
プロ野球選手の年収は?平均年俸が4713万円で過去最高!【2025年12月最新】
プロ野球選手の年収事情2025年最新データ
プロ野球選手は、子どもたちの憧れの職業として常に上位にランクインする人気職業です。華やかな世界で活躍するプロ野球選手たちは、どれくらいの収入を得ているのでしょうか。2024年の最新データをもとに、プロ野球選手の年収事情を詳しく解説していきます。
2024年の平均年俸は4,713万円で過去最高を更新
日本プロ野球選手会が発表した2024年の調査によると、支配下登録選手の平均年俸は4,713万円となり、過去最高額を更新しました。これは昨年と比較して245万円(5.5%)の増加で、1988年に現在の調査方法が確立されて以来、最高の水準となっています。
リーグ別に見ると、セ・リーグの平均年俸は4,923万円、パ・リーグは4,498万円で、セ・リーグが2年連続でパ・リーグを上回る結果となりました。これは、巨人や阪神といったセ・リーグの人気球団が高年俸選手を多く抱えていることが影響しています。
716人の支配下登録選手の中央値は1,800万円で、こちらも前年より200万円増加しました。平均値と中央値の差が大きいことから分かるように、プロ野球界では一部のスター選手が全体の平均を大きく引き上げている構造があります。
12球団の年俸総額は337億円に
12球団全体の年俸総額を見ると、2024年は337億4,551万円に達しています。30年前の1994年時点では181億1,240万円だったことと比較すると、この間に約1.9倍に増加したことになります。プロ野球ビジネスの成長とともに、選手への報酬も着実に増加してきた歴史が見て取れます。
平均年俸の推移を振り返ると、1986年に初めて1,000万円を突破し、その後も上昇を続けました。1994年には2,000万円台に、1998年には3,000万円台に到達。2000年代半ばから約10年間は伸び悩んだものの、2020年に4,000万円を超え、ここ数年は連続で過去最高を更新し続けています。
球団別の平均年俸ランキング
12球団の中で、どの球団の選手が最も高い年俸を受け取っているのでしょうか。2024年のデータをもとに、球団別の平均年俸をランキング形式で紹介します。
ソフトバンクが6,806万円で首位に返り咲き
2024年の球団別平均年俸ランキングでは、福岡ソフトバンクホークスが6,806万円でトップに立ちました。2年ぶりの首位返り咲きとなり、資金力を背景とした積極的な補強戦略が反映された結果と言えます。
2位には読売ジャイアンツが6,243万円でランクイン。前年は首位でしたが、今年は2位に後退しました。3位は阪神タイガースの5,595万円で、前年の7位から大きく順位を上げました。2023年シーズンの日本一という成績を受け、選手の年俸が大幅にアップした結果です。阪神の選手61人の平均年俸は前年より1,200万円以上増加したとされています。
| 順位 | 球団名 | 平均年俸 |
|---|---|---|
| 1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 6,806万円 |
| 2位 | 読売ジャイアンツ | 6,243万円 |
| 3位 | 阪神タイガース | 5,595万円 |
| 4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 5,353万円 |
| 5位 | オリックス・バファローズ | 4,538万円 |
| 6位 | 東京ヤクルトスワローズ | 4,797万円 |
| 7位 | 埼玉西武ライオンズ | 4,579万円 |
| 8位 | 横浜DeNAベイスターズ | 4,399万円 |
| 9位 | 広島東洋カープ | 3,819万円 |
| 10位 | 千葉ロッテマリーンズ | 3,485万円 |
| 11位 | 中日ドラゴンズ | 3,383万円 |
| 12位 | 北海道日本ハムファイターズ | 2,569万円 |
球団間の年俸格差は2倍以上
ランキングからも分かるように、球団間の年俸格差は非常に大きいです。1位のソフトバンク(6,806万円)と12位の日本ハム(2,569万円)を比較すると、その差は約2.6倍にもなります。
この格差は、各球団の経営規模や親会社の資金力、マーケット規模、放映権収入などの違いを反映しています。資金力のある球団は高年俸のFA選手や外国人選手を獲得しやすく、それが平均年俸の上昇につながっています。
選手会が実施した契約更改に関するアンケートでは、「満足」または「とても満足」と回答した選手の割合が最も高かったのはソフトバンクで62.79%でした。次いで阪神、ロッテ、DeNA、巨人が続いており、球団の姿勢が選手の満足度に影響していることがうかがえます。
ポジション別の年俸比較
野球にはピッチャー、キャッチャー、内野手、外野手など様々なポジションがありますが、ポジションによって年俸に違いはあるのでしょうか。
内野手の平均年俸が最も高い
2024年のデータによると、ポジション別の平均年俸は以下の通りです。
- 内野手:5,664万円(165人)
- 外野手:5,017万円(120人)
- 投手:4,383万円(355人)
- 捕手:3,709万円(76人)
内野手の平均年俸が最も高く、捕手が最も低いという結果になっています。内野手には打撃成績の良い選手が多く含まれる傾向があり、チームの得点力に直結する貢献度の高さが年俸に反映されていると考えられます。
投手は最も人数が多いポジションですが、平均年俸は内野手・外野手より低い結果となっています。これは、ローテーション投手や守護神といったトップクラスの投手は高年俸である一方、中継ぎや若手投手が多く平均を押し下げているためです。
プロ野球選手の年俸の仕組み
プロ野球選手の年俸は、毎年のシーズン終了後に行われる契約更改によって決定されます。どのような仕組みで年俸が決まるのか、詳しく見ていきましょう。
年俸は1年ごとの契約で決定
プロ野球選手の給与は、基本的に1年ごとの契約で決定されます。毎年11月頃、シーズンが終了すると各球団は選手の成績や貢献度を評価し、翌年の年俸を提示します。選手と球団の間で交渉が行われ、合意に達すれば契約が成立します。
年俸の決定には、打撃成績(打率、本塁打数、打点など)、投手成績(防御率、勝利数、セーブ数など)、試合出場数、チームへの貢献度、前年の年俸、選手の市場価値など、様々な要素が考慮されます。
新人選手の年俸は、ドラフト順位に応じた契約金と年俸の上限が定められています。ドラフト1位指名の場合、契約金は最高1億円+出来高5,000万円、年俸は最高1,500万円が上限となっています。
FA制度と複数年契約
国内FA権を取得した選手は、他球団との交渉権を得ることができます。FA市場では複数球団が獲得に動くケースも多く、競争原理によって年俸が高騰する傾向があります。外国人選手についても、メジャーリーグとの獲得競争があるため、実績のある選手には高額の年俸が提示されます。
近年は複数年契約も増加しています。球団にとっては主力選手の流出を防ぐメリットがあり、選手にとっては長期的な収入が保証されるメリットがあります。ただし、怪我や成績不振のリスクも伴うため、慎重な判断が求められます。
プロ野球選手の税金と手取り額
高額な年俸を受け取るプロ野球選手ですが、実際に手元に残る金額はどのくらいなのでしょうか。税金の仕組みと手取り額について解説します。
年俸1億円でも手取りは約半分
プロ野球選手は個人事業主として扱われるため、所得税、住民税、事業税などの税金を自ら納める必要があります。年俸が高くなるほど税率も上がる累進課税制度により、高年俸選手ほど税負担が重くなります。
例えば、年俸1億円の選手の場合、手元に残るのは約5,000万円程度と言われています。つまり、年俸の約半分を税金として納めていることになります。年俸が上がれば上がるほど、この割合は大きくなっていきます。
また、プロ野球選手は年俸の変動が激しいことも特徴です。ある年に高額の年俸を得ても、翌年に怪我や不振で大幅減俸になるケースもあります。しかし、住民税は前年の所得に基づいて計算されるため、収入が減った年でも高額の住民税を支払わなければならず、資金繰りに苦労する選手もいます。
選手の資産形成の重要性
プロ野球選手の現役生活は一般的に10〜15年程度と短く、引退後の人生は長く続きます。現役時代に得た収入をいかに資産形成につなげるかは、選手にとって重要な課題です。
近年は、選手会や球団が選手向けの資産運用セミナーを開催するなど、金融リテラシー向上のための取り組みも増えています。選手個人が税理士やファイナンシャルプランナーと契約し、適切な資産管理を行うケースも増加しています。
年俸アップを実現する選手の特徴
プロ野球選手として高年俸を獲得するためには、何が必要なのでしょうか。年俸アップを実現する選手に共通する特徴を見ていきます。
交渉力の重要性
契約更改の場は、選手と球団との交渉の場でもあります。自身の成績や貢献度を客観的にアピールし、適正な年俸を引き出す交渉力は、年俸を左右する重要な要素です。
日本ではアメリカほど代理人(エージェント)を立てる文化が浸透していませんが、近年は専門の交渉代理人を活用する選手も増えています。特に大型契約やFA移籍の際には、交渉のプロに依頼することで、より有利な条件を引き出せる可能性があります。
チームへの貢献度を高める
単純な個人成績だけでなく、チームの勝利にどれだけ貢献したかという視点も重要です。チームを日本一に導いた貢献は高く評価され、大幅な年俸アップにつながることがあります。
ベテラン選手としてチームをまとめるリーダーシップ、若手選手の育成への貢献、ファンサービスへの積極性なども、球団が選手を評価する際の重要な要素となっています。
メジャーリーグへの挑戦
日本のトップ選手の中には、さらなる高みを目指してメジャーリーグに挑戦する選手もいます。メジャーリーグは日本よりも市場規模が圧倒的に大きく、トップクラスの選手には日本では考えられないほどの高額年俸が用意されています。
大谷翔平選手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1,015億円)という契約は、スポーツ史上最高額として世界中で話題となりました。これは単年換算で約101億円という途方もない金額です。
もちろん、メジャーリーグで成功するのは容易ではありませんが、実力のある選手にとっては年俸を大幅にアップさせる選択肢の一つとなっています。
日米プロ野球の年俸比較
日本のプロ野球(NPB)とアメリカのメジャーリーグ(MLB)では、年俸水準にどのような違いがあるのでしょうか。両リーグを比較してみましょう。
メジャーリーグの平均年俸は日本の10倍以上
2024年のメジャーリーグの平均年俸は約5.6億円と言われており、日本のプロ野球の約4,700万円と比較すると、実に10倍以上の開きがあります。この差は、両リーグの市場規模の違いを如実に表しています。
メジャーリーグは世界中に視聴者を持ち、放映権収入やスポンサー収入が桁違いに大きくなっています。球団の収益力が高いため、選手に支払える報酬も大きくなるという構造です。
日本のプロ野球の課題
日本のプロ野球は、多くの球団が親会社からの支援なしには運営が難しい状況にあります。球団単体での収益力を高める努力は続けられていますが、メジャーリーグのような収益構造を構築するには至っていません。
一方で、観客動員数を見ると、2022年のNPBの1試合平均観客数は24,558人で、MLBの18,651人を上回っています。ファンの支持という点では日本のプロ野球も健闘していますが、この人気を収益に転換する仕組みの構築が課題となっています。
近年は、日本のプロ野球を経ずに直接メジャーリーグを目指す若手選手も増えているとされています。才能ある選手の海外流出を防ぐためにも、日本のプロ野球界全体での年俸水準の向上が求められています。
プロ野球選手になるには
プロ野球選手を目指す人のために、プロ入りまでの道のりについても解説しておきます。
ドラフト会議での指名が基本ルート
プロ野球選手になる最も一般的な方法は、毎年10月に開催されるドラフト会議で12球団のいずれかから指名を受けることです。ドラフト会議では、高校生、大学生、社会人の野球選手が指名の対象となります。
ドラフトで指名されるためには、高校野球や大学野球、社会人野球で活躍し、各球団のスカウトの目に留まる必要があります。甲子園や神宮大会、都市対抗野球といった注目度の高い大会での活躍は、ドラフト指名への大きなアピールとなります。
プロ志望届を提出することが指名の前提条件となっており、高校生は都道府県高野連に、大学生は所属大学の野球連盟に届け出を行います。
プロテスト(入団テスト)という道も
ドラフト以外にも、各球団が独自に実施するプロテスト(入団テスト)に合格する方法もあります。プロテストでは、身体測定、体力テスト、実技テスト(打撃、守備など)が行われ、合格者はその年のドラフト会議で指名される可能性が生まれます。
ただし、プロテスト経由でプロ入りできる選手は極めて少数であり、多くの場合はアマチュア球界での実績を積み重ねてドラフト指名を目指す道が王道となっています。
まとめ
2024年のプロ野球選手の平均年俸は4,713万円で過去最高を記録しました。球団別ではソフトバンクが6,806万円で首位、ポジション別では内野手の5,664万円が最も高い水準となっています。
プロ野球選手の年俸は、所属球団の資金力、個人の成績、チームへの貢献度、交渉力など、様々な要因によって決まります。また、高額年俸を得ても税金として約半分が徴収されるため、実際の手取り額は年俸ほどではないという現実もあります。
メジャーリーグと比較すると日本の年俸水準はまだまだ低いですが、着実に向上を続けています。プロ野球選手を目指す若い世代にとって、夢を追いかける価値のある職業であることは間違いありません。
プロ野球選手の年俸情報は毎年更新されていきますので、最新の動向にも注目していただければと思います。
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