「ちいかわ」や「自分ツッコミくま」など、SNSを中心に大人気のゆるキャラを生み出しているイラストレーター・ナガノ先生。
フリーランスでありながら、年収は10億円を超えるのではないかと言われています。
一体どのように稼いでいるのでしょうか?ナガノ先生の収入源について徹底調査しました。
ナガノ先生のプロフィール
名前 | ナガノ(ながの) |
---|---|
年齢 | 30代~40代 |
性別 | 女性 |
職業 | イラストレーター・漫画家 |
代表作 | 「ちいかわ」「自分ツッコミくま」 |
国民的キャラクター「ちいかわ」や「自分ツッコミくま」などを生み出しているナガノ先生。
イラストレーター・漫画家として活躍中の彼女はどこの事務所にも属していない、稀有なフリーランスです。
自由な発想でユニークなキャラクターを次々と世に送り出し、その人気ぶりは留まるところを知りません。
そんなナガノ先生はどれほどの収入を得ているのでしょうか。
ここではナガノ先生の推定年収と、その主な内訳について徹底的に調査していきます。
ナガノ先生の年収は軽く10億円を超える!?
様々な情報を総合した結果、ナガノ先生の年収は驚きの10億円以上と推定されます。
フリーランスでありながらこの金額は本当にすごいの一言。「ちいかわ」や「自分ツッコミくま」の爆発的人気ぶりを裏付ける数字だといえます。
それでは、その内訳について具体的に見ていきましょう。ナガノ先生の収入の柱は主に以下の3つです。
- LINEスタンプ
- グッズ販売
- 単行本の印税
これらを1つずつ詳しく見ていきます。
収入源①:LINEスタンプ
LINEクリエイターズスタンプは、ナガノ先生の大きな収入源の1つ。
「ちいかわ」や「自分ツッコミくま」のスタンプは常にランキング上位をキープしており、その人気ぶりは折り紙つきです。
Lineスタンプ上位者の具体的な収入
5位以内・・・20万円/日
10位以内・・・10万円/日
20位以内・・・6万円/日
40位以内・・・3万円/日
60位以内・・・2万円/日
2023年4月26日時点のランキングを参考に計算すると、
1年間の総売上は約2億6600万円。
販売者には約30%の報酬が入るため、
ナガノ先生の年間のLINEスタンプ収入は約7993万円と推定されます。
これは上位8作品のみの計算ですが、ナガノ先生が手掛けるLINEスタンプは全部で82作品。
60位以降の作品も含めるとその収入はさらに跳ね上がることが予想されます。
収入源②:グッズ販売
「ちいかわ」や「自分ツッコミくま」のグッズは「ちいかわマーケット」をはじめ、100均や「しまむら」など様々な店舗で販売されており、常に品薄状態が続いています。
その人気ぶりはランキングでも明らかです。
楽天のキャラクターグッズ人気ブランドランキング(2023年) |
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1位:サンリオ(706億円) |
2位:ちいかわ |
ヤクルト1000の年間売上が約1400億円であることから、
「ちいかわ」のグッズ年間売上は706億円~1400億円の間と推定できます。
これに加えて「自分ツッコミくま」や「パグさん」などのグッズ販売も含めると、その金額は軽く10億円を超えるでしょう。
仮にグッズ売上の著作権料がわずか1%だとしても、ナガノ先生には7億円以上の収入が入ることになります。
グッズの種類の多さや品薄状態の続く人気ぶりを考えると、10億円以上の収入があっても不思議ではありません。
ダイソーでの「ちいかわ」グッズ販売による収入
ダイソーで販売されている「ちいかわ」グッズは、以下の5種類です。
- ちいかわ メタルコレクション(100円+税)
- ちいかわ アクリミニ アクリルスタンド(100円+税)
- ちいかわ スタンプコレクション(100円+税)
- ちいかわ トレーディングアクリルスタンド(100円+税)
- ちいかわ ぷっくりシール(100円+税)
シール以外の商品は基本的に12種類で1ロット、アクリルスタンドは16種類で1ロットとなっています。
ダイソーの国内店舗数は約4,000店舗。仮に各店舗が上記の「ちいかわ」グッズを各種3ロットずつ入荷し、完売しているとします。
繁忙店とそうでない店舗では仕入れ数に差があると想定されますが、単純計算で1店舗あたり約2万円の売上となります。
これを4,000店舗で計算すると、合計8,000万円の売上になります。この10%、つまり約800万円がナガノ先生への原作使用料となります。
セリアでの「ちいかわ」グッズ販売による収入
セリアでは、以下のような「ちいかわ」コラボ商品が販売されています。
- ミニミラー
- A4クリアファイル
- フラットポーチ
- ファスナーケースセット
- マスクケース
- ミニ巾着
- ぷくっとシール
- フレークシール
- ビニールポーチ
- スクエアポーチ
- ファスナーポーチ
- コインパース
すべて100円で計算すると、1店舗あたり平均20ロットの仕入れで、240品×100円=24,000円の売上となります。
セリアの店舗数は1,800店舗なので、合計で約4,000万円の売上が見込まれます。
この内、ナガノ先生に支払われる金額は400万円と推定されます。
しまむらでの「ちいかわ」グッズ販売による収入
しまむらの店舗数は1,400店舗。2022年11月のコラボでは、以下の商品がラインナップされました。
- ロング抱き枕(2種類、各2,200円)
- 枕カバー(4種類、各490円)
- ブランケット(4種類、各1,490円)
- 敷きパッド(4種類、各1,790円)
- 掛けふとんカバー(4種類、各2,700円)
- ハンドタオル(4種類、各490円)
- バスタオル(4種類、各890円)
- フェイスタオル(4種類、各690円)
各種5ロット前後入荷したと仮定すると、1店舗の平均売上は約20万円。これを総店舗数で計算すると、なんと3億円近くになります。
しまむらでは2022年に同様のコラボを2回行っているので、単純に2倍の6億円と考えると、ナガノ先生への著作権使用料は6,000万円にもなるのです。
店舗数ではダイソーに劣るものの、商品単価が100円ショップよりも高いため、これだけの金額が動いていることになります。
収入源③:単行本の印税
「ちいかわ」はもちろん、「自分ツッコミくま」など、ナガノ先生の作品は次々と書籍化されています。
2021年に発売された「ちいかわ」の単行本は、2022年の段階で100万部を突破。
- 単行本は2021年に1巻~5巻発売
- 2022年時点で100万部突破
- 1年半経った2023年現在は150万部突破と推定
- 一般的な印税率の相場は5%~10%
「ちいかわ」1巻の価格が1100円、2巻~5巻が1210円であることから、
150万部×1210円=18億1500万円
印税10%と仮定すると、ナガノ先生の取り分は約1億8150万円と試算できます。
アニメ化もされた「ちいかわ」ですが、書籍の売上もまだまだ伸びています。
ナガノ先生の年収をまとめると
これまで見てきたように、ナガノ先生の年収の主な内訳は以下の通りです。
収入源 | 金額 |
---|---|
LINEスタンプ | 約7993万円 |
グッズ販売 | 10億円以上 |
単行本印税 | 約1億8150万円 |
推定年収 | 合計12億円以上! |
事務所に所属せず、フリーランスで活動するナガノ先生。
彼女の発想力とクリエイティビティ、それに加えてSNSを使った発信力が、これほどまでの収入をもたらしているのです。
今なお増え続けるファンの数を考えると、ナガノ先生の収入はこれからもさらに跳ね上がっていくことでしょう。
ただし彼女は決して収入だけを追求するのではなく、これからも自分のペースで楽しみながら作品づくりを続けてくれるはずです。
私たちファンにできることは、ナガノ先生の作品を楽しみ、リスペクトの気持ちを忘れずに応援し続けることだと思います。
これからもナガノワールドから目が離せません!
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