ITの発展と共に、プログラミングスクールの受講者が年々増加しているようです。
数あるスクールの中でも、「TechCamp」は、人生を成功に導く方法を伝授するマコなり社長が経営するスクールとして有名です。
ですが、いくら社長が有名人であったとしても、スクールの質が高いとは言い切れません。
そこで今回は、TechCampがどのようなスクールなのか、スクールに寄せられる評判から検証してみましょう。
TechCampに申し込むか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
テックキャンプ(TECHCAMP)とは?
出展:https://tech-camp.in/
TechCampとは、株式会社divが運営しているスクールで、初心者を一人前に育てることを目標としています。
IT企業への就職や転職はもちろん、フリーランスとして独立するためのサポートも充実しているのが最大の特徴です。
では、TechCampについて
- 転職保証
- カリキュラム
- 実用的な学び
- マコなり社長
の4つの特徴から詳しく紹介していきましょう。
高い就職率とサポートが充実
出展:https://tech-camp.in/expert/tuition
TechCampの転職成功率は、2009年8月末時点で99%とされています。
人数に換算すると900名を突破しており、国内最大級の転職確率を保持しています。
高い就職率に加え、特筆すべき保証といえば、年収300円以上の就職・転職ができなかった場合、後払いの受講料を支払いが免除される保証でしょう。
また、
- TechCampが定める期間内にプログラミング学習を終了していること
- キャリアサポートの開始日から6ヶ月が経過していること
これら2つの条件が満たされているユーザーに対する、全額返金保証もあります。
さらに、就職・転職活動する際は、ユーザー一人ひとりに専属のライフコーチがつけられます。
カウンセリングや学習スケジュールの構築、アドバイスなどが徹底的に受けられる点もうれしいサービスといえるのではないでしょうか?
設計から運用まで一貫して学べる
出展:https://tech-camp.in/note/
TechCampといえば、プログラミング学習がメインコンテンツです。
プログラミング学習では、プログラミング言語の習得から特定の機能を有するソフトを制作することが最終目標となります。
ほとんどのプログラミングスクールで、プログラミング言語や実際のプログラミング、実用的なプログラミングまで学べます。
しかし、設計から運用、さらにはインフラ構築まで学べるのはTechCampのみといっても過言ではありません。
実業的な開発経験ができる
出展:https://tech-camp.in/expert
実際の企業で行われる開発には単独で開発を進めるだけでなく、チームで開発を進めることも少なくありません。
そのため、TechCampでは個人のレベルを高めると共にチームでの開発を経験させ、より実用的な開発経験をユーザーに積ませています。
実務レベルの作業が体験できるので、TechCamp修了ともなれば、エンジニアとして即座活躍できること間違いなしです。
マコなり社長が有名
出展:https://tech-camp.in/note/pickup/35114/
最後に紹介するのが、株式会社divを設立したマコなり社長の存在です。
マコなり社長は、YouTuberとしても有名で、向上心のあるユーザーに向けた仕事や人生を成功に導く方法を配信しています。
TechCampでは、YouTubeの有料チャンネルでしか見られないマコなり社長の演説を聞けるまたとないチャンスの場でもあります。
マコなり社長の存在は、受講するユーザーのモチベーションを高める存在ともいえるのでしょう。
Tech Campの公式サイトはこちら>>
テックキャンプ(TECHCAMP)の3コースについて紹介
TechCampについて分かったところで、TechCampに用意されている3コースについて紹介していきましょう。
TechCampには、
- エンジニア転職
- プログラミング教養
- デザイナー転職
の3つのコースが用意されています。
それぞれどのようなことが学べるのか、受講料と共に詳しく紹介していきます。
エンジニア転職
一つ目に紹介するコースは、「エンジニア転職」コースです。
料金や学習できる内容は以下の通りです。
期間 | 短期集中スタイル:10週間
夜間・休日スタイル:6ヶ月 |
料金 | 短期集中スタイル:712,800円(税込)
夜間・休日スタイル:932,800円(税込) |
習得言語 | Ruby/Ruby on Rails
HTML/CSS Sass/Haml JavaScript/jQuery |
関連スキル | API
非同期通信 オブジェクト指向 |
「エンジニア転職」コースでは、
- 10週間でプロのエンジニアを目指す「短期集中スタイル」
- 土日と夜間のみ学習する「夜間・休日スタイル」
の2種類から学習期間を選べます。
「短期集中スタイル」は、料金は安くなりますが休みのないかなりハードなスケジュールとなります。
学業や仕事をしながらプログラミングを学ぶには難しいので、長期休暇や転職活動している人におすすめのスタイルとなります。
カリキュラムは、全くの未経験からエンジニアとしての転職を目指す人専用の内容です。
Web上でアプリを動かすためのRubyを学び、運用に必要な知識を習得していきます。
フリーランスとして独立したい人も多く在籍しているコースとなっています。
プログラミング教養
続いて紹介するのは、「プログラミング教養」コースです。
料金や学習できる内容は以下の通りです。
期間 | 1ヶ月~ |
料金 | 入会費:217,800円(税込)
月額料金:21,780円(税込) |
習得言語 | Ruby/Ruby on Rails
HTML/CSS Sass/Haml JavaScript/jQuery Python |
関連スキル | API
非同期通信 オブジェクト指向 |
コース | Webサービス開発
オリジナルサービス開発 AI(人工知能)入門 AIアプリ開発(応用) デザイン テクノロジーセミナー |
「プログラミング教養」コースは、転職の予定はないものの、”今の職場でキャリアアップしたい”、”転職なしでプログラミングだけ学びたい”という方のために用意されています。
「エンジニア転職」コースと違い、料金は初月無料の月額料金となっており、3つのコースの中で最も安い価格でプログラミングが学べます。
価格が安いだけでなく、
- 受講者からの紹介で5%割引&Amazonギフト3000円分
- 友人と一緒に登録で10%割引
これら2つの割引プランが用意されています。
ただし、適用されるのはどちらか一方である点には注意しましょう。
カリキュラムの内容は、「エンジニア転職」よりもIT開発に注力したものとなっており、本格的なIT開発が行える学習プランが勢ぞろいしています。
本格的にIT関係の知識を学びたい人におすすめのコースといえるでしょう。
デザイナー転職
最後に紹介するのが「デザイナー転職」コースです。
料金や学習できる内容は以下の通りです。
期間 | 短期集中スタイル:10週間
夜間・休日スタイル:6ヶ月 |
料金 | 短期集中スタイル:712,800円(税込)
夜間・休日スタイル:932,800円(税込) |
習得言語 | HTML
CSS JavaScript |
習得知識 | IllustratorやPhotoshop等アプリの使い方 |
「デザイナー転職」コースは、「エンジニア転職」コースと同じく、
- 短期集中スタイル
- 夜間休日スタイル
の2種類から学習期間を選べます。
カリキュラムの内容は、Webデザインがメインなのでプログラミング言語の習得は最低限です。
習得できるプログラミング言語が限られている代わりに、デザイナーとして必要なソフトの使い方をメインに学ぶことになります。
テックキャンプ(TECHCAMP)卒業後の就職先は?
TechCamp卒業後の主な転職・就職先は以下の通りです。
- 株式会社アイリッジ
- 株式会社AFG
- Automagi株式会社
- 株式会社キャリアインデックス
- 株式会社favy
また、上記企業に転職を成功させた人の経歴は、
- 文系大学生
- 美容品メーカー営業
- 地方銀行
- 食堂運営
- 商社
- 美容師
- 営業職
- 機械メーカー
- IT製品販売
といった人々が、全くの未経験から転職を成功させているようです。
年齢層は20代から30代が主で、男女問わず就職・転職を決めています。
テックキャンプ(TECHCAMP)の良い評判は?
ここまで、TechCampのコース内容や、卒業後の就職先を紹介してきました。
内容だけ見ると、大変質の高いプログラミングスクールですが、実際に就学した人の意見はどうなっているのでしょうか?
ここで、TechCampの良い評判について整理してみましょう。
成長を実感できるカリキュラム
出展:https://tech-camp.in/note/interviews/66288/
TechCampを受講したほとんどの人が挙げているのが”成長を実感できる”というものでした。
TechCampのカリキュラムをこなしていくと、プログラミング言語にすら触れたことがなかった初心者でも、生活の中で見かけるアプリやソフトを開発できるようになるといいます。
全くの初心者でも目に見えて分かる実績を体感できることが更なるモチベーションアップの秘訣となっているようです。
確実にできるようになると自信にも繋がり、転職にも有利に働くことでしょう。
整えられた環境
出展:https://tech-camp.in/expert
TechCampにはオンライン授業もありますが、全国に6箇所の教室を構えています。
中には駅から直結している教室もあり、教室の環境は温度・湿度共に快適で過ごしやすい環境が整えられています。
交通の利便性はもちろん、過ごしやすい環境を整えることで学習のモチベーションが上がり、カリキュラムを効率的にこなしていけるようになっているようです。
インプットとアウトプットの速さ
出展:https://tech-camp.in/note/interviews/66288/
多くの方が評価している点に、プログラミングだけでなくマコなり社長独自の成功への秘訣も同時に教えてもらえる点が挙げられています。
さらに、成功の秘訣をすぐに「アウトプット」することが義務付けられている点が特に重要です。
人生を成功へと導く秘訣を聞き、すぐ実行することでプログラミングだけではない学びができる点もTechCampの大きな強みとなっているようです。
周りの人から刺激を受けられる
出展:https://pixabay.com/ja/
最後に挙げられているのが「周囲の人間とのコミュニケーション」です。
カリキュラムの最後には、実用的な「チームでの開発」も盛り込まれています。
そのため、周囲とのコミュニケーションは必須で、”周囲の人から良い刺激を受けた”という意見が多く寄せられていました。
周囲の人間のみならず、TechCampのメンターも質が高いことで有名なので、的確なフォローを受けられたと評価する人も多いようです。
テックキャンプ(TECHCAMP)の悪い評判は?
TechCampの良い評判に続いて、悪い評判についても検証してみましょう。
料金が高い
良い評価の一方で、多くの人が「料金が高い」と評価しています。
TechCampのコースと共に料金を紹介しましたが、他のプログラミングスクールと比較しても、かなり高い料金設定となっています。
マコなり社長直々に伝授されるノウハウに加え、サービスが充実しているため、この価格帯となっているようです。
全額返還保証が全年齢で受けられるとはいえ、慎重にならざるを得ないのは必然といえるでしょう。
カリキュラムの進行が早い
続いて挙げられたのが「カリキュラムの進行が早い」という意見でした。
TechCampの転職コースには「短期集中スタイル」と「夜間・休日スタイル」の2種類があります。
しかし、「夜間・休日スタイル」であってもカリキュラムに追いつけないと言う受講者が少なからずいるようです。
「夜間・休日スタイル」の半年プランであっても短期であることに間違いありません。
自己学習で補うなどの工夫が必要とされるのかもしれませんね。
質問禁止期間がある
カリキュラムの最後に盛り込まれている「自己開発」期間に寄せられた意見です。
カリキュラムの「自己開発」が始まると、”自分で調べる力を身に着けさせる”目的で質問禁止期間が設けられているといいます。
それまでのカリキュラムでは、自由に質問できた分、質問禁止期間に抵抗を感じる人も少なくないようです。
テックキャンプ(TECHCAMP)の評判から分かる受講をおすすめできる人とは?
TechCampの評判をまとめると、
- サービスが充実している
- 学習内容が濃いがペースが速い
- 料金が高い
となりました。
以上から導き出される、TechCampでの受講が向いている人とは、
- 時間とやる気が十分にある
- 本気でIT業界に挑戦したい
このどちらかの強い意志を持つ人となるようです。
時間もやる気もそこそこで、そこまでIT企業に固執しているわけでもないという人は、他のプログラミングスクールを検討した方がいいかもしれません。
テックキャンプ(TECHCAMP)を他2社と徹底比較
ここまで、TechCampの評判を紹介してきましたが、かなりやる気のある人でなければTechCampはお勧めできないということが分かりました。
とはいえ、数あるプログラミングスクールの中から、選び直すというのは一苦労です。
そこで、TechCamp以外におすすめのプログラミングスクール2社をTechCampと比較してみましょう。
“TeckCamp以外のプログラミングスクールを検討してみたいが、いちいち調べるのは面倒”という人は参考にしてみてください。
DMM WEBCAMP
期間 | 3ヶ月 |
料金 | 628,000円 |
転職保証 | 30歳以下 |
習得言語 | HTML/CSS
JS jQuery Ruby / Ruby on Rails等 |
DMM Web Campは、料金の面ではTechCampと比べると安めの価格設定となっています。
ただし、転職保証が受けられるのは30歳以下のみ、教室を東京と大阪の2県にのみ展開しています。
チームでの開発経験が積める他、個人開発では講師のレビューが受けられるなど、実用的な学習ができます。
転職保証に制限があるものの、学習内容としては申し分なしのプログラミングスクールと言えるでしょう。
DMM WEBCAMPの公式サイトはこちら>>
ポテパンキャンプ
期間 | 5ヶ月 |
料金 | 400,000円 |
転職保証 | 無し |
習得言語 | HTML/CSS
JavaScript Ruby/Ruby on Rails SQL Git コマンドライン等 |
ポテパンキャンプは、教室はなくオンライン授業のみ対応しています。
経費を抑えている分、料金が5ヶ月で40万円と業界内で最安値を記録しています。
その代わり、転職保証もありませんが、チームでの開発や個人開発における現役エンジニア講師のレビュー体制も整っています。
転職保証がないという点は痛手かもしれませんが、料金の安さと確かな学習内容は最大の魅力ともいえるでしょう。
テックキャンプ(TECHCAMP)について寄せられる質問とその回答
ここまで、TechCampの特徴や、TechCampの評判についてまとめてきました。
最後に、TechCampについて寄せられる質問とその回答を紹介しておきます。
初心者でもプログラミングできるようになりますか?
結論から言えば「イエス」です。
TechCampのカリキュラムをこなせば、プログラミング言語が一切分からなかった初心者でも、設計からサービス開発まで出来るようになります。
WindowsPCで受講できますか?
問題ありません。
ただし、TechCampはMacの利用を推奨しているので、Macでなければ受講できないコースもあります。
MacPCが用意できなければ、TechCampが用意しているレンタルサービスを利用する手もあります。
ただ、レンタル料金は1ヶ月で9,800円、3ヶ月で19800円と高いので、MacPCを持っていないのなら購入をおすすめします。
受講はどのような雰囲気ですか?
教室のイメージから講義スタイルをイメージするかもしれませんが、TechCampではオンラインカリキュラムを個人が黙々とこなすスタイルをとっています。
分からないことがあれば都度メンターに質問する形式でカリキュラムを消化していくことになります。
メンター受講者の年齢層は?
TechCampのメンターは、20代が中心で、学生のメンターも多く在籍しています。
また、受講者の年齢層は20代から35歳が中心で、男女比は6:4となっています。
文系でも受講できますか?
TechCamp卒業後の就職先でも紹介した通り、文系の受講者も数多く在籍しています。
文系からエンジニアとして転職したいという受講者がほとんどですので、文系だからと気後れせず受講しましょう。
まとめ
今回は、数あるプログラミングスクールの中から、TechCampについて紹介してきました。
TechCampは、YouTuberであるマコなり社長が運営するプログラミングスクールなだけあって、意欲ややる気に満ちた受講者が多く在籍しているようです。
高い志を持ってIT企業への転職を考えている人には、大変おすすめのプログラミングスクールです。
確固たる意志とやる気さえあれば誰もが成功を掴めるスクールなので、上昇意欲の高い人はTechCampを利用して転職してみるのもいいかもしれません。
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