花王の平均年収は？年齢・学歴別の年収や口コミや評判を徹底解剖【2024年11月最新】

花王は、花王株式会社は東京都中央区に本社があり、サニタリー商品・ヘルスケア商品・化粧品など幅広い分野でトップシェアを誇るメーカーです。

そんな花王は高収入・好待遇であることでも知られ、転職市場でも常に注目を集める人気企業です。

この記事では、花王の基本情報や平均年収、福利厚生など詳しくまとめました。

花王の年収に関する口コミなども紹介していきますので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。

花王の基本情報

まずは、花王の基本情報を確認していきましょう。

花王の会社概要

花王の会社概要は以下の通りです。

会社名	花王株式会社 （Kao Corporation）
創立	1887年6月（明治20年）
設立	1940年5月（昭和15年）
代表者	長谷部佳宏
資本金	289,674百万円（2021年12月31日現在）
本社	東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号
拠点数	29の国と地域
従業員数	8,508人（連結対象会社合計 33,507人）
関連会社等	株式会社カネボウ化粧品、ニベア花王株式会社
事業内容	花王は、「ハイジーン&リビングケア」「ヘルス&ビューティケア」「ライフケア」「化粧品」の4つの事業分野で、生活者に向けたコンシューマープロダクツ事業を展開しています。「ケミカル」事業においては、産業界のニーズにきめ細かく対応した製品を幅広く展開しています。これらの事業活動を通じて、持続可能で豊かな共生世界の実現に貢献していきます。

花王のグループ会社について

花王のグループ会社は20社以上にも及び、消費財の生産事業に携わっています。

以下に主なグループ会社４つをまとめました。

花王グループカスタマーマーケティング株式会社	https://www.kao.co.jp/employment/kcmk/ 設立 　1971年12月25日 花王の家庭用品・化粧品の販売会社です。
株式会社カネボウ化粧品	https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/ 設立 　2004年5月7日 花王株式会社の完全子会社で、化粧品生産事業を行っている。
株式会社エキップ	https://www.eqp.co.jp/ 設立　1996年11月 化粧品小売業の企業。代表的なブランドは「RMK」「SUQQU」など。
ニベア花王株式会社	https://www.nivea-kao.jp/ 設立 　1971年 ドイツの化粧品会社バイヤスドルフと、花王が設立した合弁会社。

花王の平均年収まとめ

花王が有価証券報告書で公表している最新の平均年収（平均年間給与）は約789万円です。

2022年6月期において発表された花王の従業員数や平均年収については以下の通りです。

従業員数	8,508人
平均年齢	40.5歳
平均年間給与	約7,890千円

国税局による最新（2021年度）の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の全国平均は443万円（男女別では男性545万円、女性302万円）となっています。

※令和3年分 民間給与実態統計調査：https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm

花王の年度別平均年収

花王の2022年3月期の平均年収は約789万円ですが、過去の年収はいくらだったのでしょうか。

過去の６年間の平均年収を以下にまとめてみました。

2015年度	811万円
2016年度	798万円
2017年度	780万円
2018年度	822万円
2019年度	812万円
2020年度	824万円

花王は2015年度以降は800万円前後をずっとキープしていることからも、安定して高い水準の給与が支給されていることがわかります。

※花王株式会社 有価証券報告書：https://www.daiwa-grp.jp/ir/toolkit/report.html

花王の年齢別平均年収

花王に勤める人の年齢別の平均年収はどのようになっているのでしょうか。

ここでは、アンケートに回答した約280名のデータを参考に年齢別の平均年収を算出しました。ただし、正社員だけでなく期間従業員なども含んだ数値であり、公式の発表ではない点をご注意ください。

20〜24歳	314万円
25〜29歳	562万円
30〜34歳	602万円
35〜39歳	622万円
40〜44歳	695万円
45〜49歳	792万円
50〜54歳	869万円
55〜59歳	861万円
60〜65歳	561万円

こちらの表からは、基本的に年功序列型の推移にはなっていますが、50歳になると800万円を超え、900万円に近づくということがわかりました。

※参照：ライトハウス https://en-hyouban.com/company/00002695955/salary/

花王の学歴別給与比較

花王の給与は、職種・学歴によって異なります。

年収（50～54歳）を比較すると、大卒 1,077万円 、短大卒 921万円 、高卒 783万円となっています。

以下に、新卒採用での初任給を一覧にまとめてみました。

正社員	博士了：263,500円 修士了：243,100円 学部卒：223,100円 高専卒：192,800円 短大／専門学校（2年制）卒：182,800円昇給：年1回 賞与：年3回（6月、12月、3月）※2021年4月実績

花王と他の家庭用品会社との年収比較

厚生労働省の調査によると他の家庭用品会社の平均年収は約789万円となっています。

ここでは、花王以外の、家庭用品会社の平均年収について調べてまとめました。

ユニ・チャーム株式会社	847万円
ライオン株式会社	728万円
小林製薬株式会社	701万円

これらの企業は、他の家庭用品会社と比較して、高い年収を得ていることがわかります。

花王の福利厚生

花王の魅力は、高い給与の他に充実した福利厚生があります。

福利厚生としては大きく分けて13個のメニューがあります。

花王には、歴史がある企業ならではの様々な福利厚生のメニューがあります。

 

花王に入社するためには？

新卒採用での応募資格

事務系	2019年4月から2023年3月までに大学／大学院を卒業・卒業予定の方 ※既卒三年まで応募可能（就労の有無は問いません）
ビジネスプロセスエンジニア	2019年4月から2023年3月までに大学／大学院を卒業・卒業予定の方 ※既卒三年まで応募可能（就労の有無は問いません）
研究職	2019年4月から2023年3月までに大学院修士課程または博士課程を修了予定の方 6年制薬学部・獣医学部・医学部・歯学部を卒業予定の方 ※既卒三年まで応募可能（就労の有無は問いません）

選考スケジュールは、以下の通りです。

事務職

エントリーシート

→　一次面接

→　二次面接

研究職

説明会・セミナー → エントリーシート

→ WEBテスト

→ 1次面接

→ WEBテスト

→ 最終面接

花王に転職するためには？

花王に転職するための手段としては主に以下の3つがあります。

１．転職サイトから応募する

転職サイトから花王に応募することもできます。

現在掲載中の採用情報の一例を紹介します。

正社員

勤務時間	8:30～17:00の7.5時間 1 フレックスタイム制 （7時～20時のフレキシブルタイム内で始業・終業時刻は社員の決定に委ねる。） 2 休憩60分/日 3 所定時間外労働：有り 年間休日：122日
諸手当	時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤費補助など

応募方法

1.書類選考

2.面接

となっています。

２．転職エージェントを利用する

花王への転職方法として、リクルートエージェントなどの転職エージェントを利用する方法があります。

転職エージェントのサービスサイトでは、公式サイト同様にさまざまな職種の募集が随時掲載されているため、まずはエージェントサービスに登録して詳細をチェックしてみてください。

花王の求人を掲載中の転職エージェントをいくつかご紹介しますので、エージェント選びの参考にしてみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、1977年にサービスを開始した老舗で、保有求人数も約10万件と業界最大級。

知名度や転職実績からしても、業界トップクラスのエージェントサービスです。

カウンセリングやセミナーなど、転職に関する支援も充実しているため、初めてエージェントサービスを利用する人も安心して利用できます。

リクルートエージェントはこちら：https://www.r-agent.com/

dodaエージェント

dodaエージェントは、顧客満足度ナンバーワンの転職エージェントサービスです。（※2023年オリコン顧客満足度Ⓡ調査転職エージェント20代部門で第1位）

理由としては、保有求人数が20万件以上（※2023年3月時点、非公開求人を含む）と多い点や、キャリアアドバイザーの質が高い点が挙げられます。

他にも、届くスカウトメールが多い点が特徴として挙げられ、さまざまな企業を検討したい人には特におすすめのサービスです。

dodaエージェントはこちら：https://doda.jp/consultant/

レバテックキャリア

レバテックキャリアはITエンジニアを専門とするエージェントサービスです。

キャリアアドバイザーも専門知識を持っているため、より深い内容まで相談に乗ってもらうことができます。

花王の求人も数多く掲載されているため、エンジニア職での転職を希望する人はレバテックキャリアがおすすめです。

レバテックキャリアはこちら：https://career.levtech.jp/

花王についての口コミ

ここからは、花王のネット上の口コミについてまとめてみました。

今回は、給与（年収）や福利厚生についての口コミに特に注目して確認していきましょう。

花王の給与についての口コミ

日用品業界としては比較的高い給料をいただいていると思う。

年収は平均より高く、申し分ないです。

個人評価によって賞与の額が決まる個人賞与がありますので、頑張った年は報われた気になります。

世間一般の有名企業並には年収はあります。

年収は、長く勤めていけばいくほど上がっていくので、かなり安定していると思います。ボーナスもちゃんと出ます。

他の製造業とくらべると会社の規模を勘案すると同水準もしくはやや下回る程度かと思う。

 

給与について書かれた口コミからは、しっかりと昇給する仕組みが整っていることがわかりました。

花王は、しっかりと勤続することで平均以上の年収を得られることがわかりました。

一方で、他の業界と比較すると物足りないという声もありました。

花王の賞与（ボーナス）についての口コミ

ボーナスが良い。業績が悪くても社員還元を大切に考えてくれる。

仕事内容を考えると満足できるレベルだと思う。

同世代より年収が多かった。ボーナスも約6ヶ月あり、大変満足だった。

交代勤務手当もあり、夜勤手当や時間外手当など、大手ならではの待遇でよかった。

賞与に関しては、とても良い意見がたくさんありました！

社員を大切にしている会社であることは間違いないですね。

花王の評価制度についての口コミ

評価、昇格の基準は非常にあいまいです。

やったことが評価はされないようです。なんとなく雰囲気できまっているような気がします。

一定のライン(年収700?800万クラス)までは良くも悪くも、年功序列で階級が上がるため、努力や成果が評価につながり辛い。

基本的に年功序列であり、仕事量の差によって年収格差が付かないのが特徴。

 

こちらは辛口の意見が多かった印象です。安定している分、な評価はもらえない、といった風土がありますね。

花王の福利厚生についての口コミ

家賃補助が充実している。 結婚・出産など、ライフステージを上げていくほどにメリットがある仕組み。

家賃補助が充実している。 結婚・出産など、ライフステージを上げていくほどにメリットがある仕組み。

自社株、財界貯蓄など充実しており十分な福利厚生であると思う。 住宅手当は地方や都市で値段が変わり、独身でなく所帯持ちであると独身の2倍になる。

花王の福利厚生に対する口コミは、高く評価するものが多く、さすが大手企業といった評価になっています！

まとめ

この記事では、花王株式会社の事業内容や年収、評価制度や福利厚生などを取り上げました。

花王株式会社は消費財のトップシェアを誇るメーカーであり、平均年収も789万円と高く、福利厚生も手厚い企業です。

花王株式会社への就職や転職を考えている方は、是非この記事を参考にして頂ければと思います。