「少年革命家」「不登校系YouTuber」として有名な“ゆたぼん”。
最近ではクラウドファンディングで、日本全国の不登校学生や親御さんを勇気づける企画「スタディ号」が話題になりました。
学生ながら自分の力で稼いでいるゆたぼん。
一体どのくらい稼いでいるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなゆたぼんの年収について徹底解説します!
【年収が気になる】ゆたぼんって何者?年齢・最終学歴・学力は?
「少年革命家」「不登校系YouTuber」として活躍するゆたぼん。
まずは、ゆたぼんがどういう人物なのか解説します!
ゆたぼんのプロフィール
名前 | ゆたぼん |
本名 | 中村 逞珂(なかむら ゆたか) |
生年月日 | 2008年12月12日(2023年12月3日現在:14歳) |
出身地 | 大阪府枚方市 |
職業 | 少年革命家・不登校系YouTuber |
「ゆたぼん」という名前は、本名に由来するものであるようです。
ゆたぼん=小学生のイメージを持っている方が多いと思いますが、2023年12月3日時点で14歳ですので、学年で言うと中学3年生です。
まだ中学校を卒業しておらず、義務教育を受けている最中ですね。
今のところ最終学歴は小卒となります。
また、小学校から学校にあまり行かずに自分で勉強を進めているため、テストの結果など、学力を測れるものはありません。
一時期は「学校に行かず遊んでばかりいる!」と叩かれていたゆたぼんですが、最近では勉強する様子をX(旧Twitter)にアップするなど、コツコツ続けているようです。
さらに、ゆたぼんがYouTubeを始めたのは、小さいころからお笑い芸人を目指していたことがきっかけです。
メインチャンネルの初期投稿は、兄妹で「お笑い劇場」をやっている様子がアップされています。
やはり大阪府出身ということもあり、お笑いが身近にあったことが分かりますね。
不登校YouTuberになったきっかけ
そんなゆたぼんですが、2017年のあるときを境に「不登校YouTuber」としての活躍に方向転換します。
きっかけは「宿題を巡った担任とのトラブル」です。
宿題をやる意義を感じられず、提出しなかった当時のゆたぼんは、担任の先生ともめてしまい、そこから不登校になりました。
不登校になったゆたぼんは、「学校には行きたいときに行く」「不登校は不幸じゃない!」とYouTubeで発信。
当時いじめや精神的な面で不登校に悩んでいた学生を、YouTubeを通して励ましていました。
有名になったきっかけは?
不登校系YouTuberとして活動を続けていく中で、ゆたぼんがアップしたある動画が話題になりました。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=y9bRnu7UuCU?si=tJyvPFTPFgp0oTGh&w=560&h=315]この動画は2018年12月4日に投稿されており、現在(2023年12月)から約5年前の動画になります。
また、現在(2023年12月)までで再生数は570万回と、人気YouTuberに引けを取らない再生数ですね。
小学生ながらに、動画内で「学校の必要性」や「不登校でも良い!」という内容を語り、2019年には琉球新聞に取り上げられました。
その記事がきっかけとなり、「不登校YouTuber」としてYouTubeのチャンネル登録者数も急増。
動画には様々な反響があったようです。
視聴者からは、
- 小学生だからまだいいけど、このまま学校に行かず大人になってどうするのだろう…
- 親を含め周りの大人はこの活動を反対していないのか?
など、批判があった一方、
- 自分も不登校だから、少し勇気づけられた!
- 確かに、何も考えず言われたことを淡々とこなすだけにはなりたくないよね。
など、ゆたぼんと同じように不登校であった学生を勇気づけただけでなく、現在の学校教育に対する疑問の声など肯定的な意見もたくさん書き込まれていました。
ここから、ゆたぼんの学校に行かず自由に生きる「少年革命家・不登校系YouTuber」としての活動が始まったと言えます。
今までどんな著名人とコラボしてきた?
「少年革命家・不登校系YouTuber」として活動をしているゆたぼんですが、現在までに様々なYouTuber・著名人とコラボしています。
<ゆたぼんがコラボしたYouTuber>
- スカイピース
- はなおでんがん
- 亀田史郎
- 朝倉未来
- 鈴木ゆゆうた など
<ゆたぼんが対談した著名人>
- 加藤浩次
- 茂木健一郎
こう見ると、誰もが知っているYouTuberや著名人とコラボ・対談をしていますね。
有名YouTuberとのコラボ動画は、おもしろい企画やドッキリなどが多く、ゆたぼんの明るい性格を活かした楽し気な動画が多いです。
ただ一方で、加藤浩次さんとの対談ではかなり厳しい言葉を投げかけられていました。
- 大人になったら絶対「あのとき学校に行っておけばよかった」と後悔する時が来る
- 日本の義務教育に対して疑問を持っているなら、学校に行って実情を見た方が良い など
これにはゆたぼんも納得する表情を見せており、最近では勉強に力を入れて努力する姿がX(旧Twitter)で見られます。
ゆたぼんの年収はどこから?収入源を解説
2018年の動画投稿をきっかけに、「少年革命家・不登校系YouTuber」として有名になったゆたぼん。
現在ゆたぼんは「自分の力で稼ぐ」という強い意志で、中学生ながらしっかり自分の力で稼いでいます。
ゆたぼんの収入源として考えられるのは以下の4つです。
- YouTube
- X(旧Twitter)
- ブログ
- 音楽活動
この中でも、YouTubeが収入の大部分となっているようです。
ここから先は、これらの収入源でゆたぼんがどのくらい稼いでいるのか、現在年収はいくらなのかなどを解説していきます。
【ゆたぼんも稼いでいる?】YouTuberの平均年収はいくらなのか?
ゆたぼんの年収がいくらになるか計算する前に、YouTuber全体の平均年収を考えてみます。
YouTube収益の仕組み
YouTubeチャンネルでは以下の方法で収益を得られます。
- 広告収入(チャンネル登録者数 1,000 人かつ下記①②のいずれかを満たす)
①公開されている長尺動画の過去 365 日間における総再生時間が 4,000 時間以上
②公開されているショート動画の過去 90 日間の視聴回数が 1,000 万回以上 - 企業案件
広告収入ですが、だいたい1再生0.1~0.4円となっており、有名なYouTuberや再生数が多いYouTuberになるほど1再生あたりの単価が上がる仕組みとなっています。
企業案件は、企業の商品をレビューする代わりに報酬をもらう仕組みです。
YouTuberの努力次第で収益が増減する、実力主義の世界ですね。
ただ、広告収入の基準を超えることはかなり厳しいようです。
今ではたくさんのチャンネルがありますから、かなり労力をかけないと登録者1,000人の壁は高いですね。
人気YouTuberの年収は?
日本のYouTuberの年収を調査してみると、約700万~800万円であることがわかりました。
日本の平均年収(正社員のみ)が458万円であり、比べるとYouTuberの年収は約2倍です。
トップYouTuber100人ともなると、平均3,000万円以上の収益を得ているとのことで、YouTubeは厳しいながらも夢がありますね。
トップYouTuberになると、企画・撮影・編集などかなり忙しくなるようですが、サラリーマンより多くの年収を得ていることがわかります。
ゆたぼんのYouTubeの年収は?
では、ゆたぼんはYouTubeでいくら稼いでいるのでしょうか?
ゆたぼんのチャンネル情報
現在、ゆたぼんは2つのチャンネルを運営しています。
まずはメインチャンネルから見てみましょう。
チャンネル名 | 少年革命家ゆたぼんチャンネル |
開設日 | 2017年3月26日 |
登録者数(2023年12月現在) | 15.4万人 |
総視聴回数(2023年12月現在) | 87,475,340回 |
1動画あたり平均再生回数 | 106,807回 |
次にサブチャンネルです。
チャンネル名 | 裏ゆたぼんチャンネル |
開設日 | 2019年9月16日 |
登録者数(2023年12月現在) | 3,040人 |
総視聴回数 | 233,497回 |
再生回数平均 | 7,532回 |
今までの収益から年収を計算
YouTubeの規定では、メインチャンネル・サブチャンネル両方収益化されていると考えられます。
ここから2023年現在までに、ゆたぼんがYouTubeで得た収益を計算してみます。
<メインチャンネル>
総再生回数 | 87,475,340回 |
運営期間 | 約6年8ヶ月 |
よって、ゆたぼんのメインチャンネル収益から平均年収を考えると、
- 1再生あたり0.1円の場合:131万円
- 1再生あたり0.4円の場合:524万円
となりました。
これは約7年の平均収入ですので、年によってかなり変動はあると思います。
<サブチャンネル>
総再生回数 | 233,497回 |
運営期間 | 約4年3ヶ月 |
よって、ゆたぼんのサブチャンネル収益から平均年収を考えると、
- 1再生あたり0.1円の場合:5,494円
- 1再生あたり0.4円の場合:21,976円
となりました。
サブチャンネルだけでは、ほとんど収益がないことがわかりますね。
2022年YouTubeでの年収はいくら?
直近2022年のYouTubeでの年収を考えてみます。
2022年のメインチャンネル月別収益は以下です。
1月 | 41万2537円 |
2月 | 29万5771円 |
3月 | 17万6962円 |
4月 | 17万5628円 |
5月 | 11万3723円 |
6月 | 13万4285円 |
7月 | 12万3828円 |
8月 | 24万769円 |
9月 | 41万6515円 |
10月 | 38万5976円 |
11月 | 27万6708円 |
12月 | 12万9918円 |
合計は、2,882,620円でした。
これは推定値とされていますが、年収300万円くらいであることがわかります。
2022年に出した動画の再生回数は757万回ですので、2022年の動画のみの収益だと最低でも年収75.7万円ほどです。
2021年以前に出した動画の収益も合わせると、年収300万円ほどになるという計算ですね。
これにサブチャンネルを合わせると年収300万円ちょっとになります。
収益停止の過去もある?
過去にゆたぼんのメインチャンネルが「収益停止」になったという噂がありましたが、それはデマのようです。
問題になるような過激な動画(迷惑動画)はアップしていないですし、収益停止になることはないと考えられます。
ゆたぼんのX(旧Twitter)の年収は?
ゆたぼんはXアカウントも持っています。
アカウント名 | 少年革命家ゆたぼん@メタバーススタディ中 |
フォロワー数(2023年12月時点) | 4万人 |
公式マークがついていますが、収益化がしっかり得られているかは不明です。
ゆたぼんよりインプレッションが多いユーザーでも、収益がほとんど得られないという現状もありますので、収益はほぼ0と言えるでしょう。
ゆたぼんのInstagramの年収は?
ゆたぼんはInstagramも運営しています。
アカウント名 | 少年革命家ゆたぼん@日本一周達成 |
フォロワー数(2023年12月時点) | 5,845人 |
Instagramで収益を得るためには、企業案件を受ける必要があります。
ゆたぼんの投稿を見る限り、企業案件はありませんでした。
よって、Instagramでの収益は0であるといえます。
ゆたぼんのブログの年収は?
ゆたぼんはブログも運営しています。
投稿内容は主に、日常をつづったものです。
ブログ名:少年革命家ゆたぼんオフィシャルブログ
覗いてみるとアドセンス広告が貼ってあります。
収益化し、広告収入を得ていることが分かりますね。
収益がどのくらいなのか、YouTubeの登録者数を参考に計算してみます。
YouTubeから登録者の10%がブログに訪れると仮定しましょう。
そうすると、月間PVはだいたい5万くらい得ていると考えられます。
RPM300円とすると、月間のアドセンス料は1.5万円となり、年収にすると、1.5万円/月×12ヶ月=18万円です。
もちろん訪れる読者の数によって収益は変わってきますが、YouTube登録者のうち10%がブログに訪れただけでも、年収20万円ほどになることが分かりますね。
ゆたぼんの音楽活動の年収は?
ゆたぼんは楽曲リリースも行っているようです。
楽曲名:君と一緒に
音楽関係のサブスクリプションは、楽曲が再生されるごとに収益が発生する仕組みとなっています。
どのくらいの年収になるか計算してみましょう。
YouTubeから登録者の1%が1日1回再生すると考えます。
1再生あたり、1円の収益が発生すると仮定すると、1,540人/日×1円=1,540円/日です。
よって、1年で1,540円×365日=562,100円/年となります。
楽曲再生で年収56万円ほど稼いでいると考えられます。
もちろん、楽曲を再生する人数や回数によって収益は増減しますが、中学生で音楽活動でも収入を得ているのはすごいですよね。
ゆたぼんの年収は?直近1年で稼いだ額を計算!
これまでゆたぼんの収入源や各年収について解説してきました。
先ほども解説しましたが、ゆたぼんの収入源は以下です。
YouTube | 約300万円 |
X(旧Twitter) | 0円 |
0円 | |
ブログ | 約20万円 |
音楽活動 | 約56万円 |
よって、ゆたぼんの年収は約376万円となります。
中学生で20代くらいの年収ですし、全て自分の力で稼いでいるのは素晴らしいですね。
【これからどうなる?】ゆたぼんの2024年以降の年収は?
ゆたぼんは、2024年以降もYouTubeなどで活動を続けていくようです。
2023年には、クラウドファンディングで獲得した金額で、「スタディ号」企画を実施していました。
スタディ号企画では、日本一周して全国の不登校児やその保護者らと触れ合って元気づけたいという目的があります。
2024年以降もこのような不登校学生や親御さんの支援も行っていくのでしょう。
また、現在同様以下の活動は続けていくと考えられます。
- YouTube
- X(旧Twitter)
- ブログ
動画の伸び率や他SNSの収益化状態にもよりますが、今年と同じくらいの年収になりそうです。
最近ではボクシングや勉強にも力を入れているとのことで新しいことに挑戦するのかもしれません。
どんな活動をするのか、これからが楽しみですね!
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