パナソニックは、白物家電や黒物家電、フェイスケア製品やマッサージャーまであらゆる家電製品を展開し販売を行っている日本を代表する大企業です。
そんなパナソニックは高収入・好待遇であることでも知られ、転職市場でも常に注目を集める人気企業です。
この記事では、パナソニックの基本情報や平均年収、福利厚生など詳しくまとめました。
パナソニックの年収に関する口コミなども紹介していきますので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。
パナソニックの基本情報
まずは、パナソニックの基本情報を確認していきましょう。
パナソニックの会社概要
パナソニックの会社概要は以下の通りです。
会社名 | パナソニック株式会社 |
---|---|
創立 | 1935年12月15日 |
設立 | 2021年(令和3年)4月1日(パナソニック分割準備株式会社) |
代表者 | 品田 正弘 |
資本金 | 252,900百万円 |
本社 | 本社:〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル
本店:〒571-0050 大阪府門真市大字門真1006 |
拠点数 | 178拠点 |
従業員数 | 97,000人 |
連結対象会社数 | 532社(親会社及び連結子会社) |
事業内容 | 家電・空質空調・食品流通・電気設備・デバイス等の開発・製造・販売 |
パナソニックのグループ会社について
パナソニックホールディングス(PHD)を持株会社として、その傘下に独立法人を7つ設置しています。
家電や空質空調、車載事業、住宅設備や建材の製造販売、ソリューション事業、デバイス事業など事業内容は多岐にわたります。
以下にパナソニックの主なグループ企業4社をまとめました。
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 | https://automotive.panasonic.com/
設立 2022年4月 車載コックピットシステム、ADAS(先進運転支援システム)および関連デバイス、車載充電器、xEV向けシステム・デバイスなどの開発・製造・販売 |
パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社 | https://www.panasonic.com/jp/peac/corporate-profile.html
設立 2022年4月 有機ELテレビをはじめとするAV機器、LUMIXデジタルカメラ、ヘッドホン、電話機、インターホン等 |
パナソニックハウジングソリューションズ株式会社 | https://panasonic.co.jp/phs/
設立 2022年4月1日 くらしに関わる住宅設備・建材の製造・販売・エンジニアリング |
パナソニックコネクト株式会社 | https://connect.panasonic.com/jp-ja/
設立 2022年4月1日 「サプライチェーン」「公共サービス」「生活インフラ」「エンターテインメント」分野向け機器・ソフトウェアの開発/製造/販売、並びに、システムインテグレーション/施工/保守・メンテナンス、およびサービスを含むソリューションの提供 |
パナソニックの平均年収まとめ
パナソニックが有価証券報告書で公表している最新の平均年収(平均年間給与)は約758万円です。
2022年6月期において発表されたパナソニックの従業員数や平均年収については以下の通りです。
従業員数 | 97,000人 |
---|---|
平均年齢 | 39.8歳 |
平均年間給与 | 約7,580千円 |
国税局による最新(2021年度)の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の全国平均は443万円(男女別では男性545万円、女性302万円)となっています。
※令和3年分 民間給与実態統計調査:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm
パナソニックの年度別平均年収
パナソニックの2022年3月期の平均年収は約758万円ですが、過去の年収はいくらだったのでしょうか。
過去の6年間の平均年収を以下にまとめてみました。
2015年度 | 789万円 |
---|---|
2016年度 | 781万円 |
2017年度 | 768万円 |
2018年度 | 774万円 |
2019年度 | 755万円 |
2020年度 | 744万円 |
パナソニックは2015年度以降は700万円台をずっとキープしていることからも、安定して高い水準の給与が支給されていることがわかります。
※パナソニック株式会社 有価証券報告書:https://www.daiwa-grp.jp/ir/toolkit/report.html
パナソニックの年齢別平均年収
パナソニックに勤める人の年齢別の平均年収はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、アンケートに回答した約280名のデータを参考に年齢別の平均年収を算出しました。ただし、正社員だけでなく期間従業員なども含んだ数値であり、公式の発表ではない点をご注意ください。
20〜24歳 | 304万円 |
---|---|
25〜29歳 | 544万円 |
30〜34歳 | 581万円 |
35〜39歳 | 601万円 |
40〜44歳 | 671万円 |
45〜49歳 | 765万円 |
50〜54歳 | 840万円 |
55〜59歳 | 833万円 |
60〜65歳 | 542万円 |
こちらの表からは、基本的に年代が上がると年収は高くなり、50代から800万に達するということがわかりました。
※参照:ライトハウス https://en-hyouban.com/company/00002695955/salary/
パナソニックの学歴別給与比較
パナソニックの給与は、職種・学歴によって異なります。
年収(50~54歳)を比較すると、大卒 1,046万円 、短大卒 893万円 、高卒 760万円となっています。
以下に、新卒採用での初任給を一覧にまとめてみました。
事務職 | 初任給 2022年実績 修士了 月給 251,000円 学部卒 月給 227,000円 ※上記以外の区分での新卒採用者については、これまでのご経験・能力を考慮の上、当社規程に基づき決定いたします |
---|---|
技術職 | 初任給 2022年実績 修士了 月給 251,000円 学部卒 月給 227,000円 ※上記以外の区分での新卒採用者については、これまでのご経験・能力を考慮の上、当社規程に基づき決定いたします |
パナソニックと他の電機メーカーとの年収比較
厚生労働省の調査によると電機メーカーの平均年収は約560万円となっています。
ここでは、パナソニック以外の、電機メーカーの平均年収について調べてまとめました。
東芝 | 915万円 |
---|---|
日立製作所 | 894万円 |
日本電気 | 814万円 |
三菱電機 | 806万円 |
これらの電機メーカーは、他の会社と比較して非常に高い年収を得ていることがわかります。
パナソニックの福利厚生
パナソニックの魅力は、高い給与の他に充実した福利厚生があります。
福利厚生としては大きく分けて4つのメニューがあります。
- 休暇制度
- ワーク&ライフサポート
- ウェルビーイング
- キャリアを後押しする取り組み
ここでは、これら4つについて紹介していきます。
1.休暇制度
完全週休二日制
年間休日131日
有給休暇取得25日
チャレンジ休暇…節目ごとにもらえる最大10日の休暇制度
2.ワーク&ライフサポート
フリーオフィス制度
ワーク&ライフサポート勤務
ファミリーサポート休暇
育英補助給付金
育児休暇制度・チャイルドプラン休業制度
育児応援カフェPoint、介護応援カフェPoint
3.ウェルビーイング
パナソニックカフェテリアプラン
独身寮
社宅・住居費補助
社内製品・従業員購入補助制度
企業年金制度(確定拠出年金)
従業員持株制度
各種保険制度
4.キャリアを後押しする取り組み
研修制度
公募型異動
1on 1制度
MakeHappyProject
パナソニックに入社するためには?
新卒採用での応募資格
事務系 | 2023年3月までに国内外問わず4年制大学及び大学院を卒業(修了)見込みの方 ※既卒の方も新卒採用への応募は可能です。 |
---|---|
技術系 | 2023年3月までに国内外問わず4年制大学及び大学院を卒業(修了)見込みの方 ※既卒の方も新卒採用への応募は可能です。 |
クリエイティブ系 | 2023年3月までに国内外問わず4年制大学及び大学院を卒業(修了)見込みの方 ※既卒の方も新卒採用への応募は可能です。 |
選考スケジュールは、以下の通りです。
事務職
エントリーシート提出→書類選考→適性検査受験→面接→内々定
技術職
エントリーシート提出→書類選考→適性検査受験→面接→内々定
パナソニックに転職するためには?
パナソニックに転職するための手段としては主に以下の3つがあります。
- 転職サイトから応募する
- 転職エージェントを利用する
1.転職サイトから応募する
転職サイトからパナソニックに応募することもできます。
現在掲載中の採用情報の一例を紹介します。
給与 | これまでのご経験・能力を考慮の上、当社規程に基づき決定いたします。 ※ご参考 新卒初任給 2022年実績 修士了 月給 251,000円 学部卒 月給 227,000円 高専卒 月給 197,000円 高校卒 月給 174,000円 改定は年1回 |
---|---|
賞与 | 年2回(7月、12月) |
勤務時間 | 所定労働時間 7時間45分 ※一部フレックスタイム制度有り(標準労働時間/1日7時間45分) ※事業所・部署によって異なる場合があります。 |
勤務地 | 本社、研究所、全国の事業所 |
休日休暇 | 完全週休2日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、慶弔休暇、節目休暇、ファミリーサポート休暇 等 年間休日(毎年126日程度)、年次有給休暇(年間25日付与、初年度のみ入社月に応じ付与) ※事業所・部署によって異なる場合があります。 |
諸手当 | 超勤手当、育英補助給付金、通勤手当 等 |
福利厚生 | 【制度】持株制度、財形貯蓄制度、企業年金制度、カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)、社内製品従業員購入制度 等
【施設】独身寮、社宅・住宅費補助、保養施設、医療施設 等 |
選考スケジュールは、以下の通りです。
- エントリー 募集職種画面よりご希望の職種をお選びいただき、ご応募ください。当社への応募はインターネットからの応募のみとなります。
- 書類選考 ご応募いただいた内容に基づき、応募部門にて選考をいたします。
- 一次面接 できる限りご都合にあわせ面接を行います。(就業後も可)
- 適性検査 WEBにてご受検いただきます。
- 二次面接 できる限りご都合にあわせ面接を行います。(就業後も可)
- 内定 最終面接合格後、入社にあたっての面談を実施します。
2.転職エージェントを利用する
パナソニックへの転職方法として、リクルートエージェントなどの転職エージェントを利用する方法があります。
転職エージェントのサービスサイトでは、公式サイト同様にさまざまな職種の募集が随時掲載されているため、まずはエージェントサービスに登録して詳細をチェックしてみてください。
パナソニックの求人を掲載中の転職エージェントをいくつかご紹介しますので、エージェント選びの参考にしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、1977年にサービスを開始した老舗で、保有求人数も約10万件と業界最大級。
知名度や転職実績からしても、業界トップクラスのエージェントサービスです。
カウンセリングやセミナーなど、転職に関する支援も充実しているため、初めてエージェントサービスを利用する人も安心して利用できます。
リクルートエージェントはこちら:https://www.r-agent.com/
dodaエージェント
dodaエージェントは、顧客満足度ナンバーワンの転職エージェントサービスです。(※2023年オリコン顧客満足度Ⓡ調査転職エージェント20代部門で第1位)
理由としては、保有求人数が20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)と多い点や、キャリアアドバイザーの質が高い点が挙げられます。
他にも、届くスカウトメールが多い点が特徴として挙げられ、さまざまな企業を検討したい人には特におすすめのサービスです。
dodaエージェントはこちら:https://doda.jp/consultant/
レバテックキャリア
レバテックキャリアはITエンジニアを専門とするエージェントサービスです。
キャリアアドバイザーも専門知識を持っているため、より深い内容まで相談に乗ってもらうことができます。
パナソニックの求人も数多く掲載されているため、エンジニア職での転職を希望する人はレバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアはこちら:https://career.levtech.jp/
パナソニックについての口コミ
ここからは、パナソニックのネット上の口コミについてまとめてみました。
今回は、給与(年収)や福利厚生についての口コミに特に注目して確認していきましょう。
パナソニックの給与についての口コミ
給与について書かれた口コミからは、賛否両論であることがわかりました。
パナソニックの賞与(ボーナス)についての口コミ
パナソニックの評価制度についての口コミ
パナソニックの福利厚生についての口コミ
パナソニックの福利厚生に対する口コミは、高く評価するものがたくさんありました。
まとめ
ここまで、パナソニックの基本情報や平均年収、福利厚生などについて紹介してきました。
大手企業の福利厚生は充実度が高く、ワークライフバランスの取れたとても人気のある企業です。
パナソニックへ就職・転職を考えている方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
コメント