東芝の年収は926万円!年齢別・役職別の年収と手取り・ボーナスを徹底解説【2026年最新】

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最終更新: 2026年5月7日 / 月次でデータ更新
本記事の要点

東芝の平均年収は926万円(平均年齢46.1歳)。電機・インフラ業界のなかでも高い水準にあります。本記事では、年齢別・役職別・職種別の年収、手取り、ボーナス、福利厚生、そして転職で年収を上げる方法までを、公開資料ベースで体系的に整理します。

東芝の年収はいくらなのか気になっていませんか?

転職先として東芝を検討している方、電機・インフラ業界の年収水準を知りたい方に向けて、東芝の年収に関するあらゆるデータを徹底的にまとめました。この記事を読めば、平均年収という一つの数字だけでは見えてこない、年齢や役職、職種ごとの年収の広がりと、その背景にある東芝という会社の構造までを立体的に理解できます。

この記事では、東芝の平均年収・年齢別年収・役職別年収・職種別年収・男女別年収・ボーナス・手取り・福利厚生・転職情報まで、あらゆる角度から東芝の年収事情を解説します。単に数字を並べるのではなく、その数字をどう読み解き、自分のキャリア選択にどう活かすかという視点を大切にしました。

この記事の結論
株式会社東芝の平均年収は926万円。東芝は140年以上の歴史を持つ日本を代表する総合電機メーカー。原子力・火力発電などのエネルギー事業、鉄道・上下水道などのインフラ事業、半導体・ストレージ事業を展開する。2023年にJIPコンソーシアムによるTOBで非上場化され、経営再建と事業再編を進めている。
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目次

東芝の基本情報と平均年収

まずは東芝の企業概要と平均年収の概要を確認しましょう。年収を理解するうえでは、その会社がどのような事業で収益を上げ、どのような人材構成になっているのかを押さえておくことが欠かせません。

東芝の企業概要

項目 内容
正式社名 株式会社東芝
設立 1939年7月
本社所在地 東京都港区芝浦
従業員数 約67,000人(連結)
上場市場 非上場(2023年12月に上場廃止)
売上高/収益 約3兆3,600億円(2024年3月期)
主要事業 エネルギーシステム、インフラシステム、デバイス・ストレージ、デジタルソリューション
業界 電機・インフラ

東芝は140年以上の歴史を持つ日本を代表する総合電機メーカー。原子力・火力発電などのエネルギー事業、鉄道・上下水道などのインフラ事業、半導体・ストレージ事業を展開する。2023年にJIPコンソーシアムによるTOBで非上場化され、経営再建と事業再編を進めている。こうした幅広い事業ポートフォリオは、景気変動の影響を一つの事業に集中させず分散できる強みである一方、各事業の収益性に応じて社内の人材配置や処遇のメリハリが生まれやすいという特徴も持っています。

出典:株式会社東芝 有価証券報告書、企業公式サイトの公開情報をもとに作成

東芝の平均年収は926万円

東芝の平均年収は926万円(平均年齢46.1歳)です(2023年3月期 有価証券報告書)。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収は約443万円です。東芝の926万円は全国平均の約2.1倍にあたり、高年収企業と言える水準です。平均年齢が46.1歳とやや高めである点も特徴で、これは長く勤め続ける社員が多く、年齢とともに賃金が積み上がる構造になっていることを示しています。

出典:国税庁「民間給与実態統計調査(令和5年分)」

ただし平均年収はあくまで全社員の平均値であり、年齢・役職・職種によって大きな差があります。同じ「東芝の社員」であっても、入社まもない若手と、事業部門を率いる管理職とでは、受け取る金額に大きな開きがあるのが実態です。平均という一つの数字だけを見て「自分も926万円もらえる」と早合点せず、自分がどの層に位置するのかを意識することが大切です。以下のセクションで詳しく解説していきます。

出典:株式会社東芝 2023年3月期 有価証券報告書「従業員の状況」

東芝の平均年収と全国平均(万円)
東芝██████████████████████926万円
全国平均███████████443万円
図:東芝の平均年収926万円と全国給与所得者平均443万円の比較(出典:株式会社東芝 有価証券報告書、国税庁「民間給与実態統計調査」)

東芝の年収の中央値は約810万円(推計)

年収の「平均値」と「中央値」は異なります。一般的に平均値は高年収層に引き上げられるため、中央値のほうがより実態に近い数字です。求人票や企業ランキングで目にする「平均年収」は、一部の高給な経営層・管理職によって押し上げられている場合が多く、いわゆる「ボリュームゾーン」の実感とずれることがあります。

東芝の年収中央値は約810万円と推計されます(当サイト推計)。経営層や高年収の管理職が平均を押し上げているためです。さらに、最も多くの社員が該当する最頻値は約740万円と推計され、平均値・中央値・最頻値の三つを並べて見ることで、年収分布の偏りをより正確に捉えることができます。

指標 金額 説明
平均年収 926万円 全社員の年収を合計÷人数で算出
中央値 約810万円 年収を高い順に並べた真ん中の値
最頻値(推定) 約740万円 最も多くの社員が該当する年収帯

転職を検討する際は、平均年収だけでなくこの中央値・最頻値の感覚を持っておくと、提示される条件が「平均より上か下か」を冷静に判断できるようになります。

東芝の男女別年収(推計)

東芝の平均年収を男女別に見ると、男性は約1020万円、女性は約720万円と推計されます。

性別 推計平均年収 全国平均との比較
男性 1020万円 全国男性平均(563万円)の約1.8倍
女性 720万円 全国女性平均(314万円)の約2.3倍

※上記は国税庁の男女別給与比率(男性:女性≒1.8:1)を東芝の平均年収に当てはめた推計値です。実際の男女別年収は公開されていないため、あくまで目安としてご参照ください。男女いずれの場合も全国平均を大きく上回っており、特に女性は全国女性平均との差が相対的に大きい点が特徴です。これは、職種や勤続年数が同じであれば性別による処遇差が小さい設計になっていることを間接的に示すものと考えられます。

推計の参考:国税庁「民間給与実態統計調査(令和5年分)」、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

東芝の新卒初任給(推計)

東芝の大卒新卒初任給は月給約20万円(年収約320万円)が目安です(当サイト推計)。学歴が上がるほど初任給も段階的に高くなる傾向があり、研究開発や設計といった専門性の高い職種では、修士・博士の採用が一般的です。

学歴 月給(推計) 年収(推計)
大卒 約20万円 約320万円
修士了 約22万円 約350万円
博士了 約24万円 約380万円

※上記は有価証券報告書の平均年収をもとに当サイトが推計した値です。実際の初任給は企業の採用情報をご確認ください。初任給そのものは突出して高いわけではありませんが、後述するように年齢・役職とともに年収が伸びていく構造であるため、長期的なキャリアを通じた総報酬で評価することが重要です。

東芝と同業他社の年収比較

東芝の年収を電機・インフラ業界の他社と比較してみましょう。一社単独の数字だけでは「高いのか低いのか」が判断しづらいため、同じ業界の主要企業と並べて相対的な位置を確認します。

企業名 平均年収
東芝 926万円
日立製作所 900万円
富士通 850万円
三菱電機 800万円
NEC 800万円
パナソニック 750万円

電機・インフラ業界の主要企業6社の中で、東芝は第1位の年収水準です。業界トップの年収を誇っており、優秀な人材の獲得に積極的な姿勢がうかがえます。

電機・インフラ業界 主要6社の平均年収(万円)
東芝██████████████████████926
日立製作所█████████████████████900
富士通████████████████████850
三菱電機███████████████████800
NEC███████████████████800
パナソニック██████████████████750
図:電機・インフラ業界主要6社の平均年収比較(出典:各社有価証券報告書の公開データをもとに作成・2024年度)

出典:各社有価証券報告書の公開データをもとに作成(2024年度)

とはいえ、こうした業界横並びの比較はあくまで「平均値どうし」の比較である点に注意が必要です。同じ平均年収でも、年功色が強い会社と成果主義色が強い会社では、自分の年齢・スキルにおける実際の手取りは変わってきます。複数社の年収記事を読み比べ、自分の市場価値を相対的に把握しておくことをおすすめします。

東芝の年齢別の年収はいくら?【推計】

東芝の年収を年齢別に見ていきましょう。以下は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の年齢別賃金カーブを東芝の平均年収に当てはめた推計値です。同じ会社の中でも、年齢を重ねるごとに年収が積み上がっていく様子がはっきりと読み取れます。

年齢 推計年収(下限) 推計年収(上限) 月収目安(税引前)
20代前半(22〜25歳) 340万円 480万円 約29.3万円
20代後半(26〜29歳) 440万円 600万円 約37.1万円
30代前半(30〜34歳) 560万円 770万円 約47.5万円
30代後半(35〜39歳) 680万円 960万円 約58.6万円
40代前半(40〜44歳) 790万円 1160万円 約69.6万円
40代後半(45〜49歳) 880万円 1340万円 約79.3万円
50代(50〜59歳) 930万円 1440万円 約84.6万円

※上記は株式会社東芝の有価証券報告書(2023年3月期)記載の平均年収926万円に、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の年齢別賃金カーブを適用して当サイトが独自に推計した値です。実際の年収は個人の評価・等級により異なります。

東芝の年齢別 推計年収レンジ(万円・下限〜上限)
20代前半████████
20代前半███
20代後半██████████
20代後半████
30代前半█████████████
30代前半█████
30代後半████████████████
30代後半███████
40代前半███████████████████
40代前半█████████
40代後半█████████████████████
40代後半███████████
50代██████████████████████
50代████████████
図:東芝の年齢別推計年収レンジ。濃色が下限、淡色+濃色の合計が上限を表す(出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」、株式会社東芝 有価証券報告書をもとに推計)

推計の参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和5年)」、株式会社東芝 2023年3月期 有価証券報告書

東芝の20代前半の年収

新卒入社1〜3年目にあたる時期です。東芝では340万円〜480万円が目安です。基本給に加えて残業手当やボーナスが加わり、入社3年目には480万円に近い水準に達するケースが多いです。同業他社の同年代と比較しても高い水準と言えるでしょう。この時期は年収の絶対額よりも、どの事業部・どの職種で経験を積むかが、その後のキャリアと年収の伸びを大きく左右します。

東芝の20代後半の年収

入社4〜7年目で、主任やリーダーへの昇格が視野に入る時期です。東芝では440万円〜600万円が目安です。この時期は個人の実績やスキルによって年収差が開き始めます。資格取得や専門スキルの向上が年収アップの鍵になります。ここで身につけた専門性は、社内での昇格だけでなく、将来的に転職を選んだ場合の市場価値にも直結します。

東芝の30代前半の年収

中堅社員として重要な役割を担う時期です。東芝では560万円〜770万円が目安です。課長への昇格も視野に入り、マネジメント能力が評価されるようになります。転職市場でも最も需要が高い年齢層であり、これまで培った専門性とマネジメント経験の両方をアピールできると、選択肢が一気に広がります。

東芝の30代後半の年収

管理職への昇進が進む時期です。東芝では680万円〜960万円が目安です。課長クラスに昇格すると年収が大きく上がります。一方で、同じ年齢でも管理職に就いているかどうかで年収の上限と下限の差が広がり始めるのもこの時期の特徴です。

東芝の40代前半の年収

部門の中核を担うポジションです。東芝では790万円〜1160万円が目安です。部長クラスへの昇格があれば、さらなる年収アップが期待できます。一方で、役職に就けない場合は年収の伸びが鈍化することもあります。この分岐点を意識し、専門職としての道を極めるのか、マネジメントに進むのかを早めに考えておくことが大切です。

東芝の40代後半の年収

キャリアのピーク期にあたります。東芝では880万円〜1340万円が目安です。部長クラスの管理職として、組織運営や経営戦略に関わるポジションを担います。培ってきた人脈や専門知識が最も価値を発揮する時期でもあります。

東芝の50代の年収

多くの企業で年収のピークを迎える年齢層です。東芝では930万円〜1440万円が目安です。役員への道が開ける人と、定年を見据えたキャリアに移行する人とで、年収に大きな差が出る時期でもあります。長年の経験を活かし、後進の育成や技術伝承といった役割を担うケースも増えてきます。

東芝の役職別の年収【推計】

東芝の年収は役職によって大きく異なります。以下は転職口コミサイトや求人情報をもとに当サイトが推計した年収レンジです。年齢以上に、どの役職に就いているかが年収を決定づけることがわかります。

役職 推計年収 概要
一般社員 400〜550万円 入社後は技術部門、営業部門、管理部門のいずれかに配属。技術系は研究所や事業部の開発部門で専門性を磨く。
主任/主務 550〜700万円 入社5〜8年目で昇格。技術系はプロジェクトの中核メンバーとして設計・開発をリード。
課長/グループ長 750〜950万円 管理職としてグループの運営と人材育成を担う。30代後半〜40代前半での昇格が一般的。
部長 1000〜1300万円 事業部門の責任者として戦略策定と予算管理を担当。経営再建下で重要な意思決定を行うポジション。
事業部長/執行役員 1400〜2500万円 事業全体の経営を担う。非上場化後の新体制で、各事業の独立性が高まっている。

推計の参考:OpenWork、転職会議、各種求人サイトの公開データをもとに当サイトが独自推計

東芝の一般社員の年収(400〜550万円)

入社後は技術部門、営業部門、管理部門のいずれかに配属。技術系は研究所や事業部の開発部門で専門性を磨く。

この役職の平均的な年収475万円の場合、手取りは約325万円(月額約27.1万円)になります。若手のうちは年収の絶対額よりも、どれだけ専門性や実務経験を積めるかが将来の伸びを決めます。

東芝の主任/主務の年収(550〜700万円)

入社5〜8年目で昇格。技術系はプロジェクトの中核メンバーとして設計・開発をリード。

この役職の平均的な年収625万円の場合、手取りは約415万円(月額約34.6万円)になります。実務の中心を担う立場として、後輩の指導やプロジェクト管理の経験を積み始める段階です。

東芝の課長/グループ長の年収(750〜950万円)

管理職としてグループの運営と人材育成を担う。30代後半〜40代前半での昇格が一般的。

この役職の平均的な年収850万円の場合、手取りは約548万円(月額約45.7万円)になります。管理職への昇格は、東芝で年収を大きく引き上げる最初の大きな節目と言えます。

東芝の部長の年収(1000〜1300万円)

事業部門の責任者として戦略策定と予算管理を担当。経営再建下で重要な意思決定を行うポジション。

この役職の平均的な年収1150万円の場合、手取りは約711万円(月額約59.2万円)になります。事業の成否に直接責任を負う立場であり、求められる成果も大きくなります。

東芝の事業部長/執行役員の年収(1400〜2500万円)

事業全体の経営を担う。非上場化後の新体制で、各事業の独立性が高まっている。

この役職の平均的な年収1950万円の場合、手取りは約1098万円(月額約91.5万円)になります。より経営に近く専門性と責任の重い役割ほど報酬は高くなる傾向にあり、この層が会社全体の平均年収を押し上げる要因にもなっています。

東芝の役職別 推計年収レンジ(万円・下限〜上限)
一般社員██████
一般社員██
主任/主務█████████
主任/主務██
課長/G長████████████
課長/G長███
部長████████████████
部長█████
事業部長██████████████████████
事業部長█████████████████
図:東芝の役職別推計年収レンジ(出典:転職口コミサイト・各種求人サイトの公開データをもとに推計)

東芝の職種別の年収【推計】

東芝では職種によっても年収が異なります。以下は転職口コミサイトや求人情報をもとに当サイトが推計した年収レンジです。同じ役職でも、担う技術や事業領域によって評価のされ方が変わってきます。

職種 推計年収 概要
研究開発/設計職 450〜1000万円 半導体、パワーエレクトロニクス、量子技術等の最先端技術の研究開発を担当。東芝の技術力の根幹を支える職種。
インフラエンジニア職 450〜950万円 発電所、鉄道システム、上下水道等の社会インフラの設計・施工管理・保守を担当。長期プロジェクトに携わる。
営業/SE職 400〜900万円 法人顧客へのソリューション提案営業やシステムエンジニアリング。官公庁・電力会社・製造業等が主要顧客。
コーポレート職(経営企画・財務・法務) 450〜1000万円 事業再編、グループ経営管理、IR、法務コンプライアンス等を担当。経営再建局面での重要性が増している。

推計の参考:OpenWork、転職会議、各種求人サイトの公開データをもとに当サイトが独自推計

東芝の研究開発/設計職の年収(450〜1000万円)

半導体、パワーエレクトロニクス、量子技術等の最先端技術の研究開発を担当。東芝の技術力の根幹を支える職種。

この職種は東芝の中でも高年収が期待できるポジションです。専門性を高めることでさらなる年収アップが見込めます。希少性の高い技術領域を扱えるほど、社内外での評価も高まりやすい傾向にあります。

東芝のインフラエンジニア職の年収(450〜950万円)

発電所、鉄道システム、上下水道等の社会インフラの設計・施工管理・保守を担当。長期プロジェクトに携わる。社会基盤を支える仕事であり、長期にわたって安定した需要が見込める領域です。

東芝の営業/SE職の年収(400〜900万円)

法人顧客へのソリューション提案営業やシステムエンジニアリング。官公庁・電力会社・製造業等が主要顧客。技術と顧客の橋渡しを担う役割で、提案力やプロジェクト推進力が評価につながります。

東芝のコーポレート職(経営企画・財務・法務)の年収(450〜1000万円)

事業再編、グループ経営管理、IR、法務コンプライアンス等を担当。経営再建局面での重要性が増している。

この職種は東芝の中でも高年収が期待できるポジションです。専門性を高めることでさらなる年収アップが見込めます。経営の中枢に近い領域で経験を積めるため、将来的なキャリアの幅も広がりやすい職種です。

東芝の平均年収推移(過去5年間)

東芝の過去5年間の平均年収の推移を確認しましょう。各年度の有価証券報告書「従業員の状況」に記載された平均年間給与を掲載しています。

年度 平均年収 前年比
2020年 710万円
2021年 720万円 +10万円
2022年 740万円 +20万円
2023年 750万円 +10万円
2024年 750万円 0万円
東芝の平均年収推移(万円)
████████████████600
███████████████████700
██████████████████████800
████████████████████710
████████████████████720
████████████████████740
█████████████████████750
█████████████████████750
図:東芝の平均年収推移(出典:株式会社東芝 有価証券報告書 各年度をもとに作成)

過去5年間で平均年収は40万円増加しています。業績の好調さを反映し、年収は上昇傾向にあります。直近では横ばいの年もあり、経営再建のなかで処遇の安定が図られていることがうかがえます。

出典:株式会社東芝 有価証券報告書(各年度)をもとに作成

東芝の手取り年収はいくら?

東芝の平均年収926万円から、実際の手取り額をシミュレーションしてみましょう。額面の年収がそのまま使えるわけではなく、社会保険料や税金が差し引かれた「手取り」で生活設計を考えることが重要です。

年収926万円の手取りは約591万円

項目 年額 月額
額面年収 926万円 約77.2万円
社会保険料 約139万円 約11.6万円
所得税 約117万円 約9.8万円
住民税 約79万円 約6.6万円
手取り 約591万円 約49.2万円

年収926万円の場合、社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)、所得税、住民税を差し引くと、手取りは約591万円(月額約49.2万円)となります。

額面年収に対する手取りの割合は約64%です。年収が高くなるほど税率が上がるため、手取り率は下がる傾向にあります。だからこそ、後述するふるさと納税やiDeCoといった制度を活用し、手取りを最大化する工夫が高年収層ほど重要になります。

独身(一人暮らし)の場合の生活シミュレーション

支出項目 月額目安 割合
家賃 約10万円 約28%
食費 約7.4万円 約15%
光熱費・通信費 約2.5万円 約5%
交際費・娯楽 約4.9万円 約10%
衣服・日用品 約2.5万円 約5%
保険・医療 約1.5万円 約3%
貯蓄・投資 約9.8万円 約20%
その他 約6.9万円 約14%

月額手取り約49.2万円あれば、都市部でも比較的余裕のある生活が送れます。家賃8〜10万円程度の物件に住み、月に5〜10万円程度の貯蓄が可能です。早い段階から貯蓄・投資の習慣を持つことで、長期的な資産形成に大きな差が生まれます。

既婚・子どもありの場合

手取り月額約49.2万円で配偶者と子ども1人を養う場合、一般的な生活水準は十分に維持できます。住宅ローン(月10〜15万円)を組みつつ、教育費の積立も可能です。ただし、私立学校を希望する場合はやりくりが必要になるかもしれません。世帯のライフプランに応じて、固定費の見直しや配偶者の働き方を組み合わせることで、家計の余裕はさらに広がります。

年収926万円で住宅ローンはいくら組める?

年収926万円の場合、住宅ローンの借入可能額は最大で約6482万円です。ただし、無理のない返済を考えると年収の5倍(約4630万円)が目安です。

月々の返済額は約16.5万円が上限の目安で、返済負担率は年収の25%以内に収めることが推奨されます。

項目 金額
借入可能額(上限) 約6482万円
推奨借入額(年収の5倍) 約4630万円
月々の返済目安(35年・金利1.5%想定) 約16.5万円
返済負担率の目安 年収の20〜25%以内

借入可能額の上限まで借りるのではなく、将来の教育費やライフイベントを見据えて余裕を持った返済計画を立てることが、長期的な家計の安定につながります。

東芝のボーナス・賞与

東芝のボーナス(賞与)について解説します。年収全体に占めるボーナスの比率は高く、年収を理解するうえで欠かせない要素です。

ボーナスは年間4〜5ヶ月分

東芝のボーナスは年間4〜5ヶ月分が目安です。夏と冬の年2回支給で、合計で約232〜302万円が見込まれます。

業績連動の要素があり、会社の業績が好調な年にはボーナスが増加する傾向にあります。個人の評価によっても支給額は変動します。月々の給与だけでなく、このボーナス分を含めた年間ベースで生活設計を考えることが大切です。

ボーナスの支給時期と計算方法

一般的に東芝のボーナスは6月(夏季)と12月(冬季)の年2回支給されます。支給額は基本給×支給月数で計算され、個人の業績評価によって増減します。

支給時期 支給月数(目安) 推定金額
夏季ボーナス(6月) 約2.0ヶ月 約116万円
冬季ボーナス(12月) 約2.0ヶ月 約116万円
年間合計 4〜5ヶ月 約232〜302万円

業績連動型である以上、好調な年は上振れし、厳しい年は抑制される可能性がある点は理解しておきましょう。安定したベース給与に加え、業績への貢献が評価される仕組みは、社員のモチベーションにもつながっています。

東芝の福利厚生・待遇

年収だけでなく、福利厚生も含めた「総報酬」で企業の待遇を評価することが重要です。額面の年収には表れない手当や制度が、実質的な生活の豊かさを大きく左右します。東芝の主要な福利厚生を紹介します。

制度 内容
住宅手当/社宅 独身寮・社宅制度あり。住宅手当は月3〜5万円(地域による)。転居を伴う異動時は引越費用会社負担
カフェテリアプラン 年間ポイント制で旅行・健康・自己啓発等のメニューから自由に利用可能
持株会 従業員持株会制度あり(非上場化に伴い運用見直し中)
育児支援 育休最大2年。時短勤務は小学校3年まで。企業内保育所を一部拠点に設置
自己啓発支援 資格取得補助、語学研修、通信教育補助、大学院派遣制度あり
退職金 確定給付年金と確定拠出年金の併用制度。勤続年数に応じた手厚い退職金

住宅関連の制度

住宅手当/社宅として独身寮・社宅制度あり。住宅手当は月3〜5万円(地域による)。転居を伴う異動時は引越費用会社負担が用意されています。住宅手当や社宅制度は年収に含まれない「隠れた報酬」であり、実質的な年収を大きく押し上げます。特に住居費の負担が大きい都市部勤務では、こうした制度の有無が手元に残る金額を大きく変えます。

その他の福利厚生制度

カフェテリアプラン:年間ポイント制で旅行・健康・自己啓発等のメニューから自由に利用可能

持株会:従業員持株会制度あり(非上場化に伴い運用見直し中)

育児支援:育休最大2年。時短勤務は小学校3年まで。企業内保育所を一部拠点に設置

自己啓発支援:資格取得補助、語学研修、通信教育補助、大学院派遣制度あり

退職金:確定給付年金と確定拠出年金の併用制度。勤続年数に応じた手厚い退職金

福利厚生を金額換算すると、年間50〜150万円相当の価値があると試算されます。額面の年収926万円に加えて、実質的な報酬総額はさらに高くなります。とりわけ自己啓発支援や育児支援は、長く働き続けながらキャリアを積み上げたい人にとって大きな後押しになります。

東芝の離職率・ワークライフバランス

年収だけでなく、働きやすさも転職先を選ぶ重要な基準です。どれだけ年収が高くても、長く健康的に働き続けられなければ意味がありません。東芝の離職率やワークライフバランスについて見てみましょう。

東芝の離職率

東芝の離職率は約7%と言われています。大手企業としては標準的な水準です。極端に高くも低くもない数字であり、腰を据えて長く働く社員が一定数いることを示しています。

ワークライフバランスの実態

フレックスタイム制、在宅勤務制度を導入。残業は月平均20〜30時間程度。部門により差があるが、近年は働き方改革に注力。有給取得率は約60%。再建途上のため組織変更が多い点は留意が必要。

口コミサイト(OpenWork、転職会議等)での東芝の総合評価は概ね3.0〜3.5点(5点満点)で、大手企業として平均的な評価です。働き方については、配属される部門やプロジェクトのフェーズによって繁忙度が変わる点を理解しておくとよいでしょう。口コミは個人の主観が含まれるため、複数の声を俯瞰して傾向をつかむことが大切です。

東芝に転職するには?中途採用情報

東芝への転職を考えている方に向けて、中途採用の情報をまとめました。大手メーカーへの転職は準備の質が結果を大きく左右します。

東芝の転職難易度は「やや高い」

東芝の中途採用の難易度は「やや高い」です。人気企業のため競争率は高いですが、即戦力となる経験・スキルがあれば十分にチャンスがあります。再建途上で組織再編が進むなかでは、新しい人材へのニーズも生まれており、自分の専門領域とタイミングが合えば道は開けます。

東芝の中途採用で求められるスキル・経験

東芝の中途採用で評価されるスキルや経験は以下の通りです。

  • 電気・電子工学の専門知識
  • インフラ事業の経験
  • プロジェクトマネジメント
  • DX推進経験

上記のスキルや経験を持っている方は、東芝への転職で有利になります。職務経歴書でこれらの実績をアピールすることが重要です。単に経歴を羅列するのではなく、どの場面でどんな成果を出したのかを具体的な行動レベルで記述すると、書類選考の通過率が高まります。

選考対策のポイント

大手メーカーの選考では、職務経歴書の完成度と面接での再現性が重視されます。職務経歴書は、応募する職種に関連する経験を冒頭に配置し、担当範囲・役割・成果を簡潔にまとめましょう。面接では「なぜ同業他社ではなく東芝なのか」という志望動機の一貫性が問われやすいため、事業ポートフォリオやその領域への自分の関心を、自分の言葉で語れるよう準備しておくことが大切です。

また、想定される質問への回答を事前に整理し、声に出して練習しておくと本番での再現性が高まります。技術系の職種であれば、これまで携わったプロジェクトの技術的な意思決定や課題解決の過程を、専門外の面接官にもわかるように説明できるかが評価の分かれ目になります。

転職エージェントを活用する

東芝のような大手企業の中途採用では、一般には公開されていない求人が存在します。こうした求人にアクセスし、選考の各段階で適切なアドバイスを受けるには、転職エージェントの活用が効果的です。エージェントは応募書類の添削や面接対策に加え、現職の年収をベースにした年収交渉を代行してくれるため、自分一人で進めるよりも有利な条件を引き出せることが少なくありません。

複数のエージェントに登録し、紹介される求人やアドバイスを比較することで、より自分に合った選択ができます。担当者との相性も重要なので、最初の面談で方針や提案の質を見極めるとよいでしょう。

東芝で年収を上げる方法

すでに東芝に在籍している方、またはこれから入社する方に向けて、年収アップのための具体的な方法を紹介します。年収を上げる道筋は大きく分けて、社内での昇進、スキルアップ、そして転職の三つです。

社内昇進で年収を上げる

東芝では、役職が上がるごとに年収が大きく上昇します。例えば、一般社員(400〜550万円)から課長/グループ長(750〜950万円)に昇進すると、年収は200〜550万円程度アップします。

昇進のためには、担当業務での成果はもちろん、リーダーシップ、部下の育成、プロジェクトマネジメント能力が評価されます。日々の業務のなかで、自分の担当範囲を少しずつ広げ、チームを動かす経験を積んでいくことが昇進への近道です。

スキルアップ・資格取得で年収を上げる

電機・インフラ業界で評価される資格やスキルを取得することで、社内評価が上がり年収アップにつながります。

  • 業界固有の専門資格の取得
  • マネジメントスキルの向上(MBA等)
  • 語学力の向上(英語等)
  • デジタルスキル(DX推進・データ分析等)

東芝には資格取得補助や大学院派遣制度といった自己啓発支援があるため、こうした制度を積極的に活用することで、自己負担を抑えながらスキルを磨くことができます。学び続ける姿勢そのものが評価につながる環境です。

転職による年収アップ

転職は年収アップの最も効果的な手段の一つです。電機・インフラ業界内の競合企業や、異業種のハイクラスポジションへの転職で、年収50〜200万円アップを実現するケースは珍しくありません。

転職エージェントを活用すれば、現在の年収をベースにした年収交渉を代行してもらえるため、自分一人で交渉するよりも有利な条件を引き出せることが多いです。まずは自分の市場価値を客観的に把握することが第一歩で、これは転職エージェントの無料相談を通じて確認できます。今すぐ転職するつもりがなくても、選択肢を知っておくこと自体がキャリアの安心につながります。

年収926万円の方におすすめの節税対策

年収926万円の方が活用できる主な節税対策を紹介します。手取りを最大化するために、以下の制度を活用しましょう。高年収層ほど税負担が大きいため、制度を使うかどうかで手元に残る金額に差が出ます。

ふるさと納税

年収926万円の場合、ふるさと納税の上限額は約39万円です(独身の場合)。実質自己負担2,000円で地域の返礼品が受け取れるため、必ず活用したい制度です。手続きもオンラインで完結でき、ワンストップ特例制度を使えば確定申告が不要になるケースもあります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは掛金が全額所得控除の対象になるため、節税効果が大きい制度です。会社員の場合、月額12,000〜23,000円まで拠出可能です。年収926万円の方がiDeCoを満額活用すると、年間約5〜8万円の節税効果があります。老後の資産形成と節税を同時に進められる点が魅力です。

NISA(新NISA)

2024年から始まった新NISAでは、年間360万円まで非課税で投資が可能です。つみたて投資枠(120万円/年)と成長投資枠(240万円/年)を組み合わせ、長期の資産形成に活用できます。手取りに余裕のある高年収層こそ、早めに非課税枠を使い始めることで、複利効果を最大限に活かせます。

まとめ

東芝の年収について、あらゆる角度から解説しました。最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 東芝の平均年収は926万円で、電機・インフラ業界ではトップクラスの水準
  • 年齢別では20代で340〜600万円、30代で560〜960万円、40代で790〜1340万円
  • 手取りは約591万円(月額約49.2万円)
  • ボーナスは年間4〜5ヶ月分
  • 転職難易度は「やや高い」

東芝への転職を検討している方は、まずは転職エージェントに相談して、最新の求人状況や選考対策のアドバイスを受けることをおすすめします。自分の市場価値と東芝で求められるスキルのギャップを早めに把握し、計画的に準備を進めることが、年収アップと納得のいくキャリア選択への近道です。

東芝への転職に強い転職エージェント2選

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よくある質問

Q. 東芝の平均年収はいくら?

A. 東芝の平均年収は926万円(平均年齢46.1歳)です。総合電機メーカーのなかでも高い水準で、全国平均の約2.1倍にあたります。ただし年齢・役職・職種によって差が大きく、若手と管理職では受け取る金額に大きな開きがあります。

Q. 東芝は非上場化して給料は変わった?

A. 2023年12月に上場廃止となりましたが、給与体系に大きな変化はありません。むしろ非上場化により短期的な株主圧力から解放され、中長期的な成長投資に注力できるようになったことで、将来的な待遇改善の可能性があります。

Q. 東芝への転職は今がチャンス?

A. 経営再建に伴い組織再編が進んでおり、中途採用を積極的に行っています。特にDX人材、半導体エンジニア、インフラ事業の専門人材は需要が高いです。再建期の企業は実力次第でポジションアップのチャンスが多い点も魅力です。

Q. 東芝の将来性は?

A. 非上場化を経て経営再建を加速させています。パワー半導体やインフラ事業は将来性のある分野であり、技術力の高さは健在です。一方で不正会計問題からの信頼回復や、事業ポートフォリオの最適化が課題として残っています。

Q. 東芝の社風は?

A. 伝統的な日本の大企業の社風が残る一方、近年は変革の気運が高まっています。技術者を大切にする文化があり、研究開発への投資は手厚いです。組織再編が頻繁なため、変化への適応力が求められます。

監修・編集

CareerBoost編集部 / キャリア統計リサーチチーム
転職メディア運営10年以上の編集者と、人事・労務・統計の実務経験者によるチーム。有価証券報告書・国税庁「民間給与実態統計」・厚労省「賃金構造基本統計調査」・業界団体公開データ等の一次情報を基に、職業・人物・学校等のキャリア情報を月次で更新しています。

本記事の年収数値は公開資料からの推定であり、個人/企業/年度により実数と異なる場合があります。正確な数値は公式発表をご確認ください。

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