セイキン(SEIKIN)は、ヒカキン(HIKAKIN)の実の兄であり、日本を代表するトップYouTuberです。
動画の中でも、広い家に住んでいたり高い車を持っていたりと、確実にお金持ちであることが伺えます。
YouTubeだけでなく、ミュージシャンとしての活躍やテレビ出演など、様々な分野で活躍しているセイキン。
それら全ての収入を合わせたときの年収は果たして、総額いくらになるのでしょうか?
実際に調べてみました!
セイキンはどんな人?
セイキンの本名は「開發 聖也(かいはつ せいや)」です。
1987年7月30日生まれで、今年(2023年)36歳になります。
UUUM所属のYouTuberで、所有するチャンネルの登録者数は2023年8月現在、SeikinTV が454万人、SeikinGamesが 143万人です。
2014年にポンちゃんと呼ばれる一般女性と結婚しています。
ポンちゃんはセイキンの動画撮影などのお手伝いをしたり、SeikinGamesに出演したりしています。
2018年には男の子も誕生していますし、まさに人生順風満帆といったところでしょうか。
SeikinTVでは主に商品レビュー、やってみた系、歌ってみた系の動画を配信しています。
SeikinGamesでは、マインクラフトのような全年齢向けのゲームから、バイオハザードのようなホラーゲームの実況まで、幅広いジャンルの動画を投稿しています。
個人所有する上記のチャンネルの他に、HIKAKIN & SEIKINという名前で、弟のヒカキンとユニットを組んでミュージシャンとしても活動しており、なんと全ての楽曲の作詞・作曲をセイキンが担当しています。
その歌手としての活躍の場はYouTubeだけに留まらず、「ミュージックステーション」への3年連続出演を達成したり、2ndシングル「雑草」はiTunes Music Store、レコチョクにおけるシングルランキングで総合1位を獲得したりと、YouTuberとしては異例の快挙を成し遂げています。
YouTubeでの収入
出典:https://pixabay.com/ja/photos/youtube-iphone-2617510/
まず最初に調べたのがYouTubeでの年収です。
セイキンはいわゆるエンタメ系YouTuberにカテゴライズされますが、エンタメ系YouTuberの収入源は大きく分けて2つあります。
1つ目が皆さんもご存じの広告収入です。
動画の前や途中で画面に表示される広告を、視聴されたりクリックされたりすることで得られる収入ですね。
広告収入の金額は、視聴維持率(動画がどこまで視聴されたかを示す値)やYouTubeに掲載される広告の量やジャンルによって異なりますが、1再生あたり0.1~0.3円程度です。
SeikinTVの1か月間の動画再生数が2023年8月現在で約3500万回、SeikinGamesの1か月間の動画再生数が2023年8月現在で約200万回なので、1再生あたり0.1円と考えても月収550万円。
年収にして6600万円になります!
最近の動画は平均150万回再生程度ですが、今までに投稿した動画の本数が2000本近くありますから、過去の動画の再生も大きく貢献していると考えられます。
次にタイアップです。
タイアップとは企業からの依頼に基づき、動画内で商品の紹介をすることで貰える報酬です。
こちらもYouTuberのジャンルや登録者数、動画の平均再生率などで異なりますが、登録者数×2円程度と言われています。
もちろん毎年のタイアップ数は、本人が開示しない限り分かりません。
予測になりますが、メインチャンネルで年間3本あったとして、約1400万円になります!
SeikinGamesでもゲームの紹介などを頼まれていたらもっとです。
テレビ出演のギャラ
セイキンは2023年に8月時点で、テレビに1回出演しています。
Youtuberをテレビにキャスティングするときのギャラもチャンネル登録者数などによるのですが、100万人越えのYoutuberの場合200万円することも。
SeikinTVのチャンネル登録者数が454万人ですから、この計算だと900万円でもおかしくありません!
ミュージシャンとしての年収
セイキンは歌手、作詞家、作曲家としても活躍していますが、これらミュージシャンとしての年収を合わせると一体いくらなのでしょうか?
まず歌手についてですが、残念ながら2023年8月現在では歌手としてライブをしたりメディアに出たりはしていないようです。
しかし、CDが売れた時やカラオケで歌われる度に、印税が作詞家・作曲家に入ります。
印税は音楽出版社、作詞家、作曲家の3者で分配することになります。
分配率は契約によって異なりますが、アメリカ式と呼ばれる音楽出版社50%、作詞家25%、作曲家25%が一般的です。
作詞・作曲の両方を担当しているセイキンは50%貰えることになります!
印税の割合がCD1枚当たりの税抜き価格の6%、つまり2000円のCDを販売した場合120円です。
その内の50%ですから、セイキンの取り分は60円です。
現在ではCDの販売枚数だけでなく、iTunesなどでの音楽のダウンロード数、ストリーミング配信回数による収入もあります。
これらも運営会社と本人くらいしか分かりませんので、関連する他の情報から予想することになります。
2018年12月15日に開設されたHIKAKIN & SEIKINの動画総再生回数が2023年8月現在で600万回、年間に約120万回再生されています。
Youtubeでの音楽再生回数の1/100がCD購入枚数と仮定すると、60円×12,000枚=72万円です!
カラオケの印税の内、アーティストの取り分は1~3円だと言われています。
ここも推測になってしまいますが、CDの印税と合わせて100万円といったところでしょうか。
セイキンの年収は!?
YouTube・テレビ出演・ミュージシャンの予想収入を合計すると、6600万円+1400万円+900万円+100万円=9000万円という計算結果になりました!
国税庁の調査によると日本の通常のサラリーマンの年収は461万円なので、とんでもない高収入ですね。
さすが日本を代表するトップYouTuberです。
最近ではYouTubeショートやTikTokの動画も人気で、今までに累計何千万回も再生数されています。
他にも各種イベントの出演やグッズの販売もしていますから、その年収は今も伸び続けていると考えられます。
セイキンのお金の使い道
所得税、住民税、社会保険料が掛かりますので、9000万円稼いでも手元に残るのは4500万円程度ですが、それでも月375万円も使える計算になります。
はたして、セイキンは何にお金を使っているのでしょうか。
家
セイキンは現在、以前住んでいた部屋をオフィスとして利用しているようです。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=zFGR-FiMzGo?si=KMLB4_tze1R0OfTw&w=560&h=314]動画の内容から、自宅用のマンションの間取りは3LDKではないかと推測できます。
- 広いリビング
- お風呂 2箇所
- トイレ 2箇所
- 洗面所 2箇所
- 仕事部屋
- 子供部屋
- 寝室
もちろん住所を特定することはできませんが、動画で公開されたマンションの特徴的な作りから、巷では新宿の高級タワーマンションではないかと言われています。
芸能人が住むような都内の高級タワーマンションは、家賃だけで月100万円以上することも多いです。
車
セイキンは、以下の4台の車を持っていると言われています。
- フェラーリF8トリブート
- トヨタ アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
- レクサスLS 500h
- ランボルギーニ アヴェンタドールS
購入する時期や為替の影響などもありますが、合計1億円程度は掛かると言われています!
それほど車が好きだということもあって、手入れもかかさずされているようです。
小さい傷があっても、直ちに修理に出すようです。
セイキンの総資産は?
冒頭でもお伝えした通り、セイキンは2012年にYouTuberになりました。
活動を始めたばかりの頃はYouTubeもまだマイナーなサービスでしたので、チャンネル登録者数も現在のようにすぐには伸びません。
広告を出す企業も少なかったことから収益化も難しかったと推測されるので、収入は多くなかったと思います。
現在となっては多くの人々がYouTubeに参入していて、飽和状態と言えます。
特にエンタメ系YouTuberは参入障壁が低いことから、かなりのレッドオーシャンになっていることが予想されます。
YouTuberを取り巻く環境の変化からも現在が最高年収とは考えにくいので、2012年から1000万円ずつ収入を増やし、YouTuberになって10年目が最高年収で1億、11年目に9000万円に減ったと仮定します。
そうすると、総収入6億4000万円、手取り3億5000万円はあると推測できます。
家賃やYouTube活動のためのカメラマンや動画編集者など、人件費はコンスタントに掛かります。
そうした経費などを差し引いても1億円は残っていると推測できます!
セイキンが成功するまでの軌跡
今でこそ超大金持ちですが、YouTuberになる前はいったいどんな仕事をしていたのでしょうか。
専修大学に進学するも自分の進みたい人生じゃないと感じ中退、電力会社に就職しますが、ハラスメントに耐えきれず辞めたと言われています。
その後2012年にYouTuberに動画をアップロードし始めます。
最初は得意の音楽動画で、作詞・作曲した「朝はパン Morning is Bread」のアカペラ動画をアップロードしました。
幼い頃からパンが好きで、パン屋に憧れていたそうです。
2015年に、冒頭に書いたHIKAKIN & SEIKINというユニットを組み『YouTubeテーマソング』をリリース。
iTunesアルバム総合ランキングでは2位を記録しました。
その後の曲も5位に入るなど実績を上げ続け、2016年に「SeikinTV」のチャンネル登録者数100万人を記念してYouTubeから「金の再生ボタン」が送られました。
大学中退からのYouTuberとしての大成功。
以前のYouTubeのキャッチコピーである「好きな事で生きていく」を体現していると言えます。
セイキンが人気の理由
YouTuberになるきっかけはヒカキンかもしれませんが、それでもこんなに大きな成功を収めるのは普通ではありません。
動画の内容も特筆するものではなく、エンタメ系の動画やゲーム実況動画など、言ってしまえば誰にでもできることです(それらに比べると音楽系動画はややハードルが高いかもしれません。)。
果たして、セイキンのどういった点が支持されているのでしょうか。
動画から分かることは、一見おちゃらけて見えますがとても低姿勢で真面目だということです。
リスナーに配慮した心構えが、誰もが楽しめる動画作りに繋がり、全世代に愛されるYouTuberになったのだと推測できます。
多くのYouTuberが失言や不祥事で炎上する一方、セイキンは今までに炎上したことがありません。
こういったことからもセイキンの人間性の良さが伺えます。
2012年からYouTubeを始めて2023年現在で12年目。
SeikinTVだけで動画本数が約2000本です。
数々の有名YouTuberが引退・解散する中、こんなにも大量の動画を上げ続けるのは並大抵の努力ではありません。
セイキンは決して運だけで成功したのではなく、素晴らしい人間性と地道な努力によって、成功すべくして成功したと考えます。
終わりに
いかがでしたか?
およそ9000万円の年収を稼ぎ、総資産は推定1億円。
とても裕福な生活をしていることが想像できますが、その裏には素晴らしい人間性と地道な努力が隠されていることがわかりました。
今後のセイキンの年収はどう推移していくのでしょうか?
これからのセイキンの活躍に期待です!
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