日立製作所は、日立グループの中核企業でもある、日本の大手電気メーカーです。
あの有名な、「東芝」や「三菱電機」と並ぶ総合電機メーカーであり、洗濯機や冷蔵庫などの「製造業」を中心に、「風力発電システムの開発」や、「車両・鉄道システムの提供」「エレベーター・エスカレーターの提供」など、さまざまな事業を展開しています。
日本でもかなり有名な大手企業なので、憧れている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな『株式会社日立製作所』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していきたいと思います。
日立製作所に転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
株式会社日立製作所の企業情報
出典:https://www.hitachi.co.jp/about/corporate/hitachi/index.html
会社名 | 株式会社日立製作所 |
代表者 | 小島 哲二 |
設立 創業 |
【設立】
【創業】 |
資本金 | 460,790百万円(2021年3月末現在) |
従業員数 |
29,850名(2021年月3末日現在) |
本社所在地 |
〒100-8280 |
電話番号 | 03-3258-1111 |
事業領域 |
【IT】
【モビリティ】
【ライフ】
【インダストリー】
【エネルギー】
【研究開発】 |
株式会社日立製作所の転職基礎知識
福利厚生
日立製作所の福利厚生は以下の通りです。
福利厚生 |
---|
◇ 住宅支援制度 ◇財形貯蓄制度 ◇持株制度 ◇カフェテリアプラン ◇家族手当 ◇通勤手当 ◇雇用保険 ◇労災保険 ◇健康保険 ◇厚生年金 ◇介護保険 ◇育児休暇 ◇介護休暇 ◇家族休暇 ◇配偶者出産休暇 ◇リフレッシュ休暇 ◇フレックタイム制 ◇裁量労働制度 |
日立製作所のカフェテリアプラン
住宅支援 |
ファイナンシャルプラン相談 住宅ローン補助など |
育児教育 |
育児施設利用費用補助 子どもの教育費補助など |
生活 |
家事代行利用料補助 自社製品購入費補助など |
医療 |
人間ドッグ利用補助 医療費補助など |
介護 |
介護施設利用費補助 介護製品購入補助など |
自己啓発 |
各種スクール費用補助 資格取得費用補助など |
リフレッシュ |
スポーツクラブ利用補助 旅行費用補助など |
寄付金 | 慈善団体への寄付 |
カフェテリアプランは、あらかじめ日立製作所が用意した福利厚生メニューを、社員一人ひとりが一定の持ち点の範囲内で、ニーズに合わせて自由に選択・利用できる制度です。
残業時間
口コミによると、日立製作所の残業時間は月40時間程のようです。
日立製作所は1分単位で残業の管理がされているようなので、働いた分の給与をそのまま受け取ることができます。
ですが、最近では残業が規制されており、45時間以上の残業を認めてもらうのは難しいようです。
そのため、たくさん残業をして稼ぎたいという方にとっては、やや物足りないように感じるかもしれません。
また、部署や職種によっては45時間以上残業をしたとしても、超過分の残業は認めてもらえず、サービス残業になってしまうといった口コミも見られました。
株式会社日立製作所の転職難易度
日立製作所の転職難易度は非常に高いです。
というのも、日立製作所は総合電機メーカーでは日本最大規模であり、中途採用では高い必須条件が設定されているからです。
職種によって異なりますが、基本的には実務経験が3年以上必要であり、優れた技術・製品を開発するために、優秀な人材を求めています。
また、日立製作所では学歴にも規定があり、どの職種も大卒以上必須となっています。
最近ではグローバル化にも力を入れており、部署や職種によってはTOEIC650〜800点以上を条件としている場合もあります。
ですが、時期によって未経験でも応募できる職種もあるようですので、未経験でどうしても日立製作所で働きたい場合は、その職種から経験を積んでから応募するのをおすすめします。
株式会社日立製作所の募集職種
出典:https://hitachi.jposting.net/joblist/
日立製作所で募集されている職種は以下の通りです。
研究開発 |
⚫︎多種多量なデータの管理及び処理技術に関する研究開発 ⚫︎音声認識、音響認識、または時系列信号処理に関する研究開発 ⚫︎量子コンピュータ、量子情報に関する研究開発 ⚫︎信頼できるAI技術に関する研究開発 ⚫︎データサイエンスに関する研究開発 ⚫︎映像解析技術の研究開発 ⚫︎XR/メタバース技術の研究開発 |
設計・開発 |
⚫︎FA分野(自動車・自動車部品等)製造業の生産技術エンジニア ⚫︎グループ通算制度対応ソリューションを提供するコンサルタント ⚫︎水・環境事業(水処理エンジニア等)に於ける水循環システム構築に向けたグローバル推進担当 |
営業 |
⚫︎自動車メーカー向けアカウント営業 ⚫︎放射線治療装置に関する営業担当 ⚫︎粒子線がん治療システム(PBT)の営業 ⚫︎生保、損保、共済業界向けシステム&ソリューションの企画提案営業 |
SE |
⚫︎SAP導入プロジェクトをリードするシニアSAPコンサルタント ⚫︎DELMIA Apriso導入におけるSE ⚫︎自動車業界に向けコネクティッド領域SE ⚫︎自動車業界を支えるインフラエンジニア ⚫︎mcframe導入におけるSE ⚫︎大手金融機関(ノンバンク分野)向けシステムエンジニア ⚫︎大手証券会社向けシステムエンジニア ⚫︎損害保険業界向け チーフビジネスアナリスト |
コンサルティング |
⚫︎顧客協創活動に関する戦略コンサルタント ⚫︎Lumada Innovation Hub TokyoにおけるDXプロデューサー |
事業企画 |
⚫︎サスティナブルファイナンスに関わる新たなデジタルソリューションに関する事業開発 ⚫︎日立のITセクター事業戦略/事業開発 ⚫︎日立グループシンクタンクでの事業戦略立案リサーチャー(日立総合計画研究所へ出向) |
コーポレート業務 |
⚫︎デジタルシステム&サービスセクターにおけるグローバル拠点のプロジェクト管理(ビジネスエンジニアリング) ⚫︎デジタル事業部門の広報担当者(経営戦略に沿ったコミュニケーション企画立案、自律的実践) ⚫︎資本市場(株主・投資家)とのコミュニケーションで日立の成長に貢献するIR人財 |
経理・財務 |
⚫︎インダストリアルデジタル事業における業績管理・財務戦略 ⚫︎ヘルスケア事業に関する決算・原価計算業務 ⚫︎IT事業における財務・経理担当 ⚫︎新事業開発事業部・投融資管理事業部の財務・会計業務 ⚫︎日立グループの国内財務担当 ⚫︎日立グループの国際税務・移転価格担当 ⚫︎日立グループの成長を支える財務スペシャリスト |
人事 |
⚫︎ジョブ型人財マネジメント推進に向けた企画立案業務 ⚫︎タレントアクイジション(中途採用担当) ⚫︎労働・雇用政策に関する企画立案業務 ⚫︎日立グループ&グローバルのタレントマネジメント推進 ⚫︎日立グループ・グローバルでのHRデータ活用/ピープルアナリティクス推進に関する業務 ⚫︎日立のグローバルな安全衛生の統括管理 |
法務 |
⚫︎日立の社会イノベーションを支える法務ポジション |
情報 | ⚫︎社内のセキュリティ・サイバーセキュリティに関するCSIRT推進者 |
上記以外にも、日立製作所ではさまざまな職種を中途採用で募集しています。
時期や地域によっても募集している職種は異なりますので、給与や労働条件、希望する職種が募集されているかなどを採用情報や転職エージェントで定期的に確認するようにしましょう。
株式会社日立製作所の年収
日立製作所の平均年収は以下の通りです。
平均年収:約896万円
日本のサラリーマンの平均年収が450万円前後となっていることから、株式会社日立製作所の平均年収は、かなり高い水準だといえます。
また、職種や年代によっても年収額は大きく異なります。
ここからは、日立製作所の「年代別」「職種別」の平均年収を紹介していきます。
年代別平均年収
年代 | 想定平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 約298万円 |
25〜29歳 | 約626万円 |
30〜34歳 | 約675万円 |
35〜39歳 | 約700万円 |
40〜44歳 | 約780万円 |
45〜49歳 | 約887万円 |
50〜54歳 | 約972万円 |
55〜59歳 | 約962万円 |
60〜64歳 | 約630万円 |
職種別平均年収
職種 | 想定平均年収 |
---|---|
エンジニア・SE | 約717万円 |
営業職 | 約675万円 |
技術職 | 約680万円 |
設計 | 約718万円 |
研究開発 | 約765万円 |
クリエイティブ系 | 約350万円 |
企画 | 約830万円 |
株式会社日立製作所の評判・口コミ
ここからは、日立製作所で働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。
良い評判・口コミ
悪い評判・口コミ
まとめ
ここまで『株式会社日立製作所』の転職について解説してきました。
日立製作所は日本最大手の電気メーカーなので、倍率が高く、内定をもらうのは容易ではありません。
そんな日立製作所の選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策と言えます。
ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。
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