近年、IT業界ではエンジニアの人材不足が嘆かれています。つまりエンジニアを目指すのなら今がチャンスです。
しかし
「自宅近くに通えるスクールがない…」
「仕事が忙しくてスクールに通う時間がない…」
と悩みの方もいるのではないでしょうか?
そんな方にはオンラインでの受講がおすすめです。
今回は、オンラインでプログラミングを学ぶのに最適なスクールを10校紹介します。
合わせてオンラインスクールの選び方やメリット・デメリットにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミングスクールを決める前に
スクール選びに入る前に、まずは学習後の目標を決めることが大切です。なぜならプログラミング学習後に「どうなっていたいか」「何がしたいのか」で学ぶ言語も変わってくるからです。
「今の仕事に役立てたい」もしくは「スキルを身に付けて転職に活かしたい」など、将来像を明確にイメージしてみましょう。
プログラミングの習得は、手段であり目的ではありません。言語の習得が目的になっている場合はモチベーションの維持が難しく、挫折する可能性が高いでしょう。そのため学習後の未来が描けないようであれば、目標設定を見直すことをおすすめします。
以下の表に代表的な言語の「できること」と「学習難易度」や言語の「特徴」を表にしているので参考にしてみてくださいね。
言語 | できること | 学習難易度 | 特徴 |
Ruby |
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低め |
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JavaScript |
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低め |
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PHP |
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低め |
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Python |
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低め |
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Java |
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高め |
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上記の表で学習難易度について触れていますが、あくまで「プログラミング言語の中では」の話です。プログラミング学習自体がある程度の難易度を有していることを忘れてはいけません。
特に初心者の方は学習開始後に「予想以上に難しい」ために挫折する事態に陥りがち。そのため、プログラミングを習得したいのであれば、プロに学べるプログラミングスクールがおすすめです。
オンラインプログラミングスクールの選び方
オンラインプログラミングスクールを選ぶポイントは以下の7つです。
- 目標が達成できるかどうか
- カリキュラムの内容
- 費用
- 受講期間
- ポートフォリオの作成
- サポート体制
- 転職・就職支援
目標無くして習得できるほどプログラミングは簡単ではありません。まずは目標設定が重要になってきます。その上で「継続」可能な条件を考える必要があります。また、プログラミングスキルを活かした転職・就職を考えている人は、「ポートフォリオの作成」と「転職・就職支援」は外せないポイントです。
目標が達成できるかどうか
目標が決まったら、その目標を達成できる要素のあるスクールを選定していきましょう。「評判」や「なんとなく」でスクールを選んでしまうと、入学後に後悔する可能性が高まります。
例えば、卒業後に即戦力として活躍したいのであれば、実践的なカリキュラムが組まれているスクールを選ぶ必要があります。即戦力になりたいという目標があるのに、プログラミングの基礎だけ学べるスクールに通っても意味がありません。
スクールに興味を持つきっかけは「評判」や「なんとなく」でも大丈夫です。しかし、最終的には、自分の目標を最短距離で達成できるかどうかをカリキュラムや費用、サポート体制などから総合的に判断しましょう。
カリキュラムの内容
プログラミングスクールによって、カリキュラムの内容が若干違ってきます。また、学習形式もマンツーマンなのか、動画を使って学習する自習型なのかといった違いが出てきます。
なかにはPDFを渡されて個別学習をするよう促されるスクールもあるようです。この場合、独学と変わらなくなるため、高い授業料を払った分だけ損をすることになります。最少額の費用で目標への最短距離を走るためにも授業の内容や学習方法についてもチェックしておきましょう。
費用
費用面も重要なポイントです。授業料を一括で払える資金源があれば心配いりませんが、分割する場合は「継続」できるかどうかも重要項目と言えるでしょう。
また、金額が高い=質が高いとは限りません。それどころか無理して高い授業料のスクールに通ってしまうと資金繰りに苦労する可能性も出てきます。
反対にあまりに安いスクールを受講してしまうと、「学びたい内容を網羅できずに別のスクールに再度入り直す」といった事態になりかねません。
お財布とよく相談しながら、継続可能なスクールを探してみましょう。
受講期間
短期間の受講期間を謳っているスクールも多くありますが、あまりに短期間だと日常生活に支障をきたす恐れが出てきます。なぜなら言語にもよりますが、プログラミング学習は200~250時間が必要と言われているからです。
そのため、平日・土日関係なく毎日1時間勉強したとしても習得までに6~8ヶ月はかかる計算となります。学生ならまだしも社会人や主婦となると毎日1時間捻出することは容易ではないでしょう。また、毎日1時間を半年に渡って継続するとなるとさらに難易度が上がります。
プログラミング学習における難関の一つが「継続」です。継続するためには無理のないペースで学習する必要があるため、スクール選択において受講期はおろそかにしてはいけません。
ポートフォリオの作成
転職や就職を考えているのであれば、ポートフォリオになる成果物が作れるスクールを選びましょう。ポートフォリオは、自分のスキルを証明するために必要不可欠です。転職・就職活動中に企業から提出を求められることも珍しくありません。
しかし、学生であれば昼は勉強が、社会人であれば仕事がある中、プログラミングを学ぶことになるでしょう。そんな中、さらにポートフォリオを自作するのは、よほどの意思がないとなかなか難しいのが現実です。
そのため、カリキュラムの中で作成した成果物=ポートフォリオとして使用できるレベルのスクールを選ぶと良いでしょう。
サポート体制
オンライン学習を成功させるには、サポート体制が鍵を握っているといっても過言ではありません。なぜなら、プログラミング学習においての難関は「継続」だからです。
多くのプログラミングスクールでは、学習の躓きを解消するためにチャットサポートを行っています。しかし、サポート時間が学習時間とズレてしまうと、スピーディーに問題を解決できずに学習がストップしてしまいます。
人気言語においてはネット上にたくさんの情報があるため自力で調べることもできますが、解決策に行き着くまでに時間を要するでしょう。
プログラミングはトライ&エラーの連続です。しかし、エラーの解決に毎度時間がかかると学習意欲が低下してしまいます。そのため、「分からない」をすぐに解決できるサポート時間にも注目したいところです。
転職・就職支援
プログラミング習得後にスキルを活かした転職や就職を考えているのであれば、転職・就職支援は欠かせません。
いくらスキルが身についたからといっても未経験では見向きもされないことがあります。プログラミングスクールの中には、運営元が転職支援サイトを運営していたり、企業と太いパイプを持っていたりすることも珍しくありません。「未経験だから」といった機会損失を最小限に抑えるためにも転職・就職支援をうまく利用しましょう。
HPを確認すると卒業生の就職先が載っている場合があるので、気になるスクールは確認することをおすすめします。
おすすめのオンラインスクール10選
オンラインで受講できるプログラミングスクールは数ありますが、おすすめは以下の10校です。
スクール名 | 料金 | チャット対応時間 | 転職・就職支援 | 返金保証 |
Code Camp | 498,000円~ | 7:00~23:40 | ○ | × |
Tech Academy | 398,000円~ | 15:00~23:00 | ○ | × |
侍エンジニア塾 | 298,800円~ | 8:00~22:00 | ○ | × |
Tech Camp | 648,000円~ | 13:00~22:00 | ○ | ○ |
DMM WEBCAMP | 628,000円~ | 13:00~22:00 | ○ | ○ |
DIVE INTO CODE | 427,800円~ | 13:00~19:00 | ○ | × |
ポテパンキャンプ | 200,000円~ | – | ○ | × |
Aidemy Premium Plan | 480,000円~ | – | ○ | ○ |
Tech Boost | 147,800円~ | 10:00~22:00 | ○ | × |
RUNTEQ |
298,000円~ |
平日11:00~22:00
土曜 10:00~18:00 |
○ | × |
10校中10校が転職・就職支援を行っています。しかし、返金保証となると10校中3校とぐっと数が減少しているのが分かります。
プログラミングスクールは決して安くはありません。もし、スクール選びに自信が無い方は、返金保証があるスクールを選ぶと良いでしょう。
「失敗したな・・・」と思っても一定期間内であれば全額返金が保証されていれば、受講料が無駄になりません。
Code Camp
習得可能言語 | コース | 開校時間 | 授業形式 |
|
|
7:00~23:40 |
マンツーマン |
満足度96.6%。300社以上の企業研修に導入された実績のあるプログラミングスクールです。全11コースから自分にぴったりの学習プランを選択することができます。
授業はマンツーマン形式を採用。講師は現役のエンジニアですが、家庭教師のような存在であるため、気兼ねなく質問することができます。習熟度に合わせて指導してくれるため、未経験からでも挫折することなくプログラミング学習を進められるでしょう。
レッスン時間は7:00~23:40で年中無休であるため、スケジュール調整がしやすい環境が整っています。
Tech Academy
参照元:https://techacademy.jp/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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4週間~ |
13:00~23:00 |
オリジナル学習システム |
ブートキャンプだけで選択可能コースが、17種類もあるスクールです。プログラミングだけでなく、デザインやマネジメントコースの用意もあり、抱き合わせで効率良く学習することも可能です。セット割の用意もあり、単体で受講するよりもおトクに受講できます。
また、受講期間24週間中であればブートキャンプの15コースが受け放題のコースも用意。興味がある言語を網羅的に受講したい人におすすめのコースです。
学習で躓いた時は現役のプロがチャットサポートしてくれます。さらに無制限の課題レビュー付きで徹底的にサポーとしてくれますよ。
プログラミング学習でネックとなる学習意欲を継続させるために、Tech Academyでは一人ひとりに専任メンターがつきます。
週2回のオンランマンツーマン面談では、学習に対する不安やキャリアビジョンの相談などができるため、意識を高く保ったまま完走できるでしょう。
侍エンジニア塾
参照元:https://www.sejuku.net/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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最短1ヶ月~ |
8:00~22:00 |
マンツーマン |
挫折率8%<と継続率が高いプログラミングスクールです。
侍エンジニア塾では、まずカウンセリングで目標を設定。目標達成のために一人ひとりに合わせたカリキュラムを組みます。そのため、固定のカリキュラムから選択するよりも無駄なく目標にアプローチすることができるでしょう。
さらに侍エンジニア塾では「オリジナルサービス開発」に重点を置いています。サービス内容や実装機能を自分で考え、作り上げるカリキュラムに時間を割くことでより実践的なスキルが身につきます。
オリジナルサービスは転職・就職活動時のポートフォリオとして使用可能。他、受験者と差をつけられること間違いなしです。講師も現役エンジニアが大多数な上にマンツーマン制をとっているため、質の高い授業を受けることができます。
また、転職コースでは、転職に成功すると受講料が完全実質無料になる制度もあるため、転職希望者は候補に入れるべきスクールでしょう。
Tech Camp
参照元:https://tech-camp.in/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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10週~ |
13:00~22:00 |
オリジナル教材使用 |
過去30,000人以上が受講して満足度は95%。充実したサポート体制で完走まで導いてくれるプログラミングスクールです。
オンラインで完結することもできますが、近くに教室があれば通学も可能です。そのため、オンラインだけのやりとりに不安を覚える人には最適なスクールと言えるでしょう。
教室に通うことにより仲間ができることでモチベーション維持にもなるため、Tech Campでも定期的な教室利用をすすめています。
また、Tech Campでは最初の7日間で満足できなければ全額返金保証を行っています。「プログラミングを学んでみたいけど合うかどうか不安」といった方は、Tech Campでお試し入学してみるのもありですよ。
DMM WEBCAMP
参照元:https://web-camp.io/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
|
(実質350,800円) |
3ヶ月~ |
11:00~22:00 |
独自カリキュラム |
転職成功率98%と高い数字を誇る転職に強いプログラミングスクールです。キャリアサポート、履歴書の書き方などDMMグループの強みを活かして転職活動をサポート。独自カリキュラムではポートフォリオが作成が可能で、転職活動を後押ししてくれます。
さらに受講料に対して、以下のように返金保証や給付金制度が充実しているのも特徴です。
- 専門技術コースは専門実践教育訓練給付金制度の対象で実質350,800円
- 入学から20日以内であれば全額返金保証付き
- 転職できなかった場合は、受講料が全額返金(30歳未満が条件)
「学習についていけるのか」「転職できるのか」といった不安要素に対して、それぞれ返金制度が用意されているため、失敗の可能性を下げることができますよ。
DIVE INTO CODE
参照元:https://diveintocode.jp/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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Webエンジニアコース
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6ヶ月~ |
13:00~19:00 |
独自カリキュラム |
卒業後を見据えて実践力を学べるプログラミングスクールです。「課題突破型学習」と名付けられた勉強法により、コピペではなく根本的解決ができる思考力を鍛えていきます。
そのため、メンターは質問にすぐには答えてくれません。なぜなら現場ではエラーの連続であり、ほとんどの場合自分自身で解決しなければいけないからです。理想と現実の乖離をできるだけ少なくするために、スクール在籍時に仮説検証を習慣づけることで、自力で解決する力を養います。
また、せっかくスクールで学んだことでも現場で使う機会が無ければ、徐々に忘れていきます。しかし、DIVE IN CODEでは、卒業生に対して半永久的にオンライン上のテキストを公開。卒業後のサポートの一環として、いつでも復習できる環境を提供しています。
ポテパンキャンプ
参照元:https://camp.potepan.com/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
|
200,000円~
400,000円~
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2ヶ月~ |
10:00~23:00 |
独自カリキュラム |
ポテパンキャンプは、卒業後の紹介企業が全て事業会社という特徴があります。事業会社とは、例えばトヨタや楽天などのこと。事業会社に就職した場合、自社がリリースするサービスの生産管理や販売管理などのシステム開発に従事することになります。
つまり、勤続年数が長くなればなるほど、特定分野のスペシャリストになれる可能性が高くなるということです。
エンジニア市場で価値が高いとされているのは、「特定分野のスペシャリスト」です。そのため、事業会社に勤める方が、長期的な目線で見ても自分自身の市場価値を高めるには最適の就職先と言えます。
エンジニアとしてのキャリア形成を考えた際に、「特定分野のスペシャリストになって市場価値の高い自分」を望むのであれば、ポテパンキャンプがおすすめです。
また、講師は現役のエンジニアが担当。実践で使用できる最新スキルを学習できます。さらに、質疑応答可能な時間も10:00~23:00と長いため、多様な勉強時間に対応。分からないをすぐに解決できる学習環境が整っています。
Aidemy Premium Plan
参照元:https://premium.aidemy.net/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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3ヶ月~ |
10:00~23:00 |
自習型 |
Pythonに特化したAIプログラミングスクールです。機械学習やディープラーニング、AIアプリ開発などの最先端技術の学習が可能。未経験でも3ヶ月で実務レベルまで引き上げてくれます。
Aidemyのカリキュラムは、第四次産業革命スキル習得講座として、厚生労働省からの認定を受けています。したがって、教育訓練給付制度の活用できるため、受講料の最大70%が支給可能。給付金受給には条件がありますが、自己負担を抑えて勉強したい人におすすめのスクールと言えるでしょう。
また、Aidemyでは全額返金保証も対応しています。受講後、2週間以内に申し出を行うと全額返金してくれるので、カリキュラムやサポート体制が合わなかった場合でも安心です。
Aidemy Premium Planの公式サイトはこちら>>
Tech Boost
参照元:https://tech-boost.jp/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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各入学金147,800円~+月額298,00円
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3ヶ月~ |
平日10:00~22:00
土日10:00~19:00 |
自習型 |
Tech Boostでは、卒業後の目標に合わせて選択できるコースを用意しています。方向性さえ決まっていれば、あとはプロのカウンセラーが一人ひとりの目標に最適なプランを提案してくれます。そのため、右も左も分からない初心者や未経験者がコース選びで迷うこともありません。
学習中のサポート体制も万全です。講師は100%現役のエンジニア。移り変わりの早いWeb業界のトレンドを抑えたスキルを学ぶことができます。
カリキュラムには、オリジナルWebアプリ作成が組み込まれています。0から作成するため、実践的なスキルが身につくのはもちろん、作成したオリジナルWebアプリはポートフォリオとしても利用可能。転職・就職活動を有利に進める材料となります。
さらに運営元であるBranding Engineerではエンジニア特化のキャリアサービスを展開。自社サービスを通して無料で卒業後のキャリア形成をサポートしてくます。
RUNTEQ
参照元:https://runteq.jp/
習得可能言語 | コース | 受講期間 | 開校時間 | 授業形式 |
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3ヶ月~ |
平日10:00~22:00 土日10:00~18:00 |
自習型 |
RUNTEQは「企業が求める実務レベルを学べるオンラインスクール」というコンセプトを掲げるプログラミングスクールです。Webサービス開発の経験が豊富な「株式会社スタートアップテクノロジー」が運営しています。開発現場の声をカリキュラムに取り入れているため、卒業後に即戦力となるエンジニアを目指す方におすすめです。
講師陣は現役のエンジニアが揃っています。そのため、初歩的な質問から最先端の技術まで幅広い疑問に対応可能。カリキュラム外で疑問に思ったことでも質問ができます。
ユーザー視点のオリジナルポートフォリオ開発では、企画段階からサポートが受けられます。質の高いポートフォリオ作成が可能なため、転職・就職活動では他受験者よりも優位煮立てること間違いなしです。
オンラインスクールのメリット
プログラミングをオンラインで学習するメリットは以下の3つです。
- 学習時間・場所を選べる
- 費用が比較的安い
- 習熟度に合わせた学習ができる
場所や時間に縛られることなく学習をしたい人はオンラインがおすすめです。また、オンラインであれば「短期間集中」で学習したい人も「ゆっくり腰を据えて」学びたい人、両者の希望が叶います。
学習時間・場所を選べる
オンラインスクールを選択する最大のメリットは、学習時間や場所を選ばないことです。PCとネット環境が整っていれば、どこでも学習することができます。
そのため、まとまった時間の確保が難しい人でも隙間時間に勉強を進められます。特に社会人や主婦の方は、オンラインスクールでの学習が効率的でしょう。
費用が比較的安い
スクール側が教室を用意する必要がなく、経費が抑えられることから受講料は比較的安めに設定されています。また、条件次第では給付金制度が適用されるので、お財布に優しい価格でプログラミングを学ぶことができます。
習熟度に合わせた学習ができる
通学ではレベルの違う受講生たちが集い授業を受けるため、分からない箇所があっても授業は中断できません。しかし、オンラインであれば、ほとんどのスクールがマンツーマンか自習型の学習を取り入れています。そのため、分からないところはとことん突き詰めて勉強することも可能です。
受講生が複数いる場での発言や質問が苦手な方でもオンラインであれば、1対1での質問や面談が用意されているため、気兼ねする心配もありません。
オンラインスクールのデメリット
オンラインスクールのデメリットは以下の2点です。
- 学習意欲の維持が難しい
- チャットサポートでは限界がある
オンラインスクールでは、基本的に一人で学習を進めることになります。そのため、高いモチベーションを維持しておかないと、「高い受講料を払って挫折した」ということになりかねません。
オンラインで学習することを決めた方は、目標明確にすることで学習の成功率を上げることができるでしょう。
学習意欲の維持が難しい
オンラインスクールを受講する一番のデメリットは、モチベーションの維持です。オンラインスクールでは、ほとんどが自習型学習を採用しています。そのため、学習進捗度は本人の意欲にかかってきます。
人間は楽な方に流される生き物です。したがって「ちょっと興味ある」程度の意識では確実に挫折するでしょう。
挫折が心配な方は、マンツーマン式を採用しているスクールを選ぶと挫折率が下がりますよ。
チャットサポートでは限界がある
オンラインスクールでは「いつでもチャットで質問可能」といったチャットサービスの充実を謳っていますが、エラーの内容を文章のみで質問をするには限界があります。特に初心者は、エラーの事象を言葉にするのが難しく、質問のハードルが高く感じてしまうでしょう。
通学式であれば、画面を指さしたり、絵を描いたりしながらでも分からないことが説明できます。しかし、文字だけで全てを伝えなければいけないチャットサポートだけでは分からないことが伝えられない事態に陥りやすくなります。
可能であれば入校前に体験授業を受けよう!
ほとんどのプログラミングスクールでは、契約前に受けられる無料体験授業を行っています。講師との相性や学習の難易度を測るのにちょうど良い機会です。
また、学習に不安がある人は、プログラミングが自分に合っているかどうかを体験することもできます。授業料は決して安くはないため、入学後に後悔しないためにも気になるスクールがあれば、体験授業を受けてみるようにしましょう。
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