ゲーム業界の平均年収は約460万円。任天堂は平均約988万円、バンダイナムコは約1,029万円とゲーム大手は高年収。ソシャゲ企業は変動が大きく、ヒットタイトルの有無で業績と年収が大きく変わります。
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ゲーム業界の特徴と年収の全体像
ゲーム業界の平均年収はdodaの調査で約460万円ですが、大手ゲーム会社と中小デベロッパーの差は非常に大きいです。任天堂(約988万円)やバンダイナムコHD(約1,029万円)、スクウェア・エニックスHD(約1,381万円、HD籍)などの大手は高年収ですが、中小のスマホゲーム開発会社は400万円台にとどまるケースも少なくありません。ゲーム市場はモバイルゲーム、コンソールゲーム、PCゲームの3つが主軸で、近年はeスポーツやメタバースなど新たな領域も拡大中です。
日本のゲーム市場規模は約2兆円(ファミ通ゲーム白書)で、世界のゲーム市場は約25兆円。日本はゲーム産業の発祥地であり、任天堂やソニーなど世界的企業を輩出しています。
出典:doda「平均年収ランキング2024」業種別データ
ゲーム業界の最新トレンド
- グローバル展開の加速:日本のゲームIPが海外で人気を博しており、グローバル売上比率を高める企業が増加。ローカライズ人材の需要も増加
- AI活用:ゲーム開発にAIを活用する動きが加速。NPCの自動生成やバグ検知、グラフィック生成など開発効率化に貢献
- サブスクリプション・ライブサービス:ゲームパス型のサブスクモデルや継続的アップデートで収益化するライブサービス型ゲームが主流に
ゲーム業界のセグメント別年収を比較
ゲーム業界と一口に言っても、セグメント(業態)によって年収水準は大きく異なります。以下の表で主要セグメント別の年収を比較します。
| セグメント | 平均年収 | 年収レンジ | 代表企業 |
|---|---|---|---|
| コンソール大手(任天堂・プラットフォーマー) | 900〜1,000万円 | 550〜1,500万円 | 任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
| 総合ゲーム・IP企業 | 800〜1,100万円 | 500〜1,500万円 | バンダイナムコHD、スクウェア・エニックスHD、カプコン |
| 大手ゲームデベロッパー | 600〜800万円 | 400〜1,100万円 | セガサミー、コナミG、コーエーテクモ |
| モバイルゲーム(大手) | 550〜750万円 | 350〜1,000万円 | ミクシィ、ガンホー、グリー |
| 中小デベロッパー | 380〜500万円 | 280〜650万円 | 各種ゲーム開発スタジオ |
| eスポーツ・ゲーム関連 | 350〜500万円 | 250〜700万円 | eスポーツ運営、ゲーム実況関連企業 |
ゲーム業界の高年収セグメントの特徴
ゲーム業界で最も年収が高いセグメントはコンソール大手(任天堂・プラットフォーマー)で、平均年収は900〜1,000万円です。任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテインメントなどが代表的な企業です。
一方、eスポーツ・ゲーム関連の平均年収は350〜500万円と比較的低めですが、経験やスキル次第で年収アップが可能です。
ゲーム業界の企業別年収ランキングTOP10
ゲーム業界の主要企業について、有価証券報告書等の公開データをもとに年収ランキングを作成しました。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 1位 | スクウェア・エニックスHD | 1381万円 | 有報2024年3月期 |
| 2位 | バンダイナムコHD | 1029万円 | 有報2024年3月期 |
| 3位 | 任天堂 | 988万円 | 有報2024年3月期 |
| 4位 | コーエーテクモHD | 778万円 | 有報2024年3月期 |
| 5位 | カプコン | 744万円 | 有報2024年3月期 |
| 6位 | セガサミーHD | 860万円 | 有報2024年3月期 |
| 7位 | コナミグループ | 863万円 | 有報2024年3月期 |
| 8位 | ネクソン | 740万円 | 有報2024年12月期 |
| 9位 | ガンホー・オンライン | 710万円 | 有報2024年12月期 |
| 10位 | サイゲームス | 700万円※ | 推定(OpenWork) |
各社有価証券報告書「従業員の状況」より。※印は口コミサイト等からの推定値。持株会社(HD)は本体少数社員のため年収が高く出る傾向があります。
年収ランキング上位企業の特徴
スクウェア・エニックスHDの平均年収は約1381万円です。FF・ドラクエ等の世界的IP。HD籍少数社員のため高年収
バンダイナムコHDの平均年収は約1029万円です。ガンダム・ドラゴンボール等のIPを多数保有。玩具とゲームの複合企業
任天堂の平均年収は約988万円です。マリオ・ゼルダ・ポケモンで世界的ブランド。Switchが大ヒット
ゲーム業界の年齢別年収はいくら?【推計】
ゲーム業界で働く場合、年齢別の年収目安は以下の通りです。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」のデータと業界特性をもとに推計しました。
| 年齢 | 年収レンジ(推計) | 中央値(推計) |
|---|---|---|
| 25歳 | 340〜450万円 | 約395万円 |
| 30歳 | 400〜580万円 | 約490万円 |
| 35歳 | 460〜700万円 | 約580万円 |
| 40歳 | 520〜820万円 | 約670万円 |
| 45歳 | 560〜880万円 | 約720万円 |
| 50歳 | 570〜900万円 | 約735万円 |
推計の参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」、doda「年齢別平均年収」、各種転職サイトの公開データをもとに当サイトが独自推計
上記はゲーム業界全体の推計値であり、大手企業と中小企業で200〜400万円以上の差があります。また、管理職昇進のタイミングや専門スキルによっても大きく変動します。
ゲーム業界の職種別年収【推計】
ゲーム業界では職種によって年収が大きく異なります。以下に主要職種の年収目安をまとめました。
| 職種 | 年収レンジ | 特徴 |
|---|---|---|
| ゲームプロデューサー | 600〜1,500万円 | タイトルの企画立案・制作統括。ヒット作を手がけると年収大幅UP |
| ゲームプログラマー | 400〜900万円 | ゲームエンジンやシステムの開発。C++・Unreal Engine・Unityの経験者が高評価 |
| 3DCGデザイナー | 380〜750万円 | キャラクターやステージの3Dモデリング・アニメーション。Mayaや3ds Maxの技術 |
| ゲームプランナー | 380〜700万円 | ゲームの仕様策定やレベルデザイン。企画力と論理的思考力が必要 |
| サーバーエンジニア | 450〜850万円 | オンラインゲームのサーバー設計・運用。大規模トラフィック処理の経験者が優遇 |
| ローカライズ・海外事業 | 400〜800万円 | ゲームの翻訳・文化適応やグローバル展開の推進。語学力が必須 |
推計の参考:doda、マイナビ転職、各転職サイトの求人データをもとに当サイトが独自推計
ゲーム業界で年収を上げる方法
ゲーム業界で年収アップを実現するための具体的な方法を紹介します。
1. 大手ゲーム会社への転職
任天堂・カプコン・スクエニなどの大手は年収が高く福利厚生も充実。中小デベロッパーで実績を積んだ後にステップアップするのが王道。ポートフォリオの質が採用の決め手になる。
2. テクニカルスキルの深化
Unreal Engine 5やAI技術、サーバーサイドの専門知識を持つエンジニアは市場価値が高い。グラフィックスプログラマーやテクニカルアーティストは引く手あまたの状態。
3. 海外スタジオや外資系への挑戦
欧米のAAA開発スタジオ(EA、Ubisoft等)や、日本の外資系パブリッシャーは日系より高い報酬を提示することが多い。英語力があれば年収1.5〜2倍のオファーも。
ゲーム業界への転職に有利なスキル・資格
ゲーム業界で評価されるスキルや、年収アップに直結する資格は以下の通りです。
- プログラミング(C++・C#):ゲーム開発のメイン言語。Unreal EngineはC++、UnityはC#。パフォーマンス最適化の経験が重要
- 3DCG制作(Maya・Blender):キャラクターモデリング、アニメーション、VFX制作のスキル。テクニカルアーティストは特に需要高
- ゲームデザイン:レベルデザイン、バランス調整、UX設計。プレイヤー心理を理解した設計能力が求められる
- サーバー技術・インフラ:大規模オンラインゲームのサーバー設計。AWS/GCPなどクラウドの知識も必須
ゲーム業界の将来性・今後の見通し
ゲーム業界はグローバルで年率10%前後の成長が続いており、日本のゲームIPは世界中で高い人気を誇っています。任天堂のSwitch後継機やソニーのPS5 Proなど新ハードウェアの展開、AI技術の活用による開発効率の向上、サブスクリプションモデルの拡大など、業界の成長機会は豊富です。日本のゲーム会社はIP資産を活かした海外展開で業績を伸ばしており、グローバル人材の需要は高まり続けています。eスポーツやメタバース関連の新規事業も中長期的な成長分野として注目されています。
ゲーム業界に関するよくある質問
ゲーム業界全体の平均年収は約460万円です。任天堂(約988万円)、バンダイナムコHD(約1,029万円)など大手は高年収。中小デベロッパーは380〜500万円が目安です。
大手ゲーム会社への転職が最も効果的。プロデューサーやテクニカルリードなど上位ポジションを目指すのも重要。海外スタジオなら日系の1.5〜2倍の年収が期待できます。
プログラマーやデザイナーはポートフォリオがあれば未経験でも可能性があります。ゲーム専門学校や独学でスキルを身につけ、インディーゲーム開発で実績を作るのが有効です。
世界のゲーム市場は約25兆円で成長が続いています。日本のゲームIPは世界的に人気があり、海外展開で業績を伸ばす企業が増えています。AIやVR/AR技術の進化も追い風です。
ゲームプログラマーの年収は400〜900万円が目安。大手のリードプログラマーなら800〜1,200万円も可能です。C++やUnreal Engineの経験が高く評価されます。
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キャリアブースト編集部
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