出典:https://www.robertwalters.co.jp
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)は、外資系・日系グローバル企業の転職支援で高い支持がある転職エージェントです。
1985年に英国ロンドンで設立されたスペシャリスト人材紹介会社であり、主に外資系・日系グローバル企業におけるグローバル人材の転職/採用支援において、優れた信頼と実績があります。
転職エージェントとして世界的にも評判が高く、世界中で数々の賞を受賞しています。
今回は、そんなロバートウォルターズのメリットや利用する際の注意点などについて詳しく解説していきます。
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)の基本情報
運営会社 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 |
設立 | 1985年 |
対応エリア・地域 | 関東・関西を中心 海外求人あり |
対応年代 | 20代・30代・40代・50代 ※年齢制限なし |
所在地・アクセス |
⚫︎東京オフィス 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル14階 JR「渋谷駅」新南口より徒歩3分 JR「渋谷駅」東口より徒歩6分 ⚫︎大阪オフィス 〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー15階 地下鉄御堂筋線「中津駅」4番出口より徒歩1分 阪急神戸線/阪急京都線「梅田駅」茶屋町口より徒歩5分 |
求人数 | 公開求人数:約1,400件 非公開求人数:数千件 |
対応職種 | 経理/財務・IT・営業・メーカー(電気、電子、機械) マーケティング・人事・法務・秘書・金融・コンサルティング・不動産・その他 |
利用料金 | 無料 |
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)のメリット
まずはじめに、ロバートウォルターズを利用するメリットを紹介していきます。
グローバル企業の求人が豊富
ロバートウォルターズは、世界30ヵ国で拠点を展開しているためグローバル企業の求人が豊富です。
英語を活用して海外で働けるだけでなく、海外に企業展開している日本企業にも応募することができます。
また、ロバートウォルターズでは、一般の方には案内されていない非公開求人も数多く保有しているので、会員のみに紹介される好条件の求人に出会えるチャンスがあるのです。
グローバル企業への転職に強い
ロバートウォルターズは、グローバル企業の求人が豊富な上に、グローバル企業への転職にも強いです。
ロバートウォルターズのコンサルタントは、全員がバイリンガルなので、それぞれ得意な専門分野を持っています。
他の転職エージェント以上に、外資系や日系グローバル企業との結びつきが強いのが特徴です。
求職者とのやりとも、基本的には英語で行われているようです。
求職者にはビジネスレベルの英語が求められており、「自分のやってきた仕事」「今までのキャリア」「将来の目標」などを英語で説明する必要があります。
「英語を使って働きたい」「グローバルに活躍したい」と考えている方には、おすすめの転職エージェントです。
高収入のハイクラス求人が多い
ロバートウォルターズの求人の特徴は、外資系や日系グローバル企業が多いことに加え、スペシャリストやマネジメント部門など、高収入のハイクラス求人がとても多いです。
高い語学力や専門スキルを必要とする求人が多いため、その分年収が高く設定されているようです。
年収1,000万円を超える求人も多く用意されているので、キャリアアップや年収アップを目指している方におすすめの転職エージェントです。
コンサルタントのサポートが手厚い
ロバートウォルターズは、内定の可能性を見出した求職者に対してはコンサルタントのサポートがかなり手厚いようです。
コンサルタントとしても、自社の案件で転職を成功させたいと考えるので、合理的に内定を獲得するための手厚いサポートを行ってくれるのです。
グローバル転職に関する専門性が高いことを活かし、求人企業の内部事情や選考ポイントまでしっかり把握したうえで対策を行ってくれます。
内定決定率が高い
ロバートウォルターズは、業界トップクラスの選考突破率を誇っています。
なぜなら、ロバートウォルターズのコンサルタントと企業の人事との繋がり強いため、企業側の情報が多数保有されており、紹介する段階で精度の高いマッチングを実現できているからです。
「企業社風」や「面接・質問の傾向」など、企業の情報を熟知しているエージェントがチームに加わるため、高い内定率を獲得することができるのです。
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)のデメリット
次に、ロバートウォルターズのデメリットを紹介します。
メリットとデメリットをきちんと確認した上で、本当に自分が利用すべき転職エージェントかを検討してみてください。
高い英語力が必要
ロバートウォルターズの求人案件は外資系企業が半数を占めているため、誰でも利用できる転職エージェントではありません。
必要な英語力はTOEIC700点が最低ラインと言われており、英語スキルに乏しい求職者の方は利用を断られる場合もあります。
また、電話や面談は基本的に英語で行われるので、英語で自分のキャリアや実績を表現する必要があり、TOEICでは測れない会話力も試されます。
紹介してもらえる仕事の概要も英語のメールで届き、職務経歴書も英語で記入しなければなりません。
実際に、英語力が必要な外資系企業が取引先に多いことから、英語力スキルに自信のない求職者は、外資系特有のスピード感についていけない可能性が高いです。
希望していない求人を紹介されることがある
外資系転職エージェントの特徴でもありますが、ロバートウォルターズのコンサルタントは優秀な人材には積極的に案件を紹介します。
しかし、その多くの案件の中に希望していない求人が混ざって来ることもあるようです。
希望の求人に出会えた方にとっては、内定までのスピード感のあるサービスを受け取れてメリットとなりますが、場合によっては希望していない求人を紹介される可能性もあるので、しっかりと希望を伝えるようにしましょう。
ですが、反対に言えば自分が内定しやすい求人を勧めてくれるとも考えられるので、幅広く求人を見たい方にはおすすめの転職エージェントです。
東京と大阪以外の求人は少ない
ロバートウォルターズの日本のオフィスは、東京の渋谷と大阪の2ヶ所にしかないため、紹介される求人案件も東京か大阪に集中しています。
勤務地が、首都圏や関西になる前提で求人を探さなければいけないので、地方で転職を検討している求職者には注意が必要です。
地方在住の人がロバートウォルターズで求人を紹介してもらう場合、基本的なやり取りはメールや電話で行えます。
面談の際にはオフィスまで出向くのが基本ですが、電話面談やリモート面談にも対応しているようです。
登録を考えている方は、面談に出向けるかも考えてから決めることをおすすめします。
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)を利用する際の注意点
担当になるコンサルタントが日本語を使えない場合がある
ロバートウォルターズのコンサルタントは、日本人ではなく外国人の可能性もあります。
外資系とはいえ日本で仕事をしているため、日本語で対応してくれるコンサルタントが多いですが、コミュニケーションが合わない場合は英語を話す必要があります。
突然スカウトの電話が来ることがある
ロバートウォルターズから突然スカウトの電話が来ることがあります。
ロバートウォルターズのコンサルタントは、業界セミナーや異業種の集まり、営業や人事系のセミナーなどあらゆるところに参加して優秀な人材の情報を得ます。
ですので、ロバートウォルターズに登録していない場合でも、スカウトやヘッドハンティングの電話が来ることがありますが、決して怪しいことではないので興味のある方は一度コンサルタントに話を聞いてみるのもおすすめです。
求人紹介の連絡が頻繁に来る
ロバートウォルターズは、希望する業界や業種に応じてチーム体制で転職をサポートしてくれる転職エージェントなので、個人に担当者がついて紹介してくれるシステムとは違い、コンサルタントがそれぞれ求人を紹介してくれます。
そのため、複数のコンサルタントから求人紹介が来るので、連絡が頻繁に感じることがあるようです。
また、ロバートウォルターズのコンサルタントは、日本のキャリアアドバイザーと比べると意見をはっきり伝えてくる傾向にあるので、自分の考えをしっかりと持ち、コンサルタントの言いなりにならないように注意しましょう。
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)の利用がおすすめの人
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)の利用がおすすめの人 |
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⚫︎英語がネイティブレベルの人(※) ⚫︎日系グローバル企業・外資系企業の求人を探している人(※) ⚫︎高収入のハイクラス求人を探している人 ⚫︎首都圏や関西で転職先を探している人 ⚫︎チーム制コンサルタントの質の高いサポートを受けたい人 ⚫︎スピーディーな転職を望む人 |
ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)と併用するのにおすすめの転職サービス
ここからは、ロバートウォルターズと併用するのにおすすめの転職サービスを紹介します。
パソナキャリア
出典:https://www.pasonacareer.jp
パソナキャリアは、人材派遣領域で業界の.2の「パソナ」が運営している、16,000社以上と取引実績のある転職エージェントです。
求人数は、業界最大手の「リクルートエージェント」や「doda」に次いで約5万人の求人、スタートアップ企業求人から、超大手企業求人まで取り扱っています。
求人に偏りがないため、パソナキャリアは年収や業界に左右されない万人向けのエージェントと言えます。
また、手厚いサポートやフォローには定評があるので、転職経験が少なく、転職活動が不安な方にはおすすめの転職エージェントです。
ランスタッド
ランスタッドは、人材派遣をメインに、世界39ヵ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。
特に、海外転職や外資系転職に強みがあり、同サービスでしか紹介できない独自案件も保有しています。
ランスタッドは、求人数はあまり多くありませんが、年収の高い案件の割合が多いという特徴があります。
そのため、年収800万円以上を目指している方であれば、他のエージェントと併用しつつ、ランスタッドも利用するのがおすすめです。
JACリクルートメント
出典:https://corp.jac-recruitment.jp
JACリクルートメントは、ロンドンが発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションで国内実績No.1です。
コンサルタントの質が高く、難易度の高い特異性のある面接についても、しっかりと過去の質問例といったノウハウを持っているので、実用的なアドバイスがもらえるようです。
キャリアやスキルに自信のある方にはおすすめの転職エージェント言えます。
ただし、年収が600万円以上ない方の場合は、案件を紹介してもらえない可能性があるので、その場合は「パソナキャリア」など、他の転職エージェントに相談するのが良いでしょう。
まとめ
ここまで、ロバートウォルターズ(ROBERT WALTERS)について解説してきました。
ロバートウォルターズは、外資系・日系グローバル企業のハイキャリア求人を探しており、英語もネイティブレベルの人にはおすすめの転職エージェントです。
ただし、一方で利用する敷居が高いことや、担当者によっては押し付けがましい求人紹介もあるようです。
転職の成功率を高めるために、ロバートウォルターズだけでなく、他の転職サービスも併用しながら転職活動を行うことをおすすめします。
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