子供がなりたい職業ランキングで、上位に入るYouTuber。
広く認知されるようになったYouTuberの中でも大人気のヒカルさんの年収に興味はありませんか?
YouTube以外にも複数の事業を行っているヒカルさんは、実業家としても大成功しています。
この記事では、ヒカルさんの年収や人物像を深く掘り下げます。
ヒカルさんプロフィール
まずは、ヒカルさんはどんな人なのかをご紹介します。
本名 | 前田 圭太(まえだ けいた) |
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身長 | 175cm |
出身地 | 兵庫県 |
特徴 | マシンガントーク・黒と金のツートンカラーの髪型 |
ヒカルさんは身長175cm、整った顔だちに加えて、黒と金に染めたツートンカラーの髪型が特徴的です。
ビジュアル的に、とてもインパクトがありますね。
ヒカルさん経歴
以下がヒカルさんの経歴です。
2013年 | 『Hikaru Games』を開設 |
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2016年 | 『ヒカル(Hikaru)』を開設し、10カ月で登録者数100万人達成 |
2017年 | 祭りで15万円分のクジを買っても当たりが出なかった動画が話題 |
2019年 | アパレルブランド『ReZARD』創設 |
2020年 | メンズ脱毛サロン『ReJehanne』出店 |
2021年 | 『UPSTART』結成、エイベックスからメジャーデビュー |
2022年 | 初の著書『心配すんな。全部うまくいく。』出版 |
わずか10カ月でYouTubeチャンネル『ヒカル(Hikaru)』の登録者数100万人を達成した後も、アパレルや脱毛サロンなどの事業を成功させ、歌手や作家としてのデビューも果たすなど、多彩な才能が伺えます。
2023年11月時点で、ヒカルさんのメインチャンネル登録者数は487万人。
別チャンネルも合わせると、チャンネル登録者数658万人以上という驚異的な数字です。
そんなカリスマYouTuberヒカルさんですが、「法人にはお金は溜まっているが、個人的な貯金はほぼない」と、YouTubeで話しています。
YouTubeの年収
YouTuber(上位50人)の平均年収は 1億202万円(2022年推定)と言われています。
参照:https://heikinnenshu.jp/creative/youtuber.html
YouTubeの収益は、動画内で流れた広告の再生回数と広告単価で決まります。
ヒカルさんのYouTubeメインチャンネルは登録者数487万人、総再生回数は48億939万回。
『Tuberch』によると、ヒカルさんのYouTube総獲得金額は7億4162万1163円、総獲得金額ランキング28位です。
総獲得金額ランキングトップ3 | ||
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順位 | 名前 | 総獲得金額 |
1位 | Sagawa/さがわ | 32億5780万331円 |
2位 | Junya.じゅんや | 29億3223万7679円 |
3位 | ISSEI/いっせい | 28億7791万1227円 |
トップYouTuberたちの年収は、30億円前後と驚きの金額です。
ヒカルさんの主なYouTubeチャンネル
複数のYouTubeチャンネルを運営するヒカルさん、どれも多くの登録者数がいる人気チャンネルです。
以下は、2023年11月時点の数字です。
チャンネル | 登録者数 | 再生回数 |
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ヒカル(Hikaru) | 487万人 | 48億939万7163回 |
Hikaru Games | 90.7万人 | 8億9235万1586回 |
Hikaru(歌チャンネル) | 17.4万人 |
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各チャンネルの動画再生回数から、年収を計算してみましょう。
『ヒカル(Hikaru)』の再生回数から年収を推定
メインチャンネルである「ヒカル(Hikaru)」は、2016年の開設から2023年11月現在までで、48億939万7163回再生されているビッグチャンネルです。
今回は、動画再生1回につき0.1円の広告収入が発生すると仮定して、計算してみます。
48億939万7163回×0.1円=4億8093万9716円
なんとこのチャンネルの累計収益は、5億円近い金額です!
さらに、チャンネルが開設された2016年から2023年現在まででの7年間で割って、1年間の収益を計算してみましょう。
4億8093万9716円÷7=6870万5674円
メインチャンネルの収益だけで、年間7000万円近い収益と推定されます。
『Hikaru Games』の再生回数から年収を推定
ヒカルさんが最初に始めたチャンネル『Hikaru Games』は、2013年の開設から2023年11月現在までで、8億9235万1586回再生されています。
こちらのチャンネルでも、動画再生1回につき0.1円の広告収入が発生すると仮定して、計算してみます。
8億9235万1586回×0.1円=8923万5159円となり、累計収益は、約9000万円です。
そして、1年間の収益は8923万5159円÷10(年間)=892万3516円となります。
よってこのチャンネルの年間収益は、約900万円と推定されます。
『Hikaru(歌チャンネル)』の再生回数から年収を推定
『Hikaru(歌チャンネル)』は、2015年の開設から2023年11月現在までで、681万9926回再生されています。
こちらのチャンネルも同様に、計算してみます。
681万9926回×0.1円=68万1993円で、累計収益は、約68万円です!
また、1年間の収益を計算してみましょう。
68万1993円÷8(年間)=8万5249円となり、こちらのチャンネルの年収は、約8万5000円と推定されます。
他の2つのチャンネルの金額が大きすぎて、少額に思えてしまいますが、よく考えると歌動画でこれだけの収益を上げているのはすごいことです。
ちなみに、現在上がっている動画はわずか15本です。
チャンネルの合計累計額
YouTubeチャンネル3つを合計した収益は、累計5億7085万6868円、平均年収は2590万4813円と推定されます。
企業案件の年収
さらに、ヒカルさんには企業案件がらみの報酬もあります。
企業案件とは、自社の製品やサービスなどをYouTuberに宣伝してもらうマーケティング手法です。
企業案件の報酬は、チャンネル登録者数×1.5~3円が相場と言われています。
ヒカルさんのメインチャンネル『ヒカル(Hikaru)』の登録者数は、2023年11月現在487万人です。
この登録者数で、企業案件1.5円と仮定した場合の報酬額を計算してみましょう。
487万人×1.5円=730万5000円
なんと、1案件で730万5000円の報酬が発生します。
ヒカルさんのように登録者数が多いと、企業案件を1つ受けるだけでも、サラリーマンの年収以上に稼げるんですね。
詳しい金額は公開されていませんが、ヒカルさんは過去に多くの企業案件を受けているので、トータル報酬額も莫大だと思われます。
実業家としての年収
さらに、実業家として複数の事業に出資しているヒカルさんにはYouTube以外の収入もあります。
・アパレルブランド
・脱毛サロン
・ヘッドスパ
・買取事業
過去のYouTubeでは、これらの事業の年商を50億円と語っていました。
なかでも1番好調なのが、アパレルブランド『ReZARD』で、初年度の売上は25億円と、ヒカルさん自身も「YouTubeを越えると思わなかった」と驚きの数字でした。
この動画の中では、こんな発言もされていました。
「仲間のためにも、100億円はキャッシュで欲しい」
「YouTube+何かで稼ぐことが効果的」
「自分が欲しくなったものを作って、YouTubeで宣伝する」
発信力のあるヒカルさんが、アツイ思いで宣伝する商品やサービスだから、多くの消費者の心をつかむのでしょう。
現在ヒカルさんは、10以上の事業を行っており、年間利益が10~20億円と言われています。
YouTuberの平均年収
お次は、YouTuber全体の平均年収について、ご紹介します。
ジャンル | 年収 |
---|---|
キッズ | 数万~7000万円 |
ゲーム実況 | 数万~5000万円以上 |
ガジェット・モノ紹介 | 数万~4000万円以上 |
面白いことやる | 数万~4000万円以上 |
参照:https://heikinnenshu.jp/creative/youtuber.html
YouTubeの動画のジャンルはさまざまですが、大きく4つに分かれます。
・キッズ
・ゲーム実況
・商品紹介
・面白いことやる
ヒカルさんのチャンネルは、「面白いことやる」系に当てはまります。
6年前の動画『当たりはなかった?祭りくじで悪事を働く一部始終をban覚悟で完全公開します』は、誰もが思っていた「当たりくじないんじゃないか?」というモヤモヤに刺さり、バズりました。
ヒカルさんの成功理由
YouTuberと、実業家の多方面で活躍するヒカルさん。
その成功理由について、考察してみようと思います。
ビジュアルが良い
黒髪と金髪が半分ずつのヘアスタイルが特徴的なヒカルさんですが、端正な目鼻立ちに175cmのスラっとした体形で、ビジュアル的にも目立つ存在です。
自身のアパレルブランド『ReZARD』のモデルや、ファッションショーでも活躍するなど、YouTuberの中でも圧倒的な華があります。
ファンを大事にする
〝ヒカル中毒”から、”ピカチュウ”を自称する熱狂的なファンも多いヒカルさん。
ヒカルさん自身も動画内でピカチュウの被り物をするなど、ファン心理をくすぐっています。
また、イベントでファンと会った時は、名前や趣味を覚えているなど、記憶力の良さでコアなファンを驚かせることも少なくありません。
他にも、初めて訪れた場所でも、写真や握手などに積極的に応じるなど、ファンを大切にしていることが伺えます。
仲間を大事にする
ヒカルさんのYouTube動画では、スタッフもよく登場します。
特にカメラマンである『まえっさん』は、実のお兄さんでもありよく登場します。
2人で部屋で食事する様子や、田舎でヒッチハイクする動画などでは、兄弟ならではのリラックスした空気感が垣間見えます。
また10月26日に『Hikaru Games』で公開された【ヒカルに今持ってる数億円のポケカ資産どうするのか聞いてみた】と題された動画も話題になっています。
ポケモンカードのコレクターとしても知られるヒカルさんは、2~3億円相当の価値があるカードを保有しています。
ポケカブームが落ち着いた今、カードを売る気があるのか聞かれたヒカルさんは、「現時点で売るつもりは全くない」と言い切りました。
その理由を、こんな風に答えました。
「現金で2億円持っているより、ポケモンカードを持っている方が満たされる。」
「他で2億円入ってくるので、カードを売って2億円をつくる理由がない。」
「不測の事態が起きて、従業員にお金を払えなくなった時に手放す。」
従業員を大事にしたいという思いが、伝わってきます。
他にも、10月31日に公開された動画では、動画編集スタッフの自宅を訪問して、100万円を手渡しする様子も紹介されました。
編集スタッフ10人分で、計1000万円用意したそうです。
ファンから編集スタッフになった方もおり、今でも応援の気持ちを込めて編集しているといいます。
仲間を大事にするヒカルさんだからこそ、良いスタッフにも恵まれているのでしょう。
カリスマ性
X(旧Twitter)のプロフィールにも、「職業はカリスマです。」と書くほど、自他共に認めるカリスマ性があるヒカルさん。
座右の銘は、「なりたいものになれるのはなろうとしたものだけ」。
その言葉どおり、すごい行動力の持ち主です。
YouTube動画の企画力
面白いことやる系YouTuberのヒカルさんの動画は、その内容のふり幅がスゴイです。
動画タイトルを一部抜粋してみました。
【ダークヒーロー見参】小児癌と闘う施設の子供達に「お菓子の家」作ってプレゼントしてみた
女性有名人が「1人が怖い。家に泊めてくれ」ときたので急遽同棲することになりました
【限界集落】ヒカルからお金と携帯を没収して田舎の山奥に1人放置したら一体どうなるのか?
【カイジ】藤原竜也さんとEカード対決?勝てば「どうしてだよぉ」の名台詞を目の前で完全再現ww
芸能人が登場する回や、病気の子供たちにプレゼントする回など、ヒカルさんの才能が色んな場面で発揮されていることが伝わってきます。
ギネス記録に挑戦
2021年7月には、自身のアパレルブランド『ReZARD』とメガネの製造販売を手掛ける『OWNDAYS』とコラボし、ギネス世界記録にチャレンジ。
「Most spectacles/glasses sold in eight hours(8時間に売れた眼鏡の最多個数)」で、合計1547本を販売し、世界一売れたメガネとしてギネス世界記録に認定されました。
その眼鏡も、ヒカルさんプロデュースだったそうです。
紺綬褒章の授与
2021年9月には、日本国政府からヒカルさんのYouTube運営会社シュプラスに、紺綬褒章が授与されました。
現代美術家の村上隆さんとのコラボ服の売り上げ2172万円を、赤い羽根共同募金に募金した事によるものです。
まとめ
人気YouTuberヒカルさんの年収は、YouTubeだけでも推定2500万円以上、そこに企業案件や、事業収入などが加わり、年収10億円以上はあるようです。
事業だけでも十分な収入があるヒカルさんですが、「YouTubeは、自分が面白いからやり続ける」と宣言されています。
まさに『好きを仕事にする』現代の理想の働き方ですね。
ヒカル(YouTuber)の年収(推定)に関するFAQ
最終更新:2025-10-14
ヒカルの年収はいくら?
公式な年収は公表されていません。ただし公開データからの推計では、
少なくとも「数億円規模」(YouTube広告収益・案件)に、
アパレル等の事業利益が上乗せされる構造です。
非公式のメディア推定では「10億円前後」との見立てもありますが、
根拠の精度はまちまちであり、推定値には幅があります。
収入源の内訳は?(概観)
- YouTube広告収益・案件:視聴回数に応じた広告収益+タイアップ等。
- 自社事業の利益:アパレル・コスメ等のD2C(例:ReZARD、ReZARD beauty など)。
- その他:イベント、書籍、投資等。
直近の再生実績は?年収にどう影響する?
本人Xの投稿によれば、2024年の動画は全て100万再生超え、1年間の平均再生数は195万再生だったとしています。
再生規模の拡大は広告収益の押し上げ要因です。
アパレル「ReZARD」など事業の売上は?
公開ベースでは、ReZARD公式Xが2021年に合計売上25.2億円(公式サイト9.7億円+ロコンド等15.5億円)と告知・修正しています。
なお、売上=年収ではなく、原価・販管費・税負担を差し引いた利益のうちの配当・役員報酬などが個人収入になります。
どうやって年収を推定するの?(計算の考え方)
- YouTube部分:公開・推定の月間再生数(SocialBladeやvidIQ等)× 推定RPM(1000再生あたりの収益)で概算。
※日本の大型チャンネルではRPMに幅があり、季節性・案件有無でも上下します。 - 事業部分:公開された売上は参考値。年収換算は「最終的な利益」からの役員報酬・配当を考慮する必要があります。
- 合算:①+②+その他(イベント・書籍・投資等)=個人年収の推定レンジ。
「年収=売上」ではないの?注意点は?
はい。年収(個人の取り分)と、会社の年商(売上)は別物です。D2Cや多角化ビジネスでは在庫・広告・人件費などのコストが大きく、
また法人利益からの配当や役員報酬の設計次第で、本人の年収は大きく変動します。
よって「売上〇億円=年収〇億円」は成り立ちません。
まとめ(要点)
- 公式な年収は非公表。推定は公開データ(視聴回数・売上告知等)から行う。
- YouTube収益は数千万円〜数億円規模のレンジが見込まれ、事業利益が加算される。
- 非公式メディアには「10億円前後」という推定もあるが、根拠は限定的で幅がある。
- 売上=年収ではない。コストと税・報酬設計を踏まえた利益配分が鍵。
以上より、ヒカルの年収は「数億円規模(+事業利益)」の可能性が高いが、正確値は非公表で推定に幅があることに留意してください。
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