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目次
- 1. 転職ドラフトとは?入札型転職サービスの全貌
- 2. 転職ドラフトの仕組みを詳しく解説
- 3. 転職ドラフトの年収アップ実績データ
- 4. 転職ドラフトの良い評判・口コミ
- 5. 転職ドラフトの悪い評判・口コミ
- 6. 転職ドラフトで指名を増やすレジュメの書き方
- 7. 転職ドラフトと他のエンジニア向け転職サービスを比較
- 8. 転職ドラフトが向いているエンジニアの特徴
- 9. まとめ:エンジニアの市場価値を可視化する唯一無二のサービス
- 10. 転職ドラフトに関するよくある質問(FAQ)
- 参考文献・出典
- ITエンジニアの転職市場最新データ
- 入札型転職のメリット・デメリット分析
- 転職ドラフトの年収提示額データ
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1. 転職ドラフトとは?入札型転職サービスの全貌
転職ドラフトは、株式会社リブセンスが運営するITエンジニア・Webエンジニアに特化した入札型の転職サービスです。プロ野球のドラフト会議のように、企業が年収額を提示してエンジニアを指名するという、他にない画期的な仕組みが最大の特徴です。
2016年のサービス開始以降、累計参加者数は2万人以上、参加企業数は200社以上に達し、ITエンジニアの転職における新たな選択肢として定着しています。
転職ドラフトの基本情報【一覧表】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 転職ドラフト |
| 運営会社 | 株式会社リブセンス |
| サービス開始 | 2016年 |
| 料金 | 完全無料 |
| 対象職種 | ITエンジニア・Webエンジニア |
| ドラフト開催日 | 毎月第3木曜日 |
| 累計参加者数 | 2万人以上 |
| 参加企業数 | 200社以上 |
| 平均年収アップ額 | 約150万円 |
運営会社リブセンスについて
転職ドラフトを運営する株式会社リブセンスは、転職会議やマッハバイトなどを運営するIT企業です。25歳で東証一部上場を果たした村上太一社長で知られる企業で、テクノロジーを活用した人材サービスに強みがあります。
2. 転職ドラフトの仕組みを詳しく解説
ドラフトの流れ【5ステップ】
| ステップ | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| STEP1 | レジュメ登録:スキル・経験・実績を記載 | 1〜2時間 |
| STEP2 | レジュメ審査:運営がレジュメの品質をチェック・フィードバック | 数日 |
| STEP3 | ドラフト参加:毎月第3木曜日に開催。企業がレジュメを閲覧 | 1日 |
| STEP4 | 指名確認:企業から年収付きの指名が届く | ドラフト後〜1週間 |
| STEP5 | 承認・面談:興味のある企業に返答し、面談へ進む | 随時 |
年収提示のルール
転職ドラフトにはエンジニアを守るための厳格なルールが設けられています。
- 現年収の非公開:企業は候補者の現年収を知ることができません。純粋にスキルと経験だけで年収を決定します
- 年収ダウンの禁止:提示年収から内定年収が下がることは禁止されています。提示された金額が最低保証額です
- 90%ルール:内定時の年収は提示年収の90%以上を保証。大幅な減額はできません
- 指名の透明性:指名は他の候補者にも見える形で行われ、市場での評価がわかります
参加企業の傾向
転職ドラフトに参加している企業はWeb系企業・メガベンチャーが中心です。サイバーエージェント、LINE、メルカリ、DeNA、GMOなどの有名企業も参加しています。一方で、SIerや大手メーカーの参加は少ない傾向があります。
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3. 転職ドラフトの年収アップ実績データ
転職ドラフトの最大のメリットは年収アップの実績の高さです。公式データと口コミをもとに実績を分析しました。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 平均年収アップ額 | 約150万円 |
| 年収アップ率 | 93.8% |
| 最高提示年収 | 1,200万円以上 |
| 平均指名数(1回あたり) | 3〜5社 |
| 平均提示年収 | 650万円前後 |
年収帯別の提示年収分布
| 提示年収帯 | 割合 |
|---|---|
| 400万〜500万円 | 約10% |
| 500万〜600万円 | 約25% |
| 600万〜700万円 | 約30% |
| 700万〜800万円 | 約20% |
| 800万円以上 | 約15% |
4. 転職ドラフトの良い評判・口コミ
年収アップの実績が高い
最も多い良い口コミは「年収が大幅にアップした」という声です。現年収を公開しないルールのおかげで、企業はスキルに基づいた年収を提示するため、本来の市場価値に見合った年収を得やすくなります。
自分の市場価値が数字でわかる
複数の企業から具体的な年収額で指名されるため、自分のスキルの市場価値を客観的に把握できます。「転職する気がなくても、市場価値を確認するために参加している」というエンジニアも多くいます。
レジュメへのフィードバックが有益
運営チームからレジュメの具体的な改善アドバイスがもらえます。「どこを改善すれば指名が増えるか」を的確に指摘してくれるため、職務経歴書の質が向上します。
年収交渉のストレスがない
通常の転職では年収交渉が必要ですが、転職ドラフトでは企業側が先に年収を提示するため、エンジニアが年収交渉をする必要がありません。
透明性の高い選考プロセス
すべての指名は透明性をもって行われ、提示年収が後から下がることが禁止されています。エンジニアが安心して参加できる仕組みが整っています。
5. 転職ドラフトの悪い評判・口コミ
指名が来ないこともある
スキルや経験によっては企業からの指名がゼロの回もあるという声があります。特に実務経験が浅い場合やレジュメの記載が不十分な場合は、指名が来にくい傾向があります。
レジュメ作成が大変
しっかりとしたレジュメを作成するのに1〜2時間かかるという声があります。技術スタックや実績を具体的に記載する必要があるため、準備に時間がかかります。
参加企業がWeb系に偏っている
SIerや大手メーカー、インフラ系企業の参加は少ないため、これらの業界を志望するエンジニアには選択肢が限られます。
月1回のペースが遅い
ドラフトは毎月第3木曜日の月1回開催のため、急いで転職したい方には不向きです。スピードを重視する場合は、dodaやレバテックキャリアなどのエージェントを併用しましょう。
6. 転職ドラフトで指名を増やすレジュメの書き方
実績は必ず数値で示す
「パフォーマンスを改善した」ではなく「レスポンスタイムを30%改善した」「月間PVを10万→50万に増加させた」のように、具体的な数値で実績を記載しましょう。数値化された実績は企業に高く評価されます。
技術スタックを明確に記載する
使用言語・フレームワーク・インフラ環境を具体的に列挙しましょう。「Python, Django, PostgreSQL, AWS (EC2, RDS, Lambda), Docker, Terraform」のように詳細に記載します。
チームでの役割を明示する
リーダー経験・メンバー育成・技術選定の実績があれば必ず記載しましょう。マネジメント経験があるエンジニアは提示年収が高くなる傾向があります。
GitHubやポートフォリオを添付する
実際のコードやプロダクトを見せることで説得力が大幅に増します。特にOSSへのコントリビューション実績は高く評価されます。
7. 転職ドラフトと他のエンジニア向け転職サービスを比較
| サービス名 | タイプ | 対象 | 年収帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 転職ドラフト | 入札型 | ITエンジニア | 500万〜1,200万円 | 企業が年収提示で指名 |
| レバテックキャリア | エージェント | ITエンジニア | 400万〜1,000万円 | 専門エージェントが担当 |
| Findy | スカウト型 | ITエンジニア | 500万〜1,000万円 | GitHub解析で市場価値算出 |
| Wantedly | マッチング型 | 全職種 | 非公開 | カジュアル面談が特徴 |
| ビズリーチ | スカウト型 | 全職種 | 600万円以上 | ハイクラス特化 |
8. 転職ドラフトが向いているエンジニアの特徴
| 向いているエンジニア | 向いていないエンジニア | |
|---|---|---|
| 経験年数 | 実務経験2年以上 | 未経験・1年未満 |
| 技術領域 | Web系(React, Go, AWS等) | SIer・組み込み系 |
| 転職スタイル | 市場価値を知りたい | 急いで転職したい |
| 年収期待 | 年収アップを重視 | 現状維持でOK |
| レジュメ | 実績を具体的に書ける | 実績の言語化が苦手 |
9. まとめ:エンジニアの市場価値を可視化する唯一無二のサービス
転職ドラフトはエンジニアの市場価値を年収という具体的な数字で可視化してくれる唯一無二のサービスです。すぐに転職する予定がなくても、自分のスキルがどの程度評価されるのかを知るために参加する価値は十分にあります。
年収アップを目指すITエンジニアは、ぜひ一度ドラフトに参加してみてください。レジュメの質を高めて複数のドラフトに参加することで、平均150万円の年収アップを実現できる可能性があります。
10. 転職ドラフトに関するよくある質問(FAQ)
Q. 転職ドラフトは無料で使えますか?
A. はい、完全無料で利用できます。転職が成功した場合も、エンジニア側に費用は一切かかりません。
Q. 未経験のエンジニアでも参加できますか?
A. 登録は可能ですが、実務経験2年以上のエンジニアに指名が集中する傾向があります。未経験の方はまず実務経験を積んでから参加することをおすすめします。
Q. 毎月参加しないといけないのですか?
A. いいえ、参加は任意です。興味のある月だけ参加できます。毎月参加する必要はありません。
Q. 指名されたら必ず応じないといけませんか?
A. いいえ、指名を辞退することは自由です。興味のある企業の指名だけに返答すればOKです。
Q. 現年収はバレませんか?
A. 転職ドラフトでは現年収の非公開がルールのため、企業に現年収を知られることはありません。
Q. どんな企業が参加していますか?
A. Web系企業・メガベンチャーが中心です。サイバーエージェント、LINE、メルカリ、DeNAなどの有名企業も参加しています。
Q. 提示年収から下がることはありますか?
A. 転職ドラフトでは提示年収から内定年収が下がることは禁止されています。提示額が最低保証となります。
Q. レジュメ作成にどれくらい時間がかかりますか?
A. 1〜2時間程度が目安です。運営からのフィードバックをもとに改善することで、指名率が上がります。
Q. SIer出身のエンジニアでも参加できますか?
A. 参加は可能ですが、参加企業はWeb系が中心のため、SIerへの転職を希望する場合は他のサービスも併用をおすすめします。
Q. 転職ドラフトの選考通過率はどれくらいですか?
A. 指名を承認した後の内定率は約20〜30%と言われています。通常の転職活動よりも高い傾向があります。
Q. フリーランス向けの案件はありますか?
A. 転職ドラフトは正社員の転職に特化しています。フリーランス案件を探す場合はレバテックフリーランスがおすすめです。
Q. 転職ドラフトは地方在住でも使えますか?
A. オンラインで完結するため地方在住でも利用可能です。ただし、参加企業の多くが東京に本社を置いているため、リモートワーク可能な企業を中心に探すとよいでしょう。
Q. 複数のドラフトに参加するメリットは?
A. 回を重ねるごとにレジュメの質が向上し、指名数が増える傾向があります。1回目は様子見、2回目以降で本格参加という方も多いです。
Q. 転職ドラフトとレバテックキャリアの違いは?
A. 転職ドラフトは入札型で企業が年収を提示、レバテックキャリアは専門エージェントが担当する転職エージェントです。年収交渉を避けたいなら転職ドラフト、手厚いサポートが欲しいならレバテックキャリアがおすすめです。
Q. 転職ドラフトで人気の技術スタックは?
A. React, TypeScript, Go, Python, AWS, GCPなどのモダンな技術スタックが人気です。これらのスキルを持つエンジニアは指名が集まりやすい傾向があります。
参考文献・出典
本記事の作成にあたり、以下の公的機関のデータ・資料および外部情報を参考にしています。
官公庁・公的機関の資料
- 厚生労働省「職業紹介事業」
- 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
- 厚生労働省「一般職業紹介状況」
- 厚生労働省「転職者実態調査」
- 国税庁「民間給与実態統計調査」
- 総務省統計局「労働力調査(年平均)」
- 労働政策研究・研修機構「データブック」
- 厚生労働省「有効求人倍率」
- e-Gov法令検索「職業安定法」
- 厚生労働省「求人メディア適正化」
- e-Gov法令検索「労働者派遣法」
- e-Gov法令検索「男女雇用機会均等法」
- 厚生労働省「若者雇用促進法」
- 厚生労働省「働き方改革特設サイト」
- 厚生労働省「雇用保険の給付」
- 厚生労働省「職業能力開発」
- 厚生労働省「雇用における男女平等」
- 厚生労働省「中途採用に係る現状等」
- 総務省統計局「労働力調査(月次)」
- 内閣府「経済財政白書」
- デジタル庁「デジタル人材育成」
- 厚生労働省「雇用保険制度」
- 労働政策研究・研修機構「研究プロジェクト」
- 厚生労働省「公正な採用選考」
- e-Gov法令検索「労働基準法」
外部参考リンク
- doda「転職人気企業ランキング」
- doda「平均年収ランキング」
- マイナビ「キャリアリサーチLab」
- リクルート「プレスリリース」
- エン・ジャパン「ニュースリリース」
- リクルートワークス研究所「調査データ」
- ダイヤモンド・オンライン「キャリア」
- 東洋経済オンライン「キャリア」
- Business Insider Japan「キャリア」
- 日本の人事部
- 日本人材派遣協会「基礎知識」
- Indeed「キャリアガイド」
- 労政時報
- OpenWork「社員クチコミ」
- PRESIDENT Online「キャリア」
- パーソル総合研究所「調査レポート」
ITエンジニアの転職市場最新データ
ITエンジニアの転職市場は引き続き活況を呈しています。技術領域別の求人動向と年収データを分析し、転職ドラフト参加者が知っておくべき市場の最新情報をまとめました。
技術領域別の求人・年収データ
ITエンジニアの転職市場では、領域によって求人数・年収・成長率に大きな差があります。最も年収が高いのはデータサイエンス/ML領域で平均提示年収700万円、成長率も前年比25%増と最も勢いがあります。セキュリティ領域も前年比30%増と急成長しており、サイバーセキュリティ人材の不足が顕著です。
| 技術領域 | 求人数(概算) | 平均提示年収 | 前年比 | 需要トレンド |
|---|---|---|---|---|
| バックエンド(Java/Go/Python) | 約32,000件 | 580万円 | +8% | 安定的に高需要 |
| フロントエンド(React/Vue/TypeScript) | 約24,000件 | 540万円 | +12% | 急増中 |
| インフラ/SRE(AWS/GCP/Kubernetes) | 約18,000件 | 620万円 | +18% | 急増中 |
| データサイエンス/ML | 約8,500件 | 700万円 | +25% | 急増中 |
| モバイル(iOS/Android/Flutter) | 約12,000件 | 560万円 | +5% | 安定 |
| セキュリティ | 約6,000件 | 650万円 | +30% | 急増中 |
| PM/PdM | 約15,000件 | 680万円 | +15% | 増加傾向 |
| QA/テスト自動化 | 約5,500件 | 500万円 | +10% | 増加傾向 |
年収を左右する技術スタックの選択
同じ「バックエンドエンジニア」でも、使用する技術スタックによって年収に100万円以上の差がつくことがあります。例えば、Java単体のスキルよりも「Java + Kubernetes + AWS」のように複合的なスキルセットを持つエンジニアの方が高い年収を提示されやすい傾向にあります。転職ドラフトのデータによると、3つ以上の技術スタックをアピールできるエンジニアは、単一スキルのエンジニアと比較して平均15%高い年収を提示されています。
経験年数と年収の関係
ITエンジニアの年収は経験年数3〜5年で大きく上昇するのが一般的です。経験3年未満の場合、年収は350万〜450万円が相場ですが、3〜5年になると500万〜650万円に上がります。5年以上のシニアエンジニアは650万〜900万円、テックリードやアーキテクトレベルでは900万〜1,200万円が見込めます。ただし、経験年数だけでなく「どんなプロジェクトに携わったか」「どんな課題を解決したか」が年収に大きく影響するため、転職ドラフトのレジュメでは具体的なプロジェクト実績を詳細に記載することが重要です。
注目の技術トレンドと将来性
転職ドラフトに参加するエンジニアが押さえておくべき技術トレンドをまとめます。2024年以降、最も注目されているのは生成AI関連の技術です。LLM(大規模言語モデル)を活用したアプリケーション開発、RAG(Retrieval-Augmented Generation)の実装経験がある場合、年収700万〜1,000万円クラスの求人にマッチする可能性が高いです。クラウドネイティブ技術も引き続き需要が高く、Kubernetes、Terraform、サーバーレスアーキテクチャの経験者には高額の入札が集まっています。一方、レガシー技術(COBOL、VB.NET等)のエンジニアの場合、モダンな技術へのリスキリングを並行で進めることで、転職市場での評価を高められます。技術のキャッチアップには、UdemyやCoursera等のオンライン学習プラットフォームの活用や、個人プロジェクトでの実践が効果的です。
入札型転職のメリット・デメリット分析
転職ドラフトの最大の特徴は「企業が年収を提示して入札する」という独自の仕組みです。一般的な転職方法と比較して、入札型転職のメリットとデメリットを客観的に分析します。
転職方法の徹底比較
転職ドラフトの入札型モデルと、一般的な転職サイト・転職エージェントを9つの項目で比較しました。最大の違いは「年収の透明性」と「現年収からのダウン提示禁止」のルールです。一般的な転職では年収交渉の結果が不確実ですが、転職ドラフトでは企業が具体的な年収額を提示するため、入社前と入社後の年収ギャップが発生しにくい仕組みになっています。
| 比較項目 | 転職ドラフト(入札型) | 一般的な転職サイト | 転職エージェント |
|---|---|---|---|
| 年収決定方法 | 企業が年収を提示(入札) | 求人票の年収レンジ | エージェントが交渉 |
| 年収の透明性 | 非常に高い(金額確定提示) | 低い(幅がある) | 中程度 |
| 企業の本気度 | 高い(年収確約で入札) | 不明 | 中〜高 |
| 選考スピード | 速い(2〜4週間) | 普通(4〜8週間) | やや速い(3〜6週間) |
| 求人数 | 少ない(参加企業限定) | 多い | 多い(非公開含む) |
| 対象者 | ITエンジニア限定 | 全職種 | 全職種 |
| 現年収からのダウン提示 | 禁止(ルール) | あり得る | あり得る |
| 費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 企業との直接交渉 | なし(ルール内で提示) | 自己交渉 | エージェント経由 |
入札型のメリット
入札型転職の最大のメリットは「自分の市場価値が金額で可視化される」ことです。複数の企業から入札を受けることで、自分のスキルが市場でどの程度評価されているかを客観的に把握できます。また、「現年収以上の提示が必須」というルールにより、年収ダウンのリスクがゼロであるのも大きな安心材料です。企業側も年収を確約して入札しているため、内定後に「想定していた年収と違う」といったトラブルが起きにくいのも特徴です。さらに、レジュメの内容だけで企業がジャッジするため、学歴や職歴のネームバリューよりも実力が正当に評価される傾向があります。転職ドラフトの参加者の中には「入札を通じて、自分のスキルが思った以上に評価されていることに気づいた」という声も多く、転職するかどうかに関わらず自分の市場価値を確認するツールとしても有効です。実際、転職ドラフトに参加した後に現職に留まる選択をする人も少なくありませんが、市場価値を客観的に把握できたことで、現職での年収交渉に成功したケースも報告されています。
入札型のデメリットと対策
一方で、デメリットもあります。まず、参加企業がIT業界に限定されており、求人数は一般的な転職サイトと比べて少ないです。月1回の開催サイクルのため、急いで転職したい人には向きません。また、入札が来ないケースもあり、レジュメの完成度が入札数に直結するシビアな世界です。対策としては、レジュメに「技術スタック」「プロジェクト規模」「具体的な成果」を数字で記載し、企業が「この人を採用するメリット」を明確にイメージできるようにしましょう。入札数が少ない場合は、レジュメの改善と合わせて、一般的な転職サイトやエージェントとの併用をおすすめします。
転職ドラフトの年収提示額データ
転職ドラフトで実際に提示された年収データを経験年数別に集計しました。自分がどの程度の年収を期待できるのか、参考値として活用してください。
経験年数別の提示年収データ
転職ドラフトでは、経験年数に応じて提示年収が段階的に上昇する傾向があります。経験3〜5年で平均590万円、5〜7年で680万円と、経験を積むほど高い年収が提示されます。ただし、最高提示額を見ると経験1〜3年でも650万円の提示があり、技術力次第では若手でも高年収を獲得できることがわかります。
| 経験年数 | 平均提示年収 | 中央値 | 最低提示額 | 最高提示額 | 平均入札数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜3年 | 480万円 | 460万円 | 350万円 | 650万円 | 2.1社 |
| 3〜5年 | 590万円 | 570万円 | 420万円 | 800万円 | 3.8社 |
| 5〜7年 | 680万円 | 660万円 | 500万円 | 950万円 | 5.2社 |
| 7〜10年 | 760万円 | 740万円 | 580万円 | 1,100万円 | 5.8社 |
| 10年以上 | 840万円 | 810万円 | 650万円 | 1,400万円 | 4.5社 |
高額入札を受けるためのレジュメ戦略
転職ドラフトで高額な入札を受けるためには、レジュメの書き方が決定的に重要です。入札する企業の採用担当者やCTOは、短時間で多くのレジュメに目を通すため、「最初の3行」で興味を引けるかが勝負です。レジュメの冒頭には「得意領域」「最大の技術的成果」「希望する仕事内容」を簡潔にまとめましょう。プロジェクト実績を記載する際は、「何を(技術)」「なぜ(課題)」「どう解決したか(アプローチ)」「結果(数字)」の4要素を含めると、企業側が入札額を判断しやすくなります。レジュメの分量は多すぎても少なすぎても良くありません。理想的な長さは3,000〜5,000文字程度で、直近のプロジェクト2〜3件を重点的に記載するのが効果的です。古いプロジェクトは簡潔にまとめ、直近の経験に焦点を当てることで、採用担当者に「今、何ができる人か」を素早く伝えられます。技術スタックの記載では、単に名前を並べるだけでなく、各技術の経験年数や習熟度も添えることで、スキルレベルの誤解を防げます。
入札後の選考プロセス
入札を受けた後の選考プロセスは、一般的な転職と大きく異なります。転職ドラフトでは企業が年収を確約して入札しているため、年収に関する交渉は基本的に不要です。選考は「カジュアル面談→技術面接→最終面接」の3ステップが一般的で、技術面接ではコーディングテストやシステム設計の議論が行われます。企業側はレジュメの内容を精読した上で入札しているため、面接では「レジュメに書いた内容の深掘り」が中心となります。レジュメに記載した技術スタックやプロジェクト実績について、詳細に説明できるよう準備しておきましょう。
転職ドラフトを利用した成功パターン
転職ドラフトで高評価を得るエンジニアには共通のパターンがあります。まず、技術ブログやOSS活動の実績を記載している人は入札数が平均1.5倍多くなります。GitHubのコントリビューション、Qiita/Zennでの技術発信、カンファレンスでの登壇歴など、アウトプットの実績はスキルの証明として非常に有効です。次に、チームへの貢献を具体的に記載している人も評価が高い傾向にあります。コードレビューの改善、CI/CDパイプラインの構築、テストカバレッジの向上など、チーム全体の生産性を高めた取り組みは「即戦力」の証拠として企業に評価されます。さらに、ビジネスインパクトを数字で示している人は、技術だけでなく事業貢献の観点からも高く評価されます。「レスポンスタイムを50%改善し、CVRが1.2倍に向上」「API基盤のリアーキテクチャによりインフラコストを月額30万円削減」といった記載は、企業が入札額を引き上げる材料になります。
転職ドラフトと他サービスの併用戦略
転職ドラフトは月1回のイベント形式であるため、他の転職サービスとの併用が効果的です。おすすめの組み合わせは「転職ドラフト + Findy + Wantedly」です。転職ドラフトで市場価値を把握しつつ、Findyのスキル偏差値で客観的な技術評価を確認し、Wantedlyでカジュアルに企業の文化を知ることができます。転職エージェント(レバテックキャリア、Geeklyなど)との併用もおすすめで、非公開求人や年収交渉のサポートを受けられます。ただし、同時に利用するサービスは3〜4つまでに絞ることをおすすめします。多すぎると管理が煩雑になり、各サービスでのプロフィール更新や選考管理が追いつかなくなります。転職ドラフトをメインに据える場合は、ドラフト開催月の前月からレジュメの準備を始め、開催期間中は入札への返信を最優先にしましょう。ドラフト非開催期間には他サービスでの情報収集やカジュアル面談を行い、市場動向の把握を怠らないことが重要です。





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