ジブラルタ生命保険の年収は、生命保険業界の中で高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか。就職や転職を検討するとき、年収は仕事内容や働き方と並んで判断を左右する重要な条件です。実際に働いている人がどれくらいの年収を得ているのかは、入社前に最も気になるポイントの一つでしょう。
ジブラルタ生命は、米国の大手金融グループ「プルデンシャル・ファイナンシャル」の一員として国内で営業を展開する外資系生命保険会社です。ライフプラン・コンサルタント(LC)を中心とした対面営業に強みを持ち、保険営業のキャリアを志す人から根強い人気を集めています。一方で、外資系・完全歩合制という特徴から、「実際のところ年収はどのくらいなのか」「営業職と本社・事務職でどう違うのか」といった疑問を抱えたまま情報を探している人も少なくありません。
この記事では、ジブラルタ生命の職種別・年齢別の平均年収、ボーナスと評価制度の仕組み、競合他社との年収比較までを、口コミデータと公開情報をもとに整理しました。図解も交えながら、「自分が働くとしたら、どの職種でどれくらいの年収が見込めるのか」を判断できる材料を提示します。就職・転職の最終判断にぜひご活用ください。
ジブラルタ生命はどのような会社?
まず、ジブラルタ生命がどのような会社なのかを押さえておきましょう。年収の水準や評価のされ方は、その会社がどんな成り立ちで、どんな事業を営んでいるかと密接に結びついています。会社の輪郭を理解しておくことで、後述する年収データの背景も読み解きやすくなります。
ジブラルタ生命は、米国ニュージャージー州ニューアークに本社を置く外資系企業の日本法人です。2001年4月からは、世界有数の金融サービスグループであるプルデンシャル・ファイナンシャルの一員として営業を開始しています。日本の生命保険市場において、外資系ならではの営業スタイルと商品設計を武器に存在感を高めてきました。
ジブラルタ生命の企業理念
ジブラルタ生命は、自社の企業理念を次のように掲げています。
「ジブラルタ生命の社員は、生命保険の持つ社会的役割を信じ、ひとりでも多くのお客さまに真の生命保険をお届けします。そして顧客のために努力を惜しまず、常にベストのサービスを提供し続ける会社となります。ジブラルタ生命の社員は、生命保険の正しい在り方を追求する信念、そして人間愛・家族愛の不朽の原理を伝える情熱があります。」(出典:ジブラルタ生命 会社情報)
この理念から読み取れるのは、ひとりひとりの顧客のことを第一に考え、誠実に情熱をもって保険商品を提供することを会社の根幹に据えているという姿勢です。単に保険を販売するのではなく、顧客の人生に寄り添い、家族を守るための保障を届けるという考え方が、営業活動の土台になっています。
この「顧客のために努力を惜しまない」という価値観は、後述する評価制度や報酬体系にも一貫して反映されています。ジブラルタ生命の年収を理解するうえでは、「顧客に向き合い、成果を出した人がきちんと報われる」という思想が前提にあることを押さえておくとよいでしょう。転職を検討する際にも、この価値観への共感は避けて通れないポイントになります。
ジブラルタ生命の会社概要
ジブラルタ生命の会社概要を以下に整理します。総資産や保有契約高、ソルベンシー・マージン比率といった数値は、生命保険会社の規模と経営の健全性を示す重要な指標です。(出典:ジブラルタ生命 会社情報)
| 名称 | ジブラルタ生命保険株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区永田町2-13-10 |
| TEL | 03-5501-6001 |
| 代表取締役社長 | 添田 毅司 |
| 資本金 | 755億円 |
| 営業開始 | 2001年4月3日 |
| 営業種目 | 個人保険、個人年金保険、団体保険、団体年金保険、再保険 |
| 事業所 | ライフプラン・コンサルタント(LC)チャネル:8営業本部92支社716営業所/代理店チャネル:4本部 8営業統括部 65営業部/5ユニット(2023年4月1日現在) |
| 事業の特色 | 全国組織を持つ団体(教職員団体、商工会等)と連携関係にあり、団体が行う共済制度等を引き受けている |
| 総資産 | 12兆3,903億円(2023年9月末現在) |
| 保有契約高 | 37兆9,255億円(2023年9月末現在) |
| ソルベンシー・マージン比率 | 862.4%(2023年9月末現在) |
注目したいのは、総資産が12兆円を超え、保有契約高が37兆円規模に達している点です。これは、ジブラルタ生命が国内の生命保険市場で確かな存在感を持つ大手の一角であることを示しています。また、ソルベンシー・マージン比率862.4%という数値は、保険会社が予測を超える支払いに対応できる体力を示す指標で、一般に200%を上回っていれば健全とされます。862.4%は、その目安を大きく上回る水準です。
事業の中心となっているのは、ライフプラン・コンサルタント(LC)と呼ばれる営業担当者による対面販売です。LCチャネルは8営業本部・92支社・716営業所という全国規模の組織を構えており、一人ひとりの営業担当が顧客との関係を直接担うという営業スタイルが特徴です。これは裏を返せば、営業担当の成果が会社の業績を左右し、その成果が報酬に直結しやすい構造であることを意味します。後述する完全歩合制の評価体系も、この営業スタイルと深く結びついています。
ジブラルタ生命の平均年収はどのくらい?
それでは、ジブラルタ生命の平均年収を具体的に見ていきましょう。ジブラルタ生命をはじめとする生命保険会社では、職種によって年収にかなりの違いがみられるのが大きな特徴です。営業職と事務職、管理職とでは、同じ会社でありながら年収レンジが大きく異なります。
そこでまずは、総合職や営業職など主な職種別に平均年収を見ていきます。続いて、多くの企業と同様に年齢によっても年収に開きが出るため、年齢別の年収も整理します。最後に、競合他社と並べて業界内での位置づけを確認します。この順番で読み進めることで、「どの職種で、どの年代に、どれくらいの年収が見込めるのか」が立体的に把握できるはずです。
職種別の平均年収
まずは、職種別の平均年収です。以下は、正社員300人の回答にもとづく年収データです。各職種のカッコ内は回答人数、年収の後ろのカッコは回答された年収レンジ(最小〜最大)を示しています。
| 職種 | 平均年収 | 年収レンジ |
|---|---|---|
| 管理職(8人) | 1,638万円 | 900万円〜2,500万円 |
| 管理(5人) | 966万円 | 780万円〜1,200万円 |
| 本社(6人) | 695万円 | 360万円〜950万円 |
| 事務(26人) | 670万円 | 250万円〜1,360万円 |
| コンサルタント(22人) | 660万円 | 240万円〜1,500万円 |
| 営業(156人) | 643万円 | 180万円〜2,500万円 |
| LC(16人) | 538万円 | 210万円〜1,100万円 |
| 外交員(6人) | 343万円 | 200万円〜600万円 |
同じデータを横棒グラフにすると、職種ごとの年収差が一目で分かります。下の図は、各職種の平均年収を高い順に並べたものです。管理職が突出して高く、そこから本社・事務・コンサルタント・営業がほぼ横並びで続き、外交員が最も低くなっていることが読み取れます。
| 管理職 | ██████████████████████ | 1,638 |
| 管理 | █████████████ | 966 |
| 本社 | █████████ | 695 |
| 事務 | █████████ | 670 |
| コンサルタント | █████████ | 660 |
| 営業 | █████████ | 643 |
管理職を除くと、本社勤務、事務、コンサルタント、営業が比較的高い年収を得ています。一方で、外交員については年収が低い傾向が見られます。ここで注目すべきは、営業職の年収レンジが180万円〜2,500万円と極端に広いことです。同じ営業職でも、成果を出している人と出せていない人とで年収が10倍以上開いている計算になります。これは、後述する完全歩合制の影響を強く受けているためと考えられます。
つまりジブラルタ生命の営業職は、「平均643万円」という数字だけを見て判断するのは適切ではありません。成果次第で大きく上振れする可能性もあれば、思うように契約が取れず下振れする可能性もある職種だと理解しておく必要があります。安定した固定給を重視する人は事務や本社、成果に応じた高収入を狙いたい人は営業、というように、自分の志向に合わせて職種を選ぶ視点が重要です。生命保険の営業職全般の年収水準が気になる方は、保険営業の平均年収はいくら?年代別データと業界比較の記事も判断材料になります。
(出典:オープンワーク)
年齢別の平均年収
次に、年齢別の平均年収を見ていきましょう。こちらも正社員300人の回答にもとづく年収データです。年齢が上がるにつれて年収がどのように推移していくのかを確認します。
| 年齢 | 平均年収 | 年収レンジ |
|---|---|---|
| 25歳 | 369万円 | 205万円〜765万円 |
| 30歳 | 526万円 | 272万円〜1,015万円 |
| 35歳 | 638万円 | 330万円〜1,231万円 |
| 40歳 | 695万円 | 360万円〜1,342万円 |
| 45歳 | 698万円 | 361万円〜1,347万円 |
| 50歳 | 689万円 | 357万円〜1,331万円 |
| 55歳 | 748万円 | 387万円〜1,445万円 |
このデータを折れ線で表すと、年齢に伴う年収の伸びと頭打ちの様子がよく分かります。下の図は、25歳から55歳までの平均年収の推移を示したものです。20代から40代前半にかけて大きく伸び、その後は横ばいから緩やかな増減に転じていることが読み取れます。
| ███████ | 300 | |
| ████████████ | 500 | |
| █████████████████ | 700 | |
| ██████████████████████ | 900 | |
| █████████ | 369 | |
| █████████████ | 526 | |
| ████████████████ | 638 | |
| █████████████████ | 695 | |
| █████████████████ | 698 | |
| █████████████████ | 689 | |
| ██████████████████ | 748 |
25歳から45歳まで年収が増加しており、25歳の369万円から45歳の698万円まで、おおよそ倍近くまで伸びています。これは、若手のうちは経験を積みながら顧客基盤を築き、30代から40代にかけて成果が安定して報酬に反映されるようになるためと考えられます。45歳をピークに、50歳でいったん減少した後、55歳で再び上昇するという動きも見られます。
ただし、ここでも年収レンジの広さに注目してください。たとえば40歳の年収レンジは360万円〜1,342万円と、同じ年齢でも約1,000万円の開きがあります。年齢が上がれば自動的に年収が上がるのではなく、同年代の中でも成果によって大きく差がつくのがジブラルタ生命の特徴です。年功序列で堅実に上がっていく会社を求める人にとっては、この点は事前に理解しておくべき重要なポイントになります。
(出典:オープンワーク)
ボーナス・評価制度について
ジブラルタ生命の年収を語るうえで欠かせないのが、独自のボーナス制度と評価制度です。ここまで見てきた年収レンジの広さは、この仕組みに由来しています。
ジブラルタ生命には年4回(3月、6月、9月、12月)のボーナスがあり、その金額は自身の業績によって決まります。一般的な企業のように夏・冬の年2回ではなく、四半期ごとに業績を評価して支給する仕組みです。これは、成果をこまめに評価し、報酬に反映させやすくするための設計といえます。
給与体系は、成果主義の完全歩合制を採用しています。そのため、ボーナスに関して決められた制度(基準)をクリアしないと支給されないこともあります。安定した固定的な賞与が保証されているわけではなく、あくまで自分の出した成果に応じて変動するのが前提です。
注目すべきは、年収に対するボーナスの割合が30〜40%と高い点です。つまり、年収の3分の1前後がボーナスで構成されているため、業績で良い評価を得てボーナスの支給額を増やすことが、そのまま年収アップに直結します。逆に言えば、成果が出せなければボーナス部分が減り、年収全体が大きく下がる可能性もあるということです。前掲の年収レンジが極端に広かったのは、この報酬構造が背景にあります。
評価のポイントは明快です。どれだけ数字を出して会社に貢献しているかが評価の中心であり、年齢や性別、学歴などは一切関係なく、非常に公平な仕組みになっています。学歴や前職にかかわらず、成果さえ出せば若くても高収入を得られる可能性があるのは、実力で勝負したい人にとって大きな魅力です。一方で、成果が振るわない時期には年収が安定しないというリスクと表裏一体でもあります。この「ハイリスク・ハイリターン」の構造を受け入れられるかどうかが、ジブラルタ生命で働くうえでの最初の分かれ道になります。
競合他社との平均年収の比較
ここまでジブラルタ生命単体の年収を見てきましたが、競合他社と比較すると高いのか、低いのかが気になるところです。オープンワークに投稿された40万件以上の年収データをもとにした、「生命保険、損害保険」業界の企業別平均年収ランキングTop20を見てみましょう。
| 順位・会社名 | 全社員の平均年収 |
|---|---|
| 1位 プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 | 1,269万円 |
| 2位 プルデンシャル生命保険株式会社 | 1,086万円 |
| 3位 株式会社FPパートナー | 1,057万円 |
| 4位 AIGジャパン・ホールディングス株式会社 | 906万円 |
| 5位 株式会社グッドウイン | 882万円 |
| 6位 FWD生命保険株式会社 | 809万円 |
| 7位 メットライフ生命保険株式会社 | 800万円 |
| 8位 トーア再保険株式会社 | 799万円 |
| 9位 ソニー生命保険株式会社 | 798万円 |
| 10位 三井住友海上プライマリー生命保険株式会社 | 792万円 |
| 11位 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 | 774万円 |
| 12位 エヌエヌ生命保険株式会社 | 752万円 |
| 13位 マニュライフ生命保険株式会社 | 732万円 |
| 14位 アフラック生命保険株式会社 | 723万円 |
| 15位 東京海上日動火災保険株式会社 | 703万円 |
| 16位 AIG損害保険株式会社 | 698万円 |
| 17位 チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド(チューリッヒ生命) | 684万円 |
| 18位 Chubb損害保険株式会社 | 682万円 |
| 19位 ジブラルタ生命保険株式会社 | 675万円 |
| 20位 楽天生命保険株式会社 | 653万円 |
このランキングのうち、ジブラルタ生命(675万円)と上位・近接する主要企業を抜き出して横棒グラフにすると、業界内での位置づけがより鮮明になります。下の図は、グループ親会社にあたるプルデンシャル系をはじめ、競合となる主要保険会社とジブラルタ生命を並べたものです。
| 1位 P.ジブラルタ ファイナンシャル | ██████████████████████ | 1,269 |
| 2位 プルデンシャル生命 | ████████████████ | 1,086 |
| 7位 メットライフ生命 | ███████ | 800 |
| 9位 ソニー生命 | ███████ | 798 |
| 11位 東京海上日動あんしん生命 | ██████ | 774 |
| 14位 アフラック生命 | ████ | 723 |
| 19位 ジブラルタ生命 | ██ | 675 |
このランキングを見ると、ジブラルタ生命は19位(675万円)と、業界の中では決して高い順位とはいえません。一方で、グループの親会社にあたる「プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険」が1位(1,269万円)、「プルデンシャル生命保険」が2位(1,086万円)と、プルデンシャル系が上位を独占している点は注目に値します。同じグループ内でも、会社や事業のフェーズによって年収水準が大きく異なることが分かります。
ただし、ここで重要なのは、このランキングはあくまで「全社員の平均年収」で比較しているという点です。前述の通り、ジブラルタ生命は職種別・年齢別で年収に大きな幅があり、完全歩合制のため成果次第で年収は大きく変わります。全社員の平均だけを見ると控えめな順位に映りますが、職種別や年齢別で比べれば、また違った結果になる可能性があります。たとえば管理職の平均は1,638万円であり、これはランキング1位を上回る水準です。
同じ業界内の他社と比べてみたい方は、ランキング11位・15位に登場する東京海上日動グループの記事も参考になります。東京海上日動の年収は高い?年代・職種・役職別で徹底解説や東京海上日動火災保険の平均年収と読み比べることで、生命保険と損害保険の年収構造の違いも見えてきます。
(参考:オープンワーク 生命保険、損害保険業界の平均年収ランキングTop20)
ジブラルタ生命の年収まとめと向いている人
ここまでのデータを踏まえ、ジブラルタ生命の年収の特徴と、どのような人に向いているのかを整理しておきましょう。年収の数字そのものよりも、「自分の働き方や志向と合っているか」を見極めることが、後悔のない選択につながります。
年収が上がる仕組みを理解する
ジブラルタ生命で年収を上げる道筋は、完全歩合制という前提を踏まえると明快です。顧客と向き合い、契約という成果を積み上げ、四半期ごとの評価でボーナスを増やしていく——これが基本の流れになります。年収に対するボーナスの割合が30〜40%と高いため、成果が出れば出るほど年収全体が押し上げられる構造です。
職種別のデータが示すように、営業職は平均643万円ながらレンジは180万円〜2,500万円と非常に広く、年齢別でも40歳で360万円〜1,342万円の開きがあります。つまり、同じ会社・同じ年齢・同じ職種であっても、成果次第で年収が数倍変わるのがジブラルタ生命です。年功や在籍年数ではなく、目の前の顧客にどれだけ価値を届けられたかが、そのまま年収に反映されます。
どのような人に向いているか
こうした特徴から、ジブラルタ生命は次のような人に向いていると考えられます。
- 成果に応じた高収入を狙いたい人:完全歩合制のため、成果を出せば年齢や学歴に関係なく高い年収を得られます。管理職クラスでは平均1,638万円という事例もあります。
- 実力で公平に評価されたい人:年齢・性別・学歴に左右されず、数字での貢献が評価の中心になります。前職や経歴に自信がなくても、成果次第でキャリアを築けます。
- 人と向き合う営業が好きな人:LCチャネルを中心とした対面営業が事業の核です。顧客の人生に寄り添い、信頼関係を築くことにやりがいを感じられる人に適しています。
逆に、毎月安定した固定給を最優先したい人や、年功序列で着実に昇給していく環境を求める人にとっては、完全歩合制の変動の大きさがストレスになる可能性があります。事務職や本社職といった比較的安定した職種を選ぶ、あるいは成果が安定するまでの生活設計をあらかじめ立てておくといった備えが大切です。
転職を成功させるために必要な3つのこと
転職は、あなたの生活環境や1日のスケジュール、金銭面に大きな変化をもたらす可能性があります。場合によっては、人生の方向性を左右する大きな決断になることもあるでしょう。特にジブラルタ生命のような完全歩合制の会社では、入社後の働き方や収入の見通しを事前にしっかり描いておくことが、納得のいく転職につながります。
その大きな出来事を成功させるために必要なことを、3つの観点から整理します。これはジブラルタ生命に限らず、あらゆる転職に共通する基本でもあります。
転職の目的を明確にする
転職をするうえで、「どうして転職したいのか」という動機や、「転職して何をかなえたいのか」という目的を明確にしておくことが大切です。今の職場の不満解消だけが転職の理由になってしまうと、次の職場でまた不満が生じたときに乗り越えられず、転職を繰り返してしまう可能性があります。
転職先で自分が達成したい目標や目的を具体的に設定し、そのうえで就職活動を進めれば、入社後に違和感を覚えて後悔することも避けられるでしょう。たとえばジブラルタ生命を志望するなら、「成果に応じた収入を得たいのか」「保険を通じて人の役に立つ実感を得たいのか」といったように、自分が本当に求めているものを言語化しておくことが重要です。
また、転職を成功させるためには、自分の将来のビジョンをしっかり描いておくことも欠かせません。一時的な思いつきや目先の利益にとらわれず、10年後、20年後に自分がどのような仕事をして、どのような生活を送りたいかを具体的に描いておきましょう。そのビジョンに基づいて転職先を選べば、自分がなりたい将来像により近づけるはずです。
自分の欠点や課題を理解する
就職活動をするうえで、自己分析をおこない、自分の欠点や課題を理解することは、自分にどのような企業や職種が合っているかを判断するためにとても大切です。自分自身を客観的に分析できていないと、自分に合わない企業を選んでしまい、能力が足りずに業務についていけなくなる、という状況に陥りかねません。
たとえば、人と話すことや関係を築くことが得意なら営業職が向いているかもしれませんし、コツコツと正確に業務を進めることが得意なら事務職が合っているかもしれません。自分の強みと弱みを把握しておくことで、ジブラルタ生命の中でもどの職種を目指すべきかが見えてきます。転職という自分をステップアップさせる貴重な機会を無駄にしないよう、自分自身をしっかり理解しましょう。
また、自分の欠点や課題を理解できたなら、転職先で働き始めるまでの間に勉強するなどして克服しておくのも有効です。自分の能力を向上させることで転職先にも貢献でき、ご自身のキャリアアップにもつながるでしょう。
転職先企業の情報収集を徹底する
転職の目的を明確にし、自分の欠点や課題を理解できたら、それらに基づいて転職先候補の情報収集をおこないます。労働条件や業務内容だけでなく、社風や求められる人物像なども把握して、より自分に合った転職先を見つけましょう。情報収集が足りないと、入社してから「思っていたのと違った」と不満を感じ、能力を発揮できないまま転職を繰り返してしまうかもしれません。
特にジブラルタ生命のように給与体系が一般企業と異なる会社では、報酬の仕組みや評価制度を事前に正確に理解しておくことが重要です。完全歩合制という前提を知らずに入社すると、想定と現実のギャップに苦しむことになりかねません。本記事で紹介したような年収データや評価制度の特徴も、その判断材料の一つとして活用してください。
また、情報収集をする際には、自分の希望条件の優先順位を整理することが重要です。希望する条件がすべて叶う企業はほとんどないため、「絶対に叶えたい条件」と「できれば叶えたい条件」を分けて優先順位を決めましょう。優先順位がはっきりしていないと、広く浅く調べるだけで終わり、効率の良い情報収集にはなりません。自分にとって譲れない条件を明確にしたうえで情報を集め、転職先で自分の能力を存分に発揮できるようにしましょう。なお、金融・保険業界の選考傾向や転職難易度の感覚をつかみたい方は、三井住友銀行の転職難易度の記事も参考になります。
ジブラルタ生命への転職に強い転職エージェント2選
登録・相談はすべて無料です。求人紹介だけでなく、完全歩合制の報酬構造や生命保険業界の選考傾向まで相談できます。気になる1社だけの登録でも問題ありません。
1位doda
求人数20万件以上の総合型エージェント。生命保険・金融営業職の求人が豊富で、職務経歴書の添削から面接対策まで一貫してサポートしてくれるため、初めての転職でも安心して進められます。
2位リクルートエージェント
業界最大級の求人数を誇り、非公開求人を30万件以上保有。保険・金融分野の求人も見つかりやすく、選択肢を広げたい人におすすめです。dodaと併用すると比較検討がしやすくなります。
よくある質問(FAQ)
ジブラルタ生命の平均年収はいくらですか?
オープンワークの集計では、全社員の平均年収は675万円で、生命保険・損害保険業界のランキングでは19位でした。ただし職種や年齢によって差が大きく、たとえば管理職の平均は1,638万円、営業職は平均643万円(180万円〜2,500万円のレンジ)となっています。
ジブラルタ生命の営業職の年収はどのくらいですか?
正社員300人の回答にもとづくデータでは、営業職の平均年収は643万円です。ただし年収レンジは180万円〜2,500万円と非常に広く、完全歩合制のため成果によって大きく変動します。成果を出せば若くても高収入を狙える一方、契約が取れない時期は年収が下がるリスクもあります。
ジブラルタ生命のボーナスはどのような仕組みですか?
年4回(3月、6月、9月、12月)のボーナスがあり、金額は自身の業績によって決まります。完全歩合制を採用しており、決められた基準をクリアしないと支給されないこともあります。年収に対するボーナスの割合は30〜40%と高く、業績で良い評価を得ることが年収アップに直結します。
ジブラルタ生命の年収は競合他社と比べて高いですか?
全社員の平均年収(675万円)で比較すると、業界ランキングでは19位とそれほど高くありません。ただしこれは全社員平均での比較であり、職種別・年齢別では結果が異なります。なお、グループの親会社にあたるプルデンシャル系は同ランキングで1位・2位を占めています。
ジブラルタ生命は年齢が上がると年収も上がりますか?
25歳の平均369万円から45歳の平均698万円まで、年齢に伴って年収は増加する傾向があります。45歳をピークに、その後は緩やかな増減に転じます。ただし完全歩合制のため、同じ年齢でも成果によって年収レンジが大きく開く点に注意が必要です。たとえば40歳の年収レンジは360万円〜1,342万円となっています。
まとめ
今回は、ジブラルタ生命の平均年収について、職種別・年齢別に整理し、ボーナスや評価制度、競合他社との比較まで見てきました。本記事の要点を整理すると、次の通りです。
- 全社員の平均年収は675万円で、生命保険・損害保険業界のランキングでは19位(出典:オープンワーク)
- 職種別では、管理職(1,638万円)が突出して高く、本社・事務・コンサルタント・営業が続く。外交員は343万円と低め
- 営業職は平均643万円だが、レンジは180万円〜2,500万円と非常に広く、成果次第で大きく変動する
- 年齢別では25歳から45歳にかけて年収が伸び、45歳の698万円がピーク。その後は緩やかな増減に転じる
- 年4回のボーナスがあり、完全歩合制を採用。年収に対するボーナスの割合は30〜40%と高い
- 年齢・性別・学歴に左右されず、数字での貢献が評価の中心となる公平な仕組み
ジブラルタ生命は完全歩合制を採用しているため、個人の頑張りによって年収は大きく変わり、それがボーナスの評価にも反映されます。全社員平均では控えめな順位でも、成果を出せる人にとっては高収入を狙える環境だといえます。一方で、安定した固定給を重視する人にとっては、収入の変動の大きさを事前に理解しておくことが欠かせません。
転職を考えている方は、後悔のない選択ができるよう、本記事で紹介した年収データや報酬の仕組みもぜひ参考にしてください。なお、年収などの数値は本記事執筆時点の口コミデータ・公開情報にもとづく目安です。職種別・年齢別の金額は回答者の構成によって変動するため、最新の募集要項や待遇は、必ず公式採用ページや転職エージェント経由で確認したうえで、応募の判断材料にしてください。





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