誰もが知っているビートたけしさんの年収はいくらかご存じでしょうか。
ビートたけしさんは芸人、俳優、監督、アーティストなど多くの肩書を持ち、明石家さんまさん、タモリさんと並んでお笑い界のビッグ3と呼ばれる芸能界の大御所です。
年収がいくらなのか想像もつきませんよね。
この記事ではビートたけしさんの年収と収入源に加え、お金にまつわるエピソードについても調べてみました。
ビートたけしさんのプロフィール
本名 | 北野武(きたのたけし) |
---|---|
生年月日 | 1947年1月18日 |
出身 | 東京都足立区 |
職業 | 芸人、俳優、映画監督、作家など |
ビートたけしさんは1947年1月18日に4人兄弟の末っ子として生まれました。
大学は明治大学工学部に入学するも学生運動による休講やアルバイトに夢中だったため卒業せず学生生活を終えました。
しかし2004年にこれまでの功績が評価され明治大学工学部を名誉卒業し、特別功労賞を受けています。
芸人としては1972年から浅草で芸人見習いとして活動しはじめ、1973年にはビートきよしと「ツービート」というコンビを結成。
1970年代後半の漫才ブームを起こした一員として人気者になりました。
1981年テレビではバラエティー番組の「オレたちひょうきん族」がヒット。
1989年には「その男、凶暴につき」で映画監督デビューし、芸人以外にも活躍の場を増やしました。
2022年にはヴェネツィア映画祭やタシケント国際映画祭で賞を受賞するなど世界的にも注目されている日本人の1人です。
ビートたけしさんの年収
ビートたけしさんの年収は15億8,000万円と言われています。
国税庁の発表によると、サラリーマンなどの一般人の平均年収は400万円台です。
つまりビートたけしさんの年収は一般人より約400倍以上あると言えます。
日本人の生涯年収は2億円台と言われていますが、ビートたけしさんは1年で日本人の生涯年収の約7倍稼いでいることに。
またビートたけしさんは70代ですが、芸能界という定年のない特殊な世界のため、これからも億単位の年収を稼ぐと考えると目が離せません。
ビートたけしさんは芸能人の中で何番目に稼いでる?
ビートたけしさんはビッグ3の明石家さんまさんとタモリさんと年収を比べられることがあります。
芸能人の中では何番目に年収が多いのか調べてみました。
順位 | 名前 | 推定年収 |
1位 | 錦織圭さん | 36億5,150万円 |
3位(2位タイ) | 秋山康さん 田中将大さん |
25億円 |
4位 | ビートたけしさん | 15億8,000万円 |
5位 | 石川遼さん | 15億円 |
6位 | ダルビッシュ有さん | 13億円 |
8位(7位タイ) | 明石家さんまさん 松山秀樹さん |
11億5,000万円 |
9位 | 本田圭祐さん | 10億円 |
10位 | タモリさん | 9億9,600万円 |
出典:https://rank1-media.com/I0000622
ビートたけしさんは芸能界で4番目に年収が高いと推測されています。
また芸人だけで見ると、1位ビートたけしさん、2位明石家さんまさん、3位タモリさんです。ビッグ3の3人の中でもビートたけしさんが1番年収が高いと言えます。
収入源について
芸能界の推定年収で上位にランクインしたビートたけしさん。
その収入源はテレビ、CM、映画、出版物など多岐にわたります。
ここでは収入源について調べてみました。
テレビ
ビートたけしさんのテレビ出演料は1本200万~300万円と言われています。
主なテレビ・ラジオ番組は以下の通りです。
- オレたちひょうきん族(日本テレビ系)
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日系)
- 世界まる見え!テレビ特捜部(日本テレビ系)
- 奇跡体験!アンビリバボー(フジテレビ系)
- ビートたけしのオールナイトニッポン(ニッポン放送)
現在「ビートたけしのTVタックル」「世界まる見え!テレビ特捜部」「奇跡体験!アンビリバボー」と3本のレギュラー番組をもっています。
「ビートたけしのTVタックル」と「世界まる見え!テレビ特捜部」は30年を超える長寿番組でもあり、長年テレビ業界で活躍してきたのがうかがえます。
1回で何週分の映像を溜め撮りしている可能性があり、正確な出演料を計算するのは難しいです。
単純に3つの番組は毎週放送しているため週3本出演していると仮定すると、1ヶ月で2,400万円の出演料と推測できます。
CM
ビートたけしさんのCM出演料は5,000万~1億円と言われています。
ビートたけしさんが出演している主なCMは以下の通りです。
- ポカリスエット(大塚製薬)
- カップヌードル(日清食品)
- コーヒーWONDA(アサヒ飲料)
- トヨタ(TOYOTA)
- ソニー生命(ソニー生命保険株式会社)
芸能界で長年活躍してきたこともあり、CMの出演数がとても多く、「アサヒ飲料 WONDA(ワンダ)シリーズ」や「トヨタ」にはシリーズものとして起用されています。
テレビと比べると本数は多くありませんが、CMは1つの出演料が高額なため1本だけでも充分な収入です。
映画
ビートたけしのさんは映画監督でもあるため映画からも収入を得ています。
これまで多くの作品を発表し、2003年に公開された代表作「座頭市」の興行収入は28億5,000万円の大ヒットを記録。
作品の中にはビートたけしさん自身が出演している映画もあり、監督と出演者として収入があると言えます。
作品名 | 興行収入 |
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その男、凶暴につき(1989) | 7億8,000万円 |
座頭市(2003) | 28億5,000万円 |
アウトレイジ ビヨンド(2012) | 14億5,000万円 |
2023年の秋には、2017年に出版された恋愛小説「アナログ」の映画が公開予定です。
主演は嵐の二宮和也さん、ヒロインは波留さんが演じます。
「アナログ」は本としてヒットした作品であるため、映画の期待度も高い作品です。
映画の公開により、さらなる収入に繋がると言えるでしょう。
出版物の印税
ビートたけしさんは本を数多く出版しているため印税による収入があります。
ビートたけしさんの執筆した主な本は以下の通りです。
- 浅草キッド(太田出版)1988年1月
- 余生(ロッキングオン)2001年1月
- アナログ(新潮社)2017年9月
- フランス座(文藝春秋)2018年12月
- 首(KADOKAWA)2019年12月
- 弔辞(講談社)2020年12月
さきほど紹介した恋愛小説「アナログ」は、10万部以上売り上げたヒット作品で印税を計算してみましょう。
印税は本の定価の10%が相場なので1,000円の本が売れると、100円の印税が入る計算です。
「アナログ」の単行本の価格は1,320円だったので、1,300万円以上の印税があった計算になります。
ビートたけしさんは著書の本は何十冊もあり、単行本のあとに文庫本で再度出版されている作品もあります。
上記から推測すると、出版物の印税もかなりあると言えるでしょう。
資産について
ビートたけしさんの資産は約35億~100億円あると予測されており、内容は主に車・自宅・不動産の3つからなります。
それぞれの内訳を確認してみましょう。
車
ビートたけしさんは車愛好家としても知られており、ベンツ、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなどの何千万円もする海外の高級車を何台も所有しています。
ビートたけしさんが所有しているといわれている車は以下の通りです。
車名 | 金額 |
メルセデスベンツ SLS AMG | 約2,400万~3,200万円 |
ポルシェ 959 | 約3,600万円 |
フェラーリ 599 | 約3,650万~4,200万円 |
ランボルギーニ ガヤルド | 約1,800万~3,000万円 |
ブガッティ ヴェイロン | 約2億円 |
さらに驚くのは世界に300台しかないブガッティ ヴェイロンという約2億円する車まで所有する桁外れさです。
ブガッティを所有している有名人は世界で活躍するサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドさん、洋服のラルフローレンを創立したラルフローレンさんや株式会社ZOZOの元社長前澤友作さんがあげられます。
車だけの資産をみても数億は超えていると言えます。
自宅
ビートたけしさんの自宅は世田谷区、渋谷区、港区など数件家を所有しています。
その中でも渋谷区は約8億円する豪邸で、世田谷区と港区はそれぞれ約3億円すると言われています。
3つの自宅の金額を合計すると、自宅だけで約14億円の資産です。
世田谷区にある自宅は「等々力ベース」と愛称がついており、自慢の愛車を保管する場所としても使われています。
何億もする家を所有しているだけで驚きですが、そのうえに何千万円の高級車が保管されているとなると規格外の資産です。
不動産
ビートたけしさんは自宅以外のマンションを何件か所有しており、自宅を合わせると20億円以上の不動産による資産があると言えます。
また、所有している不動産から家賃収入もあるため、芸能活動以外にも収入源があると言えるでしょう。
一般人からすると桁外れの資産ですが、推定年収が約15億円あれば納得のいく資産額なのではないでしょうか。
ビートたけしさんの気になるお金のエピソード
芸能人の中でもトップクラスの年収を誇るビートたけしさん。
本人が出演している番組やニュースなどでお金にまつわるエピソードを聞ける機会がありますよね。
これまでにどんなエピソードがあったのか紹介します。
漫才だけで200億円を稼ぐ
2017年に放送されたテレビ東京系の「たけしのニッポンのミカタ」でビートたけしさんは、漫才だけで200億円稼ぎ、そのうちの180億円を税金として納めた経験があると発言。
本人の口からでた話しなので信憑性は高いのですが、税金があまりにも多いため疑問に思った人もいるのではないでしょうか。
実は所得税の最高税率70%の時期がありました。
1994年に最高税率が下がるまでビートたけしさんは税率70%を納税していた可能性があり、180億円の税金も現実味のある数字と言えます。
現在では税率が下げられたこともあり、ビートたけしさんの発言がピンとこないかもしれませんが、当時の税率を知ると納得できる数字ではないでしょうか。
納税額は億単位
過去に180億円の税金を納めたエピソードをしましたが、ここでは直近の推定年収が15億8,000万円から支払う税金を調べました。
現在、所得税は課税所得の金額に合わせて33~45%税率がかかり、住民税の10%を加えた55%が合計の税率になります。
ビートたけしさんの場合、推定年収が15億8,000万円なので55%の税率で計算すると、約8億7,000万円もの税金を納めていることになります。
180億円の税金を納めていたときに比べると金額が少なく感じるかもしれませんが、一般人と比べるとあきらかに高額な税金です。
ビートたけしさんは高額納税者といえます。
最高月収は7億円
ビートたけしさんは最高月収が7億円だったとテレビ番組でコメントしています。
2018年12月28日に放送された「ビートたけしのオワラボ」(フジテレビ系)にて、最高月収7億円だったと発言し、まわりの出演者を驚かせました。
最近だとM-1グランプリ2022で審査員をつとめた山田邦子さんの最高月収が1億円だったと話題になりました。
最高月収が1億円でも驚きの金額ですが、7億円はさらに1つ1つの収入源の規模の大きいとわかります。
離婚による資産の変動について
ビートたけしさんは2019年に元妻の幹子さんと離婚しています。
離婚の原因がビートたけしさんの女性関係だったため、幹子さんに約100億円以上の財産を分与したのではないかと話題になりました。
ビートたけしさん自身が出演するテレビ番組内で財産分与があったことを発言しています。
2019年6月15日に放送された「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)にて、ビートたけしさん自身の離婚やお金について発言。話した内容から離婚によって幹子さんに財産分与したことをほのめかしました。
しかし幹子さんは代理人を通し、報道各社へ約100億円以上の財産分与はないと書面で否定しています。
約100億円以上という財産分与の金額は、ビートたけしさんの口からでた金額ではないため、正確な金額などわかりませんが、上記のコメントから何か分与があったと推測してもおかしくありません。
ビートたけしさんが離婚したことにより多少資産が減ったのは事実と言えるでしょう。
まとめ
ビートたけしさんの年収は推定で15億8,000万円あり、芸能界の中でも上位にランクインすることが調査でわかりました。
何百万円というテレビの出演料や愛車の金額に驚いた人もいるのではないでしょうか。
しかしテレビ、CM、映画、出版物などの多くの収入源を考えると年収が億越えするのも納得です。
離婚により資産が減った可能性はありますが、現在もテレビに出演し映画など精力的に制作している点から収入は充分にあると言えるでしょう。
今回は一般人とは桁違いの年収を稼いでいるビートたけしさんの紹介でした。
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