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井上尚弥の年収は20億円超え!?生涯獲得賞金や収入源を徹底調査!

20分で読めます
喜多 湧一 監修

井上尚弥の年収を見て、自分の年収が気になった方へ

同じスキル・経験でも、会社によって年収は大きく異なります。 たった5分で、あなたの「本当の市場価値」がわかります。

プロボクサーを夢見る人は多いでしょう。 世界チャンピオンになれば、名声や高額なファイトマネーを得られると思われがちです。 しかしプロボクサーの現実は厳しく、ファイトマネーだけで生活していくのは容易ではありません。 ファイトマネーの相場やランク別の年収とともに、ファイトマネーだけでは生活が成り立たない現状にも触れていきます。 ここでは、井上尚弥選手の年収を詳しく解説します。

井上尚弥のファイトマネー年収は驚異の10億円超!

対スティーブン・フルトン戦

2023年7月25日に行われたスティーブン・フルトン戦では、8回TKOで勝利し、世界4階級制覇を成し遂げました。 この試合のファイトマネーの総額は10億円を超えたと言われており、内訳は井上選手が6億4000万円、フルトン選手が3億8000万円だったそうです。

対マーロン・タパレス戦

2023年12月26日に行われたマーロン・タパレス戦は、10回KOで勝利しました。 この試合のファイトマネー総額は15億円に上ると言われ、そのうち井上選手側のファイトマネーは10億円以上になったとのことです。 以上の2試合だけでも、井上選手は16億4000万円ものファイトマネーを獲得しています。
ちなみに、このファイトマネーの約33%がジムの取り分となるため、井上選手の取り分は11億円ほどになると考えられます。

2022年の井上尚弥の年収は?バンタム級時代の試合別ファイトマネー

対ポール・バトラー戦

2022年12月13日に行われたポール・バトラー戦では、11回TKOで勝利しました。
この試合のファイトマネーは最低保証額で3億円だったことが判明しています。

対ノニト・ドネア戦(2回目)

2022年6月7日に行われた2度目のノニト・ドネア戦では、2回TKOで勝利を収めました。 このファイトマネーは2億3000万円だったことが明らかになっています。 この試合は2回で終了したため、1ラウンドで1億円以上を稼いだ計算になります。並外れた「時給」と言えるでしょう。

井上尚弥の生涯獲得賞金は50億円超え?過去のファイトマネー一覧

ここまで見てきたように、井上尚弥選手の単発の試合だけでも数億円から10億円以上のファイトマネーを稼いでいることが分かります。 では、デビューからこれまでのファイトマネーの総額、つまり生涯獲得賞金はいくらになるのでしょうか。
開催日対戦相手結果ファイトマネー
2023年12月26日マーロン・タパレス10回KO勝ち10億円以上(推定)
2023年7月25日スティーブン・フルトン8回TKO勝ち6億4000万円
2022年12月13日ポール・バトラー11回TKO勝ち3億円
2022年6月7日ノニト・ドネア(2回目)2回TKO勝ち2億3000万円
2019年11月7日ノニト・ドネア(1回目)UD勝ち1億2000万円
2019年5月18日エマヌエル・ロドリゲス2回TKO勝ち1億円
2018年5月25日ジェイミー・マクドネル1回TKO勝ち5000万円以上
主要な試合だけでも、20億円以上のファイトマネーを稼いでいることが分かります。 これ以外にも多くの防衛戦や下位タイトル戦でも億単位のファイトマネーを獲得してきたことを考えると、デビューからの総獲得賞金は50億円を優に超えているのではないでしょうか。

プロボクサーの年収はいくら?ランク別のファイトマネー相場を公開

プロボクサーの年収を知るためには、まずファイトマネーの相場を把握する必要があります。 ファイトマネーとは、試合に出場することで得られる報酬のことです。 ランクが上がるほどファイトマネーも高額になる傾向にありますが、それでも思ったほど稼げないのが現状のようです。 以下の表は、プロボクサーのランク別におけるファイトマネーの相場と、年間2試合行った場合の年収をまとめたものです。
ランク1試合あたりのファイトマネー年収(年2試合の場合)
日本チャンピオン100万円〜200万円〜
日本ランカー(10位以内)30〜100万円60〜200万円
A級ボクサー15〜50万円30〜100万円
B級ボクサー10〜30万円20〜60万円
C級ボクサー5〜10万円10〜20万円
表を見ると分かる通り、日本チャンピオンクラスであっても、年収は200万円程度にとどまります。 また、この年収にはテレビ出演料やスポンサー収入は含まれていないため、実際の収入はさらに少なくなると考えられます。 しかも、プロボクサーはファイトマネーの2〜3割を所属ジムに支払う必要があります。
一般的にプロボクサーは、所属ジムからファイトマネーの20%〜30%をマネジメント料として引かれる。
つまり、日本チャンピオンの年収200万円というのは額面の金額であり、手取りはその7〜8割程度になるということです。

ファイトマネーは負けても貰える?契約形態によって異なる

プロボクサーのファイトマネーは、負けた場合でももらえるのでしょうか? 基本的には負けた場合でもファイトマネーを受け取ることができます。ただし、勝った方が総取りするような契約の場合は、負けるとファイトマネーは一切もらえません。
ファイトマネーを勝った方が総取りするような契約内容の場合は、負けるとファイトマネーは貰えない。
どのような契約を結ぶかは選手同士の交渉次第ですが、注目度の高い試合であれば、負けた場合でもファイトマネーを得られる契約を結ぶことが一般的です。 また、階級が上がるほどファイトマネーは高額になる傾向にあります。 ただし、日本の場合はファイトマネーに下限が設けられています。
ファイトマネーの下限は6万円。
弱小選手の場合、ファイトマネーの最低保証である6万円しかもらえないこともあるでしょう。

プロボクサーはファイトマネーだけでは生活できない?世界ランカーになるか副業が必要

村田諒太選手は、「ボクシングはアルバイトで、主な収入は別のアルバイト」と語っています。 WBA世界ミドル級王者である村田選手ですら、ボクシングだけでは生計を立てられないと公言しているのです。
「ボクシングはアルバイトで、主な収入は別のアルバイト」
つまり、プロボクサーがファイトマネーだけで生活するのはかなり困難だと言えます。
プロボクサーがファイトマネーだけで生活することは難しいと言えるのではないでしょうか。
日本ボクシング界の収益構造に限界があると指摘する声もあります。

確かに、世界的に見ても、日本のファイトマネーの相場は低いと言わざるを得ません。

日本でプロボクサーとして生活するには、収益システムに限界があるとも言われており、プロボクサーの現実は厳しいようです。
では、プロボクサーとして生計を立てるにはどうすれば良いのでしょうか? 一つは、世界ランカーの実力を身につけることです。世界レベルの選手になれば、ファイトマネーも段違いに高額になります。 村田選手も世界王者になったことで、それなりのファイトマネーを得られているはずです。
プロボクサーとして生活していくためには世界ランカーレベルの実力を身につけるか、新たな収益モデルを作り上げる必要があるでしょう。
もう一つは、YouTubeなどを活用して新たな収益源を作ることです。 YouTubeには広告収入が入るだけでなく、ファンを獲得することでチケットの売上アップにも繋がります。
現にYouTuberを兼業しているプロボクサーも出てきており、新しい収益モデルの形として注目されています。

世界の一流ボクサーと比較しても遜色ない

ではこの金額は、世界の他のトップボクサーと比べてどうなのでしょうか。ミドル級の王者カネロ・アルバレス選手は、スポーツ通信メディアDAZNと5年11戦で総額390億円の契約を結びました。1試合平均35億円です。
実現すればファイトマネーはこれまでの"10倍増"となることも示唆。早ければ来年5月にも、夢の"100億円マッチ"が実現する可能性 引用:スポニチ
井上選手の所属事務所の大橋ジムの会長は、サウジアラビアで開催すれば10倍増の100億円マッチも可能と発言しています。これが実現すれば、アルバレス選手を上回る大記録になります。

ファイトマネーの出どころは?

これだけ高額なファイトマネーが支払われるボクシング界ですが、一体そのお金はどこから出ているのでしょうか。主な収入源は以下の3つです。
  • スポンサー収入
  • 放映権料
  • チケット売上
特に、世界タイトル戦クラスになると、世界的な企業がスポンサーにつき、巨額の放映権料も発生します。

そこから選手へのファイトマネーが支払われるというわけです。

ファイトマネーの選手取り分はいくら?

ファイトマネーの内訳は、選手の取り分が約7割、ジムの取り分が約3割と言われています。 つまり、1億円のファイトマネーなら、選手の取り分は約7000万円、ジムの取り分は約3000万円というわけです。
ただし、井上選手のように絶対的なスターになると、この割合もより選手に有利になる交渉も可能かもしれません。

井上尚弥のファイトマネー以外の収入源は?CM出演料やスポンサー契約料も調査

井上尚弥選手の収入はファイトマネーだけではありません。圧倒的な人気と知名度を誇る井上選手には、様々な収入源があります。

CM出演料

井上選手は、「MonsterEnergy」や「DAZN」など、多くの企業のCMに出演しています。 1本あたりの出演料は数千万円とも言われており、年間で数億円の収入になっているのではないでしょうか。

スポンサー契約料

井上選手は、「アシックス」や「リーボック」などのスポーツブランドと複数年の契約を結んでいます。

年間数千万円から億単位の契約料が発生していると考えられます。

テレビ出演料

世界的スターとなった井上選手は、スポーツ番組だけでなくバラエティ番組などにも引っ張りだこです。 1本あたり数百万円の出演料となれば、年間数千万円の収入になるでしょう。
これらのファイトマネー以外の収入を合計すると、年間10億円以上になるのではないでしょうか。

ファイトマネーの使い道は?

莫大なファイトマネーで井上選手が手に入れたものとしては、高級車のベントレーやスーパーカー、高級腕時計などが知られています。
また2021年末には、満額ローンで建てた豪邸も完成。トレーニングジムを備えたアスリートの理想の家のようです。
一方で、ファイトマネーの多くは将来のために貯蓄に回しているそうです。 堅実な性格の表れと言えるでしょう。

井上尚弥の今後

ボクシングの世界戦で実に34年ぶりの東京ドーム興行を大成功に収めた井上尚弥選手は、サウジアラビアの興行主も注目しているとのこと。 報酬は10億超えから倍増も予想されているとか。 資金力のあるサウジアラビア興行主もチェックするほど、世界が注目する井上尚弥選手。

1試合で20億円以上稼ぐまでに成長した彼は、年収だけでなくタイトルも上がっていくことが予想されます。

まとめ

プロボクサーの年収事情について解説してきました。ポイントをまとめると以下の通りです。 ・日本チャンピオンクラスで年収200万円程度、実際の手取りはさらに少ない ・ファイトマネーは基本的に負けてももらえるが、契約形態によっては負けると一銭ももらえない ・多くのプロボクサーはファイトマネーだけでは生活できず、副業が必要 ・世界ランカーになるか、YouTubeなどで新たな収益源を作ることが重要 村田選手の発言からも分かるように、ボクシングは今や「アルバイト」であり、それだけでは食べていけないのが実情のようです。 夢を追うことは素晴らしいことですが、プロボクサーを目指す方はこの厳しい現実をよく理解したうえで、覚悟を決める必要があるでしょう。

井上尚弥(ボクシング)の年収に関するFAQ

最終更新:2025年10月8日

井上尚弥の年収は公式に公表されていますか?

いいえ、本人の年収は公表されていません。把握には、海外メディアの年収ランキング試合の報酬報道(パース)スポンサー情報を複合的に参照します。

世界のアスリート年収ランキングに井上尚弥は載っていますか?

はい。スポーツ経済メディアの年収ランキング(2024年=集計対象)では、総収入4,200万ドル(約42億円)で81位と報じられました(出典:Sporticoを引用した報道)。

Fulton戦(2023)の報酬はどのくらいと報じられましたか?

報道ベースの推定で約500万ドル(相手のFultonは約300万ドル)とされています。いずれも主催・本人非公表で推定値です。

Tapales戦(2023)の報酬はどのくらいと報じられましたか?

総パース約800万ドル、そのうち井上尚弥が約500万ドルという報道が出ています(いずれも推定)。

Nery戦(2024・東京ドーム)の報酬は?

日本開催として最大級の興行収入が見込まれ、数百万ドル台後半〜の報酬が取り沙汰されましたが、正式発表はありません。当該試合はReutersの試合結果報道が一次情報です。

スポンサー・アンバサダー契約は収入に影響しますか?

大きく影響します。2025年には「Riyadh Season」のスポンサー契約が明らかにされました(リングギア掲出)。こうした契約金は年収の“オフ・ザ・リング収益”を押し上げます。

年収推定に幅があるのはなぜですか?

パース(基本報酬+出来高)が非公表で、PPV分配・会場収入・配信契約・スポンサー金が年ごと・試合ごとに大きく変わるためです。メディア推定は参考値として扱うのが安全です。

結局、井上尚弥の年収レンジはどのように考えるべき?

「試合パース+出来高+スポンサー等」の合算で年ベース数十億円規模になり得る、と見るのが実務的です。2024年リッチリスト報道では総収入約42億円とされています(集計方法は媒体基準)。

信頼できる根拠の取り方は?

①試合結果・開催規模=一次報道(Reuters等)②年収ランキング=媒体の集計基準 ③パース=複数メディア照合 ④スポンサー=公式発表・権威媒体の順に“裏取り”するのが安全です。

最新の収入動向を追うには?

海外の経済メディアの年収ランキング更新、主要試合のパース報道、公式リリース(スポンサー・大会主催)を定点観測しましょう。

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監修

喜多 湧一

合同会社Radineer マーケティング支援事業部

2017年に合同会社Radineerにジョインし、未経験者向けITエンジニア転職支援サービス「I am IT engineer」の責任者として、20代・第二新卒のIT業界転職を多数支援。現在はマーケティング支援事業部でWebマーケティング事業の統括・ディレクションを担当。

保有資格

未経験エンジニア転職支援「I am IT engineer」元責任者Webマーケティングディレクターオウンドメディア運営7年以上

専門領域

未経験からのIT転職エンジニア転職転職サイト・エージェント活用20代・第二新卒の転職

監修方針:本記事は、喜多 湧一が専門的知見に基づき、内容の正確性と実用性を確認しています。 情報は定期的に見直しを行い、最新の転職市場動向を反映しています。

CB
監修

CareerBoost編集部

転職・キャリア領域の専門メディア。人材業界経験者、キャリアコンサルタント資格保有者が在籍。 累計1,000記事以上の転職コンテンツを制作・監修。

編集部の専門性

  • 人材業界での実務経験5年以上
  • キャリアコンサルタント資格保有
  • 転職支援実績1,000名以上