「未経験の職種に挑戦したいけれど、職務経歴書に何を書けばいいかわからない」という悩みは、キャリアチェンジを考える方に共通するものです。経験がないからといって職務経歴書が書けないわけではありません。ポイントは「これまでの経験の中から、応募先で活かせるスキルや経験を見つけ出す」ことです。この記事では、未経験職種への転職を成功させる職務経歴書の書き方を詳しく解説します。
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未経験でも職務経歴書が重要な理由
未経験職種への応募では「なぜこの職種なのか」「本当にやっていけるのか」が採用担当者の最大の関心事です。職務経歴書は、これまでの経験の中に新しい職種で活かせる要素があることを証明する書類として機能します。
企業側も未経験者を採用する場合、スキルよりも「ポテンシャル」「学習意欲」「適性」を重視しています。つまり、直接的な業務経験がなくても、それらを伝える材料は必ずあるはずです。
転用可能なスキル(トランスファラブルスキル)を見つける方法
未経験職種への転職で鍵となるのが「トランスファラブルスキル」、つまり職種を超えて活用できるスキルです。以下のステップで自分のトランスファラブルスキルを洗い出してみましょう。
ステップ1:これまでの業務を細分化する
まず、現在または前職での業務内容をできるだけ細かく書き出します。例えば営業職であれば「顧客への提案」だけでなく「市場調査」「提案資料の作成」「プレゼンテーション」「社内調整」「売上データの分析」「後輩の指導」など、日常業務を一つ一つ分解してみてください。
ステップ2:応募先の求人要件と照合する
次に、応募先の求人情報に記載されている「求める人物像」「必要なスキル」を確認し、ステップ1で洗い出した業務やスキルとの共通点を見つけます。例えばマーケティング職に転職したい営業経験者であれば、「顧客ニーズの把握」「データ分析」「プレゼンテーション力」などが転用可能なスキルとして浮かび上がります。
ステップ3:エピソードと成果を紐づける
見つかった共通スキルに対して、具体的なエピソードと数値化された成果を紐づけます。「データ分析力」をアピールするなら「売上データを分析し、訪問優先度の見直しを提案。チーム全体の成約率が15%向上した」のように記載します。
未経験職種向け職務経歴書の構成テクニック
- 職務要約は志望職種を意識して書く:経歴の概要に加え、なぜその職種を目指すのかの動機も簡潔に盛り込みます
- 「活かせる経験・スキル」欄を設ける:通常の職務経歴書にはない項目ですが、未経験転職では効果的です。応募先で活かせるスキルをまとめて記載します
- 自主学習や資格取得をアピールする:応募先の職種に関連する学習を始めている場合は必ず記載しましょう。本気度が伝わります
- 自己PR欄を充実させる:未経験転職では自己PR欄の重要度が高まります。学習意欲、適応力、行動力などをエピソードベースで伝えましょう
職種別:未経験からの転職で評価されるポイント
IT・エンジニア職への転職であれば、独学でのプログラミング学習やポートフォリオの作成が強力なアピール材料になります。マーケティング職への転職なら、個人ブログの運営やSNS運用の経験も評価されることがあります。
人事・採用職への転職であれば、前職でのチームマネジメント経験や後輩育成の経験が活きます。経理・財務職への転職であれば、簿記資格の取得や数字を扱う業務経験をアピールしましょう。
未経験転職の職務経歴書で避けるべきNG表現
「未経験ですが頑張ります」という表現は避けてください。意欲は大切ですが、具体性に欠けるため説得力がありません。代わりに「現在○○の資格取得に向けて学習中です」「独学で○○のスキルを身につけ、△△を制作しました」のように、すでに行動を起こしていることを示しましょう。
また「前職が合わなかった」というネガティブな動機を記載するのもNGです。キャリアチェンジの動機は「新しい分野で成長したい」「以前から関心があった分野に挑戦したい」というポジティブな表現にしましょう。





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