出典:https://www.fujitsu.com/jp/
富士通は、通信機器・パソコン・ITシステムなどの提供を行っている日本の総合電気メーカーです。
情報システムの提供以外にも、電子デバイスの製造や販売、それらに関連するサービスなども幅広く手掛けています。
現在では海外拠点への設立も進み、グローバルな大手IT企業となっています。
今回は、そんな『富士通株式会社』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していきたいと思います。
富士通に転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
富士通株式会社の企業情報
出典:https://www.fujitsu.com/jp/about/corporate/index.html
会社名 | 富士通株式会社 |
代表者 | 時田 隆二 |
設立 | 1935年6月 |
資本金 | 324,625百万円 (2022年3月現在) |
従業員 | 124,200人 |
本社所在地 | 〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター |
電話番号 | 【本社】03-6252-2220 |
事業内容 |
◇ テクノロジーソリューション◇ |
富士通株式会社の転職基礎知識
福利厚生
富士通株式会社の福利厚生 |
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◇通勤費補助
◇団体保険制度 ◇ファミリーアシスト給付(家族手当) ◇福利厚生ポイント制度(カフェテリアプラン) ◇住宅支援(家賃補助・寮・持家支援・転貸管理サービス等) ◇事業所内保育所(3カ所) ◇従業員持株会 ◇財形貯蓄 ◇財形奨励金 ◇富士通企業年金制度 ◇確定拠出年金制度 ◇各種保育施設 ◇スポーツクラブ利用費用補助 ◇婦人科健診費用補助 他 |
富士通株式会社の休暇 |
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◇年次有給休暇20日 ◇積立休暇 ◇リフレッシュ休暇 ◇育児休職制度 ◇介護休職制度 ◇慶弔休暇 ◇産前産後休暇 ◇出産育児サポート休暇 他 ◇介護・介護準備休暇制度 ◇介護短時間勤務 |
残業時間
口コミによると、富士通の残業時間は月26時間程のようです。
世間的には富士通は残業が多いイメージがあるようですが、近年では働き方改革が進み残業規制がかかったようです。
一昔前までは、月の残業時間が60時間を超えることもあったそうですが、現在では月の残業時間が40時間を超えると幹部社員にシステム上でアラートが飛ぶ仕組みになっており、長時間残業をする社員は著しく減ったようです。
富士通株式会社の転職難易度と選考対策
富士通の転職難易度は高いです。
というのも、富士通はIT業界ではトップクラスの大手企業であり、高い年収や福利厚生も充実しているため、応募倍率が高くなっています。
また、富士通は新卒採用をメインとしており、新卒でポテンシャルを見込んで多くの人数を採用し、社内で育てて一人前にしていく風潮があります。
そのため中途採用の場合、他社で高い実績を上げた人や、それぞれの領域で求人内容に即した経験が求められます。
さらに、富士通は海外の業務割合が4割となっているため、どの職種においても高い英語力が必須となっていることも、難易度が高い理由のひとつでしょう。
ですが、職種によっては未経験でも応募できる場合があります。
主に営業職が多いようですが、前職で営業経験さえあれば他の分野が未経験でも、採用してもらえる可能性があるようです。
富士通株式会社の募集職種
出典:https://fujitsu-career.my.salesforce-sites.com
富士通で募集されている職種は以下の通りです。
セールス&マーケティング
マーケティング |
⚫︎マーケット・インテリジェンス活動(グローバル)のマネジメント ⚫︎マーケティングコミュニケーションクリエイター ⚫︎マーケティングプロセス最適化のグローバル推進マネージャー ⚫︎FUJITSU 6G コミュニティー推進の責任者 |
ソリューションセールス |
⚫︎大手ドラック攻略を推進するインフラ・ネットワーク営業 ⚫︎SAP、SalesForce、ServiceNow オファリング専門 ⚫︎地域金融機関とコラボレーションした地域オファリングの企画および拡販と組織マネージメント ⚫︎大手製造業(組立・電機・自動車・重工)向け |
アカウントマネジメント |
⚫︎食品流通業界向けアカウントBP ⚫︎官公庁向けアカウント営業 ⚫︎大手建設業担当ビジネスプロデューサー(アカウントリーダー) ⚫︎社会システム・社会基盤向けアカウント営業 |
エンジニア
プロジェクトマネジメント |
⚫︎エンジニアリング業界向けプロジェクトリーダー ⚫︎グローバルソリューション事業の開発責任者 ⚫︎コンビニエンスストア向けシステムエンジニア ⚫︎衛星地上システム運用マネジメント |
アプリケーションスペシャリスト |
⚫︎大手自動車メーカー様向けアカウントSE ⚫︎大手クレジットカード会社向けシステムエンジニア ⚫︎クラウドアプリケーション開発リーダー ⚫︎社会保障領域(障害福祉)のシステム開発 |
ITスペシャリスト |
⚫︎大手通信キャリア向け基盤リーダー ⚫︎システムコンサルタント ⚫︎VDI基盤構築及び導入コンサル技術者 ⚫︎金融・証券ビジネス領域の基盤リーダ |
ソフトウェアデベロップメント |
⚫︎OSSアセスメントサービスのエンジニア ⚫︎クラウド基盤開発技術者 ⚫︎PRIMERGYサーバーのファームウェア開発 |
セキュリティエンジニア |
⚫︎インシデント・レスポンス・コーディネーター ⚫︎社内システムにおけるセキュリティの審査要員 ⚫︎セキュリティ監視運用サービスマネージャー |
ビジネスプロデューサー |
⚫︎当社最先端テクノロジーを活用したビジネスプロデュース業務 ⚫︎GDC協業サービスの事業企画および施策推進の担当者 |
サービスプロデューサー |
⚫︎Salesforceオファリングビジネスの企画/推進 ⚫︎Fujitsu Uvanceセキュリティオファリングの商品化・事業立ち上げ ⚫︎ServiceNow起点でのグローバルオファリングの企画/開発・整備/展開 |
データエンジニア |
⚫︎OneDateデータレイク、及び、データカタログ担当メンバー ⚫︎富士通グループの情報管理強化のためのデータ分析基盤開発 |
データサイエンティスト | ⚫︎データサイエンティスト |
AIエンジニア | ⚫︎AI技術を活用したデジタルヘルスの価値創出 |
サービスマネジメント |
⚫︎アジャイルITサービスマネージャー ⚫︎社内向け仮想デスクトップサービスの運用 ⚫︎クラウド・ネットワーク運用サービスマネジメント |
研究開発
ソフトウェアエンジニア |
⚫︎光ネットワークのコントローラソフトウェアの技術研究・開発 ⚫︎量子アルゴリズムの研究開発 ⚫︎次世代グリーンデータセンター向けネットワークソフトウェア開発(アーキテクト、リーダークラス) ⚫︎グラフAIコンピューティング技術の研究 |
ハードウェアエンジニア |
⚫︎PCサーバ・OSを素材とする統合商品PRIMEFLEXの企画 ⚫︎無線基地局の高周波回路開発 ⚫︎ダイヤモンドスピン量子コンピューティングの研究開発 ⚫︎イノベーション創出のためのアーキテクチャ研究 |
コンサルティング
コンサルタント
|
⚫︎SAP コンサルタント ⚫︎保健指導サービス部マネージャー ⚫︎デジタルガバメントや社会システムのDX化プロジェクトマネージャー ⚫︎都市・地域政策分野に関する受託調査・コンサルティング ⚫︎データ戦略/ビジネスコンサルタント ⚫︎Salesforceのカスタマーサクセスメンバー |
上記以外にも、富士通ではさまざまな職種を中途採用で募集しています。
時期によって募集している職種は異なりますので、給与や労働条件、希望する職種が募集されているかなどを採用情報や転職エージェントで定期的に確認するようにしましょう。
富士通株式会社の年収
富士通の平均年収は以下の通りです。
平均年収:約859万円
全国平均の年収が614万円程と言われているので、それと比較すると200万円以上も高くなっています。
年収は、職種や年代によっても大きく異なります。 ここからは、富士通の「年代別」「職種別」の平均年収を紹介していきます。
年代別平均年収
年代 | 想定平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 約399万円 |
25〜29歳 | 約652万円 |
30〜34歳 | 約728万円 |
35〜39歳 | 約769万円 |
40〜44歳 | 約838万円 |
45〜49歳 | 約917万円 |
50〜54歳 | 約985万円 |
55〜59歳 | 約971万円 |
60〜64歳 | 約703万円 |
職種別平均年収
職種 | 想定平均年収 |
---|---|
エンジニア・SE | 約641万円 |
営業 | 約654万円 |
開発 | 約655万円 |
研究開発 | 約688万円 |
マーケティング | 約767万円 |
富士通株式会社の評判・口コミ
ここからは、富士通で働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。
良い評判・口コミ
悪い評判・口コミ
まとめ
ここまで『富士通株式会社』の転職について解説してきました。
富士通は人気の大手総合電気メーカーなので、倍率が高く、内定をもらうのは容易ではありません。
そんな富士通の選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策と言えます。
ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。
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