「営業職の年収って実際どのくらい?」「営業で年収1,000万円は目指せる?」と気になっていませんか。
結論から言うと、営業職の平均年収は476万円(doda「平均年収ランキング2025」より)で、日本の正社員平均429万円を約47万円上回っています。さらに、業界や職種によっては年収800万円〜1,000万円超を狙えるのが営業職の最大の特徴です。
本記事では、doda・求人ボックスなど信頼できるデータソースをもとに、営業職の年齢別・業界別年収、インセンティブの仕組み、そして年収アップの具体的な方法を解説します。
営業職の平均年収は476万円【2025年最新データ】
doda「平均年収ランキング2025」によると、営業系職種の平均年収は476万円で、前年の469万円から7万円アップしました。これは2017年の調査開始以来、9年間で最高値です。
この調査は2024年9月〜2025年8月にdodaサービスに登録した約60万人のビジネスパーソンを対象としたもので、営業系18職種のうち14職種で平均年収が前年を上回りました。人手不足を背景に、企業が営業人材の確保に力を入れていることが年収上昇の要因です。
営業職の年収が日本全体の平均(429万円)より高い理由は、成果に応じたインセンティブ制度が多くの企業で導入されていることにあります。基本給に加えて成果報酬が上乗せされるため、実力次第で同年代の他職種より100万円以上高い年収を得ることも可能です。
営業職の給与構成を理解する
営業職の年収を正しく理解するには、給与構成の内訳を知っておく必要があります。一般的な営業職の年収は、以下の要素で構成されています。
- 基本給(固定給):毎月決まった額が支給される。年収の60〜80%を占めることが多い
- インセンティブ(成果報酬):売上目標の達成度に応じて支給される変動報酬
- 賞与(ボーナス):年2回が一般的。会社の業績と個人の評価で金額が変動する
- 各種手当:営業手当、外勤手当、車両手当、通信手当など。月1万〜5万円程度
たとえば年収476万円の営業職の場合、基本給が月25万円(年300万円)、賞与が年120万円、インセンティブが年40万円、各種手当が年16万円といった構成が典型的です。インセンティブ部分は成果次第で大きく変動するため、同じ企業の営業職でも年収に100万円以上の差がつくことは珍しくありません。
営業職の年収中央値と分布
営業職の年収は平均値だけでなく、分布にも注目すべきです。営業職全体の年収ボリュームゾーンは350万円〜500万円の層が最も多く、次いで500万円〜600万円の層が続きます。
年収の分布を大まかに整理すると、以下のようになります。
- 300万円未満:約10%(未経験者・新卒1年目が中心)
- 300万〜500万円:約45%(最も多いボリュームゾーン)
- 500万〜700万円:約30%(中堅〜管理職手前)
- 700万〜1,000万円:約12%(管理職・高単価業界のプレイヤー)
- 1,000万円以上:約3%(トップ営業・管理職・高年収業界)
営業職の年収中央値は平均値より低い420万〜440万円程度と推定されます。一部の高年収者が平均値を押し上げているため、「自分の年収は平均以下かも」と感じる人も多いですが、中央値で見ればそこまで差がないケースも多いです。
【年齢別】営業職の平均年収一覧
営業職は経験を積むほど年収が上がる傾向にあります。以下の表は、営業職の年代別平均年収と、全職種平均との比較です。
| 年代 | 営業職の平均年収 | 全職種の平均年収 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 387万円 | 338万円 | +49万円 |
| 30代 | 514万円 | 452万円 | +62万円 |
| 40代 | 598万円 | 512万円 | +86万円 |
| 50代以上 | 650万円 | 584万円 | +66万円 |
出典:doda「平均年収ランキング2025」、各転職サイト公開データをもとに編集部作成
注目すべきポイントは以下の3つです。
- 20代から全職種平均を約50万円上回る:営業職は若手のうちからインセンティブで稼げるため、同世代の他職種より年収が高い傾向
- 30代で年収500万円超え:マネジメント経験や大型案件の受注が増え、基本給・インセンティブともに上昇する
- 40代で全職種との差が最大(+86万円):管理職への昇格に加え、長年の顧客基盤による安定した成績が年収に反映される
経験年数別の年収目安
営業職は経験年数に応じてスキルと顧客基盤が蓄積され、年収も段階的に上昇します。以下は一般的な経験年数ごとの年収目安です。
| 経験年数 | 年収目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 1年目(未経験) | 300万〜350万円 | 研修期間中心。基本給がメイン |
| 2〜3年目 | 350万〜420万円 | 独り立ちし、インセンティブが発生し始める |
| 4〜5年目 | 420万〜520万円 | 安定した実績で昇給・昇格のチャンスが増加 |
| 6〜10年目 | 520万〜650万円 | チームリーダー・マネージャー候補。大型案件を担当 |
| 10年以上 | 650万〜800万円以上 | 管理職やスペシャリスト。業界次第で1,000万円超も |
※業界・企業規模により大きく異なります
【業界別】営業職の平均年収ランキング
営業職の年収は「何を売るか(業界)」によって大きく変わります。同じ営業スキルでも、業界が違えば年収が100万〜300万円以上変わることは珍しくありません。
| 順位 | 業界・職種 | 平均年収 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | MR(医薬情報担当者) | 803万円 | 専門知識が必要。外資系は1,000万円超も |
| 2位 | 医薬品メーカー営業 | 593万円 | MR以外の営業職。安定した高年収 |
| 3位 | クレジット・信販営業 | 512万円 | 前年比+47万円と大幅アップ |
| 4位 | 金融業界(証券・保険等) | 500万円 | 投信・投資顧問は814万円と突出 |
| 5位 | メーカー営業 | 492万円 | 電子部品・機械等。キーエンスは2,039万円 |
| 6位 | 総合商社営業 | 479万円 | 大手は平均年収1,000万円超の企業も |
| 7位 | IT・通信営業 | 466万円 | SaaS営業は成長分野で年収上昇中 |
| 8位 | 不動産営業 | 447万円 | 投資用不動産は歩合で1,000万円超も可能 |
出典:doda「平均年収ランキング2025」をもとに編集部作成
業界別の詳細解説
MR・医薬品業界(平均803万円)
営業職の年収ランキングで不動の1位がMR(医薬情報担当者)です。医師や薬剤師に対して医薬品の情報提供を行う専門職で、高い医薬知識が求められます。
外資系製薬会社のMRは特に年収が高く、ギリアド・サイエンシズの平均年収は1,222万円、ファイザーやヴィアトリス製薬も1,000万円前後です。40代前半のMR平均年収は約970万円、40代後半以降は1,072万円に達します。
金融業界(平均500万円)
金融業界の営業職は、取り扱う商品によって年収が大きく異なります。投信・投資顧問の営業は平均814万円、ベンチャーキャピタル・プライベートエクイティは724万円、証券会社は609万円と、いずれも高水準です。
外資系保険の営業は完全歩合制を採用している企業も多く、トップクラスの営業パーソンは年収3,000万円を超えるケースもあります。
IT・通信業界(平均466万円)
IT業界の営業は、近年のDX推進やSaaSビジネスの拡大により、年収が上昇傾向にあります。ITコンサルティング営業は505万円、ハードウェア・ソフトウェアベンダーは493万円です。
特に外資系IT企業のアカウントエグゼクティブ(AE)やインサイドセールスのマネージャーは、年収800万〜1,500万円の水準も珍しくありません。
不動産業界(平均447万円)
不動産業界の営業は、平均年収だけを見ると突出して高くはありません。しかし、投資用不動産営業に限れば話は別です。数千万〜数億円の物件を扱うため、1件の成約で得られるインセンティブが非常に大きく、20代で年収1,000万円を達成する営業パーソンも珍しくありません。
メーカー営業(平均492万円)
メーカー営業は安定した基本給に加え、業績連動型の賞与が特徴です。代表的な例がキーエンスで、2025年3月期の平均年間給与は2,039万円と4年連続で2,000万円を超えています。年収に占める賞与の割合が約44%と高く、営業力と企業の利益率の高さが年収に直結しています。
メーカー営業は他の営業職と比べて労働環境が安定しているケースが多く、残業時間も比較的少ない傾向にあります。「年収」と「ワークライフバランス」のどちらも重視したい人にとって、有力な選択肢です。
人材業界の営業(平均450万円前後)
人材紹介会社の営業(リクルーティングアドバイザー)は、求職者と企業のマッチングを行う仕事です。1件の成約(入社決定)あたりの紹介手数料は年収の30〜35%が一般的で、年収500万円の人材を紹介した場合は150万〜175万円の売上になります。
この紹介手数料の10〜20%がインセンティブとして支給されるため、年間20件以上の決定を出せば、インセンティブだけで200万〜300万円を稼ぐことが可能です。近年は人手不足を背景に人材業界全体が好調で、営業職の年収も上昇傾向にあります。
M&A仲介業界(平均1,000万円超)
営業職の年収ランキングで近年最も注目されているのがM&A仲介業界です。M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は10年連続で上場企業1位を記録しており、日本M&Aセンターやストライクなどの上場企業も平均年収1,000万円を超えています。
M&A仲介営業は、企業の売買を仲介する専門性の高い仕事です。1件の成約で発生する仲介手数料が数千万〜数億円に達するため、個人へのインセンティブも非常に大きくなります。未経験からの転職も増えており、金融や不動産など他業界の営業経験者が多く活躍しています。
営業職のインセンティブ・歩合制の仕組みを徹底解説
営業職の年収を語る上で、インセンティブ(成果報酬)制度の理解は欠かせません。同じ会社の営業でも、成績によって年収が100万円以上変わるのはインセンティブがあるからです。
インセンティブ制度とは
インセンティブ制度は、固定給(基本給)+成果に応じた報酬を組み合わせた給与体系です。目標を達成した場合や、売上に応じて追加の報酬が支給されます。
日本企業の多くが採用しているのはこのタイプで、安定した基本給を確保しつつ、成果を出せば上乗せで稼げる仕組みです。
歩合制(コミッション制)とは
歩合制は、売上の一定割合がそのまま報酬になる仕組みです。「固定給+歩合」と「完全歩合制(フルコミッション)」の2種類があります。
| 種類 | 仕組み | 歩合率の相場 | リスク |
|---|---|---|---|
| 固定給+インセンティブ | 基本給に加え、目標達成度に応じた報奨金 | 売上の5〜10% | 低い |
| 固定給+歩合 | 基本給は低めに設定し、売上に比例した歩合を加算 | 売上の10〜20% | 中程度 |
| 完全歩合制 | 固定給なし。売上がなければ収入ゼロ | 売上の30〜50% | 高い |
業界別インセンティブの特徴
インセンティブの割合や仕組みは業界によって異なります。
- 保険業界:歩合制の場合は売上の20〜30%、フルコミッションの場合は30〜50%。業界随一の高歩合率
- 不動産業界:売上の5〜15%が一般的。投資用不動産では1件の成約で数十万〜数百万円のインセンティブも
- IT・SaaS業界:四半期ごとの目標達成に応じたボーナス制が主流。MRR(月次経常収益)ベースで評価されることが多い
- 自動車業界:1台あたりの固定額インセンティブが一般的。月3〜5台の販売で10万〜30万円程度
- 人材業界:紹介手数料の10〜20%がインセンティブ。年間決定数が多ければ率が上がるステップアップ制も
インセンティブで年収を最大化するコツ
インセンティブ制度を最大限に活用するには、以下の3点を意識しましょう。
- 入社前に制度の詳細を確認する:「何を達成すればいくらもらえるか」を具体的に把握する。上限の有無も重要
- 目標設定のタイミングを把握する:四半期・半期・年度のどのサイクルで評価されるかによって戦略が変わる
- ハイパフォーマーの行動パターンを学ぶ:同じ制度でも、上位20%の営業が収入の大部分を稼いでいることが多い
営業職で年収1,000万円を超える5つの方法
営業職で年収1,000万円を超えている人は全体の約1〜2%と言われています。しかし、戦略的にキャリアを設計すれば、決して不可能な数字ではありません。
方法1:高単価商材を扱う業界に移る
年収1,000万円超を最短で実現する方法は、「何を売るか」を変えることです。同じ営業スキルでも、取り扱う商材の単価と業界の利益率で報酬水準は2〜3倍変わります。
年収1,000万円を狙いやすい業界は以下の通りです。
| 業界・職種 | 平均〜上位の年収レンジ | 1,000万円到達の難易度 |
|---|---|---|
| M&A仲介 | 800万〜3,000万円超 | 到達しやすい |
| 外資系MR | 800万〜1,500万円 | 到達しやすい |
| 外資系保険営業 | 500万〜3,000万円超 | 実力次第 |
| 投資用不動産営業 | 500万〜2,000万円 | 実力次第 |
| 外資系IT営業(AE) | 700万〜1,500万円 | 実力次第 |
| メーカー営業(大手) | 600万〜1,200万円 | 管理職以上 |
M&A仲介は特に注目の業界です。M&Aキャピタルパートナーズは平均年収ランキングで10年連続1位を記録しており、1件の成約で数百万円〜数千万円のインセンティブが発生します。20代で年収1,000万円超を達成する人もいます。
方法2:マネジメント職に昇進する
営業マネージャーや営業部長に昇進すれば、管理職手当や部門業績に連動したボーナスで年収が大幅にアップします。
一般的な営業職のキャリアパスと年収の目安は以下の通りです。
- プレイヤー(一般営業):400万〜600万円
- リーダー・主任:500万〜700万円
- 営業マネージャー・課長:600万〜900万円
- 営業部長:800万〜1,200万円
- 営業本部長・執行役員:1,000万〜2,000万円以上
方法3:法人営業(BtoB)にシフトする
個人向け営業(BtoC)から法人営業(BtoB)にシフトすることで、取引単価が大幅に上がります。特にエンタープライズ営業(大企業向け営業)は、1件の成約額が数千万〜数億円規模になるため、インセンティブも大きくなります。
SaaS業界のエンタープライズ営業は、年間契約額(ACV)の達成度に応じてインセンティブが支給され、年収1,000万円超も現実的な水準です。
方法4:営業スキルを専門性で掛け算する
「営業力 × 専門知識」の掛け算で市場価値を高める方法です。
- 営業 × IT知識:ソリューション営業、プリセールスエンジニア
- 営業 × 医薬知識:MR、医療機器営業
- 営業 × 金融知識:ファイナンシャルアドバイザー、証券営業
- 営業 × 語学力:外資系企業の営業、海外営業
専門性が高いほど代替が利きにくくなるため、年収交渉でも有利になります。
方法5:歩合率の高い企業に転職する
同じ業界でも、企業によってインセンティブ制度は大きく異なります。歩合率が売上の5%の企業と15%の企業では、同じ売上を上げても収入が3倍違います。
転職活動では「基本給」だけでなく、以下の点を必ず確認しましょう。
- インセンティブの計算方法(売上比率 or 粗利比率 or 目標達成率)
- インセンティブの上限(キャップ)の有無
- 支給のタイミング(月次 or 四半期 or 年次)
- 在籍社員の平均インセンティブ額
転職で営業職の年収をアップさせる具体的な方法
リクルートエージェントの2025年4〜6月期のデータによると、転職で賃金が1割以上増加した人の割合は39.3%で、これは過去最高値です。つまり、約4割の転職者が年収アップを実現しています。
営業職が転職で年収を上げるための具体的なステップを解説します。
ステップ1:自分の市場価値を把握する
転職で年収アップを実現するには、まず自分の「適正年収」を知ることが重要です。現在の年収が市場価値より低い場合、転職するだけで年収が上がる可能性があります。
市場価値を把握する方法は以下の3つです。
- 転職サイトのスカウト機能:オファー年収から市場価値を逆算
- 年収診断ツール:ミイダスなどのサービスで適正年収を5分で算出
- 転職エージェントへの相談:業界の給与相場を熟知したプロに聞く
ステップ2:年収水準の高い業界を選ぶ
前述の通り、営業職の年収は業界によって大きく異なります。現在の業界の年収水準が低い場合は、業界を変えるだけで年収100万円以上アップする可能性があります。
営業スキルは業界を超えて通用する「ポータブルスキル」です。特に以下のスキルを持っている方は、業界を変えても即戦力として評価されやすいです。
- 法人営業の経験(新規開拓・既存深耕いずれも)
- 提案型・ソリューション型営業の経験
- 数値目標を達成してきた実績
- 顧客管理ツール(SFA/CRM)の活用経験
ステップ3:転職エージェントを活用する
営業職の転職で年収アップを実現するには、転職エージェントの活用が最も効果的です。その理由は3つあります。
- 非公開求人へのアクセス:好条件の求人ほど非公開で募集されることが多い
- 年収交渉の代行:自分では言いにくい年収希望をプロが代わりに交渉
- 業界の年収相場の把握:応募先の給与レンジを事前に把握でき、ミスマッチを防げる
ステップ4:職務経歴書で「数字」をアピールする
営業職の転職では、実績を数字で示すことが年収交渉の最大の武器になります。
効果的なアピールの例を挙げます。
- 「年間売上1.2億円を達成(目標達成率120%)」
- 「新規開拓で月間15社のアポイントを獲得、うち5社と成約」
- 「担当エリアの売上を前年比150%に成長させた」
- 「チーム10名のマネジメントを経験し、部門目標達成率110%」
抽象的な表現ではなく、具体的な数字を入れることで説得力が格段に上がります。
ステップ5:年収交渉のタイミングを間違えない
年収交渉は、内定が出た後(オファー面談時)に行うのが基本です。一次面接や二次面接の段階で年収の話を切り出すと、「お金のことしか考えていない」と思われるリスクがあります。
転職エージェントを通じて交渉する場合は、エージェントが適切なタイミングで年収交渉を行ってくれるため、自分で切り出す必要がありません。
ステップ6:複数のオファーを比較する
年収交渉で最も強い武器は「他社のオファー」です。複数の企業から内定をもらうことで、条件を比較しながら最も有利な年収を引き出せます。
具体的には、転職エージェント2〜3社に並行して登録し、同時期に複数の企業に応募するのが効果的です。「A社からは年収550万円のオファーが出ている」と伝えることで、B社が年収を上乗せしてくれるケースは少なくありません。
ただし、嘘のオファー金額を伝えることは絶対に避けてください。信頼関係が崩れるだけでなく、入社後に発覚した場合のリスクもあります。
営業職が取得すべき資格・スキル
営業職の年収アップに直結する資格やスキルを紹介します。必須の資格は少ない営業職ですが、取得しておくと転職時の年収交渉や社内での昇格に有利になるものがあります。
業界共通で役立つ資格
- TOEIC 730点以上:外資系企業への転職や、海外営業のポジションで必須。800点以上あれば年収50万〜100万円アップの材料に
- 中小企業診断士:経営全般の知識が身につき、コンサルティング営業やM&A仲介への転職に有利
- ファイナンシャルプランナー(FP)2級以上:金融・保険業界の営業で信頼度が増し、顧客獲得力がアップ
- ITパスポート・基本情報技術者試験:IT業界の営業職を目指す場合、基礎知識の証明になる
業界特化の資格
- 宅地建物取引士(宅建):不動産営業の必須資格。取得すると資格手当(月2万〜3万円)が加算される企業が多い
- 証券外務員:証券会社・金融機関の営業に必須
- MR認定資格:製薬会社のMRになるために必要。入社後に取得するケースが多い
- 生命保険募集人資格:保険営業の基本資格。入社時に取得が求められる
年収アップにつながるスキル
資格以上に重要なのが、実務で発揮できるスキルです。以下のスキルは業界を問わず、年収アップに直結します。
- SFA/CRM活用スキル:Salesforce、HubSpotなどの顧客管理ツールを使いこなせる人材は、IT業界を中心に高く評価される
- データ分析スキル:売上データや顧客データを分析し、戦略的な営業活動を行えるスキル。Excelの関数・ピボットテーブルは最低限必要
- プレゼンテーションスキル:法人営業では必須。大型案件の受注に直結するため、このスキルの有無で年収に大きな差が出る
- マネジメントスキル:チームの売上を最大化するスキル。管理職への昇進、つまり年収アップの最大の条件
営業職の年収に関するよくある質問(FAQ)
Q. 営業職は未経験でも転職できますか?
はい、営業職は未経験からの転職が最もしやすい職種の一つです。特に20代であれば、ポテンシャル採用で未経験者を積極的に受け入れている企業が多数あります。未経験の場合の初年度年収は300万〜380万円が目安ですが、成果を出せば2年目以降に大きく年収が伸びる可能性があります。
Q. 営業職の年収が高い都道府県はどこですか?
営業職の年収が最も高いのは東京都で、平均年収は全国平均より50万〜80万円ほど高い傾向にあります。次いで神奈川県、大阪府、愛知県が続きます。大手企業の本社が集中するエリアほど年収水準が高くなる傾向があります。ただし、地方でもリモートワーク対応の営業職であれば、都市部と同等の給与水準で働ける求人も増えています。
Q. 営業職の男女別の年収差はありますか?
残念ながら、営業職にも男女間の年収差は存在します。dodaのデータによると、営業職の男性の平均年収は約500万円、女性は約390万円で、約110万円の差があります。ただし、インセンティブ制度が整った企業では、性別に関係なく成果に応じた報酬が得られるため、実力次第で差を埋めることが可能です。
Q. ルート営業と新規開拓営業ではどちらが年収が高い?
一般的に、新規開拓営業の方が年収が高い傾向にあります。新規開拓は難易度が高い分、インセンティブが手厚く設定されていることが多いためです。ルート営業は安定した収入を得やすい反面、インセンティブの幅が小さい傾向があります。ただし、ルート営業でもアップセル・クロスセルの実績を積めば高年収を目指せます。
Q. 営業職からのキャリアチェンジで年収は上がりますか?
営業経験を活かしたキャリアチェンジで年収が上がるケースは多くあります。特に以下の職種へのキャリアチェンジは年収アップにつながりやすいです。
- カスタマーサクセス:SaaS業界で需要が高く、営業経験が直接活かせる
- 事業開発(BizDev):新規事業の立ち上げに営業力が必須
- 営業企画:営業の現場経験を戦略立案に活かす
- コンサルタント:顧客折衝力と提案力を活かせる
Q. 40代の営業職が年収を上げるにはどうすればいいですか?
40代の営業職が年収を上げるには、マネジメント経験を武器にした転職が最も効果的です。部下の育成実績やチーム目標の達成率を数字でアピールすれば、管理職ポジションでの好条件オファーを獲得しやすくなります。
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Q. 営業職でリモートワークは可能ですか?
コロナ禍以降、営業職のリモートワークは大幅に増加しました。特にIT・SaaS業界のインサイドセールスやカスタマーサクセスは、フルリモートでの勤務が可能な企業も多くあります。リモートワーク対応の営業職は、通勤時間の削減による生産性向上が期待でき、その分を顧客対応に充てることで成績アップにもつながります。
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まとめ|営業職の年収アップは「業界選び」と「実績の見せ方」がカギ
本記事のポイントを振り返ります。
- 営業職の平均年収は476万円(2025年最新)で、全職種平均を約47万円上回る
- 年代別では20代387万円、30代514万円、40代598万円と着実に上昇
- 業界別ではMR(803万円)、医薬品メーカー営業(593万円)、金融営業(500万円)が上位
- インセンティブ制度を活用すれば、同年代の平均を大きく上回る年収が可能
- 年収1,000万円超を目指すなら、M&A仲介・外資系MR・外資系保険・投資用不動産が有力
- 転職で年収アップを実現した人は約4割。転職エージェントの活用と数字での実績アピールが重要
営業職は「実力主義」の世界です。同じスキルでも、どの業界で、どんな商材を、どの企業で売るかによって年収は大きく変わります。まずは自分の市場価値を知り、最適なキャリアを見つけることが年収アップへの第一歩です。





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