日本の平均年収と中央値
- 日本の平均年収は460万円だが、中央値は351万円と開きがある
- 都道府県別では東京が最高で375.5万円、地方では低い傾向がある
- 年齢が高くなるほど平均年収は上がる傾向にある
平均年収と中央値の違い
平均年収は給与所得者全体の年収の平均値を指しますが、一部の高額年収者の影響で実際の多くの人の年収よりも高くなる傾向があります。一方、中央値は全体の年収を低い順に並べた時の中央の値なので、より一般的な年収水準を示すと考えられています。日本の平均年収は460万円ですが、中央値は351万円と大きな開きがあります。
地域による年収格差
厚生労働省の調査によると、都道府県別の平均年収は東京都が375.5万円と最も高く、次いで神奈川県の335.6万円、大阪府の330.9万円となっています。一方、地方の県では年収が低い傾向にあり、最下位の鹿児島県は248.4万円でした。首都圏や大都市圏と地方では、雇用環境や物価を反映して大きな年収格差が生じています。
日本の平均年収は460万円だが、中央値は351万円である。
年齢別の年収推移
- 20代前半は240万円前後が平均
- 30代前半で300万円を超える
- 40代後半で450万円を超える
- 50代後半がピークで520万円前後
- 60代以降は徐々に減少する
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代前半 | 245万円 |
30代前半 | 305万円 |
40代後半 | 455万円 |
50代後半 | 520万円 |
年齢別の平均年収
- 若年層の年収は低く、年齢とともに上昇する傾向がある
- 30代後半から40代にかけて年収がピークを迎える
- 50代以降は年収が下がる傾向にある
年収は年齢とともに上昇する
一般に、年収は年齢が上がるにつれて高くなる傾向があります。これは、年齢を重ねるごとに経験を積み、スキルが向上することで、より高い役職や責任を担うようになるためです。若年層は実務経験が浅いため、年収は低めとなります。しかし、30代後半から40代にかけて年収がピークを迎え、50代以降は徐々に下がっていきます。
20代の平均年収
20代前半の平均年収は222万円程度と低めですが、後半になると250万円程度と上がってきます。20代は社会人としてのキャリアをスタートさせる重要な時期であり、基礎的なスキルを身につけながら年収アップを目指す時期と言えます。20代後半で年収300万円を超えられれば、将来的に高年収を得られる可能性が高まります。
30代~50代の平均年収
- 30代前半:273万円
- 30代後半:312万円
- 40代前半:345万円
- 40代後半:368万円
- 50代:350万円
年齢層 | 平均年収 |
---|---|
20代前半 | 222万円 |
20代後半 | 250万円 |
30代前半 | 273万円 |
男女別の平均年収
- 男性の方が女性より平均年収が高い傾向にある
- 年齢が上がるにつれ、男女間の年収格差が開く
- 性別による年収格差は業種や職種によっても異なる
概要
日本における男女別の平均年収には大きな開きがあります。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、一般労働者の平均年収は男性461万円に対し、女性は283万円と、男性の方が約178万円高くなっています。この格差は、年齢が上がるにつれて拡大する傾向にあります。また、業種や職種によっても男女間の年収格差は異なります。
年齢別の男女平均年収
年齢別にみると、男女間の年収格差は若年層ではそれほど大きくありませんが、年齢が上がるにつれて開いていきます。例えば、19歳の平均年収は男性192万円、女性182万円とわずか10万円の差しかありません。しかし、30代後半になると男性388万円に対し女性272万円と、約116万円もの開きが生じます。
男女別・年齢別平均年収の最新データ(令和5年)
業種別・職種別の男女格差
- 製造業は男女格差が比較的小さい
- 金融業や情報通信業は男女格差が大きい
- 管理職や専門職種では男女格差が顕著
- 事務職や販売職では格差が小さい傾向
- パートタイム労働者に占める女性の割合が高い
業種 | 男性平均年収 | 女性平均年収 |
---|---|---|
製造業 | 435万円 | 324万円 |
金融業 | 617万円 | 380万円 |
情報通信業 | 558万円 | 388万円 |
雇用形態別の平均年収
- 正社員と非正規社員の年収格差が大きい
- 年収は雇用形態に大きく左右される
- 正社員は年収が高く、非正規社員は低い傾向
正社員と非正規社員の年収格差
雇用形態別の平均年収を見ると、正社員と非正規社員の間に大きな開きがあることがわかります。正社員は高い年収を得られる一方で、非正規社員は低年収に留まる傾向があります。この格差は年齢が上がるにつれて拡大する傾向にあります。
正社員の高年収と非正規社員の低年収
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、正社員の平均年収は451万円となっています。一方、非正規社員の平均年収は209万円と、正社員の半分以下の水準にとどまっています。この要因として、正社員は勤続年数が長く、役職に就く機会が多いことが挙げられます。
雇用形態による年収格差の詳細
- 正社員の年収は年齢とともに上昇する傾向
- 非正規社員の年収は年齢による変化が小さい
- 30代後半から正社員と非正規社員の年収格差が拡大
- 60歳以上でも正社員は高年収を維持できる
- 非正規社員は高齢になるほど年収が低下する
年齢 | 正社員年収 | 非正規社員年収 |
---|---|---|
20代 | 320万円 | 210万円 |
30代 | 400万円 | 220万円 |
40代 | 490万円 | 230万円 |
学歴別の平均年収
- 大卒者の方が高卒者より平均年収が高い傾向にある
- しかし、高卒でも業界によっては高年収を得られる場合がある
- 学歴以外にも年齢、勤続年数、職種などが年収に影響を与える
学歴別年収の概況
一般的に、学歴が高いほど平均年収も高くなる傾向にあります。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、最終学歴が高卒の場合の平均年収は281.9万円ですが、大卒の場合は369.4万円と約87万円の開きがあります。これは企業が新卒採用時に大卒者に対して高い初任給を提示することが多いことが一因と考えられます。
高卒者の年収事例
一方で、高卒者でも一定の年収を得られる業界は存在します。例えば、建設業や製造業などの技能系の仕事では、現場での実務経験を重視する傾向があり、高卒者でも年収700万円前後の実績を持つ人もいます。高卒者の平均年収は281.9万円ですが、技能職の平均は334.8万円と全体平均を上回っています。
年収に影響する要因
- 年齢:年齢が上がるにつれ、経験を積んで年収も上昇する傾向がある
- 勤続年数:同一企業に長く勤めるほど、昇給の機会が増える
- 職種:専門性の高い職種ほど年収水準が高くなる傾向がある
- 業種:製造業や情報通信業は比較的年収水準が高い
- 企業規模:大企業ほど年収水準が高い
最終学歴 | 平均年収 |
---|---|
高卒 | 281.9万円 |
短大・高専卒 | 327.1万円 |
大学・大学院卒 | 369.4万円 |
職種別の平均年収
- 職種によって年収の格差が大きい
- 専門職は一般職より高年収が期待できる
- 勤続年数や役職によっても年収は変動する
職種別の平均年収とは
職種別の平均年収とは、業種や職種ごとに分けた場合の平均的な年収のことを指します。一般的に、専門性の高い職種や資格を必要とする職種ほど平均年収は高くなる傾向にあります。企業の規模や立地、勤続年数、役職などによっても大きく変動します。自身の年収水準を知るためには、職種別の平均年収を把握しておくことが重要です。
主要職種の平均年収例
主要な職種別の平均年収を見てみましょう。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、一般労働者の平均年収は約420万円となっています。一方、専門職の平均年収は次のように高額になる傾向があります。
- 医師 – 約1,150万円
- 弁護士 – 約1,000万円
- 公認会計士 – 約800万円
- 税理士 – 約700万円
- システムエンジニア – 約550万円
職種 | 平均年収 |
---|---|
医師 | 約1,150万円 |
弁護士 | 約1,000万円 |
公認会計士 | 約800万円 |
まとめ
- 19歳の平均年収は192万円と低い水準にある
- 年収は年齢とともに上昇する傾向がある
- 学歴や職種によっても年収に大きな差がある
19歳の平均年収は低水準
国税庁の調査によると、19歳までの平均年収は192万円と、他の年代に比べて非常に低い水準となっています。これは就職して間もない若年層の年収を反映したものと考えられます。しかし、年齢を重ねるごとに年収は上昇していく傾向にあり、経験を積むことで収入が増えていくことがわかります。
年齢別の平均年収の推移
厚生労働省の調査によると、高卒男性の年齢別平均年収は以下の通りです。20代前半で222万円、20代後半で250万円、30代前半で273万円、30代後半で278万円と、年齢が上がるにつれて年収も徐々に増加していきます。35歳を過ぎると年収は280万円前後で横ばい傾向となりますが、40代後半以降になると再び上昇に転じる様子がうかがえます。
学歴や職種による年収格差
- 大卒者の平均年収は3,694,000円で、高卒者の2,819,000円を大きく上回る
- 業種別では、医療・福祉や情報通信業の年収が高い一方で、飲食・小売業は低い
- 管理職や専門職の方が一般事務職よりも年収が高くなる傾向がある
- 勤続年数が長いほど年収が高くなる
- 都市部の方が地方よりも平均年収が高い
学歴 | 平均年収 |
---|---|
高卒 | 2,819,000円 |
大卒 | 3,694,000円 |
差額 | 875,000円 |
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