今現在、最も求人の多い業界をご存知ですか?

答えはIT業界です。
求人数、採用実績がトップであるリクルートエージェントやdodaともに、実績も多数あります。
ただし、IT系の転職支援は転職エージェントとして非常に難しい案件です。
求職者側は、どの転職エージェントに支援を依頼するかが非常に重要なポイントとなります。
転職エージェエント選びの注意点、おすすめの転職エージェントをご紹介します。

ITエンジニアが転職エージェントを選ぶ上で気を付けること
ITエンジニアが転職エージェントを選ぶ際は次の2点を意識してください。
① ITエンジニアに詳しいエージェントを選ぶ
ITエンジニアの方が転職エージェントを選ぶうえで、ちゃんと知識を有している転職エージェントを選択するということが必要です。転職エージェントにおいて、IT系の求人というのは非常にありがたい存在です。なぜなら、求人数は多い、企業側の選考における意思決定が速いという側面があるからです。
そのためか、「IT系に強い」という売りのエージェントは非常に多くあります。しかし、「ITに強い」はエンジニアに強いエージェントという訳ではありません。営業系の求人もあれば、バックオフィス系の求人も多く、むしろこちらがメインでやっているエージェントも実に多いです。
そのため、エンジニアの転職に定評のある転職エージェントをしっかり確認の上、転職の相談をして下さい。
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② 社内SEや他業界を目指したい方は総合型の大手エージェントを利用する。
IT業界に強い転職エージェントのクライアントはどうしてもIT企業に集中する傾向にあります。しかし、エンジニアを採用したい会社は何もIT系企業だけではありません。金融系の会社も機械・電気メーカーもエンジニアの力をほしいと思っている会社は実にたくさんあります。
その代表格としては「社内SE」です。社内のシステム開発を行う上で、ITベンダーに依頼するにしても、システムを導入する現場とベンダーで交通整理をする人員が必要となりますが、そのニーズまでIT専門のエージェントが拾えていないケースは多いですし、企業側も人員の集まる求人であればわざわざ新しいエージェントに依頼する必要もありません。
そして、そのニーズを最も多く集められるのは総合型の大手エージェントです。社内SEに限らず、IT業界以外で自身の能力を発揮されたいITエンジニアの方はその点を含め転職エージェント選びを行ってください。
転職エージェントに相談するうえで気を付けること
結論からお話しすると、できないことは「できない」と言ってください。基本的に転職エージェントはあなたのお話を元に、求人を紹介し、企業に推薦をします。
また、面接官も同様に面接時のあなたの話をもってできる・できないを判断します。できないことをできると言って入社した場合、入社した段階は良かったとしても、その後依頼された仕事ができず、会社を早期で追われる可能性もあります。
転職先で長期的に活躍するためにも、あなたの経歴を無駄に汚さないようにするためにもできないことは「できない」とちゃんと伝えましょう。
エンジニア転職に強い転職エージェント
それでは、上記を踏まえエンジニア転職に強い転職エージェントについて6社ご紹介したと思います。
ユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアは2021年に設立されたITエンジニア特化型エージェントです。同サイトの求人はITエンジニアだけに限られており、自社開発、大手企業、メガベンチャーなどの求人数が1万以上と、圧倒的な数で転職や就職に繋げることができます。
また、内定獲得までのスピード感も特徴で、最短「3日」での内定を獲得することも可能です。それは代表も含め、キャリアアドバイザー全員がIT業界に精通しており、内定までに手厚いサポートが受けられるためです。
未経験、経験、新卒問わず、とにかくIT業界で働きたい、転職したいという方にお勧めのエージェントです。
レバテックキャリア

IT会社として始めたレバレジーズという会社が運営するITエンジニア専門の転職エージェントです。今売り上げを上げてきている新興のIT企業を中心に、転職支援を行っています。
同エージェントの特徴としては、「スピード感」です。東京周辺の都市圏を中心に「9日」というスピード決着を実現ができるというのが大きな特徴です。
なぜこんなことが実現できているのかというと、とにかく人事担当やプロジェクトマネジャーとの数多くのミーティングを行い、求人を任せてもらえるクライアントとの関係構築をしっかり行っている点にあります。
クライアントとの関係ができている会社だと、どのエージェントよりも優先的に対応してもらうことができ、そのための下地をしっかり作り上げている点が特徴です。
東京周辺でスピード感をもった転職を実現したいエンジニアの方にお勧めしたいエージェントです。
Type転職エージェント

ITエンジニア向けの転職サイト「@type」を運営している転職エージェントです。
同サイトはエンジニアの人材が多く集まりやすいということを企業担当者は認識しており、実際、当サイトに登録している人材に求人を紹介しています。
そのため、ITエンジニアでの採用実績も非常に豊富です。また、ITエンジニア以外の求人も掲載されており、IT業界関係なしに大手企業も当サイトを利用しています。
IT業界への転職はもちろんのこと、大手企業へエンジニアの経験を生かした転職をしたい方にもお勧めしたいエージェントです。
マイナビエージェント×IT

マイナビエージェントはIT業界の転職支援に非常に力を入れている転職エージェエントです。特に、中小企業の求人を数多く取り扱っており、これから成長していく会社の転職支援に強いです。
その背景として、マイナビは「マイナビ転職」という転職サイトを運営しています。このマイナビエージェントは、転職サイトに掲載するための費用が割安となっています。そのため、求人数の多いIT業界でも非常によく利用をしている会社も多いです。
マイナビエージェントはそういったこともあり、中小企業で自身の能力を高く買って欲しいエンジニアの方に適しているエージェントです。
ワークポート

社長・副社長は元インテリジェンス(現パーソルキャリア)に在籍し、副社長はITエンジニアの現場で働いていたというバックグラウンドの元できた転職エージェントです。一般的には、社内のシステムはすべてITベンダーに任せるという会社が多い中、同社のシステムは内製化、すなわち自社ですべて開発を行っています。
そういう背景より、元々は「IT業界に強い」というのが売りで、実際IT業界の転職を数多く成功させてきていますが、最近は製造業をはじめ、あらゆる業界での転職支援を成功させてきています。そういった点で、他の業界でエンジニアを欲しているという情報を取得できる環境にあります。
加えて、このエージェントのもう1つの特徴は、キャリアの浅い求職者の転職にも強いというのも大きな特徴です。
他の業界で自身の力を生かしたい方、経験は浅いもののIT業界のエンジニアとして活躍したい方にお勧めしたいエージェントです。
リクルートエージェント

リクルートエージェントは国内最大の転職エージェントです。説明不要の存在と言っていいでしょう。どの業界においても強固なパイプがあります。上述でお話しした「社内SE」をはじめ、エンジニアの経験を有しているあらゆる業界の案件に触れることができます宇。
また、このクラスの大手エージェントの場合だと、IT業界専門のキャリアアドバイザーがいます。IT業界を経験していないキャリアアドバイザーであったとしても、業界を経験しているアドバイザーや経験していなくても業界に詳しいアドバイザーから指導や助言を受けながら知識を習得していく環境を有しています。
そのため、ただ案件を有しているだけではなく、ちゃんと案件のことについて説明できるだけのバックグラウンドを持っています。あなたの可能性を広げるうえで、抑えていただきたい転職エージェントです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。ITエンジニアの転職において重要なことは、ITエンジニアはIT業界以外にも非常に需要があるということです。そのため、IT系に強いだけでなく、他業界の転職にも強いエージェントを利用するということです。
実際、IOTの時代がやってきて、それはITが産業革命クラスの変化を起こすともいわれています。
そのため、IT業界でエンジニアをやりたい方はそのままIT業界でやっていく、ほかの業界で生かしたい方ではそのニーズをもっている大手のエージェントを利用されるというのがあなたにとってもっとも有益でしょう。
ほかにもニーズに応じて使うエージェントをうまく変えていくことでITエンジニアとしての転職を成功させることができるでしょう。あなたの状況に応じて最適なエージェントを選んで転職を成功させてください。
エンジニア転職エージェントおすすめFAQ
最終更新:2025年10月9日
まず併用すべきエージェントは?(総合+特化の組み合わせ)
総合2社(求人数・非公開多数)+IT特化1~2社(技術深度・面接対策)が鉄板です。例:
- 総合:リクルートエージェント(IT)/dodaエンジニアIT
- 特化:レバテックキャリア/マイナビIT AGENT(補完で type転職エージェントIT や Geekly)
総合型とIT特化型の使い分けは?
総合は求人数と非公開求人の厚み、特化は技術軸の深さ・現場情報・面接対策の粒度が強み。まず総合で土台を広げ、特化で志望領域(Web/アプリ/インフラ/データ等)を深掘りするのが効率的です。
未経験・若手の入口は?
未経験可や第二新卒向けの求人は総合型での母集団を活かすのが近道。検索条件で「未経験」を指定しつつ、研修や育成前提の募集を狙いましょう。
何社くらい併用すべき?料金は?
2~3社併用が管理しやすく取りこぼしが減ります。求職者の費用は無料(企業の成功報酬型)なので、重複応募の調整だけ注意。
在職バレ対策(企業ブロック)はできる?
できます。スカウト・レジュメ公開を特定企業に非表示にする機能(企業ブロック)を有効化しましょう。
求人サイトとエージェントの違いは?
サイト=自分で検索・応募、エージェント=担当が伴走(求人提案、書類/面接対策、調整交渉)。エンジニアは両方の併用が効率的です。
書類・面接サポートは受けられる?
各社とも書類添削・面接対策・日程調整を提供。技術軸の深いフィードバックはIT特化が得意です。
リモート・地方案件も扱っていますか?
はい。総合型ではフルリモートや地方求人の検索導線・非公開案件も豊富です。
申し込みの進め方は?(一発でOK)
各社の公式ページから無料登録→面談(オンライン可)→求人提案→選考→内定が基本フローです。





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