「職務経歴書は何枚にまとめるべきなのか」は多くの転職者が悩むポイントです。経験が豊富な方ほど書くことが多くなり、気づけば4〜5枚になってしまった、というケースも珍しくありません。この記事では、職務経歴書の適切な枚数と、A4で2枚にまとめるための具体的なテクニックを解説します。
あわせて読みたい
転職を考えているなら、まずはプロに相談
※すべて無料で利用できます
職務経歴書の理想的な枚数はA4で2枚
結論から言うと、職務経歴書はA4サイズで2枚にまとめるのが理想です。採用担当者は多数の応募書類に目を通すため、3枚以上になると最後まで読まれない可能性が高まります。
ただし、これはあくまで目安です。20代でキャリアが短い場合は1枚でも問題ありません。逆に、IT技術者でプロジェクト数が多い場合や、管理職で複数の部署を経験している場合は3枚になることもあります。重要なのは「必要な情報が過不足なく伝わる枚数」にすることです。
なぜ長すぎる職務経歴書はNGなのか
採用担当者が一人の応募者の書類を読む時間は、平均で1〜2分程度と言われています。限られた時間の中で、長すぎる職務経歴書は以下のデメリットがあります。
- アピールポイントが埋もれる:情報量が多すぎると、本当に伝えたい強みが目立たなくなります
- 「要約力がない」と判断される:情報を整理して簡潔にまとめる能力はビジネスの基本スキル。長すぎる文書はその能力の欠如を示してしまいます
- 読まれない:3枚目以降は流し読みされるか、読まれない可能性が高いです
A4で2枚にまとめるための具体的なテクニック
1. 応募先に関連する経験を優先する
すべての経歴を均等に書く必要はありません。応募先の仕事に直結する経験は詳しく書き、関連性が低い経験は概要だけにとどめましょう。例えば営業職に応募するなら、営業の経験は詳細に書き、学生時代のアルバイトや短期間の事務職経験は簡潔にまとめます。
2. 箇条書きを効果的に活用する
文章で長々と書くよりも、箇条書きで要点を簡潔に伝えた方が読みやすく、スペースも節約できます。業務内容は箇条書きで3〜5項目、実績は数値と共に箇条書きで記載するのが効果的です。
3. 職務要約は3〜4行以内にまとめる
冒頭の職務要約が長くなりすぎるケースが多いです。職務要約はあくまで「概要」なので、詳細は各社の職務経歴の中で記載します。キャリア全体の要点を3〜4行でまとめましょう。
4. 古い経歴はまとめて簡潔に
10年以上前の経歴や、応募先との関連性が低い経歴は、2〜3行程度にまとめて問題ありません。「○○株式会社(2010年〜2015年)営業部にて法人営業を担当。新規開拓を中心に年間売上5,000万円を達成。」のように、会社名・期間・役割・成果を1文に凝縮します。
5. レイアウトで余白を調整する
内容を削るだけでなく、レイアウトの工夫でスペースを確保することも可能です。上下左右の余白を20mm程度に設定し、フォントサイズは本文を10.5pt、見出しを12ptにするとバランスが良くなります。ただし、余白を詰めすぎると読みにくくなるので注意が必要です。
逆に短すぎる場合の対処法
経験が浅い20代の方や、在籍企業が1社のみの方は、1枚に満たないこともあります。その場合は以下の工夫で内容を充実させましょう。
- 業務内容をより具体的に細分化して記載する
- 小さな実績やプロジェクトでの貢献も書く
- 身につけたスキルを網羅的にリストアップする
- 自己PR欄を充実させる
- 研修で学んだ内容や取得した社内資格も記載する
枚数よりも大切なのは「情報の密度」
最終的に重要なのは、枚数ではなく「限られたスペースの中に、いかに価値のある情報を詰め込めるか」です。一文一文に意味を持たせ、採用担当者が「この人に会ってみたい」と思える情報を厳選して記載しましょう。書いた後は必ず第三者に読んでもらい、冗長な部分がないか、重要な情報が抜けていないかをチェックしてもらうことをおすすめします。





コメント