
出典:https://careercarver.jp
リクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの完全無料転職サービス「リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)」。
一般的な転職サイトのように自分で求人案件を探すこともできますが、メインはヘッドハンター(転職エージェントのキャリアアドバイザー)から受け取る「スカウト機能」です。
スカウトを待つだけでいいので「すぐに転職するつもりではない方」「自分にどんなスカウトが来るのか知りたい方」「年収・キャリアアップを目指している方」などにおすすめの転職サイトです。
今回は、そんなキャリアカーバーの基本情報や評判などを解説していきます。

リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の基本情報

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それでは、リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の基本情報を紹介していきます。
| 公開求人数 | 約56,000件 |
| 非公開求人数 | 多数 |
| 設立 | 2014年 |
| 対象エリア | 全国 |
| 利用料 | 無料 |
| 会員制度 | キャリアカーバー会員 |
|
職種 |
⚫︎コンサルタント ⚫︎管理職 ⚫︎営業 ⚫︎企画 ⚫︎技術 |
業界 |
⚫︎メーカー ⚫︎IT ⚫︎金融 ⚫︎コンサルティング |
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の良い評判

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ここからは、キャリアカーバーの良い評判を紹介していきます。
高収入の求人が多い
キャリアカーバーには年収600〜2000万円の求人が多数掲載されています。
- 年収600万円以上:約30000件
- 年収1000万円以上:約20000件
- 年収1500万円以上:約6000件
- 年収2000万円以上:約2000件
と、他の転職サービスと比較しても高収入求人の数は圧倒的と言えます。
優秀なヘッドハンターが豊富
キャリアカーバーには約2500人(2021年1月時点)の優秀なヘッドハンターが在籍しており、転職者一人ひとりに最適な求人を紹介してくれます。
またキャリアカーバーは、ヘッドハンターを自分で選ぶことが可能です。
全ヘッドハンターのプロフィールを見ることができるので、同業界出身の方や年齢が近い方など、自分に合ったヘッドハンターを選べます。
ヘッドハンター何名かに自分の絶対に譲れない条件を伝えておけば、その条件を満たす求人だけを紹介してもらえるので、効率の良い転職活動が行えるでしょう。
高収入求人を自ら検索・応募することができる
キャリアカーバーにはヘッドハンターによるスカウト機能がありますが、高収入求人を自分で探して応募することもできます。
一般的な転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーが求職者の希望条件や志向性にあった求人を紹介するので、紹介された求人にしか応募することができません。
ですが、キャリアカーバーでは自分で求人を検索し応募できるようになっており、また紹介された求人が気に入らない場合は面接を断ることも可能です。
30代・40代・50代の転職に有利
キャリアカーバーはハイクラス転職サイトなので、ビジネス経験が豊富な方、高い技術を身につけているマネジメント能力が高い方、スペシャリストの方、ベテランの方の利用を想定しているため、年代で見れば30代、40代、50代の方に有利な転職サイトです。
20代の方もスキルや技術を持っていれば、当然利用対象者になります。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の悪い評判

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良い評判だけでは、本当に自分に合っているのか、判断しきれない部分がありますよね。
そこで今度は、キャリアカーバーの悪い評判見ていきましょう。
良い評判と悪い評判の両方を見て、本当に自身が使うべきサービスかどうかの判断材料にしてみてください。
年収が低い人は求人に応募ができない
キャリアカーバーに登録したとしても、現在の年収が600万円以上でなければ求人を紹介してもらえない可能性があります。
キャリアカーバーに掲載する企業は、即戦力の人材を求めているので、現在の年収が600万円程度なければ即戦力にはならないと判断されてしまいます。
そのため現在の年収が低いと、求人に応募ができない可能性が高くなってしまうのだと思われます。
書類添削・面接対策がない
キャリアカーバーはスカウトによる転職が中心なので、転職エージェントによくある書類添削や面接対策といったサービスを受けられません。
書類作成や面接対策のサポートが必要な場合は、他の転職エージェントを併用することをおすすめします。
ベンチャー企業の求人が少ない
キャリアカーバーでは、大手企業の求人をメインに扱っているので、ベンチャー企業の高年収求人の数はあまり多くありません。
そのため、高収入のベンチャー求人を探す場合は、ハイクラス転職に特化した「ビズリーチ」などの他の転職サイトと併用するのが良いでしょう。
急ぎの転職には向いていない
キャリアカーバーは、ヘッドハンターからスカウトを待つという形態の転職サイトなので、短期間での転職を目指す方には向いていません。
ですので、急ぎで転職をしたいと考えている方は、キャリアカーバーからのスカウトを待ちつつ、他の転職サイトや転職エージェントを利用するのが良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)のスカウトサービス3種類

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リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)には3種類のスカウトサービスがあり、そのうち2種類はリクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)ならではのサービスになっています。
ここからは、それぞれ3種類のスカウトの特徴を解説していきます。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の通常スカウト
通常スカウトは、他の転職エージェントの「スカウト」と内容は変わりません。
企業が、ヘッドハンターに転職者を探すように依頼します。
複数のヘッドハンターからスカウトが届くこともあるので、自分に合いそうな人とコンタクトを取りましょう。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の一球入魂スカウト
一球入魂スカウトは、限られた人材に送られるスカウトであり「あなたに紹介したい企業がある」「あなたのレジュメを見て興味を持った」といった場合に届きます。
ですので「一球入魂スカウト」が届いたということは、自分の市場価値が高い証拠と言えます。
そのため、普通のスカウト以上に高待遇の求人を紹介してもらえます。
ヘッドハンターも、通常のスカウトに比べて熱心に動いてくれます。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の顧問求人スカウト
顧問求人スカウトは、顧問として働いて欲しい方に送る特別なスカウトです。
深い知識と経験をもつシニア層をスカウトする場合が多いですが、若手や中堅でもキャリアを積んでいる方に対しては、業務委託として依頼されることもあります。
業務委託で副業顧問になれば、副収入を得つつキャリアアップも可能です。
顧問スカウトは、設定画面から利用するかを選べるので、必要な方は顧問求人スカウトを受信できるように設定しておきましょう。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)と併用するのにおすすめの転職サイト

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最後に、リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)と併用するのにおすすめの転職サービスを紹介します。
複数の転職サービスを利用することで、サービス同士を比較でき、また、各サービスの弱点を補うことができます。
ビズリーチ(BIZREACH)

出典:https://www.bizreach.co.jp
ビズリーチは、ハイクラス向けの転職サイトです。
公開求人は10万件以上あり、非公開求人数を含めるとかなりの数になります。
そのうちの3分の1以上が年収1000万円を超える求人案件であり、特に「金融系」「コンサルタント系」「外資系企業」などの案件が充実しています。
普通の転職サイトのように、自分で求人案件を探して応募もできますが、企業や転職エージェンから指名を受ける「スカウト」がメインの機能となっています。
転職エージェントからのスカウトに応じれば、面接対策や企業との交渉などのサポートもしてもらえます。
しかし、ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトなので、誰でも気軽に使えるというわけではなく、登録時には審査が必要です。
年収が低かったり職歴が浅い場合は落とされてしまう場合があります。
そのため、キャリアに自信がない方は、ビズリーチに固執せず、審査のない他の転職サイトなども見てみることをおすすめします。
JACリクルートメント(JAC Recruitment)

出典:https://corp.jac-recruitment.jp
JACリクルートメントは、外資系企業に強い転職エージェントです。
30〜50代を中心に転職を支援しており、現時点でキャリアに自信のある方におすすめです。
コンサルタントの質が高く、キャリア面談や面接対策についても評判が良いです。
外資系コンサルなどの難易度の高い、特異性のある面接についても、しっかりと過去の質問例といったノウハウを持っており、実用的なアドバイスがもらえるようです。
また、質の高いハイキャリア案件が圧倒的に多く、他の大手総合エージェントでは紹介してもらえなかった案件などをJACリクルートメントでは紹介してもらえることもあります。
「英語が得意な方」「技術職や特定スキルをお持ちの方」「マネジメント経験や海外勤務経験がある方」などは、登録しておくことをおすすめします。
リクルートエージェント

出典:https://www.r-agent.com
リクルートエージェントは、リクルートキャリアが運営する、転職成功実績No.1の転職エージェントです。
求人数も全国No.1であり、その数は約9万8000件(非公開求人数:約10万8000件)もあります。
キャリアアドバイザーのヒアリングや、サポートが丁寧であり、自分に合った求人を提案してもらえると評判です。
総評としては、悪い評判が少なく、求人数も多いため、転職活動をするにあたってまず利用した転職エージェントだと言えます。
リクルートエージェントの求人は20〜50代向けと年齢層が幅広く、第二新卒の方も利用が可能です。
アドバイザーのサポートが手厚いので、働きながらの転職活動を考えている方など、忙しい方におすすめです。
doda

出典:https://doda.jp
dodaは、人材大手のパーソルキャリア株式会社が運営する、業界最大手の転職エージェントです。
求人数やサポート力に定評があり、キャリアカーバーのようにハイキャリアには特化していません。
しかし、年収700万円以上の求人が公開求人でだけで2,4000件以上あるので、ハイキャリアを目指している方にもおすすめです。
dodaの求人数は、大手総合転職エージェントの中でもリクルートエージェントの次に多く、その求人数の50%以上がエンジニア職となっています。
都心だけでなく、地方面の求人も豊富にそろえられているので、とりあえず登録しておくことをおすすめします。
AMBI(アンビ)

出典:https://en-ambi.com
AMBIは、日本初の20代のハイクラス層に特化している転職サイトです。
これまでは、30代や40代などキャリアと経験があるハイクラス層に特化した転職サイトはありましたが、20代向けはAMBIが日本初です。
企業がAMBIに求人情報を掲載する条件が年収500万円以上であることとされているので、登録者が応募できる求人情報はすべて年収が500万円以上になっています。
AMBIもまたハイクラス向けの転職サイトなので、誰でも利用できるわけでなく、登録するには条件があります。
それは年収が400万円以上あることです。
そのため、勤務年数の短い20代前半の方は、なかなか登録するのが難しいと言えるでしょう。
ですので、キャリアに自信のない方は他の転職サイトも見てみることをおすすめします。
まとめ

リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)に向いている人 |
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)に向いていない人 |
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ここまで、リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)について解説してきました。
リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)はハイクラスな転職サイトであるがゆえに、誰でも気軽に登録することはできません。
ですので、リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)だけでなく、他の転職サイト等も併せて登録することをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウト評判・よくある質問
最終更新:2025年10月16日
リクルートダイレクトスカウトはどんなサービス?(強みの要点)
ハイクラス向け会員制スカウトサービスで、企業やヘッドハンターからのスカウトを受け取れるのが特徴。公式は「転職決定年収の平均925万円以上」、「年収800万〜2,000万円の求人12万件以上」(時点注記あり)などの実績を掲示しています。
「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」との関係は?
2021年11月1日、CAREER CARVERは「リクルートダイレクトスカウト」へ改称。企業からの直接スカウト機能を加えるなどサービスを拡張したと発表されています。
どんな人に向いている?(向いていない人は?)
年収800万円以上帯のハイクラス/管理職/専門職、中長期で市場価値を高めたい人に好相性。一方、未経験×異業種の即時内定を狙う場合は、通常の転職サイト/エージェントの方が合うことがあります。
実際の評判・口コミは?良い点/悪い点の傾向は?
良い点:スカウトが多い、ハイクラス求人が多い、使いやすいUI、大手運営の安心感。
気になる点:スカウトの質のムラ、連絡量が多め、職種や地域でばらつき、主体的な選別が必要。
ヘッドハンターはどれくらい在籍?
公式コンテンツでは「約5,000名のヘッドハンターと提携」の表現が確認できます(2022年実績紹介記事)。
スカウトの仕組みは?企業からの直接スカウトもある?
企業・エージェントの双方からスカウトを受け取れます。氏名・生年月日・住所などの個人を特定できる情報は、返信まで非表示(公式FAQ)です。
在職中の会社にバレない?(企業ブロックの評判)
企業ブロック機能で、現在/過去の勤務先などを非公開に指定可能。氏名などは返信まで非開示で、評判記事でも「通常はバレにくい」とされます(ただしブロックの定期見直し推奨)。
利用料金は?(候補者/企業側)
候補者は無料。企業側は一般に成功報酬型(内定承諾時に費用発生)や定額型があり、成功報酬は事例で50万〜70万円/人程度の目安が紹介されています(媒体により差異)。
求人やスカウト量は多い?
公式はハイクラス求人のボリュームを強みとして掲示。「平均スカウト受信23通/月」(対象条件あり)などの実績紹介があり、ヘッドハンター/企業から大量に届くため選別力が必要という利用者の声もあります。
運用のコツ(評判ベースの実践ポイント)は?
レジュメ精度の向上(実績を定量化)/企業ブロック設定の活用/希望条件の明確化/スカウトの取捨選択/良質ヘッドハンターの見極めが定番。企業側は「気になる」機能・既読状況・PDCAで成果を伸ばす運用が推奨されています。
匿名性や安全性はどう?
氏名・生年月日・住所は返信まで非表示。企業ブロックでレジュメの検索/閲覧/スカウト送信を制限可能。とはいえ職務経歴の書き方で特定される余地はあるため、社名・固有名詞の扱いには注意が必要です。
最終結論:登録すべき?
年収800万円以上帯や管理職・専門職を含むハイクラス転職なら候補に入る有力サービス。スカウトの量=質ではないため、レジュメ精度×ブロック設定×選別を徹底できる人に向きます。





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