育児や介護、病気療養、資格取得のための学習期間など、さまざまな理由でキャリアにブランク(空白期間)が生じることがあります。ブランクがあると転職で不利になるのでは、と心配される方は多いですが、書き方と伝え方次第でマイナス印象を最小限に抑えることが可能です。この記事では、ブランク期間がある場合の履歴書・職務経歴書の書き方と面接での説明方法を解説します。
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ブランク期間はどのくらいから不利になるのか
一般的に、3ヶ月以内のブランクは転職活動期間として自然に受け止められます。6ヶ月以内であれば大きな問題にはなりにくいですが、採用面接で理由を聞かれる可能性が高くなります。1年以上のブランクがある場合は、しっかりとした説明を準備しておく必要があります。
ただし、ブランクの「長さ」よりも「何をしていたか」の方が重要です。目的を持って過ごしたブランク期間であれば、むしろプラスの評価を得られることもあります。
ブランク理由別:履歴書の書き方
転職活動が長期化した場合
履歴書の職歴欄には特に記載する必要はありません。面接で聞かれた場合は「自分のキャリアを慎重に見極めるため、じっくり転職活動を行っていました」と説明するのが良いでしょう。その間にスキルアップのための学習をしていた場合は合わせて伝えると好印象です。
育児・介護のため離職していた場合
職歴欄の最終職歴の後に「育児(介護)に専念するため退職」と記載し、復帰可能な状況であることを明記します。例えば「2023年4月 育児に専念するため退職」「2026年1月 子どもの保育園入園に伴い、就業可能な環境が整ったため転職活動を開始」のように記載します。
病気療養のため離職していた場合
病名を詳細に記載する必要はありません。「体調不良のため退職」とし、現在は完治(または業務に支障がない状態に回復)していることを明記します。「現在は完治し、医師からも就業に問題がないとの診断を受けています」と添えると安心感を与えられます。
資格取得・留学のため離職していた場合
この場合はむしろ積極的にアピールすべきポイントです。「○○資格取得のため退職」「語学留学のため退職(TOEIC○○点取得)」のように、成果も合わせて記載しましょう。
職務経歴書でのブランク期間の扱い方
職務経歴書では、ブランク期間中に行っていたことをポジティブに記載する工夫が必要です。例えばブランク中にオンライン講座を受講していたなら「自己研鑽期間」として記載できます。ボランティア活動やフリーランスでの単発案件なども、立派な経歴として記載可能です。
- オンライン講座の受講や資格勉強は「自己啓発」として記載
- フリーランスでの業務は「個人事業」として経歴に含める
- ボランティア活動はスキルとの関連があれば記載する
- 家族の介護や育児は「家庭の事情による計画的な離職」と位置づける
面接でブランク期間について聞かれたときの答え方
面接では正直に答えることが基本です。嘘をつくと後からバレた場合に信用を失います。ただし、伝え方には工夫が必要です。
ポイントは3つあります。まず、ブランクの理由を簡潔に説明すること。次に、その期間に学んだことや得たものを伝えること。最後に、現在は就業意欲が高く、すぐに貢献できる準備ができていることを伝えることです。
例えば「体調を崩して半年間療養していましたが、現在は完全に回復しています。療養期間中にExcelのスキルアップ講座を受講し、VBAの基礎を習得しました。ブランクの経験を通じて健康管理の重要性を学び、現在は規則正しい生活を維持しています」のように、前向きな要素で締めくくりましょう。
ブランクがあっても転職を成功させるために
ブランク期間を過度に気にする必要はありません。採用担当者が見ているのは「これからの貢献可能性」です。過去のブランクよりも、現在の意欲とスキル、そして将来のビジョンをしっかり伝えることに集中しましょう。書類作成に不安がある場合は、転職エージェントに添削を依頼するのも効果的な方法です。





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