博報堂の平均年収は?年齢・学歴別の年収や口コミや評判を徹底解剖【2026年2月最新】

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最終更新: 2026年5月7日 / 月次でデータ更新
本記事の要点

年収は1,000万越えを目指せる。本記事では正社員160名の回答データ・職種別・採用難易度・グループ構造・選考対策まで、公開資料ベースで徹底解説します。

就職活動や転職先を探す際、年収水準は重要な判断基準のひとつです。広告業界を代表する企業として名高い博報堂は、高い倍率をくぐり抜けた優秀な人材が集まると同時に、業界水準を大きく上回る報酬を用意しているとして知られています。本記事では、正社員160名の回答データをもとに、職種別年収・採用難易度・選考フロー・業務領域・グループ構造にわたり詳しく解説します。

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目次

博報堂の平均年収

正社員160名が回答

回答者平均年収 1,027万円
回答者年収レンジ 350万円〜1,800万円

正社員160名から寄せられた回答によると、回答者の平均年収は1,027万円となっています。回答者の最低値が350万円、最高値が1,800万円と、幅の広いレンジが特徴的です。営業からクリエイティブ系の職種がありますが、営業やニーズの高いマーケティング系の年収が高くなる傾向にあります。プロデューサー業はキー局と並ぶ1,000万クラスとなり、他の制作会社よりもかなりの高収入と言えます。

引用:openwork
https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0910000000G25f&q_no=2

図1:博報堂 職種別平均年収(openwork 回答データより)
プロデューサー██████████████████████1,163万円
営業██████████████████████1,156万円
マーケティング██████████████████████1,156万円
クリエイティブ█████████████████████1,116万円
図1:職種別平均年収の比較。プロデューサーが1,163万円でトップ(出典:openwork)

博報堂の年収は国内トップクラス

2022年調べの年収が高い広告会社平均年収ランキングにおいて、博報堂は電通に続き国内2位となっています。広告代理店業界は実力主義の世界ですが、完全実力主義ではなく、個人の成績に加え年功序列による給与形態がとられているため、30代や40代で年収が1,000万円以上である社員も少なくありません。

年収350万円〜と幅はありますが、役員ではなく一般社員で1,800万円を目指せる環境は、国内の民間企業の中でも非常に珍しい部類に入ります。もちろん多方面においてスキルアップや数字を上げる努力は必要となります。これほどの報酬水準が実現できる背景には、広告代理店という業種の収益モデルと、博報堂が長年かけて構築してきたクライアントとの深い信頼関係があります。

広告業界では、クライアントの予算に直結した受託型のビジネスが中心であるため、案件規模と個人の貢献度が年収に反映されやすい構造になっています。大手クライアントを複数担当するシニアマネージャーや、複雑なキャンペーンをとりまとめるプロデューサーが高い報酬を得るのはこのためです。

職種別年収の詳細

正社員の回答データをもとにした職種別の年収と年収レンジは以下の通りです。職種によって回答者数に差がある点には留意が必要ですが、どの職種においても民間全体の平均を大きく上回る水準が確認できます。

職種 平均年収 年収レンジ
営業(92名回答) 1,156万円 350万円〜1,500万円
クリエイティブ(9名回答) 1,116万円 800万円〜1,800万円
マーケティング(8名回答) 1,156万円 999万円〜1,500万円
プロデューサー(6名回答) 1,163万円 980万円〜1,300万円
プランナー(6名回答) 910万円 500万円〜1,140万円

引用:openwork
https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0910000000G25f&q_no=2

職種別に見ると、プロデューサーが全職種の中で最も高い平均年収を示しています。マーケティングと営業は同水準で並んでおり、回答数が多い営業職の回答者がデータ全体を下支えしている形です。

クリエイティブ職はレンジが800万円〜1,800万円と最も広く、個人の実績やスキルによって報酬に大きな差が生まれやすい職種といえます。最低年収が800万円とすでに高い水準から始まっている点も特徴的で、クリエイティブの専門性に対して高い対価が支払われていることがわかります。

一方でプランナー職は平均910万円とやや低めで、500万円台から始まるレンジは、他の職種と比べてスタート時点の年収が抑えられていることを示しています。ただし、上限は1,140万円に達しており、実績を積めば十分に高収入を狙える職種です。Webマーケターの平均年収と比較しても、博報堂のマーケティング職は一線を画す高い水準にあることがわかります。

博報堂はどんな会社か

博報堂は広告・コンサルなどクリエイティブ系の業務内容を主とし、近年ではテクノロジー系の業務も幅広く取り扱っています。明治から続く伝統のある会社であるとともに世界に通じるクリエイターを多数排出してきました。カンヌ国際広告祭事務局から特別賞を贈られており、受賞は広告代理店では世界で7社、アジアでは博報堂1社のみという快挙を達成。「クリエイティブの博報堂」とも呼ばれた時代があります。

博報堂の理念は常に生活者視点に立ち、広告主・媒体社のビジネスを共に見つめ、語り合い、行動することからソリューションを提供していこうという考え方にあります。パートナーとして広告主・媒体社と長期的な関係を築き、継続性のある一貫したソリューションを提供していくことを常に目指しています。

広告代理店業界全体の売り上げが低迷する中、博報堂はWeb広告等デジタル・インターネット関連の業務シフトに成功しています。新聞・雑誌・ラジオ・テレビ領域では減収しているものの、その分インターネットメディア等インターネット領域売上高が前年同期比で18%の成長を見せており、デジタルシフトへの対応力が数字に表れています。

会社名 株式会社 博報堂
設立 1924年(大正13年)2月11日
代表取締役社長 水島 正幸
社員数(連結) 15,513人(2023年3月31日現在)
本社所在地 〒107-6322 東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー
引用:博報堂
https://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂の業務領域と多様な職種

博報堂の業務領域は広告制作にとどまらず、現代では多岐にわたる分野にまで拡張されています。以下は主要な業務領域です。

  • PR
  • 事業開発・イノベーション
  • メディア・コンテンツ
  • テクノロジー・R&D
  • 地方創生
  • XR
  • メタバース
  • シニアビジネス
  • ブロックチェーン
  • SDGs

博報堂には、博報堂生活総合研究所をはじめ、さまざまなテーマで生活者研究を行う研究所やシンクタンクがあります。それらの調査結果や研究成果の活用が可能で、データの公開、書籍出版、各種公開セミナーも開催されています。これらの研究インフラを業務に活用できる点は、博報堂で働く社員にとって大きな強みとなっています。

業務の幅が広がったことで、採用される職種の多様性も増しています。従来の営業・クリエイティブ・プランナーに加え、テクノロジー系のエンジニアや、XR・メタバース領域の専門家、SDGs関連の社会課題解決に取り組む人材も求められるようになっています。コピーライターの平均年収と博報堂のクリエイティブ職を比較すると、大手代理店での勤務がいかに報酬面で優位かが明確です。

図2:博報堂の主要職種区分
営業・コンサルティング 1,156万円(平均)クリエイティブ・制作 1,116万円(平均)プランニング 910万円(平均)
マーケティング 1,156万円(平均)プロデューサー 1,163万円(平均)テクノロジー・R&D (デジタル領域)
※ 年収はopenwork回答データ。テクノロジー・R&D職の年収データは別途集計
図2:博報堂の主要職種区分と平均年収の概観(出典:openwork)

将来性のある職業と広告業界の位置づけ

【2023年版】将来性のある仕事ランキング
  • 1位:ITエンジニア
  • 2位:デジタルマーケティング・Web広告関連の仕事
  • 3位:医療関連の仕事
  • 4位:クリエイター職
  • 5位:コンサルタント
  • 6位:介護士
  • 7位:保育関連の仕事
  • 8位:公認会計士・税理士

引用:キャリハイ転職
https://www.mersenne.co.jp//careerhigh/entry/syouraiseinoarushigoto

将来性のある仕事としては時代のニーズにマッチしたITエンジニアが人気です。2位以降はAIで代用できないクリエイティブで複雑な業務や人間が生きていく上でなくならない職業が多くランクインしています。新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、インターネットの利用率は増加傾向にあります。この流れを受け、Webサイトによる集客に力を入れる企業が増加しています。また在宅ワークが出来る職業もキーポイントとなってきています。

博報堂の事業内容は将来性のある仕事として上位にランクイン。WEBマーケティングが必須の時代にマッチしたものを提供している点が将来性があると判断される根拠となっています。

広告業界において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波は大きな追い風となっています。これまでテレビCMや新聞広告が中心だった予算が、データドリブンなデジタル広告へと移行しており、その最前線で戦略を立案できる博報堂の役割はむしろ拡大しているといえます。インターネット領域の成長率18%という数字がその証左です。

博報堂のグループ会社は84社

引用:転職PICKS
https://tenshokupicks.jp/companies/hakuhodo/146/

連結子会社(国内)35社

・(株)博報堂
・(株)TBWA\HAKUHODO
・(株)QUANTUM
・(株)北海道博報堂
・(株)東北博報堂
・(株)新潟博報堂
・(株)北陸博報堂
・(株)静岡博報堂
・(株)中国四国博報堂
・(株)wondertrunk & co.
・(株)九州博報堂
・(株)中央アド新社
・(株)博報堂プロダクツ
・(株)博報堂クリエイティブ・ヴォックス
・(株)博報堂コンサルティング
・(株)HAKUHODO DESIGN
・(株)博報堂ケトル
・(株)博報堂キャスティング&エンタテインメント
・(株)博報堂Gravity
・(株)スパイスボックス
・(株)ハッピーアワーズ博報堂
・(株)博報堂プラニングハウス
・(株)ディー・ブレーン
・(株)オズマピーアール
・(株)博報堂メディカル
・(株)バックスグループ
・(株)SIX
・(株)Spontena
・(株)エッジ・インターナショナル
・(株)博報堂コネクト
・(株)博報堂マーケティングシステムズ
・(株)peak
・(株)博報堂キースリー
・(株)HYTEK
・(株)HUG

連結子会社(海外)42社

・北京代博広告有限公司(中国)
・博报堂生活综研(上海)市场营销咨询有限公司(中国)
・上海博报堂広告有限公司(中国)
・省広博报堂整合营销有限公司(中国)
・省広纳思博报堂广告有限公司(中国)
・広東省広代博広告営销有限公司(中国)
・博报堂希点整合营销(武汉)有限公司(中国)
・Hakuhodo Hong Kong Ltd.(博报堂香港)(中国)
・台湾博报堂股份有限公司(台湾)
・博報堂行效股份有限公司(Hakuhodo Active Inc.)(台湾)
・博報堂思索股份有限公司(Hakuhodo Seesaw Inc.)(台湾)
・博報堂知達股份有限公司(Hakuhodo Zeta Inc.)(台湾)
・格威博报堂集团 (Growww Hakuhodo Group)(台湾)
・Hakuhodo Cheil Inc.(韓国)
・Hakuhodo International (Thailand) Co., Ltd.(タイ)
・博报堂生活综研(东盟)(タイ)
・Hakuhodo (Bangkok) Co., Ltd.(タイ)
・Spa-Hakuhodo Co., Ltd.
・Spicy Hakuhodo Co., Ltd.(タイ)
・Hakuhodo O2 Co., Ltd.(タイ)
・Socius Co., Ltd.(タイ)
・Hakuhodo First Co., Ltd.(タイ)
・Media Intelligence Group Co., Ltd(タイ)
・Winter Egency Co.,Ltd.(タイ)
・Hakuhodo Malaysia Sdn. Bhd.(マレーシア)
・Hakuhodo Integreted Communication Group(シンガポール)
・Hakuhodo (Singapore) Pte Ltd(シンガポール)
・Hakuhodo & Saigon Advertising Co., Ltd.(ベトナム)
・Square Communications Joint Stock Company(ベトナム)
・Hakuhodo Digital Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)
・IdeasXMachina Advertising, Inc. (IXM)(フィリピン)
・Hakuhodo BCI(フィリピン)
・Hakuhodo.Sync Private Limited(インド)
・Hakuhodo.Lync Private Limited(インド)
・Hakuhodo.Wyng Private Limited(インド)
・AdGlobal360 India Pvt. Ltd.(インド)
・Hakuhodo Deutschland GmbH(ドイツ)
・Southpaw Communications Ltd.(英国)
・Hakuhodo USA Inc.(米国)
・Ashton Consulting Ltd.(日本)
・Kingdom Digital Solutions Sdn. Bhd.(マレーシア)
・MA&TH Entertainment Network Pvt. Ltd.(インド)

持分法適用関連会社(国内)5社

・(株)アドスタッフ博報堂
・iichi(株)
・(株)H.M.マーケティングリサーチ
・インキュデータ(株)
・Earth hacks(株)

持分法適用関連会社(海外)2社

・TBWA\G1 S.A.S.(フランス)
・People’n Rich-H Sdn. Bhd.(マレーシア)
引用:博報堂

上記のように博報堂には多くの子会社があり、その事業に付随した営業・開発・プランナー・クリエイターが多数在籍しています。従業員数はグループ全体で15,000人を超えます。広告だけではなく各会社が連携をし、マーケティングDX全面サポートなども開始しています。

グループ構造の規模が大きいことは、キャリアパスの多様性にも直結しています。博報堂本体で経験を積んだ後、グループ各社へ出向や転籍することで、異なる専門領域でのスキル習得が可能です。国内の地域密着型会社から、アジア・欧米の海外拠点まで、グローバルなキャリアを歩む選択肢があることも博報堂の魅力のひとつといえます。

図3:博報堂グループ会社の構成(全84社)
図3:博報堂グループ会社の構成(全84社)██████████████████████博報堂(本体)
図3:博報堂グループ84社の構成。国内35社・海外42社・関連会社7社(出典:博報堂公式)

「超難関」博報堂で高収入を得るには

博報堂は「企業入社難易度ランキング」で11位/100位となりました。広告業界トップで、業界でも群を抜いていました。以上のことから、博報堂への就職難易度はかなり高いことがわかります。

採用倍率100倍という数字が端的に示すように、博報堂への入社はスキル・学歴・人物評価のすべてにおいて高いハードルを乗り越える必要があります。広告業界最難関クラスとして知られるその選考では、単に優秀であるだけでなく、博報堂が求める「生活者発想」に共鳴できるかどうかが重要な評価軸となります。

採用基準について

新卒採用、キャリア採用、障害者採用、派遣社員採用などがあり、HP上では採用プロセスが細かく記載されています。応募資格は各ポジションごとに違いますが性別・戸籍・年齢・転職回数に制限はないと記載あり。詳しくは採用情報からご確認ください。

・採用倍率100倍 男女比 3:2

・全体の男女比は 7:3

・管理職の男女比 9:1

他の広告代理店も同じような男女比となっており、女性管理職が少ない状況は打開できていないと思われます。ただし、近年では多様性の推進に関する方針が明確化されており、今後の変化に注目が集まっています。

2024年度の博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの募集要項では、2020年4月〜2024年3月に4年制大学か大学院卒業・修了見込みであることと、就業経験がないことが応募資格となっています。国籍は不問であるため外国籍の応募者も受けられますが、日本語が堪能でなければいけないようです。

採用大学一覧

慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、上智大学、一橋大学、京都大学、青山学院大学、大阪大学、九州大学、立教大学、同志社大学、北海道大学、多摩美術大学、東京理科大学、立命館大学、関西大学、筑波大学、東京工業大学、横浜国立大学、神戸大学、東北芸術工科大学、学習院大学、国際基督教大学、中央大学、帝京大学、東京女子大学、日本大学、日本女子大学、法政大学、武蔵野美術大学、明治大学、相模女子大学、南山大学、立命館アジア太平洋大学

採用大学の顔ぶれを見ると、旧帝大・早慶をはじめとする難関大学が中心となっています。ただし一部の芸術系大学(多摩美術大学・武蔵野美術大学・東北芸術工科大学)も名を連ねており、クリエイティブ職においては学歴よりも実力・ポートフォリオが重視されることが伺えます。営業職では高いコミュニケーション能力と論理的思考力が、クリエイティブ職では独自性と表現力が採用の鍵となります。

選考フロー

図4:博報堂 キャリア採用 選考フロー
図4:博報堂 キャリア採用 選考フロー██████████████████████① 書類選考
※ マッチング精度向上のため二次面接・スキルチェック・カジュアル面談を追加する場合あり██████████████████████④ 内定・入社
図4:博報堂キャリア採用の標準的な選考フロー(出典:博報堂公式サイト)

①書類選考
書類選考では、履歴書・職務経歴書に基づき、募集ポジションの採用責任者が内容をチェックします。書類選考で重視するのは、募集要項に記載しているスキルや経験がしっかり記載されているかどうかです。お互いのニーズがマッチすることが確認できた場合に、次の一次面接ステップに進むことができます。

②一次面接+WEB適正検査
オンラインで募集ポジションのリーダークラス+人事担当と対話します。一次面接までにWEB適正検査を提出する必要があります。募集ポジションに応じて質問は異なりますが、経歴・志望理由・キャリアビジョンは多く聞かれる質問となります。候補者からも質問する時間が設けられているため、事前に準備しておくことが重要です。スキル・カルチャー・キャリア志向とのフィットを互いに確認することで、総合的なマッチングを双方で確認できます。

③最終面接
最終面接では、基本対面で採用ポジションの部門責任者+人事担当管理職と対話します。マッチングの精度を高めるため、二次面接やスキルチェックテスト、カジュアル面談などを実施する場合があります。事前に本人の承諾のもと、リファレンスチェックをするケースもあります。現職や前職の上司や同僚にヒアリングして確認をされる場合があるため、前職との関係性にも注意が必要です。

④入社について
合格後の入社は通常2カ月、最短は1カ月程度で入社できる場合があります。個別相談にも応じてもらえるようです。

引用:博報堂
https://www.hakuhodo.co.jp/

広告業界で高収入を得るために必要なスキル

スキルと姿勢の面での準備

ネットファースト情報収集、トレンドに敏感になる

広告業界で活躍するには、どの職種においても常にトレンドにアンテナを張れることが重要です。既に紹介した職種のうち、未経験でもチャレンジしやすいのは「インターネット広告営業」ですが、SNSで常に発信したりインフルエンサーを多くフォローしているなどネットのトレンドに敏感に反応できるライフスタイルを持つ人材が評価されます。世の中の消費者行動がどのように変化しているか、どんなコンテンツが注目を集めているかを肌感覚で把握していることが、博報堂のような大手広告代理店での即戦力に直結します。

就職前に接客や営業経験を磨いておく

インターネット広告営業では担当クライアントを持ち、高いコミュニケーション力を発揮して課題を発見したり、新しい仕事につながりそうな糸口を見つけることが重要です。また、広告制作に関わる多くの社内外関係者とも調整を行うことが多く、接客や営業で交渉ごとの経験があれば即戦力としてアピールになります。ただし、コミュニケーションスキルはあくまでも土台であり、その上に業界知識やデジタルリテラシーを積み重ねることが求められます。

数字に強い

広告に関わるならデータや数字を扱うことは避けられません。インターネット広告営業なら、広告成果を常に分析してクライアントにいつでも説明できるように準備しておくことも仕事のうちです。入社してから知識やスキルを身に付けても問題ありませんが、数字が得意な方はより早く馴染めるでしょう。広告効果の測定や予算配分の最適化には、データを読み解く基礎的な素養が不可欠です。

広告業界への転職が有利になる資格を取得しておく

営業系ならGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得

多くの人が利用するGoogle検索にまつわる分析ツール「GoogleAnalytics」を使ってWebサイトの分析を行うことが多く、その体系的な知識が身に付く「Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)」を取得していると入社後の活躍イメージを持たせられる可能性があります。インターネット広告営業なら、業務は未経験でも意欲を評価してもらえるでしょう。ほかにもWEBリテラシー試験、マーケティング・ビジネス試験など必要なものは出来るだけ事前に取得しておきましょう。

クリエイティブ系ならポートフォリオの作成を

制作(クリエイティブ)関連の仕事の場合、担当領域(Webデザイン、グラフィックなど)での資格がない方は、実際に自身が制作した作品(ポートフォリオ)でもってアピールすることが一般的です。スクールに通ったり独学で技術を身に付けるなどの方法を検討してみましょう。とにかくたくさん制作して真似をして経験値を積むことが大事です。博報堂のクリエイティブ部門は世界的な評価を受けてきた実績があるだけに、応募時のポートフォリオには相応のクオリティが求められます。

WEBエンジニア系ならこれを学べ

・PHP:WebサイトやWebアプリケーション開発で頻繁に使われる

・Python:機械学習やAIなどで利用されるため注目が集まっている

・Ruby:日本人が開発しており、Web系企業で利用されることが多い

・Java:さまざまな企業・案件で使用され、汎用性の高さは随一

エンジニアと言ってもさまざまな業務があります。広告業界ではデザイン性も求められるので言語だけではなくデザイン関係のソフトも使えるようになるとより就職に有利になります。博報堂では「テクノロジー・R&D」領域が拡大しており、エンジニアとしての専門性を持ちながらクリエイティブの文脈を理解できる人材は特に引き合いが強いと言われています。

博報堂の口コミ・評判から見える職場環境

openworkや各種口コミサイトに寄せられた声を総合すると、博報堂の職場環境に関しては以下のような傾向が見られます。

報酬面の評価が高い
営業・クリエイティブ・マーケティングいずれの職種においても、回答者の平均年収が1,000万円を超えるという事実が、社員の報酬満足度を支えています。プロデューサー職の最低年収が980万円という点も注目に値します。年功的な昇給カーブが機能しているため、30代・40代で着実に収入が積み上がるとの声が多く見られます。

働きがいを重視する文化
日々の業務で「働きがい」を重視する社員の満足度が高い傾向にあります。広告という、社会に直接訴えかける仕事の性質上、制作したものが世の中に出ていくことへの達成感は大きく、その感覚を原動力に長く働き続ける社員が多いとされています。

高い専門性と学習機会
博報堂生活総合研究所などの研究機関を活用した学習機会や、国内外グループ84社と連携した多様なプロジェクト経験は、専門性を高め続けたいと考えるビジネスパーソンには魅力的な環境です。

採用大学・倍率の高さが示す競争
採用倍率100倍という数字が示す通り、社内は高いスキルと志望度を持った人材が集まっています。そのため、自身の成長が自然と促される環境であるとも言えます。一方で、高い期待値に応え続けるためのプレッシャーを感じる場面もあるようです。

業務の多様性と将来性
XR・メタバース・ブロックチェーン・SDGsなど、時代の最前線にある領域に携われる点が博報堂で働く魅力のひとつとして挙げられます。インターネット領域が18%成長という実績が示すように、デジタルシフトに積極的な組織文化が社員の将来性への期待感につながっています。

博報堂には学生が体験できるプロジェクトも

ハクスクについて

「ハクスク」はすべての学生が「博く学べる場所(Square)」を目指し、新しい時代のキャリアについて学生の皆さんと一緒に考えることができるコミュニケーションサロンです。広告業界に興味を持っている学生だけでなく、就職活動を頑張っているすべての学生に向けて必要な情報も掲載されています。

実際に就職活動をした経験記事や会社内での働き方、福利厚生、その他相談内容なども掲載されています。

※「ハクスク」の掲載記事の一部は、閲覧に際し会員登録(無料)が必要です。大学生・大学院生のみが会員登録可能です。

このような条件があるため、他の企業が本内容を閲覧することは難しいですが、学生の就職活動や次世代育成もマネージメントできる会社はなかなか珍しいのではないでしょうか。博報堂がこのような取り組みを行っている背景には、長期的な採用力の強化と、業界全体のエコシステムを育てていこうという意識があると考えられます。

博報堂と広告業界の年収構造の傾向

国内広告業界で確固たる地位を築く博報堂は、戦略立案とクリエイティビティを軸とした高付加価値ビジネスを展開しています。広告代理店業はクライアントの予算に連動する受託体質が強く、収益構造が直接的に社員の報酬へ反映されやすい点が特徴的です。

人事制度は、安定的な基本給に加え、業績連動型の賞与が年収の大きな柱となる構造が一般的とされています。評価制度については、近年、個人の成果やプロジェクトへの貢献度をより反映させる実力主義へのシフトが進んでいるとの見方が強い一方で、年功序列的な要素も残っているのが実態です。この両立が、若手から相応の待遇が期待される環境と、ベテランの安定した報酬水準の両方を実現しています。

職位カーブについては、管理職層への昇格を機に上昇角度が急峻になる傾向があり、高度な専門性への対価が色濃く反映されます。広告業界における一般的なキャリアとしては、入社後は営業やプランニングのアシスタント的な役割から始まり、数年で担当クライアントを持ち、その後チームをまとめるポジションへと昇格していく流れが標準的です。各ステージで求められるスキルと責任の範囲が拡大するにつれ、報酬も段階的に引き上げられます。

また、広告業界全体が直面するデジタルシフトの波は、博報堂にとって大きなビジネスチャンスとなっています。テレビ・新聞という伝統的なメディアから、動画・SNS・プログラマティック広告へと予算が移行する中、そのすべてを横断的にプランニングできる総合代理店としての価値は高まっています。インターネット領域の成長率が前年同期比18%という実績は、この変化への適応力を数字で示しています。

まとめ

・就職するには難関の書類選考・面接を通過する必要があり、採用倍率は100倍とされている。

・正社員160名の回答データによると、平均年収は1,027万円。職種別では営業・マーケティング・プロデューサーがいずれも1,100万円台を記録している。

・30代でも年収は1,000万越えを目指せる環境があり、社員でも1,800万円のレンジに達することが可能。

・就職前・就職後も努力が必要だが、社内のサポート(ハクスク・研究所連携・グループ会社出向等)が充実している。

・広告業界はデジタルシフトにより将来性のある仕事第2位にランクインしており、インターネット領域が18%成長と好調。

・グループ全体で84社、従業員15,000人超の規模を誇り、国内外に多様なキャリアパスがある。

華やかですが非常に忙しい一面を持つ広告業界です。日々の勉強と特異なアイデアを出すことを常に求められますが、働きがいのある会社であることは間違いありません。仕事で「働きがい」を重視する人において、仕事の満足度が高い人が多い傾向にあります。数多くの中で個性を発揮し、チームで作り上げた成果が世の中で役立つと感じられる職場環境は、長期的なキャリア形成においても大きな意味を持ちます。

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主要参照データ・出典
  • openwork 博報堂 年収・職種別データ
  • 博報堂公式サイト(会社情報・採用情報)
  • ユニヴプレス(企業入社難易度ランキング)
  • 転職PICKS(グループ会社情報)
  • キャリハイ転職(将来性のある仕事ランキング2023年版)
監修・編集

CareerBoost編集部 / キャリア統計リサーチチーム
転職メディア運営10年以上の編集者と、人事・労務・統計の実務経験者によるチーム。有価証券報告書・企業公式IR・業界団体公開データ等の一次情報を基に、職業・企業等のキャリア情報を月次で更新しています。

本記事の年収数値は公開資料からの集計であり、個人・企業・年度により実数と異なる場合があります。正確な数値は公式発表をご確認ください。

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