ESTJ（幹部）と相性の良い性格は？特徴やおすすめ職業も解説

ESTJ（幹部）と相性の良い性格タイプは、チームワークを重視し、他人のために頑張るタイプです。

一方、相性の悪い性格タイプは、マイペースで自分勝手なタイプです。

自分のMBTI診断結果を利用して、他の16の性格タイプとの相性を理解することで、恋愛や苦手なタイプへの対処、適切な職業の探し方などに役立てることができます。

この記事では、ESTJ（幹部）と相性の良い・悪い性格タイプについて詳しく解説し、恋愛や仕事面での相性関係もまとめて紹介します。

ESTJ（幹部）ってどんな性格の人？

ESTJの人は、常に物事を冷静に観察して判断する性格です。

他の人が慌てるようなトラブルが発生しても、ESTJはトラブルの原因を突き止めて淡々と解決へ導くような力強さを持っています。

これは、ESTJの人の頭の回転の速さに由来していると考えられます。

ESTJの人は瞬時に物事の論点を把握し、解決すべき課題の解消に向けて思考を巡らせることが可能です。

さらに、論理的な思考力が非常に高く、解決策の方向性は多くの人から共感を得られるでしょう。

幹部のように冷静沈着な様子は、多くの人から頼られる理由にもなります。

ESTJ（幹部）と相性が良い性格タイプは？

ESTJ（幹部）と相性の良い性格タイプ：INFJ・ESFJ・ISFJ

INFJ（提唱者）の相性

ESTJとINFJは、全ての性格相性の中で最も優れた組み合わせと言えます。

強みと弱みが良くマッチしているため、どのような状況においても自然に協力して物事を進めていくことが可能です。

ESTJは合理的に物事を判断し、集団に対して高いコミュニケーション能力を活かしてまとめ上げることが得意です。

一方、INFJは創造的なアイデアやセンスに優れており、ESTJが持ち合わせていないスキルを多く持っています。

お互いの長所が相手に対して良い影響を与えるような相性ですので、衝突するようなことが少なく、関係性が長続きしたとしても仲良くいられるでしょう。

ESFJ（領事官）の相性

ESTJとESFJは、性格傾向を示すアルファベットの4分の3が同じということもあり、価値観が非常に似ています。

同じ物事を見た時の感じ方や、判断の仕方が似通っていることから、一緒にいてシンパシーを感じることも多いはずです。

同じような価値観ということもあり、考え方の違いから言い争いをしたり距離を置いたりといった衝突は非常に少ないです。

むしろ、常に一緒にいた方が心が和らぐとともに刺激的な毎日を過ごすことができるでしょう。

ただ、お互い強い外向型（E）の性格ということもあり、人によっては相手に対して高圧的にコミュニケーションを取ってしまう可能性があります。

そのような性格の人だと、仮にESFJであっても仲良くなれないことがあるので気をつけましょう。

ISFJ（擁護者）の相性

ESTJとISFJは、両者とも他人のために尽力する際に真の能力を発揮するタイプであるため、価値観が似通っている相性といえます。

自分自身のことよりも他人のことを考えて行動する性格であるため、自然とESTJはISFJのために、ISFJはESTJのために協力し合うことで、仲が深まる傾向があります。

基本的に友好的な関係を築くことができる相性ですが、外向型（E）と内向型（I）という根本的な違いがあるため、サポートの方法が異なる点を認識しておくことが重要です。

具体的には、ESTJは積極的に自分から声をかけて相手を支援しますが、ISFJは声をかけられたら相手を支援します。

ESTJ（幹部）と相性の悪い性格タイプは？

ESTJ（幹部）と相性が悪い：自分勝手な人

ESTJは、集団の秩序を維持するために全力を尽くす性格です。

そのため、自分が属するコミュニティの秩序を見出そうとしない人に対して強い嫌悪感を抱くことがあります。

この点から、ESTJと相性が悪いのは、自己中心的な性格の人と言えます。

自己中心的に行動し、自分のやりたいことしか手をつけない人や、基本的にコミュニケーションが苦手で基本的な連絡ができない人は、コミュニティにいても他人に迷惑をかけてしまうことが多いでしょう。

ESTJも最初は自己中心的な性格の人と上手くやろうと試みますが、価値観の違いを感じると次第にストレスを感じて距離を置こうとするでしょう。

一方、自己中心的な人から見ると、ESTJの指導的な性格に対して不快感を感じることもあります。

このように、ESTJと自己中心的な性格の人たちは、水と油のようにお互いを認め合うことができず、非常に相性が悪いと考えられます。

ESTJ（幹部）と相性の悪い性格タイプ：INFP・ISTJ・ISTP

INFP（仲介者）の相性

ESTJとINFPの間の相性は、全ての組み合わせの中で最も悪いと言えるほどです。

性格傾向を示すアルファベットが全て異なるため、物事の考え方や価値観、行動の方向性など、多くの点で互いに合わないと感じることが多いでしょう。

初対面の時には、自分にはない特徴を持つ相手に魅力を感じて仲良くなることを試みるかもしれませんが、関係が進むにつれてお互いの異なる考え方に気づくため、仲良くなることはほとんど不可能といえます。

ISTJ（管理者）の相性

ESTJとISTJは、一見すると性格傾向を示すアルファベットの大半が同じであるため、相性が良さそうに思えるかもしれません。

しかし、外向型（E）と内向型（I）という根本的な性格の違いが原因で、衝突が増える可能性があります。

特に物事の判断をしなければならない時、ESTJは積極的かつ行動的に対処しようと考えますが、ISTJは慎重に対応する傾向があります。

この違いが、特に一緒に物事を進めている際にストレスを感じる原因となります。

ISTP（巨匠）の相性

ESTJとISTPは、一緒に物事を進めることが難しい相性です。

ESTJは常に他人のために頑張ろうとしますが、ISTPは自分自身のために頑張ろうとするといった価値観の違いが見られます。

互いに価値観が異なることは明らかですので、基本的には積極的に相手に関わろうとはしません。

しかし、ESTJが役割上ISTPに対して注意をしなければならないこともあり、衝突は避けられないでしょう。

仕事や恋愛などの関係性においても、あまり良好な組み合わせとはいえません。

ESTJ（幹部）の仕事に関する相性を解説

ESTJ（幹部）が仕事で相性が良い：INTJ・INTP・ENTP

INTJ（建築家）

建築家タイプのINTJは、戦略的に仕事を計画し、業務を分解して進めることが得意な性格です。

ESTJがリーダーとしてチームを統率しなければならない時には、INTJにタスクを割り振ることで多くの問題が解決するでしょう。

INTP（論理学者）

論理学者タイプのINTPは、専門的な知識を活かして仕事をこなす性格です。

ESTJが持ち合わせていないスキルを多く持っているため、仕事上で自分の業務をサポートしてもらうことも頻繁にあります。

ENTP（討論者）

討論者タイプのENTPは、頭の回転が早く交渉術に優れています。

ENTPの外向型の傾向が強い性格を活かし、顧客折衝やプレゼンなどの業務を任せることで、組織としての生産性の向上が期待できます。

ESTJ（幹部）が仕事で相性悪い：ESFP・ISTJ

ESFP（エンターテイナー）

エンターテイナータイプのESFPは、組織を盛り上げて士気を上げることが得意ですが、熱しやすく冷めやすい性格であるため、チームワークを乱すことがしばしば見られます。

ESTJはESFPに対するコミュニケーションに悩むことが多く、一緒に働いていてストレスを感じるでしょう。

ISTJ（管理者）

管理者タイプのISTJは、仕事においては常に受け身で働く特徴があります。

仕事を与えられれば熱心に取り組みますが、それ以上の仕事に取り組もうとすることはありません。

ESTJ（幹部）の仕事関係で他タイプとの相性

指揮官（ENTJ）

ENTJはチームメイトを指揮する役割を担うため、ESTJと似た働き方をします。

しかし、互いのマネジメントスタイルが若干異なるため、衝突もありますが、学ぶべきポイントも多くあります。

提唱者（INFJ）

INFJはESTJが苦手なビジョナリー的思考ができる性格のため、会社をまとめていくのに心強い仲間と感じられるでしょう。

思考力も高く、ESTJと一緒に働いていくのに向いている相性です。

仲介者（INFP）

INFPは仕事では常に誰かのサポートに回っているため、ESTJが目の届かない組織の問題を未然に防止してくれることがあります。

縁の下の力持ちとして良い相性を築いていけます。

主人公（ENFJ）

ENFJはカリスマ性のあるリーダータイプの性格で、ESTJの目指すリーダー像とは若干異なります。

時にはENFJの仕事の活躍を目にして強い敵対心を感じてしまうこともあるでしょう。

運動家（ENFP）

ENFPはコミュニケーション能力が高く、仕事においては基本的にチームメイトと一緒になって働ける性格ですので、ESTJとの相性は良好です。

信頼できるパートナーとしてENFPと関係性を築いていくことになるでしょう。

擁護者（ISFJ）

ISFJは同僚を助けることにやりがいを感じる性格ですので、秩序を大切にしたいESTJからすれば、ISFJの働きに助けられることも多いです。

そのため、一緒に働く上での相性は良好と言えます。

幹部（ESTJ）

ESTJとESTJは同じ性格タイプであるため、仕事でも衝突することはありません。

しかし、考え方が似通っているため同じ課題にぶつかりやすいといった点は認識しておく必要があります。

起業家（ESTP）

ESTPは仕事においてはリスクを取る判断をしがちなので、チームの秩序を乱す原因になりやすい性格です。

ESTJの判断基準とはズレているため、衝突も多くなるでしょう。

領事（ESFJ）

ESFJはESTJ以上にコミュニケーション能力を活かして働くため、学ぶべきポイントが多いのが特徴です。

また、ESFJの気配りに助けられることも多く、ESTJとの相性は良好です。

巨匠（ISTP）

ISTPは一人で仕事を進めるような一匹狼タイプですが、ESTJが振ったタスクはしっかりとこなしてくれるため、結果的に集団行動をさせるのは難しくありません。

リーダーシップをしっかり発揮できれば、ISTPとの相性は良好といえます。

冒険家（ISFP）

ISFPは自由人な性格でチームの輪を乱すことが多く、ESTJはストレスを抱えやすくなります。

一方、センスに優れていてESTJにはない魅力もありますので、しっかり会話することが大切になってきます。

ESTJ（幹部）と全タイプで恋愛における相性を解説

ESTJ（幹部）が恋愛において相性が良いタイプ：INFJ・ENFP・ESFJ

INFJ（提唱者）

理想主義タイプのINFJは、恋愛においてロマンチストな考えを持っており、パートナーとの楽しい将来を想像することが好きな性格です。

パートナーとの愛情を非常に重視しているため、シャイながらも愛情表現を多くしてくれるでしょう。

ESTJは恋愛においてパートナーとの対等な関係性や、誠実なやり取りを強く望んでいます。

ENFP（運動家）

運動家タイプのENFPは、ESTJと同様に社交的で行動力のある性格のため、恋愛においてはパートナーと積極的にデートをしたがる傾向にあります。

また、一緒に旅行に行ったり、イベントに参加したりなど、アクティブなデートを好む傾向にあることから、ESTJは刺激のある恋愛を楽しめるはずです。

特に、ESTJは既存のコミュニティに対するコミュニケーションが得意な反面、初対面の人とのコミュニケーションはそこまで得意ではないといった弱みが見られますが、その点はENFPが上手くカバーしてくれます。

一緒に助け合って過ごしていけるのも、ENFPとESTJの恋愛相性が良い理由の一つです。

ESFJ（領事官）

領事官タイプのESFJは、パートナーに対して常に手助けをするように行動する性格です。

ESTJはESFJの献身的な行動を見て、秩序のある恋愛関係を感じられるため、前向きに恋愛を楽しんでいけるでしょう。

加えて、性格傾向を示すアルファベットの4分の3が一緒ということもあり、性格が似ているのもポイントです。

一緒に過ごしていて価値観の違いを感じることが少なく、ストレスフリーで恋愛関係を築いていけます。

ESTJ（幹部）が恋愛において相性が悪いタイプ：INFP・ENFJ

INFP（仲介者）

仲介者タイプのINFPは、仲介者と呼ばれる通り、誰かと誰かの仲を取り持つようなサポート能力に優れています。

しかし、一対一のコミュニケーションになると、強みを効果的に活かすことが難しいため、パートナーを助けようとする気持ちが過剰に先走ってしまう弱みが見られます。

ESTJとの価値観は、性格傾向を示すアルファベット4文字を見ても明らかに対極的であることが分かるため、恋愛関係でも衝突が繰り返されることが考えられます。

ENFJ（主人公）

主人公タイプのENFJは、恋愛においてパートナーに対して明るく分かりやすいコミュニケーションを取りますので、多くの場合において理想的な恋人と見なされることができます。

一方、異性からの人気が強い性格であることもあり、恋愛中でも他の異性と仲良くする一面が見られます。

ESTJはとにかく恋愛においても秩序を重視しますので、不貞と見なされる行為に対しては厳しい目を向けます。

ESTJ（幹部）の恋愛関係で他タイプとの相性

建築家（INTJ）

INTJは計画を立てることが非常に好きな性格のため、積極的にパートナーとのデートの予定や計画を立ててくれます。

論理学者（INTP）

INTPは恋愛において一人の時間も大切にしたいと考える性格であり、パートナーとできるだけ長く一緒にいたいと考えるESTJとは相性が悪いです。

性格傾向も大半が真逆であることから、喧嘩も少なくないでしょう。

指揮官（ENTJ）

ENTJは率先してパートナーをリードしてくれるような力強さが魅力的な性格ですが、ESTJは対等な恋愛関係を望むことからENTJに対して自分勝手さを感じることがあります。

受け身な性格のESTJであれば、ENTJとうまく恋愛を楽しんでいけると考えられます。

討論者（ENTP）

ENTPは我が強く、パートナーに対して自分の意見を押し通そうとする傾向が見られます。

ESTJから見ればマイペースな性格だと感じてしまうので、恋愛を長く続けていくのにはあまり向いていません。

管理者（ISTJ）

ISTJは外向型と内向型だけが違うといった相性であることから、一緒に恋愛をしていて衝突する機会が非常に多いです。

加えて、ISTJは自分が感じていることをあまり表に出さないため、いきなり大喧嘩に発展するといった不安定さも見られます。

擁護者（ISFJ）

ISFJは常にパートナーのことを考えて行動できる性格ということもあり、ESTJの望む秩序ある恋愛関係を過ごしていくことができます。

また、ESTJが仕事などで精神的に疲れている時にも手を差し伸べてくれますので、心のオアシスのような存在と感じられるはずです。

幹部（ESTJ）

ESTJ同士となりますので、価値観や物事の判断基準が似通っており、衝突することはほぼないでしょう。

加えてお互いが誠実な恋愛を楽しみたいと考える性格のため、結婚を視野に入れて恋愛をしていくことも可能です。

起業家（ESTP）

ESTPは行動力やセンスに優れているので、デートを非常に楽しく感じられるでしょう。

ただし、リスクを取った行動を積極的に取る傾向が見られることから、ESTJとは所々で価値観が異なります。

巨匠（ISTP）

ISTPは恋愛関係にあっても自分の興味を示すことにしか行動しないため、ESTJとの価値観が合いづらいです。

見かねたESTJがデートに誘っても中々相手にしてもらえないので、恋愛をしていてストレスが溜まっていってしまいます。

冒険家（ISFP）

ISFPは自分の興味のあることに一直線に突き進んでいく性格であり、パートナーとの時間を大切にしたいESTJにとっては相性が悪いです。

エンターテイナー（ESFP）

ESFPは快活にパートナーと接する性格ですが、ESTJからすると落ち着きのない人と感じてしまい、一緒にいて心が和らぎにくい相性です。

ESTJ（幹部）に相性の良い職業

ESTJが仕事で活かせる長所は以下のとおりです。

このような強みを活かせる職業は以下を参考にしてください。

 

ESTJ（幹部）に向いていない職業

 ESTJ（幹部型）には、特定の職業が適していないことがあります。

例えば、相手の感情に合わせた柔軟な対応が求められる「カウンセラー」や「保育士」は、ESTJ（幹部型）には適していないです。

れは、ESTJ（幹部型）がルールがきちんとあることに安心する性格であるため、予測不能な事態が起こる仕事はストレスを引き起こすからです。

したがって、ESTJ（幹部型）にとっては、予測不能な事態が起こる仕事は避けた方が良いでしょう。

ESTJ（幹部）の相性に関するよくある質問

ESTJの恋愛あるあるは？

ESTJは、恋愛において一緒に幸せになろうという意識を強く持つ性格です。

社交的な性格であるため、パートナーと一緒に様々な場所に旅行に行くだけでなく、そこでの体験を重視して恋愛を育んでいく傾向が見られます。

また、ESTJ自身は現実主義者であり、恋愛においても現実的なコミュニケーションを取ることが多いでしょう。

パートナーがロマンチストだった場合、ロマンチックな言動に乗り気になることもあります。

ESTJの割合は？

ESTJの人口割合は約3％と言われており、日本では比較的少ない性格タイプです。

多くの大統領がESTJの性格タイプであるという結果もあることから、多くの人を統率していくような立場の人はESTJである可能性が高いと言えるでしょう。

まとめ

ESTJと最も相性の良い性格タイプはINFJです。お互いに自分にない強みを相手に見出せる相性であるため、自然と助け合っていける組み合わせとなっています。

反対に、ESTJと最も相性の悪い性格タイプはINFPです。

性格傾向が全て異なるため、一緒に物事を進めていて衝突する機会が多くなるでしょう。

相性だけでなく、人間関係の改善や見直し、そして転職や就職活動でもぜひ活かしてください。