東日本電信電話(NTT東日本)は、東京都新宿区に本社を置く、日本大手の電気通信事業者です。通称NTT東日本として知られています。固定電話サービス、デジタル通信事業を展開する他、病院運営など幅広く事業を行っています。
そんな東日本電信電話(NTT東日本)は高収入・好待遇であることでも知られ、転職市場でも常に注目を集める人気企業です。
この記事では、東日本電信電話(NTT東日本)の基本情報や平均年収、福利厚生など詳しくまとめました。
東日本電信電話(NTT東日本)の年収に関する口コミなども紹介していきますので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。
東日本電信電話(NTT東日本)の基本情報
まずは、東日本電信電話(NTT東日本)の基本情報を確認していきましょう。
東日本電信電話(NTT東日本)の会社概要
東日本電信電話(NTT東日本)の会社概要は以下の通りです。
会社名 | 東日本電信電話(NTT東日本)株式会社 | ||||
---|---|---|---|---|---|
設立 | 1999年7月1日 | ||||
代表者 | 澁谷 直樹 | ||||
資本金 | 3,350億円 | ||||
本社 | 〒163-8019 東京都新宿区西新宿3-19-2 (本社地図)
|
||||
拠点数 | 販売業務:230拠点 営業窓口業務:335拠点 電話受付業務:77拠点 | ||||
従業員数 | 社員数 4,900名(2022.3.31時点) | ||||
連結対象会社数 | 26社 | ||||
事業内容 | 東日本地域 ※1における地域電気通信業務
※2及びこれに附帯する業務、目的達成業務、活用業務 ※1 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県及び長野県 ※2 県内通話に係る電話、専用、総合デジタル通信などの電気通信サービス |
東日本電信電話(NTT東日本)のグループ会社について
東日本電信電話のグループ会社は26社あり、主に通信事業を行っています。中にはドローンやeスポーツ、芸術関連の事業など通信事業に囚われていないジャンルの会社もあります。
以下に東日本電信電話(NTT東日本)の主なグループ企業4社をまとめました。
株式会社NTT東日本-南関東 | http://www.minamikanto.ntt-east.co.jp/
設立 1998年2月25日 東京都港区に本社を置き、東京都、神奈川県、千葉県、山梨県、茨城県、静岡県を担当としている地域子会社です。 東日本電信電話株式会社の支店が担当していた業務をアウトソーシングしました。この他に関信越・東北・北海道と地域子会社があります。 |
株式会社NTTネクシア | https://www.ntt-nexia.co.jp/index.html
設立 1986年1月20日 北海道札幌市に本社を置き、テレマーケティングや人材委派遣事業を行っている。対象事業はIT業、金融業、製造業、出版・広告業、流通・サービス業と、多岐にわたって対応しています。 |
NTTタウンページ株式会社 | https://www.ntt-tp.co.jp/
設立 1998年12月4日 東京都港区に本社を置き、電話帳広告販売を中心としたビジネスモデルから、中小規模ビジネス事業を支援する「デジタルマーケティングソリューション」ビジネスへの転換を図り、顧客にとって付加価値の高い新たなビジネスモデルを創出している企業です。東日本電信電話株式会社が100%出資しています。 |
株式会社エヌ・ティ・ティエムイー | https://www.ntt-me.co.jp/
設立 1999年4月1日 東京都豊島区に本社を置き、企業通信網の設計・構築・維持などを行っている企業です。東日本電信電話株式会社が100%出資しています。 |
東日本電信電話(NTT東日本)の平均年収まとめ
東日本電信電話(NTT東日本)が有価証券報告書で公表している最新の平均年収(平均年間給与)は約930万円です。
2022年6月期において発表された東日本電信電話(NTT東日本)の従業員数や平均年収については以下の通りです。
従業員数 | 4,900名 |
---|---|
平均年齢 | 44.9歳 |
平均年間給与 | 約9,307千円 |
国税局による最新(2021年度)の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の全国平均は443万円(男女別では男性545万円、女性302万円)となっています。
※令和3年分 民間給与実態統計調査:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm
東日本電信電話(NTT東日本)の年度別平均年収
東日本電信電話(NTT東日本)の2022年3月期の平均年収は約930万円ですが、過去の年収はいくらだったのでしょうか。
過去の6年間の平均年収を以下にまとめてみました。
2015年度 | 888万円 |
---|---|
2016年度 | 894万円 |
2017年度 | 905万円 |
2018年度 | 911万円 |
2019年度 | 922万円 |
2020年度 | 933万円 |
東日本電信電話(NTT東日本)は2017年度以降は900万円台をずっとキープしていることからも、安定して高い水準の給与が支給されていることがわかります。
※東日本電信電話(NTT東日本)株式会社 有価証券報告書:https://www.daiwa-grp.jp/ir/toolkit/report.html
東日本電信電話(NTT東日本)の年齢別平均年収
東日本電信電話(NTT東日本)に勤める人の年齢別の平均年収はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、アンケートに回答した約280名のデータを参考に年齢別の平均年収を算出しました。ただし、正社員だけでなく期間従業員なども含んだ数値であり、公式の発表ではない点をご注意ください。
20〜24歳 | 639万円 |
---|---|
25〜29歳 | 724万円 |
30〜34歳 | 822万円 |
35〜39歳 | 899万円 |
40〜44歳 | 953万円 |
45〜49歳 | 1020万円 |
50〜54歳 | 1086万円 |
55〜59歳 | 894万円 |
60〜65歳 | 768万円 |
こちらの表からは、基本的に年代が上がると年収は高くなり、40代から900万以上の高収入が得られているということがわかりました。
※参照:ライトハウス https://en-hyouban.com/company/00002695955/salary/
東日本電信電話(NTT東日本)の学歴別給与比較
東日本電信電話(NTT東日本)の給与は、職種・学歴によって異なります。
以下に、新卒採用での初任給を一覧にまとめてみました。
コンサルティング営業・SE | 大学卒 :218,960円 高専卒 :192,370円 短大卒・専門卒:189,790円 ※短大卒および高専卒のうち、「専攻科」において所定の単位を取得し、学士の学位が授与された者は大卒として扱う。 ※2021年12月時点 |
---|
東日本電信電話(NTT東日本)と他情報通信業会社との年収比較
厚生労働省の調査によると情報通信業の会社の平均年収は約600万円となっています。
ここでは、東日本電信電話(NTT東日本)以外の、情報通信業会社の平均年収について調べてまとめました。
KDDI株式会社 | 930万円 |
---|---|
ソフトバンク株式会社 | 782万円 |
楽天グループ株式会社 | 745万円 |
情報通信業は、他の会社と比較して非常に高い年収を得ていることがわかります。
東日本電信電話(NTT東日本)の福利厚生
東日本電信電話(NTT東日本)の魅力は、高い給与の他に充実した福利厚生があります。
福利厚生としては大きく分けて9つのメニューがあります。
- 住宅関係
- レクリエーション
- 健康増進
- 育児・介護
- 財産形成
- 生活支援
- 年次休暇
- ライフプラン休暇
- 夏季休暇 ・育児休職
ここでは、これら9つについて紹介していきます。
1.住宅関係
●社宅・寮入居 ●住宅補助費 ●持家取得支援(融資制度)●住宅ローンに対する利子補助 等
2.レクリエーション
●宿泊施設等利用権 ●フィットネス施設利用権 ●アミューズメント施設等利用権 等
3.健康増進
●人間ドック ●健康相談 ●メンタルヘルスカウンセリング 等
4.育児・介護
●育児支援 ●介護支援 等
5.財産形成
●財形貯蓄(一般、住宅、年金) ●社員持株会 ●奨励金制度(一般財形、社員持株会) 等
6.生活支援
●食堂等厚生施設利用 ●ライフデザイン学習・相談窓口 等
⒎年次休暇
日数は一休暇年度(10月1日から翌年9月末まで)につき20日与えられます。
(入社年度は、4月から9月で7日、10月1日から翌年9月末まで13日)
⒏ライフプラン休暇
勤続年数5年毎の節目に5日の休暇が与えられます。
また、年次休暇のうち、毎年3日までを限度にライフプラン休暇として積み立てることができます。
9.夏季休暇
年次休暇とは別に5日間の休暇が与えられます。
育児休職生後満3歳までの間、育児に専念するための期間を指定して取得できます。
東日本電信電話(NTT東日本)に入社するためには?
新卒採用での応募資格
総合職 | ●2022年4月~2023年3月に四年制大学、短大、高専、専門学校を卒業見込み、 または大学院を修了見込みの方
●2019年4月~2022年3月に四年制大学、短大、高専、専門学校を卒業、 または大学院を修了し、その後正社員として就労経験のない方 |
---|
選考スケジュールは、以下の通りです。
総合職(グローバルコース)
エントリーシート
→筆記試験
→面接(2~3回)
東日本電信電話(NTT東日本)に転職するためには?
東日本電信電話(NTT東日本)に転職するための手段としては主に以下の3つがあります。
- 転職サイトから応募する
- 転職エージェントを利用する
1.転職サイトから応募する
転職サイトから東日本電信電話(NTT東日本)に応募することもできます。
現在掲載中の採用情報の一例を紹介します。
正社員
給与 | 別途ご案内いたします。 詳細につきましてはご面談時にお伝え致します。 |
---|---|
勤務時間 | 09:00〜17:30 詳細につきましてはご面談時にお伝え致します。 |
休日休暇 | 完全週休二日(土日)祝日、年末年始休暇 年次有給休暇(20日)※勤続1年以上の場合(初年度は入社月により異なる)、ライフプラン休暇、夏季休暇(5日) 各種特別休暇(結婚・出産・育児・介護 等)、看護休暇、病気休暇 等 産休育児休暇制度有、産休育児休暇実績有 |
待遇・福利厚生 | ■保険:健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
■諸手当:通勤手当、残業手当、退職金制度、 通勤交通費:(全額)支給、扶養手当:勤務実態等に応じて手当有 カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度) おもなメニュー:社宅・寮、住宅補助費支援制度、持家取得支援制度、 財産形成支援制度、人間ドック、健康保持・増進メニュー (育児・介護支援、リゾート施設・スポーツ施設利用)等 |
選考スケジュールは、以下の通りです。
1.エントリー 応募ページからエントリーください。
2.書類選考 エントリーいただいた情報をもとに、書類選考を実施いたします。
3.面接 2~3回オンラインで実施いたします。
4.適性検査 オンラインで実施いたします。
2.転職エージェントを利用する
東日本電信電話(NTT東日本)への転職方法として、リクルートエージェントなどの転職エージェントを利用する方法があります。
転職エージェントのサービスサイトでは、公式サイト同様にさまざまな職種の募集が随時掲載されているため、まずはエージェントサービスに登録して詳細をチェックしてみてください。
東日本電信電話(NTT東日本)の求人を掲載中の転職エージェントをいくつかご紹介しますので、エージェント選びの参考にしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、1977年にサービスを開始した老舗で、保有求人数も約10万件と業界最大級。
知名度や転職実績からしても、業界トップクラスのエージェントサービスです。
カウンセリングやセミナーなど、転職に関する支援も充実しているため、初めてエージェントサービスを利用する人も安心して利用できます。
リクルートエージェントはこちら:https://www.r-agent.com/
dodaエージェント
dodaエージェントは、顧客満足度ナンバーワンの転職エージェントサービスです。(※2023年オリコン顧客満足度Ⓡ調査転職エージェント20代部門で第1位)
理由としては、保有求人数が20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)と多い点や、キャリアアドバイザーの質が高い点が挙げられます。
他にも、届くスカウトメールが多い点が特徴として挙げられ、さまざまな企業を検討したい人には特におすすめのサービスです。
dodaエージェントはこちら:https://doda.jp/consultant/
レバテックキャリア
レバテックキャリアはITエンジニアを専門とするエージェントサービスです。
キャリアアドバイザーも専門知識を持っているため、より深い内容まで相談に乗ってもらうことができます。
東日本電信電話(NTT東日本)の求人も数多く掲載されているため、エンジニア職での転職を希望する人はレバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアはこちら:https://career.levtech.jp/
東日本電信電話(NTT東日本)についての口コミ
ここからは、東日本電信電話(NTT東日本)のネット上の口コミについてまとめてみました。
今回は、給与(年収)や福利厚生についての口コミに特に注目して確認していきましょう。
東日本電信電話(NTT東日本)の給与についての口コミ
給与について書かれた口コミからは、多くの従業員が給与に納得していることがわかりました。
東日本電信電話(NTT東日本)の賞与(ボーナス)についての口コミ
東日本電信電話(NTT東日本)の評価制度についての口コミ
東日本電信電話(NTT東日本)の福利厚生についての口コミ
東日本電信電話(NTT東日本)の福利厚生に対する口コミは、厳しく評価するものがたくさんありました。
まとめ
ここまで東日本電信電話の基本情報や平均年収、福利厚生などを紹介してきました。
平均年収900万円を超えている上に、福利厚生がしっかりとしているため、就職・転職にはおすすめの企業になります。
もしIT関係でしっかりとした基盤のある企業で働きたいという方は、この記事を参考にしていただければ幸いです。
コメント