エムスリーの転職難易度は高い？年収や評判、募集職種などを徹底解剖！【2024年11月最新】

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エムスリーは、日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com」などを運営している日本を代表する企業です。

この独自のプラットフォーム「m3.com」を主軸に、世界で40を超える事業を展開しています。

また2017年には、米フォーブス誌の「世界で最も革新的な成長企業ランキング」第5位（日本企業では１位）に選ばれるなど、急成長を続けています。

今回は、そんな『エムスリー株式会社』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していきたいと思います。

エムスリーに転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。

エムスリー株式会社の企業情報

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会社名	エムスリー株式会社
代表者	代表取締役会長 松本 淳
設立	2000年9月
資本金	291億92百万円 （2023年3月31日現在）
従業員数	588名 （2023年3月31日現在）
本社所在地	〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
電話番号	03-6229-8900
事業内容	インターネットを利用した医療関連サービスの提供

 

事業内容

エムスリーは、医薬プロモーション、薬剤・医療機器の開発研究、医療機器支援、ビッグデータビジネス、ゲノム・パーソナル医療、一般生活者・患者向けサービスなど、ネットリアルを融合させた、世界にも類例ない新しいビジネスモデルで、幅広くダイナミックな事業展開をしています。

また昨今は、AIを用いた診断ツールの開発、ゲノム検査の提供、脳梗塞リハビリ施設のグループ会社化など医療品マーケティングに留まらないサービスの拡充、そしてそれを複合的に組み合わせた医療疾患課題自体の解決を目指すプロジェクトを推進しています。

エムスリー株式会社の転職基礎知識

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有給休暇

エムスリーの有給取得率は60％程と、平均的な数字になっています。

「前もっての有給申請なら、ほぼ100%取得できる」といった口コミもあり、有給は取得しやすいようです。

福利厚生

エムスリーでは、セミナーや資格取得にかかる費用を会社が半額負担してくれる制度や、業務に関係する書籍を会社が全額負担してくれたりと、個人の成長をサポートしてくれる制度が充実しています。

また、兼業が許されていたり、カジュアルスタイルでの出勤ができたりと、数多くのユニークな福利厚生が用意されています。

残業時間

エムスリーの平均残業時間は月40〜45時間程です。

会社としては長時間労働を是とする文化ではないようですが、最初のうちなど仕事に慣れるまでは長くなる傾向があるようです。

ですが、パソコンの持ち出しは原則NGとなっているので、土日に仕事をしなければならないということはありません。

ただ、部署によっては月に1〜2回、土日出勤が入る場合もあるようですが、その際は振替休日を取得できるので、ワークライフバランスは比較的整っていると言えるでしょう。

エムスリー株式会社の転職難易度

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エムスリーの転職難易度は非常に高いです。  

職種にもよりますが、中でもコンサル職は特に高いと言えます。

というのも、医師を相手にしなければならない職種のため、ある程度の知識が求められるからです。

また、医師への提案型営業をすることになるので、2年以上の法人営業経験が求められています。

営業職やマネジメント職に関しては、コミュニケーション能力の高さや、社内外の人間を納得させられるプレゼンテーションスキルが求められます。

経験やスキルの高さだけでなく、エムスリーは面接やSPI試験の合格基準も極めて高いので、対策をしっかりと行っておくようにしましょう。

エムスリー株式会社の募集職種と募集要項

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エムスリーで募集されている職種は以下の通りです。

メディカルマーケティング支援	ビジネスデベロップメント 事業責任者候補 メディカルソリューションパートナー メディカルライター（未経験歓迎） ストラテジープランナー オペレーションマネージャー（候補） フィールドDX事業責任者候補 カスタマーサクセスマネージャー　※未経験・第二新卒歓迎
製薬企業向けデータ・リサーチビジネス	データマーケター データコンサルタント　※若手未経験 積極採用 データアナリスト 海外事業担当 リサーチ・プロジェクトマネージャー
医療機関/医療関連企業向けビジネス	新規サービス開発 マーケティングプロデューサー 新規サービスプロジェクトマネージャー（治験関連事業） エリアビジネスプロデューサー（事業開発・医療機関営業） 新規事業開発担当（AIラボ） クラウド電子カルテ（デジカル）サービス企画/医療×SaaS新規事業 クリニック継承コンサルタント 新規事業推進：医療DX次世代リーダー候補 【医療継承】医療経営マネージャー 【医療継承】新規事業開発担当（DX経営支援事業）
一般企業向けビジネス	健康経営 営業・市場開拓職　※社長直下の新規事業 エムスリー株式会社（ソニーグループ）看護師・保健師（未経験者歓迎） ECグロースハッカー/医療従事者向け物販サイトの事業リード 新規事業・プロダクト開発：専任担当（ビジネスプロデューサー） ソリューション・マーケティング営業担当（アカウントプランナー）
コンシューマ向けビジネス	健康・機能性商材のマーケティングプロデューサー ※新規事業担当 ビジネスプロデューサー（CaNoW事業推進担当） メディコン　ビジネスプロデューサー コンシューマープロダクト マーケティングプロデューサー
m3.com関連	サイトプロデューサー 編集企画 新規事業プロデューサー（WEBメディア領域） m3.com編集（デスク） m3.com編集記者（一般） m3.com編集記者（臨床）
エンジニアリング	ソフトウェアエンジニア データエンジニア SRE 機械学習エンジニア（AIチーム） ネイティブアプリエンジニア（Android） ネイティブアプリエンジニア（iOS） Webフロントエンジニア セキュリティエンジニア QAエンジニア SET（Software Engineer Test） プロダクトマネージャー（エンジニア組織付）
デザイン	シニアプロダクトデザイナー（リーダー候補） プロダクトデザイナー BXデザイナー（主にサービスプロモーション担当） クリエイティブディレクター
データ分析	データサイエンティスト（マーケティングコンサルタント） データサイエンティスト（グロースハッカー） データサイエンティスト（サービス横断最適化） データサイエンティスト（ポジション相談用）
プロダクトマネージャー	プロダクトマネージャー（企画系組織付） プロダクトマネージャー（グロースハック担当 プロダクトマネージャー（ネイティブアプリ担当） プロダクトマネージャー（エンジニア組織付）
コーポレートIT	次世代CIO候補 コーポレートIT担当 セキュリティ推進担当/セキュリティ・マネージャー
コーポレート	連結経理担当 HRビジネスパートナー（HRBP） 中途採用企画 エンジニア中途採用企画 新卒採用・育成リーダー候補 単体経理担当（単体チームリーダー候補） 経営管理（FP&A、管理会計） 経営管理（子会社管理・支援およびPMI、各種プロジェクト推進） IRリーダー候補 IR担当（海外投資家対応） 事業開発担当（シードファンドのファンドマネージャー） 事業開発担当

上記以外にも、エムスリーではさまざまな職種を中途採用で募集しています。

時期によって募集している職種は異なりますので、給与や労働条件、希望する職種が募集されているかなどを採用情報や転職エージェントで定期的に確認するようにしましょう。

エムスリー株式会社の採用ページ＞＞

エムスリー株式会社の年収

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エムスリーの平均年収は以下の通りです。

平均年収：約901万円

全国平均の年収が614万円程と言われているので、それと比較すると300万円近くも高くなっています。

年収は、職種や年代によっても大きく異なります。

ここからは、エムスリーの「年代別」「職種別」の平均年収を紹介していきます。

年代別平均年収

年代	想定平均年収
20〜24歳	約472万円
25〜29歳	約697万円
30〜34歳	約773万円
35〜39歳	約814万円
40〜44歳	約883万円
45〜49歳	約961万円
50〜54歳	約1,031万円
55〜59歳	約1,016万円
60〜64歳	約748万円

どの企業でも言えますが、エムスリーの平均年収は「50〜54歳頃」が一番高くなっています。

職種別平均年収

職種	想定平均年収
営業職	約751万円
企画・事務・管理系	約1,050万円
クリエイティブ職	約654万円
エンジニア職	約679万円

エムスリーで平均年収が一番高いのは「企画・事務・管理系」となっています。

企画・事務・管理系といっても幅広いですが、年収が1,000万円を超えることもあるようです。

エムスリー株式会社の評判・口コミ

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ここからは、エムスリーで働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。

良い評判・口コミ

【組織体制】
自主性を重んじるカルチャーが根底にあり、自分のやりたいように仕事を推進することができます。
ただし、関係者を数字を用いてロジカルに調整する必要があり、成果はシビアに追及されることとなります。

【働きがい】
エムスリー哲学が現場レベルまで行き届いており、社内のコミュニケーションにもコンサル的なアプローチを求められます。
人によって合う、合わないがあるかもしれませんが、ビジネス脳が鍛えられる環境だと思います。
また、さまざまな事業部門があり、本人の希望による部署を異動するケースもあるため、自己成長を重視している方には向いているのではないかと思います。

【評価制度】
基本的には所属長と担当役員の合議（と、担当役員間の調整）で決定されます。
360度評価の入れ方も所属長の裁量が最も大きいと考えられます。
したがって、所属長とのコミュニケーション・すり合わせは最優先事項です。
所属長と折り合いが悪い場合は、不利な評価になる可能性があるので、人事部主導の異動制度を検討するなどしたほうが良いです。

悪い評判・口コミ

【退職検討理由】 
長く働ける会社ではないと思いました。
いくら努力しようと、管理職に就こうと給料はほとんど変わりません。
入社には前職の給与がほぼ引き継がれるため、コンサル出身などもともと給料が高かった人で平均年収が上がっている印象です。
長くいればいるほど、そして年を重ねれば重ねるほど、周囲との差は開きます。
そしてネクストキャリアでも報酬にも影響すると思い、早いところ次に行ったほうがいいと判断しました。

【女性の働きやすさ】
女性は働き続けにくい環境だと思います。
もちろん産休などはきちんととれるものの、恒常的な人手不足にあるため、産休等は現場からは歓迎されません。
また、産休等からの復帰後に時短勤務とされるものの、業務量は時短を十分に考慮した量ではないため、残業や自宅へ持ち帰っての対応などに追われています。

【ワーク・ライフ・バランス】
人によって差が激しく、寝ないで仕事する人もいれば夕方に出社してそこそこで帰るような人もいます。
休みは本当に取りやすいと思います。
メール一本で誰にも何も言われません。
その間の仕事は調整しきっている事が前提ですが…。
最近は均衡が崩れつつあるようで、フォローが大変な部署もあるようです。

まとめ

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ここまで『エムスリー株式会社』の転職について解説してきました。

エムスリーは近年急成長を続けている企業なので、人気が高く、内定をもらうのは容易ではありません。

そんなエムスリーの選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。

個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策と言えます。

ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。