してくれるアドバイザーは、求職者のことを200~1,000文字程度で紹介してくれる「推薦文」を書きます。

しかし、あまり優秀ではない・希望する職種についての知識が乏しい場合は、経歴をそのまま写すだけといったお粗末な内容のことも。

そこで面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

同じ案件には複数のエージェントから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

相性の良くない担当アドバイザーは交代も視野に

意外とよくある話ですが、専任のアドバイザーのことは常に冷静に見ておきましょう。

相性はあまり良いと感じないけど、とても熱心に対応してくれるから…といって転職活動が長引いてしまうこともあるからです。

なお、転職エージェントにおいて担当者を変更することは珍しくありません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば遠慮なく変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

ITコンサルタントになるために有利な資格・スキル

ITストラテジスト

IT技術による企業の改革や最適化、高度化を目指すのがITストラテジストです。

ITストラテジストを名乗るには、高度情報処理技術者試験の一つ「ITストラテジスト試験」の認定試験にパスする必要があります。

ITストラテジストの資格は難易度が高く、公認会計士や弁護士と並んで紹介されることもあるほどです。

合格率は、例年14パーセント程度で、7人から8人に1人程度しか合格できません。

かなり時間を割いてしっかりと勉強・準備をしないと合格は難しいでしょう。それだけに、ITストラテジスト試験に合格すれば知識や能力が保証されます。

一方で、受験条件は特に設けられていないので、当人のやる気と努力次第で誰でも受験し合格できる資格でもあります。

テキストを覚えるだけでも時間がかかり、独学では要点を押さえるのも難しいです。

決まった時間に勉強ができる場合は、ITストラテジストの試験対策をしているスクールや通信講座に通うと良いでしょう。

中小企業診断士

中小企業診断士は、資格名だけを見るとITとはあまり関係がなさそうな印象を受けますが、ITコンサルタントを目指すなら、持っていた方が良い資格の一つです。

中小企業診断士は、経営コンサルタント向けの国家資格なので信頼性が高く、ITコンサルタントとして働く場合にも非常に役に立つ、キャリアアップにつながる高度な資格です。

ただし、その分難易度も高いです。中小企業診断士の試験は、1次と2次に分かれていますが、まず1次試験の合格率は20%程度です。

残った20%の合格者も2次試験では更に数を減らし、1次試験合格者のうち、20%程度が合格するという狭き門です。

中小企業診断士の資格認定を目指すのならば、日頃からしっかりと勉強する必要があります。

クライアント企業やプロジェクトに応じた知識が求められるITコンサルタントには、努力を厭わない心と向上心が必須です。

ITコンサルタントになるには、常に日々勉強や情報を入手するというアグレッシブさが求められます。

ITコーディネータ

ITコーディネータは2001年に経済産業省(当時は通商産業省)によって設けられ、取得を推奨されている資格制度です。

この資格を持っていると企業のIT化をサポートする、IT専門家としての能力を証明できます。

資格保有者は7,000名を超えています(2021年時点)。ITコーディネータの資格保有者は、その他にも中小企業診断士やITコンサルタント系の資格・公認会計士・税理士などの難関資格も有している人材が多いです。

ITコーディネータの合格率は毎年多少変動しますが、近年では50%から70%程度です。

テキストや参考書による独学で合格する人もいますが、効率的に勉強をしたい人向けの試験対策用のスクールや通信講座もあります。

ITコンサルタントの将来性

ITコンサルティングサービス事業は増えている

経済産業省により、2018年に発表された「DXレポート」には「DXが進まなければ2025年以降に年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある」と明記されました。

さらに2020年に改訂された「DXレポート2」でも「政策の方向性として「レガシー企業文化からの脱却」、「ユーザー企業とベンダー企業の共創の推進」の必要性」を説いています。

そしてコロナ禍を受け、企業のDX化推進の動きが一気に加速しました。

これに伴い、コンサルティング業界へのデジタル関連プロジェクトの依頼が急増し、ITコンサルティングサービスを手掛ける企業も急増しているという現状は今後も高まっていくと予想されます。

とはいえ、技術革新のスピードが大変速いため、せっかく時間をかけて培ったノウハウやスキルもすぐに古いものとなってしまう懸念があるといわれています。

これはITコンサルタント業界においても同じことがいえます。

つまりIT業界は「技術の習得が早くITトレンドの動きに合わせて自己研鑽できる人材」「プロジェクトの進行に穴を開けないようフレキシブルに業務がこなせる人材」が求められていると考えられます。

ITコンサルタントのスキルや能力は、常に勉強し続けるという前向きさと謙虚さが必要でしょう。

下流工程の自動化・海外シフト

日本国内では常にIT系の人材が不足している現状が続いていますが、その中でも開発そのものを含む「下流工程」では海外のベンダーへ移行したり開発ツールによる自動化を目指したりする動きが進んでいます。

そのため、日本国内では、将来的に下流工程に携わるIT人材よりも、コンサルティング業など上流工程に関わる人材のニーズが高まると予想できます。

これから、ITコンサルタントへの転身を試みること、すでにITコンサルタントとして活躍中の人材が新天地を求めることなどの転職活動がIT業界で活発化するでしょう。

まずは、相談できるマッチングエージェントに登録をし、有利な転職のために、自分に足りない経験やスキル、資格を指摘してくれる転職エージェントや担当アドバイザーを見つけるところから始めましょう。

他業種からITコンサルタントに転職する際のポイント

コンサル経験があった方が有利

他業種であっても、コンサルの経験があるとITコンサルタントへの転職では有利に働くことがあります。

というのも未経験の人よりも経験している人の方がすぐに即戦力になりやすく、他社で得た知識を自社に取り込んでくれる期待が大きいからです。

接の際に仕事に対する改善提案を行ったことがあるか、今の仕事で抱いている課題は何がクリアになれば実現できるかといった、コンサルタントに必要な思考を持っているかも重要なポイントになります。

志望動機・転職理由を作り込む

経験や実績があるからといって、曖昧な志望動機しか用意しない人も中にはいますが危険です。

転職先で何をするために、働きたいのか、なぜそこの会社でなくてはいけないのかをしっかり分析して、面談や志望動機に反映させましょう。

採用を担当する人も、なぜあなたがうちの会社に入りたいのかというのはかなりみているポイントです。

経営に近い部門の知識

経営企画に近いコンサル経験がある場合は、転職市場において需要があると言えます。

これはITコンサルタントに限らず高く評価される知識でもあるので、ぜひ積極的にアピールしてほしい部分です。

転職やキャリアアップを希望している場合は、今のうちから部門や担当の変更などでスキルを磨いていきましょう

まとめ

ITコンサルタントへの転職に強いエージェントの紹介と、エージェントの活用方法、選び方などを解説していきました。

現時点で転職を検討している人も、今はまだ考えてないけど将来的に転職も視野に入れて活動したい人など、色々な人がいますが、自分の市場価値を知るだけでも転職エージェントの利用はとても有効です。

今回紹介した転職エージェントは、ITコンサルタントの求人も数多く取り扱っているため、経験者・未経験者でも自分にマッチした求人を探すことができます。

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