出典:https://www.daiichisankyo.co.jp
第一三共は、1899年に設立された長い歴史のある日本の大手製薬会社です。
「第一製薬」と「三共」が合併し設立された会社で、医療品医薬品メーカーでは国内3位の実績を誇っています。
代表的な商品「ロキソニン」や「ルル」「トランシーノ」などは、聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな『第一三共株式会社』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していきたいと思います。
第一三共に転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
第一三共株式会社の企業情報
会社名 | 第一三共株式会社 |
代表者 | 代表取締役会長 兼 CEO 眞鍋 淳(まなべ すなお) |
設立 | 2005年9月28日 |
資本金 | 500億円 |
従業員数 | 約16,500名 |
本社所在地 |
〒103-8426 |
電話番号 | 03-6225-1111 |
事業内容 | 医療品の研究開発、製造、販売等 |
事業内容
国内医薬品事業 | 国内医薬品事業は、第一三共グループの収益基盤を担う中核事業であり、医療に関係する全ての人から信頼されるパートナーとして認めていただくことを目標としています。 患者さんの視点を忘れず、医療関係者の立場にたって正確に、迅速に、分かりやすい情報をお届けしています。 医療関係者ならびに、患者さんとそのご家族からの期待に確実にお応えするとともに、未充足の医療ニーズに応える、あるいは治療満足度をさらに上げる高品質な医療品と関連情報を確実にお届けし、皆さまの微笑に満ちた健康で豊かな生活に貢献してまいります。 |
グローバル医薬品事業 | 第一三共の薬は、日本国内だけでなく、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、その他さまざまな国で使われています。 世界各地のグローバルニーズを捉えグローバル医薬品事業に反映するため、研究開発、サプライチェーン、マーケティングなど、さまざまな部門間の情報交換を促進させる活動を行っています。 世界に適用する新薬を創出し、世界の医療現場にお届けすることで、国境を越え、世界の人々の健康に貢献してまいります。 |
第一三共株式会社の転職基礎知識
有給休暇
口コミによると、第一三共は有給休暇が取得しやすい環境のようです。
年間に最低でも14日取得する必要があり、どんどん有給を取得することが推奨されています。
休日出勤に関しては、部署や担当エリアによって異なりますが、休日や夜遅くに電話やメールが来るようなことは滅多にないようです。
第一三共は、ワークライフバランスが整っている環境だと言えるでしょう。
残業時間
第一三共の平均残業時間は月20〜30時間程です。
同業界である「武田薬品」や「アステラス製薬」等と比較しても、平均的な残業時間だと言えるでしょう。
近年は特に、会社としてワークライフバランス推進に取り組んでおり、以前よりも有給休暇を促されたり、ノー残業デーを徹底するなど、労働時間が減ってきているようです。
ですが、残業時間は部署によって大きく異なるので、希望する部署や職種の労働時間がどれほどなのか、転職エージェントなどできちんと確認しておくことをおすすめします。
第一三共株式会社の転職難易度
第一三共の転職難易度は非常に高いです。
というのも、第一三共は知名度が高く、人気のある企業だからです。
中途採用による募集自体は多く行われていますが、どのポジションも倍率が高く、競争率が激しいことが想定されます。
さらに、どの職種も高いスキルを求めている傾向があり、経験年数なども求められています。
また、年収の水準が高いのも難易度が高い理由のひとつです。
第一三共の内定を勝ち取るのはかなり難関であるということを理解した上で、情報をしっかりと入手し、転職活動に臨むようにしましょう。
第一三共株式会社の募集職種と募集要項
出典:https://mypage.1050.i-web.jpn.com/daiichisankyo_career/applicant/recruitment/index
第一三共で募集されている職種は以下の通りです。
ASCA |
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BIO |
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CPS |
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DX |
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JBU |
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PT |
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PV |
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QARA |
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RD |
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SC |
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研究員 |
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上記の通り、第一三共ではさまざまな職種を中途採用で募集しています。
募集要項
給与 | 経験・能力を考慮し、会社規定より算出します |
昇給・賞与 | 昇給:年1回 賞与:年2回(7月、12月) |
福利厚生 | 各種社会保険、社宅制度、財産形成支援制度、自己啓発支援 等 |
休暇 | 年次有給休暇、リフレッシュ休暇、育児休業制度、介護休業制度、ボランティア休暇 等 |
諸手当 | こども手当、住宅手当、通勤手当、出張・外勤手当、時間外労働手当等 |
休日 | 毎週土曜日・日曜日、祝日、会社設定休日(GW・夏季・年末年始)等 |
勤務地 |
東京(日本橋・品川区・本社)または、神奈川(平塚) |
募集人数 | 若干名 |
備考 | 入社時期:応相談 |
時期によって募集している職種は異なりますので、給与や労働条件、希望する職種が募集されているかなどを採用情報や転職エージェントで定期的に確認するようにしましょう。
第一三共株式会社の年収
第一三共の平均年収は以下の通りです。
平均年収:約1,094万円
全国平均の年収が614万円程と言われているので、それと比較すると近くも高くなっています。
年収は、職種や年代によっても大きく異なります。
ここからは、第一三共の「年代別」「職種別」の平均年収を紹介していきます。
年代別平均年収
年代 | 想定平均年収 |
---|---|
20〜24歳 |
約322万円 |
25〜29歳 | 約783万円 |
30〜34歳 | 約855万円 |
35〜39歳 | 約884万円 |
40〜44歳 | 約989万円 |
45〜49歳 | 約1,121万円 |
50〜54歳 | 約1,222万円 |
55〜59歳 | 約1,211万円 |
60〜64歳 | 約799万円 |
どの企業でも言えますが、第一三共の平均年収は「50〜54歳頃」が一番高くなっています。
職種別平均年収
職種 | 想定平均年収 |
---|---|
営業系(営業、MR、営業企画 他) |
約764万円 |
企画・事務・管理系(経営企画、広報、人事、事務 他) | 約706万円 |
医薬・化学・素材・食品系専門職(研究・製品開発、生産管理 他) | 約956万円 |
第一三共で平均年収が一番高いのは「医薬・化学・素材・食品系専門職」となっています。
医薬・化学・素材・食品系専門職といっても幅広いですが、900年収を超えることもあるようです。
第一三共株式会社の評判・口コミ
ここからは、第一三共で働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。
良い評判・口コミ
悪い評判・口コミ
まとめ
ここまで『第一三共株式会社』の転職について解説してきました。
第一三共は歴史のある日本の大手製薬会社なので、人気が高く、内定をもらうのは容易ではありません。
そんな第一三共の選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントに頼るのが得策と言えます。
ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。
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