年収3000万円と聞くと、皆さんはまず何を思い浮かべますか?
多くの人はかなりの富裕層をイメージすることでしょう。
しかし日本は累進課税制度なので、引かれる税金額も多いということをご存じでしょうか。
年収3000万円の方が引かれる税金額は一体いくらなのかも気になりますよね。
また、税金を引かれた後の手取り額はおおよそどのくらいになるのでしょうか。
今回は年収3000万円の手取り額や、年収3000万円を目指すためのマインドや職業について紹介していきます。
年収3000万円の手取り額は?
年収3000万円の手取り額は約1700万~1800万円と言われています。
そう考えると、おおよそ半分の金額が税金として引かれるようですね。
ボーナスによる割合もありますが、月給は100万~150万円になるようです。
月に100万以上の収入があるのは高給取りと言っても過言ではありません。
年収3000万円の方は、日々の生活や心の余裕は大きいのではないでしょうか。
年収3000万円は勝ち組?
年収3000万円は果たして勝ち組なのでしょうか。
年収2500万円の割合は、全体でみるとたったの0.3%です。
つまり年収3000万円はそれよりももっと低い割合ということになりますよね。
年収3000万円に到達することはかなり難しいということがわかります。
一般的には年収2000万円を超えると富裕層に分類されるようです。
これらのことから、年収3000万円は勝ち組と言えるのではないでしょうか。
年代別の平均年収
年代別の平均年収の表をご覧ください。
年代 | 平均年収 | ||
男性 | 女性 | 合計 | |
19歳以下 | 146万円 | 115万円 | 192万円 |
20~24歳 | 277万円 | 242万円 | 260万円 |
25~29歳 | 393万円 | 319万円 | 362万円 |
30~34歳 | 458万円 | 309万円 | 400万円 |
35~39歳 | 518万円 | 311万円 | 437万円 |
40~44歳 | 571万円 | 317万円 | 470万円 |
45~49歳 | 621万円 | 321万円 | 498万円 |
50~54歳 | 656万円 | 319万円 | 514万円 |
55~59歳 | 668万円 | 311万円 | 518万円 |
60~64歳 | 521万円 | 257万円 | 415万円 |
65~69歳 | 421万円 | 208万円 | 332万円 |
70歳以上 | 357万円 | 191万円 | 285万円 |
出典:https://ieagent.jp/kurashi-plus/nensyuu-3000-tedori/
平均年収が一番高い55~59歳の男性でも、年収3000万円には及びませんよね。
つまり年を重ねたからと言っても年収3000万円に到達することはないということです。
年収3000万円になるために年齢は関係がないということが分かりますよね。
勤続年数が長くても年収3000万円は難しい
では、勤続年数が長ければ年収は3000万円に到達するのでしょうか。
結論から言うと答えはNOです。
勤続年数 | 男性 | 女性 | 合計 |
1~4年 | 385万円 | 244万円 | 315万円 |
5~9年 | 456万円 | 270万円 | 371万円 |
10~14年 | 538万円 | 316万円 | 446万円 |
15~19年 | 607万円 | 342万円 | 508万円 |
20~24年 | 664万円 | 386万円 | 575万円 |
25~29年 | 725万円 | 432万円 | 646万円 |
30~34年 | 743万円 | 431万円 | 662万円 |
35年以上 | 651万円 | 334万円 | 573万円 |
出典:https://ieagent.jp/kurashi-plus/nensyuu-3000-tedori/
勤続年数が30年以上の男性でも、平均で743万円となっています。
決して743万円が低い年収というわけではありません。
しかし、年収3000万円と比べた時、いかにその壁が大きいかを実感できるでしょう。
長く勤めていたとしても、年収が1000万円を超えることは非常に難しいです。
職種や業界にもよりますが、普通に勤め続けていても年収が3000万円になることは現実的に無理かもしれません。
いかに年収3000万円が一筋縄では到達できないことが伝わったのではないでしょうか。
年収3000万円の男女比は?
年収3000万円のデメリットは?
「年収3000万円にもデメリットなんてあるの?」と思う方もいるかもしれません。
手取り額を見ただけでもメリットしかないように感じる方も多いでしょう。
ここでは年収3000万円によるデメリットをまとめました。
年収3000万円のデメリットその①:税金負担額の多さ
日本は、所得税に関して、超累進課税を採用しています。
所得が高い高所得者になるほどその負担額は大きくなります。
所得税の税率は、所得の大小にかかわらず一律に一定税率を課する比例税率でなく、所得が増加するにつれて、その増加部分に、順次、高い税率を適用するという制度を採っている。これを「超過累進税率」という。したがって、所得の大きい者ほど金額においてはもちろんのこと、その所得に対する割合において、より多くの所得税を負担することになる。
引用元:https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/kohon/syotoku/pdf/all.pdf#page=16
なお、住民税の税率は10%と固定されています。
税額は所得に比例するので、これを比例税率と呼びます。
所得税の税率は最大40%
年収3000万円となると所得税はおおよそ1200万円となります。
1年間で3000万円を稼いだとしても、確定申告では1200万円を支払わなければなりません。
所得税だけで年収の40%を取られるのは、気持ちのいいものではないでしょう。
住民税は10%
住民税は上記でも述べた通り10%と固定されています。
単純計算で300万円ということになりますね。
つまり、所得税と住民税を合わせて約50%が税金で取られるということになります。
3000万円を手取りで得たとしても、半分は税金として納めなければなりません。
稼いだ額の50%を税金で納めるといことはやはりデメリットに感じてしまいますよね。
年収3000万円のデメリットその②:人的控除が適用されない
年収が3000万円にもなると、人的控除がほとんど適用されません。
人的控除とは、
- 基礎控除
- 配偶者(特別)控除
- 扶養控除
などの所得控除のことを指します。
所得控除が減ると、同じ年収でも課税所得は高くなります。
つまり、税負担が大きくなってしまうのです。
また、基礎控除は2500万円を超えると適用がされなくなります。
稼いだ金額によってこのような制度が受けられなくなるのは納得がいかない方も多いのではないでしょうか。
年収3000万円のデメリットその③:住宅ローン控除が適用されない
年収3000万円になると住宅ローン控除が適用されません。
住宅ローン控除の適用対象者の所得要件は合計所得金額2,000万円以下(現行:3,000万円 以下)とします。
引用:https://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeiseian22/zeiseian04_01.pdf
令和4年度から制度が変わり、所得要件が変更になり2000万以下に引き下げられました。
このように、制度については見直しが入ることがあります。
断言はできませんが、また数年後に見直しが入る可能性も十分あり得そうですよね。
このように、年収3000万円になるとデメリットも多くあることがわかりました。
多額の税金を支払うのに控除が受けられないものが多いのは少し不満を感じてしまいますよね。
生活レベル
年収3000万円の生活レベルは心にゆとりのある生活ができるでしょう。
月々の手取り額が100万~150万円になるので、生活の質も自然と上がりますよね。
家賃は手取りの三割とよく言われています。
独身の場合、手取り額から考えても30万円の物件に住むことが可能です。
30万円の物件となればタワマンなどの豪華な部屋を借りることも可能でしょう。
娯楽費にかける金額も10万円以上は無理なくできますし、毎月たくさんの貯金をすることもできます。
お金の多さが幸せの全てとは言い切れませんが、お金があることとで選択肢の幅は増えますよね。
お金の多さは心にゆとりと余裕を持たせてくれます。
余裕がある生活はストレスを軽減させてくれるのではないでしょうか。
生活レベルが上がることは普段の生活の質を上げるだけではなく、自身の向上心も上昇させてくれるのです。
節税対策
3000万円の年収だとしても、収める税金も高額といことがわかりました。
そこで重要になってくるのが節税対策です。
税金対策を行うことで、引かれる税金額にも差が出てきます。
出来ることなら負担額は少しでも減らしたいですよね。
どのような節税対策があるのか見ていきましょう。
iDeCoで資産形成
iDeCoとは私的年金の一つです。
公的年金とは異なり、加入も任意です。
掛け金の拠出や運用も自分で行うのが特徴ですよね。
またiDeCoは60歳になるまで引き出すことはできません。
iDeCoの最大のポイントは、拠出した掛け金の全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となるところです。
分配金や運用益も非課税なのは魅力でしょう。
サラリーマンは毎月2万3000円、自営業者は毎月6万8000円まで拠出できます。
NISAを活用
NISAは収入に対して直接的な節税に繋がるわけではありません。
しかし、少額の投資について非課税となるのがNISAの魅力です。
本来は投資で得た譲渡益に対して20%ほどの税率で税金が発生します。
NISAはこの譲渡益に対して5年間は非課税となります。
1年間で120万円まで投資信託や株を購入することが可能です。
また、商品も絞り込まれているので投資初心者にも始めやすいのがおすすめのポイントです。
ふるさと納税を活用
近年ではアプリでも簡単にふるさと納税をすることができ、身近な存在になってきましたよね。
ふるさと納税とは、自分が気になる自治体に寄付をすることにより納税額が免除される制度です。
税金を前払いすることにより、実質2000円の負担で自治体から返礼品をもらえるといった内容になってます。
最近では返礼品も豪華なものがあり、どこに寄付をするか悩んでしまいますよね。
食品や日用品をふるさと納税の制度を利用して賄っている人も増えてきました。
多額の納税をするのであれば、ふるさと納税を利用して返礼品を貰う方がお得でしょう。
不動産投資をする
大きな投資をすることで、その分大きな節税効果を得ることもできます。
その中の一つが不動産投資です。
不動産投資はローンの返済を経費にすることが出来ます。
また減価償却費が大きいため、給与所得と損益通算した時にかなりの節税効果を見込めるでしょう。
年収3000万円を稼ぐためのマインド
普通に働いても給料や年収が上がることは、現在の日本では残念ながら考えられにくいです。
そんな日本において高収入を獲得している人たちはどのような人が多いのでしょうか。
年収3000万円を稼ぐ人のマインドや共通点について調査をしてみました。
年収3000万円を稼ぐ人のマインド①:隙間時間を無駄にしない
稼ぐ人=時間を無駄にしない人が多いでしょう。
皆さんは隙間時間をどのように過ごしていますか?
気付けばダラダラとSNSを見て過ごしている人が多いのではないでしょうか。
スマホの普及に伴い、手軽に娯楽を楽しむことが出来るようになりました。
しかし年収3000万円に限らず、高所得の方は隙間時間も自己投資に活用する人が多いです。
資格勉強、投資、読書など様々な有益な活動をしていますよね。
隙間時間も積み重ねれば相当な時間になります。
まさにタイムイズマネーとはこのことでしょう。
年収3000万円を稼ぐ人のマインド②:挑戦を怠らない
稼ぐ人とは、挑戦をいつまでも続ける人たちです。
現状維持は悪いことではありませんが、今以上を導き出すこともできないのです。
新しいことを始めるとき、人は漠然とした恐怖が湧いてきます。
その恐怖に打ち勝った人だけが、結果として利益を生み出すことができる人です。
現状の結果に満足せず、さらに高みを目指し進化し続けようとする人が多いのではないでしょうか。
年収3000万円を稼ぐ人に限らず、高収入を得ている人は、リスクを承知した上で様々な挑戦をし続けているのです。
年収3000万円を稼ぐ人のマインド③:長期的な目で見ることができる
稼ぐ人は短期で結果を出そうとはせず長期的な目でプランを立てています。
上手くいかないことがあったとしても、その時期を耐え忍ぶ忍耐力があるのが一般的な人との違いではないでしょうか。
辛い時を耐え、忍ぶ忍耐力も、高収入を得ている人は持ち得ています。
また、改善点を見つけ軌道修正を行える思考力と行動力があるのも特徴の一つと言えるでしょう。
目先の利益や結果に惑わされることなく、明確なゴールを持ちそこに焦点を合わせて行動できるマインドの持ち主なのです。
年収3000万円を稼ぐ人のマインド④:自分の意思がしっかりしている
年収3000万円の人は、周りから何か言われたからといって、簡単に自分の意思を曲げることは少ない傾向があります。
だからと言って他人の意見を全く聞かないというわけではありません。
周りの言葉にも耳を傾け、尊重をするということも決して忘れてはいません。
他人の意見を一つの意見として聞き入れ、それでも意思を曲げずに前に進める人が成功を収めていますよね。
自分の意思が折れやすい人は何をやっても中途半端な結果に終わることが多いです。
年収3000万円を稼ぐ人に限らず、成功者の多くは自分の意思を曲げない人が多いのではないでしょうか。
年収3000万円を稼ぐ人のマインド⑤:寝床でスマホをいじらない
年収1000万円の人と年収1000万円以下の人では、寝床でのスマホの使い方に差がありました。
年収1,000万円未満の人は、「1週間に3回以上」と回答した人の割合が44.8%で、年収1,000万円以上の人(27.4%)の約1.6倍でした。「この結果から寝床でスマホを操作するかどうかは年収との関連があると考えられます」
引用:https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2019/12/post-265.html
皆さんも寝る前に寝床でスマホをダラダラといじり、気付いたら夜中になっていたという経験はありませんか?
年収が1000万円以上の人は、寝床でスマホをいじることが1000万円以下の人より少ないことがわかっています。
寝る前のスマホは脳を疲れさせるだけではなく睡眠不足にも繋がります。
高収入を得ている人は、次の日の仕事のパフォーマンスのことも考えてきちんと休息をとっているのです。
寝不足は仕事だけのパフォーマンスだけではなく、生活の質や作業効率も下げます。
また、寝る前のスマホの使い方だけではなく、早寝早起きの点でも差が見られました。
早寝・早起きを心掛けているか質問したところ、年収1,000万円以上の人は8割の人が「早寝・早起きを行っている・心掛けている」と回答したのに対し、年収1,000万円未満の人は約7割という結果になりました。
引用:https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2019/12/post-265.html
若干の差ではありましたが、年収1000万円以上の人の方が早寝早起きを心掛けていることがわかりますね。
早起きは三文の徳と言われるばかりではなく、朝起きてからの3時間は脳のゴールデンタイムと言われています。
この時間が脳が一番効率よく動く時間なのです。
仕事が始まる前から脳をフル回転させ、いわゆる朝活をしていたとすれば始業と同時に好スタートを切れそうですよね。
稼ぐ人たちは時間の使い方がうまいことがわかります。
そしてダラダラとした生活リズムではなく、メリハリのある健康的な生活をしている方が多いのです。
年収3000万円を稼ぐ人のマインド⑥:柔軟な思考を持ち合わせている
このやり方しか認めない!この考え方以外はあり得ない!という人は、高収入を得にくいでしょう。
年収3000万円の人はその時代にあった方法や価値観を柔軟に取り得れ、それをビジネスに生かしている人が多いです。
変わりゆく時代の流れに遅れることなく、どうすればビジネス、収益に繋げることができるかを意識しているのです。
年収3000万円を目指せる職業
年収が3000万円を目指せる職業にはどのようなものがあるのでしょうか。
この世の中には様々な職業がありますよね。
年収3000万円を得ている職業は、イメージとして経営者しか思いつかない人も多いでしょう。
年収が3000万円を目指せる職業について紹介していきます。
3000万円を目指せる職業その①:開業医
開業医は医者のキャリアプランの一つです。
勤務医の場合、平均年収は約1300万円前後と言われています。
総合病院や大学病院などで出世をしない限り、年収が3000万円を超えることは難しいでしょう。
開業医の中でも診療科目によって年収が変わります。
以下は診療科目別の平均年収ランキングです。
- 1位:眼科(3559万円)
- 2位:精神科(3280万円)
- 3位:皮膚科(2907万円)
出典:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/
このランキングを見て分かるように、眼科が一番高い平均年収であることがわかりますね。
一般的なイメージで医者は高給取りのように思っていた方も多いのではないでしょうか。
勤務医か開業医か、そして診療科目によって平均年収に差が出るようです。
また、医者になるためにも相当な学力と時間を要します。
特に年齢制限があるわけではありませんが、診療科目によっては年齢と体力の観点で厳しい場合もでてくるでしょう。
3000万円を目指せる職業その②:パイロット
パイロットは平均年収ランキングの中でも上位に入ります。
大手航空会社(JALやANA)の機長で年収が3000万円レベルに到達するようです。
しかし、パイロットになるのはかなりの狭き門です。
倍率の高い選考を潜り抜けるだけではなく、英語力や視力、身体の基準など様々な点で基準を満たさなければなりません。
パイロットに転職をしよう!と思っても、時間と費用がかなりかかると予想できます。
また、パイロットになるためには年齢制限もあるので目指したいと思う方は注意をしてください。
3000万円を目指せる職業その③:外資系金融業
外資系の投資銀行や金融職は年収3000万円を狙うことができるでしょう。
外資系金融業は新卒でも年収1000万円を稼ぐことが出来るところが多いです。
職場の自由度も高く、働く社員のモチベーションや環境も良いことで知られています。
しかしその分入社への難易度は高く、未経験からの転職となるとさらにハードルはさらに上がります。
外資系企業は実力主義のシビアな世界なので、結果を残せない場合は会社を去ることを余儀なくされます。
結果を残せれば年収3000万円以上も目指せる業界なので、実力主義と言えるでしょう。
3000万円を目指せる職業その④:経営者・役員
経営者や役員は安定的に3000万円の年収を狙いやすい職業です。
また上記で上げた職業に比べると、目指すことは比較的易しい職業でしょう。
経営者になるにあたり、特別学歴や制限などもありません。
誰にでもなるチャンスはある職業と言えるでしょう。
しかし、起業したからと言って必ずしも成功するとは約束されていません。
3000万円の年収にも経営次第と言えますよね。
3000万円を目指せる職業その⑤:YouTuber・インフルエンサー
ここ数年で高給取りの職業のイメージが付いてきた職業の1つ、YouTuberやインフルエンサー。
YouTuberは主に企業案件や広告再生回数で収入を得ています。
しかし最近ではYouTubeの改定があり、収入が少なくなったいう報告もあるようです。
長期的な目で見たときに、安定的に同じ額を稼ぎ続けられるのかといった不安もありますよね。
手軽に始められる反面ライバルも多いので、如何にして差別化を図り人気を得れるかがポイントでしょう。
有名YouTuberを見ると年収3000万円を超えている人も多く見受けられます。
見た目や男女差も特になく、自分の強みを生かせるのが良いですよね。
人気のYouTuberも始めたときは一般人からのスタートです。
参入することに遅いこともありません。
その分プライベートや時間を犠牲にするデメリットもありますが、投稿した動画が再生されるたびに収益につながります。
3000万円を目指せる職業その⑥:ブログを開設
ブログを開設し、アフェリエイトや広告収入を得る方法もあります。
記事を作成すれば、誰かが見るたびに収益につながる可能性があります。
サイトによっては月に7桁を稼ぐブロガーもいます。
もし「ブログで収益を得たい!」と思うのであればブログは無料のものではなく、有料のWordPressを開設しましょう。
無料ブログは収益化をするには難しい点が数多くあります。
一般的にブログで高収入を得ている多くのブロガーはWordPressを利用しています。
ブログのデメリットとしては、収益化するまでに時間を要するという点です。
記事を書いたからと言ってすぐに収益化できるわけではありません。
最低でも半年から1年は大きな収入を得られないと覚悟を決めた方がよいでしょう。
しかし、ブログはパソコンさえあればどこでも好きな場所で好きな時間で稼げるのが魅力ですよね。
特別な能力やスキルがなくても挑戦ができ、高収入を目指せるのが嬉しいポイントです。
サラリーマンでも3000万円は目指せる?
サラリーマンが年収3000万円を目指すのは正直厳しいでしょう。
平均年収が一番高い55~59歳の男性でも年収3000万円には及びませんでした。
だからと言って全く可能性がないわけではありません。
職種にもよりますが、サラリーマンでも年収3000万円を目指すことは可能と言えるでしょう。
3000万円の年収を稼げるサラリーマンは、外資系の企業勤務やコンサル業など職は限定されます。
外資系の職業は実力主義でもあり、成果を残せない人はリストラも十分にあり得ます。
また、仕事内容も激務が予想されるので、ライフワークバランスについても考えておきたいところでしょう。
年収3000万円になるためには
年収3000万円になるためには具体的に何をしたら良いのでしょうか。
闇雲に行動をしても無駄な時間を浪費するだけですよね。
以下に年収3000万円になるための方法を5つまとめてみました。
年収3000万円になるための方法その①:昇進をする
現在勤めている会社での昇進を目指しましょう。
今の年収よりも上がる可能性はありますよね。
しかし最初に説明をしたように、一般的な会社で勤めていても年収が3000万円に到達する可能性は極めて低いでしょう。
昇進をすることで外部の人間にも自分を知って貰えるチャンスはありえます。
昇進をする=能力が評価された結果と捉えても過言ではありませんよね。
それにより外部から良い条件でヘッドハンティングされる可能性もあるかもしれません。
何事も高みを目指すことが年収3000万円に近付くためには必要なことです。
今すぐに何かをすることは現実的に厳しいという方には、今いる場所で努力をし結果を出すことも一つの手段です。
年収3000万円になるための方法その②:投資をする
年収を3000万円にする手段の一つに、株や不動産に投資をするという方法もあります。
投資は場所を選らばずにお金を稼ぐことが出来る一つの手段ですよね。
貯金をしても今の時代は期待をするほどの利息は望めません。
お金はお金に動いてもらうことで増える時代です。
現にブランド品の価格が改訂されて値上げが立て続けに起こりました。
これがどういうことかと言うと、お金の価値が下がっているということです。
つまり、ただ貯金をしていても大きな意味はないということです。
投資と聞くと不安が大きく手を出しにくいという人も多いですが、まずはNISAなどの少額の投資から始めるのも良いでしょう。
銘柄もある程度決まった中から選べるので初心者でも始めやすいのがポイントです。
増えるメリットも大いにありますが、投資のデメリットは元本が減るリスクがあるということです。
しかし、リスクなしでお金が増えるといこともありません。
知識をつけながら投資の経験を重ねていきましょう。
また投資には、時計やカバンなどのブランド物の投資もあります。
代表的な例がロレックスの時計やHermèsのカバンなどで、購入した時よりも売るときにはそれ以上の価格にもなると言われています。
昔は100万円で購入ができたものが今では150万円を出さないと購入できないことも多いです。
このように投資にも様々な種類が存在しています。
自分の価値観や趣向に合う投資を見つけて挑戦をしてみても良いかもしれません。
年収3000万円になるための方法その③:転職をする
年収3000万円に近づくための1番の近道は転職だと思います。
起業や投資などと比較してもリスクも最小限に抑えられると思われます。
転職先は年収3000万円を稼げる職種・業界に絞り転職活動をしましょう。
しかし、年収3000万円を稼げる業界は狭き門で求められるレベルが高いことを忘れてはいけません。
主に外資系の会社への転職が多いと思われますが、外資系は結果を残せない場合は退職を余儀なくされることもあります。
そのリスクがあることも念頭に置いておきたいですよね。
年収3000万円を目指せる業界はシビアでもありますがその分自分の出来次第では上を目指せることもあります。
また在職をしながらの転職活動は想像以上に大変と予測もできます。
1人で頑張らずに、業界に強いエージェントと相談をしながら慎重に転職活動を進めていきましょう。
年収3000万円になるための方法その④:副業をする
現状の会社に勤めながら副業をしつつ年収3000万円を目指すことも方法の1つです。
働き方が昔と違っており、今の時代、副業をすることが当たり前になりつつあります。
副業を認めている企業も増えてきました。
収入の柱を増やすことで所得を増やしていきましょう。
YouTubeやブログなど初期費用を抑えて、手軽に始められる副業もあります。
InstagramやTwitterなどSNSでマネタイズをしている人も増えてきました。
その他にも副業は数多く存在しているので、自分の生活スタイルにあった副業をはじめて年収3000万円を目指しましょう。
年収3000万円になるための方法その⑤:起業をする
会社員でいる限り、年収が急激に上がることは厳しいでしょう。
自分で会社を興して事業展開し、年収3000万円を目指す方法があります。
もちろん起業することはリスクもあります。
今までは会社員として守られきた側ですが、起業すると全ての責任が自分に返ってきますし、誰も助けてくれません。
立ち上げた会社が上手くいくのも失敗するのも自分次第です。
起業をするということ自体には、特に制限や条件はありません。
誰でも行うことが出来ますが、明確なビジネスモデルや資金プランがないと成功を収めることはできないでしょう。
不安な点も多い起業ですが、事業が成功すれば高収入を目指すことは可能です。
まとめ
今回は年収3000万円の手取りや仕事などについてまとめました。
年収3000万円となると、引かれる税金はかなりの金額になることがわかりました。
税金対策は様々あり、節税についても学べたのではないでしょうか。
節税対策を行うのと行わないのでは引かれる税金の負担額が大きく変わってくるので注意しましょう。
投資やふるさと納税などを上手く活用して、出来る限り節税をするのも一つの方法です。
3000万円の年収を目指せる業界への転職という手段もありますが、やはり求められるレベルはかなり高いです。
外資系企業は3000万円以上の年収を見込める業界でもありますが、その分シビアな世界。
まずは手軽に始めることが出来る副業や投資などから挑戦をしてみてはいかがでしょうか。
一定の資金が貯まれば大きな投資、あるいは事業を興すなど選択肢の幅が広がります。
また、投資と言っても、自己投資という選択肢もあります。
資格勉強や昇進をするために努力をすることも投資の一つと言えます。
年収3000万円になるのは簡単ではありませんが、決して不可能ではありません。
ご自身のライフスタイルに合わせて、出来そうなことからコツコツと始めていきましょう。
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