山本由伸の年俸は、ドジャースとの12年総額3億2500万ドル(約463億円)という投手史上最高額の契約によって決まっています。2026年の年俸は1,200万ドル(約18億円)です。この記事では、オリックス時代からMLBに至るまでの年俸推移、契約の詳細構造、NPB時代の圧倒的な成績、そしてWBC2026での役割まで、山本由伸の「お金」と「実力」を徹底的に解説します。
山本由伸のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 山本由伸(やまもと よしのぶ) |
| 生年月日 | 1998年8月17日 |
| 年齢 | 27歳(2026年3月時点) |
| 出身地 | 岡山県備前市 |
| 出身校 | 都城高校(宮崎県) |
| 身長・体重 | 177cm・80kg |
| 投打 | 右投右打 |
| ドラフト | 2016年ドラフト4位(オリックス・バファローズ) |
| 現所属 | ロサンゼルス・ドジャース(2024年~) |
| 背番号 | 18 |
| NPB通算成績 | 172登板・70勝29敗1S・防御率1.82・922奪三振 |
山本由伸は岡山県備前市出身で、宮崎県の都城高校から2016年のドラフト4位でオリックスに入団しました。入団当初はリリーフとして活躍し、2019年から先発に転向。以降、NPB史上屈指の投手として圧倒的な成績を残し、2023年オフにポスティングシステムを利用してMLBに移籍しました。ドジャースでは1年目の2024年こそ故障もありましたが、2025年にはワールドシリーズMVPを獲得し、名実ともにMLBトップクラスの投手となっています。
山本由伸の年俸推移
山本由伸の年俸は、オリックス時代の500万円から始まり、ドジャースとの大型契約で約30億円規模にまで跳ね上がりました。以下に、年度別の年俸推移をまとめます。
オリックス時代(2017年~2023年)
| 年度 | 年俸 | 前年比 | 主な成績・備考 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | 500万円 | -(契約金4,000万円) | ルーキーイヤー。一軍5試合登板 |
| 2018年 | 800万円 | +300万円 | 中継ぎで54試合登板、プロ初セーブ |
| 2019年 | 4,000万円 | +3,200万円 | 先発転向、8勝6敗・防御率1.95。初の最優秀防御率 |
| 2020年 | 9,000万円 | +5,000万円 | 最多奪三振獲得 |
| 2021年 | 1億5,000万円 | +6,000万円 | 投手四冠、沢村賞、MVP。18勝5敗・防御率1.39 |
| 2022年 | 3億7,000万円 | +2億2,000万円 | 2年連続投手四冠・沢村賞。15勝5敗・防御率1.68 |
| 2023年 | 6億5,000万円 | +2億8,000万円 | 3年連続投手四冠・沢村賞。16勝6敗・防御率1.21 |
オリックス時代の7年間で受け取った年俸の合計は約13億1,300万円です。入団時の500万円から最終年の6億5,000万円まで、実に130倍の年俸上昇を果たしました。特に2021年以降、投手四冠を3年連続で達成するという前人未到の偉業を成し遂げ、年俸も急激に上昇しています。
ドジャース時代(2024年~)
| 年度 | 年俸(ドル) | 年俸(日本円換算) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 500万ドル | 約7億5,000万円 | 契約ボーナス5,000万ドル別途支給 |
| 2025年 | 1,000万ドル | 約15億円 | ワールドシリーズMVP獲得 |
| 2026年 | 1,200万ドル | 約18億円 | WBC2026侍ジャパン選出 |
| 2027年 | 2,600万ドル | 約39億円 | – |
| 2028年 | 2,600万ドル | 約39億円 | – |
| 2029年 | 2,600万ドル | 約39億円 | 6年目終了後にオプトアウト権あり |
| 2030年 | 2,900万ドル | 約43億5,000万円 | – |
| 2031年 | 2,900万ドル | 約43億5,000万円 | 8年目終了後にオプトアウト権あり |
| 2032年 | 2,800万ドル | 約42億円 | – |
| 2033年 | 2,800万ドル | 約42億円 | – |
| 2034年 | 2,800万ドル | 約42億円 | – |
| 2035年 | 2,800万ドル | 約42億円 | 契約最終年 |
契約の平均年俸は約2,708万ドル(約40億円)で、「約30億円」という数字は契約初期の年俸が低く抑えられていることによるものです。2027年以降は年俸が大幅に上がり、年間約39億~43億円を受け取る計算になります。なお、日本円換算は1ドル=150円で算出しています。為替レートの変動により、実際の金額は前後します。
ドジャースとの契約詳細
山本由伸が2023年12月にドジャースと結んだ契約は、12年総額3億2,500万ドル(約463億円)という投手としてMLB史上最高額かつ最長の超大型契約です。ここでは、その契約構造を詳しく見ていきます。
契約の基本構造
- 契約期間:12年(2024年~2035年)
- 総額:3億2,500万ドル(約463億円)
- 契約ボーナス:5,000万ドル(約75億円)、2024年に一括支給
- 後払い(繰延べ):なし。大谷翔平の契約とは異なり、全額がリアルタイムで支払われる
- 平均年俸:約2,708万ドル(約40億円)
オプトアウト(契約破棄権)
山本由伸は契約期間中に2回、オプトアウト(契約を自ら破棄してFA市場に出る権利)を行使できます。
- 1回目:6年目(2029年シーズン終了後)
- 2回目:8年目(2031年シーズン終了後)
ただし、最初の6年間(2024年~2029年)にトミー・ジョン手術を受けるか、右ひじの故障で134日連続で故障者リスト入りした場合、オプトアウトの時期は以下に変更されます。
- 1回目:8年目(2031年シーズン終了後)
- 2回目:10年目(2033年シーズン終了後)
2025年シーズンにフル稼働でワールドシリーズMVPを獲得した実績を考えると、2029年終了時点でオプトアウトを行使し、さらに高額な契約を勝ち取る可能性は十分にあります。その場合、6年間で1億5,500万ドル(約232億円)を受け取った上で、再びFA市場に参入することになります。
その他の特別条項
- 専属通訳の雇用費用をドジャースが負担
- 個人トレーナー・個人セラピストの帯同
- 遠征時のホテルはスイートルーム
- 日米間の航空券5往復分をドジャースが負担
- 山本の同意なくマイナーリーグへの降格は不可
- トレード拒否権はないが、トレードされた場合はそのシーズン終了後にオプトアウト権を取得
NPB時代の成績と受賞歴
山本由伸のNPB通算成績は、172登板、70勝29敗1セーブ、922奪三振、防御率1.82です。2019年から2023年にかけて、日本球界を支配した投手の成績を振り返ります。
年度別投手成績
| 年度 | 登板 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年 | 5 | 5 | 1 | 1 | 5.32 | 23.2 | 14 |
| 2018年 | 54 | 0 | 4 | 2 | 2.89 | 53.0 | 57 |
| 2019年 | 20 | 20 | 8 | 6 | 1.95 | 143.0 | 127 |
| 2020年 | 18 | 18 | 8 | 4 | 2.20 | 126.2 | 149 |
| 2021年 | 26 | 26 | 18 | 5 | 1.39 | 193.2 | 206 |
| 2022年 | 26 | 26 | 15 | 5 | 1.68 | 193.0 | 205 |
| 2023年 | 23 | 23 | 16 | 6 | 1.21 | 164.0 | 169 |
主な受賞歴・タイトル
- 沢村栄治賞:3回(2021年、2022年、2023年)※3年連続は金田正一に次いで史上2人目
- 最優秀選手(MVP):2回(2021年、2022年)
- 最優秀防御率:4回(2019年、2021年、2022年、2023年)
- 最多勝利:3回(2021年、2022年、2023年)
- 最多奪三振:4回(2020年、2021年、2022年、2023年)
- 最高勝率:3回(2021年、2022年、2023年)
- ベストナイン:3回(2021年、2022年、2023年)
- 投手四冠:3回連続(2021年~2023年)※NPB史上初の3年連続
2021年から2023年にかけての3年間は、文字通りNPBを完全に支配しました。投手四冠(最多勝・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率)を3年連続で達成したのはNPB史上初の快挙です。特に2023年の防御率1.21は異次元の数字で、この圧倒的な成績がMLB各球団の争奪戦を過熱させました。
WBC2026での役割と期待
2026年3月5日に開幕した第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、山本由伸は侍ジャパンのメンバーとして選出されました。大谷翔平とともにMLB組の中心として日本代表に加わっています。
侍ジャパンでのポジション
山本由伸は投手陣の絶対的エースとして位置づけられています。チームに勢いをつける役割を担っています。
期待される理由
- 2025年のワールドシリーズで3勝を挙げ、MVPを獲得した実績
- 2025年レギュラーシーズンで30先発、12勝8敗、防御率2.49、201奪三振という安定した成績
- NPB時代から国際大会での経験が豊富
山本由伸は「史上最強の侍ジャパン」の投手陣の柱として、3連覇に向けた戦いをリードします。
収入の内訳
山本由伸の収入は、ドジャースからの年俸だけでなく、スポンサー契約やCM出演料など多岐にわたります。
主なスポンサー・CM契約
- ビットバンク:暗号資産取引所のCMキャラクター。2024年10月から「Everybody bitbank」シリーズが全国放映
- サムティ:不動産関連企業のブランドパートナー(2023年)
- その他、日米の複数企業とスポンサー契約を締結
2027年以降は年俸が2,600万ドル以上に跳ね上がるため、副収入を含めた総年収は50億円を超える見通しです。
まとめ
- ドジャースとの契約は12年総額3億2,500万ドル(約463億円)で、投手としてMLB史上最高額
- 2026年の年俸は1,200万ドル(約18億円)。2027年以降は2,600万ドル以上に増額
- オリックス時代の年俸は入団時の500万円から6億5,000万円まで130倍に成長
- NPBでは3年連続投手四冠・沢村賞という前人未到の記録を打ち立てた
- 2025年にはワールドシリーズMVPを獲得し、ドジャースの連覇に貢献
- WBC2026では侍ジャパンのエースとして出場
- 2029年シーズン終了後にオプトアウト権を行使すれば、さらに高額の契約を得る可能性がある
ドラフト4位から日本球界のエースとなり、MLB史上最高額の投手契約を勝ち取った山本由伸。27歳の今、そのキャリアと収入はまだまだ上昇の途上にあります。
よくある質問(FAQ)
Q. 山本由伸の2026年の年俸はいくらですか?
A. 2026年の年俸は1,200万ドル(約18億円)です。ドジャースとの12年契約は後半に年俸が増える「バックロード」方式のため、2027年以降は2,600万ドル(約39億円)以上に大幅増額されます。契約全体の平均年俸は約2,708万ドル(約40億円)です。
Q. 山本由伸の契約には後払い(繰延べ)はありますか?
A. ありません。チームメイトの大谷翔平が契約の約97%を後払いにしているのとは対照的に、山本由伸の3億2,500万ドルは全額がリアルタイムで支払われます。2024年には契約ボーナス5,000万ドルも一括で支給されています。
Q. 山本由伸はオプトアウト(契約破棄)できますか?
A. できます。6年目(2029年シーズン終了後)と8年目(2031年シーズン終了後)の2回、オプトアウト権を持っています。ただし、最初の6年間に右ひじの大きな故障があった場合、オプトアウトの時期は8年目と10年目に変更されます。
Q. オリックス時代の最高年俸はいくらでしたか?
A. 2023年の6億5,000万円が最高額で、これはオリックス・バファローズの球団史上最高年俸でもありました。入団時の500万円から7年間で130倍に増えた計算になります。





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