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国枝慎吾さんとはどんな選手?
2023年に1月に引退した元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾さん。 各種メディアでは、その活躍ぶりが大きく報じられていましたね。 国枝選手がどんな選手なのか、いまさら人に聞けないという方のために、まずはその凄さをおさらいしましょう。いまさら人に聞けない、国枝慎吾選手とは?
1984年生まれで、2023年1月に38歳で車いすテニスを引退されました。 9歳の時、脊髄腫瘍による下半身麻痺のため車いすの生活となり、小学校6年生の時に車いすテニスと出会いました。 2003年にNEC全日本選抜車いすテニス選手権大会男子シングルスで、初優勝を飾ったことを皮切りに、快進撃が始まりました。 2004年には、アテネパラリンピックにおいて、ダブルスで金メダルを獲得しました。 2006年、アジア人初の世界ランキング1位となり、2007年、史上初となる車いすテニス男子シングルスの年間グランドスラム(全豪オープン、全仏オープン、全英オープン、全米オープンの4大会を制覇)を達成しました。 ここまででも十分にすごさが伝わりますが、国枝選手の快進撃はまだまだとどまることを知りません。 試合の記録や獲得タイトルがすごすぎるので、次で簡単にまとめてみました。まさに偉業!獲得タイトルが多すぎる国枝選手の記録
約20年間も車いすテニスのトップ選手であり続けた国枝慎吾選手。 その経歴はとてもではありませんが書ききれないほどなので、簡単にまとめました。 出典:https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/kunieda-shingo ・グランドスラム車いす部門:シングルス優勝 28回、ダブルス優勝 22回 ・年間最終世界ランキング:1位 10回 ・生涯ゴールデンスラム達成 ・パラリンピック:シングルス金メダル 3個、ダブルス金メダル 1個 ・パラリンピック(2004~2020年)5大会連続でメダル獲得 グランドスラムで計50回の優勝は、男子世界歴代最多記録です。 この記録を打ち破れる人は、そう出てこないでしょう。 輝かしい戦歴を残している国枝選手ですが、2023年1月に「もう十分やりきった」と言って、世界ランキング1位のまま現役を引退しました。 引き際までかっこいいですね。パラスポーツ選手初の国民栄誉賞受賞
この偉業をたたえて、2023年、パラスポーツ選手・テニス選手で初となる国民栄誉賞が授与されました。 授与された理由は、「前人未到の快挙を成し遂げ、パラスポーツの社会的認知度の拡大とスポーツ発展に極めて顕著な貢献をした(要約)」と松野官房長官より発表がありました。 誰もが納得できるほどの功績をたたえた受賞となりました。 パラスポーツ選手として、テニス選手として目指すべき、道しるべのような存在となった国枝選手。 今後のパラスポーツの地位向上へつながると良いですね。国枝選手の年収はいくら?
これらの偉業を成し遂げた方なので、「さぞや稼いでおられるのだろう」と、つい気になってしまいました。 スポーツ選手の年収は、一般人の年収とは桁がいくつも違うイメージがありますよね。 国枝選手の年収はどのくらいなのでしょうか。 出典:お金・お札・万札06 | フリー素材ドットコム (free-materials.com) 国枝選手の年収は公表されていませんが、大会の優勝賞金などから推測してみました。 すると、予想に反して信じられないほどの金額でした。国枝選手の年収が低すぎて絶句
大会の優勝賞金やスポンサー収入から推測したところ、年収はおよそ4000万円~5000万円でした(*公式発表ではありません)。 もちろん、多くの一般人の年収よりは高額ですので、十分ではと感じるかもしれません。 しかし、海外を飛び回らなくてはいけない生活ですので、遠征費、宿泊費は高額となるでしょう。 さらに、車いすやラケットのメンテナンス、同行スタッフのお給料、練習費用、生活費・・・と競技を続けていくには、出費がかさみます。 これらを全て賞金から捻出するとなると、余裕があるようには思えません。 実際、国枝選手も「賞金で生活するには、全ての大会で優勝しないと厳しい」とおっしゃています。 世界ランク1位の選手に、こんなことを言わせてしまうくらい賞金が低いようでは、今後競技を続けて行こうとしている方にとってつらい道のりになってしまいそうです。国枝選手の年収の内訳は?収入源を調査
さて、国枝選手の年収が低すぎるとお話ししましたが、その内訳はどうなっているのでしょうか。 公式に発表はされていませんが、主な収入源を調べてみました。 プロスポーツ選手の主な収入源は、大会の賞金やスポンサー収入です。 大きな大会の優勝賞金は〇億円、というのはよく聞く話ですが、国枝選手の年収はなぜこんなにも低いのでしょうか。 国枝選手は、数々の大会で優勝してきていますので、まずは各大会の優勝賞金から確認していきましょう。車いすテニスの大会優勝賞金はいくら?
車いすテニスの大会優勝賞金は、健常者の大会の金額とは異なります。 参考までに、国枝選手が引退する前年である、2022年の主な車いすテニスの大会優勝賞金を調べてみました。 健常者の大会のように、詳細な賞金の情報はありませんでした。 2022年の全英オープンで、車いすテニスシングルス優勝賞金は、£51,000(約830万円)であったことがわかりました。 他の大会も同程度と考えると、グランドスラム(4大大会優勝)を達成しても、年間で稼げる賞金は3,000万円程度と予想されます。 また、車いすテニスのツアー賞金の総額は、男子テニスツアーの1割にも満たないと言われています。 こんなに大きな大会で優勝しても、数百万円しかもらえないとは驚きです。 優勝賞金がこの低さなので、優勝できなければ競技を続けることが難しいことは容易に想像できます。 車いすテニスに限らず、パラスポーツ界全体で、健常者の大会に比べて優勝賞金が低く設定されているのが現状です。 今後、パラスポーツのさらなる地位向上が求められています。スポンサー収入は?国枝選手のスポンサーはどこ?
車いすテニスのトッププレイヤーである国枝選手には、多くの企業がスポンサーとしてついています。 IMG Japan(スポーツエンタメ企業)のサイトによると、スポンサーは以下の通りです。 出典:https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020701052&g=spo ・ユニクロ ・HONDA ・ANA ・オーエックスエンジニアリング ・井上ゴム ・麗澤大学 ・ヨネックス ・NEC ・森永製菓 大手企業を含めた9社が、スポンサーとしてついていますので、年間で2,000万円以上の収入になると予想されます。 スポンサー収入についても、原則発表がありませんが、近年ニュースに取り上げられた報奨金の例をご紹介します。 ・「ユニクロ」2022年 3000万円以上 ・「ユニクロ」2021年 1億円 所属先でもあるユニクロ(運営元:ファーストリテイリング)から、高額な報奨金が贈呈されています。 安定的にもらえるものではありませんが、収入を大きく増やしてくれる要因です。 また、公にはされていませんが、他の企業からも報奨金やスポンサー料が払われていると思いますので、予想よりも年収は高いかもしれません。 ただ、報奨金は良い成績を残したご褒美ですので、当然勝たなければもらえませんし、勝ってももらえる保証はありません。 そうなると、ご本人にも今年の年収がいくらになるのか、予想できない状態だと思われます。 安定収入とはほど遠いのが現状のようです。有名プロテニス選手の年収は?1位は年収100億円越えも
先ほどパラスポーツ界全体で、賞金が低いとご紹介しましたが、ここで健常者のプロテニス選手の年収を比較のために見てみましょう。 出典:https://www.taipeitimes.com/News/sport/archives/2011/11/08/2003517763 結論から言うと、年収の桁が全く違います。 世界トップの選手は、賞金やスポンサー料で100億円以上も稼げてしまうというのには驚きです。 ここまで格差があっても良いものか、もう少しうまく分配できないものかと疑問に感じます。世界のプロテニス選手年収ランキング
世界の有名テニス選手は、いったいいくら稼いでいるのか、ランキング形式でご紹介します。 こちらはかなり夢のある金額となっています! 2022年テニス選手年収ランキング(*金額は公式発表ではなく推定です。) 1位:ロジャー・フェデラー 9,000万ドル(約123億円) 2位:大坂なおみ 5,620万ドル(約77億円) 3位:セリーナ・ジャメカ・ウィリアムズ 3,510万ドル(約48億円) 4位:ラファエル・ナダル 3,140万ドル(約43億円) 5位:ノバク・ジョコビッチ 2,710万ドル(37億円) 年収ランキング1位のフェデラーは、ケガの影響で、6月のウィンブルドン以降試合には出場していません。 それにもかかわらず、広告収入・メディアへの出演料、その他事業活動でこれだけの収入となりました。 2位は、女子シングルスで世界ランク44位の大坂なおみでした。 世界ランクは低いですが、高額収入へとつながったのは、スポーツ代理人事業を開設したり、広告収入が高かったためです。 主な大会の優勝賞金は以下の通りで、車いすテニスとかなり差があることがわかります。 車いすテニスと比較すると、50倍以上の賞金がもらえるようです。| 大会名 | 2022年優勝賞金(健常者シングルス) |
| 全豪オープン | A$2,975,000(約2億6,900万円) |
| 全仏オープン | €2,300,000(約3億4,000万円) |
| 全英オープン | £2,350,000(約4億2,900万円) |
| 全米オープン | $3,000,000(約4億3,600万円) |
日本人プロテニス選手の年収が高いのは?TOP2を紹介
先ほどの世界のテニス選手年収ランキングにも登場していましたが、 日本人プロテニス選手で年収が高い二人はこちらです。 1位:大阪なおみ 約77億円 2位:錦織圭 約34億円 日本のトップ選手も、何十億レベルで稼げているので、テニスは夢のあるスポーツのように感じますね。 そうなると、車いすテニス世界ランク1位の国枝選手の年収は、もっとあっていいはずだと思います。 今後、健常者スポーツとパラスポーツの格差がなくなっていくことを願っています。引退後の現在は?何をしているか
出典:https://anothersky-ntv.com/journey/20230929_kuniedashingo/ 世界ランク1位のまま引退された国枝選手は、引退後どんな活動をされているのでしょうか。 引退記者会見では、「何をしていきたいのかぼんやりと出てきたが、今言ってしまうとやらなきゃいけない感じもするので、心のなかに秘めておきたいと思います。(要約)」とおっしゃっていて、明言は避けた状態となりました。 また、X(旧Twitter)の投稿も2023年1月の引退表明を最後に、更新されていませんので、現在どのような活動をされているかわかりませんでした。 今まで20年近くトップ選手であり続けたので、少しゆっくりされているかもしれませんし、水面下で活動を始めておられるのかもしれませんね。 パラスポーツの地位向上に、大きく貢献されてきた方なので、今後もきっと活躍してくださることと思います。まとめ
こちらの記事では、車いすテニスプレーヤー国枝慎吾選手の基本情報や、戦歴、年収と内訳、健常者選手との差、引退後の現在の活動についてご紹介してきました。 ・国枝慎吾選手は、生涯ゴールデンスラムを達成されるなど、輝かしい功績を数多く持つ選手です。 ・車いすテニス世界ランク1位のまま、2023年1月に引退されました。 ・国枝選手の年収は、推定で3,000万円~5,000万円です。 ・世界で最も稼いでいるテニスプレイヤーのフェデラー選手の年収は、約123億円です。 ・引退後の活動内容は、まだ不明です。 他には類を見ない戦績を残された国枝選手の年収が、思っていたよりも低く驚いた方も多いと思います。 健常者との格差をなくしていくためには、私たちがパラスポーツにもっと関心を持つことこそが、一番の近道ではないでしょうか。国枝慎吾の年収に関するFAQ
最終更新:2025-10-14
国枝慎吾の年収は公表されていますか?
正式には公表されていません。ただし、国枝慎吾選手はプロの車いすテニスプレーヤーとして活動し、スポンサー契約・賞金・講演活動・メディア出演などから収入を得ていました。現役時代のピーク期(特に2018〜2022年頃)は、推定で年収3000万〜6000万円程度とされています。
主な収入源は何ですか?
- 大会賞金(グランドスラム・ITF主催ツアー)
- スポンサー契約(ユニクロ、NEC、他企業)
- 講演・イベント出演料
- メディア出演・著書収入
特にユニクロとの契約は長年続き、アスリート支援契約の中でも高水準とされます。
賞金だけでどのくらい稼いでいるの?
国際テニス連盟(ITF)のデータによると、キャリア通算の賞金総額は約200万ドル(約3億円)。年間では成績により1000万〜2000万円前後の年もありました。
ただし遠征費・トレーナー費・税金などを差し引くと、手取りは賞金の6割前後とされています。
スポンサー契約はどれくらいある?
ユニクロをはじめ、NEC、ブリヂストン、パナソニックなど複数社と契約していました。報道によると、契約金総額は年間数千万円規模に達するとみられます。
また、パラリンピックでの金メダル獲得後はメディア露出・講演依頼が増加し、スポンサー収入>賞金収入の構造となっていました。
国からの報奨金はあるの?
はい。パラリンピック金メダリストには、JPC(日本パラリンピック委員会)より1人あたり500万円の報奨金が支給されます。国枝選手は2008・2012・2021(東京)で複数回の金メダルを獲得しています。
現役引退後の収入は?
2023年に現役を引退後も、講演・テレビ出演・スポーツ行政関連の活動などで一定の収入を得ています。推定では年間1000万〜2000万円前後の活動規模とみられます。
一般的なプロテニス選手と比べて高い?
男子プロテニスのトップ選手(ATPツアー)は年収数十億円規模ですが、車いすテニスでは賞金総額が少なく、スポンサー契約と社会的評価が大きな支えになります。国枝選手は世界的に見ても稀有な成功例であり、パラスポーツ界ではトップクラスの年収水準に位置していました。
税金や経費を除くと手取りはいくら?
海外遠征・スタッフ費用などを考慮すると、税引前年収の60〜70%が手取りになるとみられます。賞金が海外発生源の場合は、源泉税控除や二重課税調整も発生します。
推定の根拠や不確実性は?
テーゼ:国際大会実績・スポンサー数・講演活動からの推定は合理的。
アンチテーゼ:契約金額・経費・非公開報酬が多く、年によってブレが大きい。
アウフヘーベン:公開データ(ITF賞金・契約企業数・講演活動)からレンジ推定することで、信頼性を確保しつつ過剰断定を避けるのが妥当。
まとめ(要点)
国枝慎吾の年収は非公開。ピーク期は推定3000万〜6000万円、引退後も講演・メディア活動で1000万〜2000万円規模を維持。
賞金・スポンサー・社会的活動を合わせ、パラスポーツ界で最も成功したアスリートの一人です。





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