「LINEに転職を考えているけど、難易度が高そう・・・」
「ぶっちゃけLINE株式会社の評判ってどうなの?」
LINEに転職考えている方の中には、このような不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?
今回は、LINEに転職を考えている方向けに、「LINE株式会社の転職難易度」や「年収」「評判」などを徹底的に解説していきます。
本気でLINEに転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
LINE株式会社の企業情報
会社名 | LINE株式会社 |
代表者 | 出澤 剛 |
設立 | 2000年9月4日 |
資本金 | 101,64100万円(2020年9月末時点) |
所在地 | 【四谷オフィス】 〒160-004 東京都新宿区四谷1-6-1 タワー 23F |
電話番号 | 03-4316-2050 |
事業内容 | インターネット関連事業 WEBサービス関連事業 |
社員数 | 2,800名 (LINE株式会社単体、2020年10月末時点) |
LINE株式会社は、韓国最大のインターネットサービス会社「ネイバー」の完全子会社で、インターネット関連事業を展開している日本の企業です。
LINEは元々、2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、連絡手段の距離を縮めることを目的として開発されました。
現在LINEグループは、メッセージアプリ「LINE」を中心に、ゲーム、音楽配信等のコンテンツサービスや、広告、金融サービスなどの様々なサービスを提供しています。
LINE株式会社の転職基礎知識
労働環境
LINEは2020年7月に、事業拡大に伴い、新宿四谷に本社を移転をしました。
四谷駅から徒歩2分の距離にあり、通勤がとてもしやすい環境のようです。
オフィス内の各種ドリンクやランチ代が安価であり、無料の朝食やお弁当手配、カフェが社内にあるなど、社内施設もとても充実しています。
さらに、「事業所内保育園」も設置されているので、子育て中の従業員も安心して仕事ができるような体制になっています。
また、現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、様々な対策・制度を導入しています。
「在宅勤務制度の導入」や「従業員の国内外出張の禁止」「月額5,000円の新型コロナ対応手当」など、これらの対策・制度を正社員はもちろんのこと、準社員や契約社員、アルバイトや一部の契約社員、業務委託社員も対象となっています。
福利厚生
LINE株式会社の福利厚生は、【健康面のサポート】【個性の発揮と成長】【人とのコミュニュケーション】の3つのライフサポートを行っています。
【健康面のサポート】では、心身ともに健康を維持するために、「健康診断」や「予防接種」「自由な夏季休暇」「リフレッシュ休暇」を実施しています。
【個性の発揮と成長】では、国籍や性別に関係なく、すべての社員が個性を発揮でき、成長を後押しするために、「日本語講座」や「文化体験」などの勉強支援・語学支援を実施しています。
【人とのコミュニュケーション】では、人と人のコミュニュケーションをより深め、社員間においてもより良いチームワークが生まれように、「月の懇談会」や「サークル制度」「全体集会」が行われています。
また、社員同士だけでなく、社員が家族とのつながりを深めるきっかけを作るために、「FamilyWeek」や「記念ギフト」「育児休暇」なども行われているようです。
有給消化率
口コミによれば、LINE株式会社の有給消化率は60〜80%となっています。
基本的に、有給は積極的に取らせてもらえて、上司や会社としての有給休暇への理解もかなりあるそうです。
部署によっては長期での休暇が認められているところもあり、日経ですが外資系企業のような働き方が出来るようです。
残業時間
口コミによると、LINE株式会社の残業時間は28時間〜30時間となっています。
部署や職種にもよりますが、基本的にはワークバランスが整っており、長時間の労働はほとんど無いようです。
フレックス時間制を採用している部署もあり、コアタイムのミーティングに出さえすれば、何時に退勤しても良いという制度を採用しています。
LINE株式会社の転職難易度
LINEへの転職は、やはり大手IT企業ということもあり、競争倍率が高く転職難易度は高めです。
中途でも、募集をかければ多くの人が応募してくる状況であり、高倍率の選考を通過する必要があります。
ただし、中途採用の場合「エンジニア」を目指している方には、狙い目の企業と言えます。
LINEの中途採用を狙う場合は、実務経験はもちろんのこと、プログラミング言語も同時に習得しておいた方がいいでしょう。
なぜなら、LINEは「LINE entry」と呼ばれるプログラミング学習の提供を無料で行なっており、今後さらにプログラミングの知見が社員に求められると予想されるからです。
また、必須ではありませんが、英語もある程度は習得しておいた方が望ましいでしょう。
海外展開もしているLINEで働く場合、簡単なビジネス英語を習得しておいた方が、外国人の社員との業務も円滑なコミュニュケーションを取りやすくなります。
採用面接においても、英語が使えることは大きなアピールポイントになります。
LINE株式会社の募集職種
LINEで募集している職種は以下の通りです。
技術職・研究職 | ・ソフトウェアエンジニア ・フロントエンドエンジニア ・セキュリティエンジニア ・サーバーサイドエンジニア ・リードエンジニア ・インフラエンジニア ・品質管理 ・ITサポート ・プロジェクトマネージャー等 |
デザイン職 | ・UIデザイナー ・空間デザイナー ・インテリアデザイナー ・商品企画開発デザイナー ・ブランドデザイン ・ゲームアーティスト等 |
サービス企画職 | ・商品企画/事務企画 ・金融商品企画 ・データアナリスト ・ゲームプランナー ・エディター等 |
ビジネス企画職 | ・経営企画 ・商品企画 ・オペレーション企画 ・マーケティングコミュニュケーション等 |
ビジネスサポート職 | ・情報セキュリティ/グローバル担当 ・プライバシー保護担当 ・社内セキュリティ担当 ・業務管理 ・財務経理 ・翻訳/通訳 ・法務 ・コーポレートコミュニュケーション等 |
募集している求人を見てみると、圧倒的に技術職が多い傾向があります。
LINE株式会社のようなIT業界の企業では、やはり「エンジニア」や「デザイナー」「PM」などのIT業界の専門知識に特化している職種が多いようです。
さらにLINE株式会社は、「LINE Pay」や「LINE NEWS」などのような多くの新事業を展開しているので、今後も新しい事業や製品を展開していくことが考えられます。
そのために、「営業」「企画」「マーケティング」などの職種も多く募集しているようです。
少しでもLINEへの転職に興味のある方は、求人の情報を常に入手できる、転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
LINE株式会社の年収
平均年収
LINE株式会社の平均年収は770万円ほどです。
通信関連業界の平均年収は550万円ほどなので、比較すると200万円以上高い年収になっています。
年代別平均年収
職種にもよりますが、LINE株式会社の年代別平均年収は以下の通りです。
年代 | 年収 |
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20〜24歳 | 597万円 |
25〜29歳 | 631万円〜681万円 |
30〜34歳 | 665万円〜765万円 |
35〜39歳 | 753万円〜857万円 |
40〜44歳 | 797万円〜918万円 |
45〜49歳 | 812万円〜934万円 |
※50〜54歳※ | ※839万円〜949万円※ |
55〜59歳 | 801万円〜911万円 |
60〜65歳 | 520万円〜911万円 |
最大年収を迎えるのは50代であり、949万円程となっています。
全体平均年収は、30代頃の年収となっています。
職種別平均年収
LINE株式会社は、企業内の職種によって年収が変わることがあります。
職種 | 年収 |
---|---|
総合職 | 971万円〜1,071万円 |
技術職 | 650万円〜750万円 |
一般職 | 665万円〜765万円 |
学歴別平均年収
LINE株式会社は、学歴よっても年齢が経過するにつれて年収に差が出てくる傾向があります。
最も年収に差がつくのは、50代の時の年収です。
最終学歴 | 年収(50〜54歳) |
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大卒 | 1,222万円 |
短大卒 | 919万円 |
高卒 | 782万円 |
LINE株式会社の評判・口コミ
ここからは、LINEで働いていた元社員や、現在も働いている方からの「評判・口コミ」を紹介していきます。
是非、転職を考えている方はこちらを参考にしてみてください。
良い評判・口コミ
企画・30代 |
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フラットな組織で、部署にもよりますが、自分の意見は発信しやすい方だと思います。 中途入社で入ってくる人は、みんな優秀なので、一緒に働いていて刺激になることが多いです。 |
メディア・20代 |
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自由な社風です。 「やりたい」と自ら手を挙げれば任せてもらえる環境なので、自分でキャリアを選択したり、仕事の幅を広げたい人にとっては、やりがいを感じれるのではないでしょうか? |
Webディレクター・30代 |
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競合と比べると、給与や待遇はかなり良いと感じています。 福利厚生も充実しており、不満に感じることは特にありません。 |
広告・30代 |
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部署にもよりますが、基本的には会社全体で、「妊活サポート」や「産休・育休」また「託児サービス」を提供しているため、働きやすいと思います。 社内でお子さんを連れている方を見かけたこともあります。 お子さんのいる女性の上長もいらっしゃるので、キャリアが阻害されることもないようです。 |
事務・30代 |
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オフィスが綺麗で快適です。 オフィス内にはカフェなどもあったり、朝食には軽食が提供されます。 パンやおにぎり、サラダから選ぶことができるので嬉しいです。 会社から軽食が出るので、食生活が偏らなくて良いです。 |
悪い評判・口コミ
販売/サービス・40代 |
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若い社員が多いので元気はありますが、特有の馴れ合いが出てしまっている面が多いです。 リーダーシップを取れる人が少ないと感じます。 |
企画・20代 |
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まだ、評価制度などに関して曖昧な点が多く、上長のレベルによって、仕事の満足度や評価は大きく左右されていると感じました。 若い会社なので仕方がないですが、マネジメントも未熟です。 どちらかと言うと、個々のスキルの高さで会社が成長している印象です。 |
メディア・20代 |
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働き方改革で残業についてかなり厳しいですが、実際には残業をしないととても終わらないような業務量があります。 時間内に、効率的に仕事を回すことができるスキルがないと、かなり厳しいと思います。 |
営業・20代 |
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入社時の給与は、他社の水準と比べると高いですが、その後は給与が上がりにくいと感じました。 評価制度も曖昧なので、何をどうしたら評価されて給与が上がるのかがよく分からず、モチベーションが下がりがちです。 |
LINE株式会社の選考対策
LINE株式会社において、必須・推奨される資格などは特にありません。
基本的に、これまでのスキルを元に選考を行っており、職種ごとに求められる資質も異なります。
LINE株式会社における、基本的な選考の流れは以下の通りです。
応募書類➡︎書類選考➡︎面接(2〜3回)➡︎内定
LINEの面接は一般的な質問に加え、下記のような印象的な質問がされる場合もあります。
一般的な質問 |
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・自己紹介 ・転職理由 ・志望動機 ・職務経験 |
印象的な質問 |
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・一次面接を担当した社員のマイナス面を言ってください。 ・ミスが発覚したが、上司が隠そうとしている。どうするか? ・感情をうまくコントロールできるか? ・普段、どのような人と一緒にいるか。 |
どのような質問がされるにせよ、「自分がLINEで何をしたいのか」を明確にしておくことがポイントになってきます。
ただ、エンジニア職だけは他の職種と違い、面接の前に30分程度のテストが実施されます。
テストの解答も評価の対象となり、面接ではスキルについて細かく聞かれるようなので、注意が必要です。
まとめ
ここまでLINEへの転職について解説してきました。
成長し続けているLINE株式会社には、今後も多くの応募者が殺到することが予想されます。
しかし、募集職種は数多くあり、職種の選択肢は多い企業です。
特に、エンジニアは募集が多めなので、エンジニアに転職したい方には狙い目の企業です。
これからLINE株式会社に応募を考えている方は、しっかりと面接の準備をしてから、臨むようにしましょう。
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