KDDIは、携帯電話事業などを手掛ける日本の大手電気通信事業会社です。
携帯キャリアブランド「au」を運営しており、近年ではサブブランドの携帯電話サービス「UQ mobile」や「povo」なども展開しています。
東証一部に上場しており、携帯キャリア以外にも「電子決済」や、「auひかり」などの光ファイバーサービスも提供しています。
今回は、そんな『KDDI株式会社』の転職難易度や年収、評判などを詳しく解説していこうと思います。
KDDIに転職を考えている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
KDDI株式会社の企業情報
出典:https://www.kddi.com/corporate/kddi/profile/overview/
会社名 | KDDI株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 高橋 誠 |
設立 | 1984年(昭和59年)6月1日 |
資本金 | 141,852百万円 |
従業員数 | 47,320人(社員数) |
本社所在地 | 〒102-8460 東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー |
電話番号 | 03-3347-0077(本社代表)(有料) |
事業内容 | ・パーソナルセグメント ・ビジネスセグメント |
事業内容
パーソナルセグメント |
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パーソナルセグメントでは、個人のお客さま向けにサービスを提供しています。 日本国内においては、従来の通信サービス(主に「au」ブランドによるスマートフォン・携帯電話、FTTH/CATVサービス等)を中心に、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを連携しながら拡充することで、新たな体験価値の提供を目指しています。 また、海外においては、国内で培った事業ノウハウを生かし、ミャンマーやモンゴルをはじめとするアジア地域を中心とした個人のお客さま向けビジネスにも積極的に取り組んでいます。 |
ビジネスセグメント |
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ビジネスセグメントでは、日本国内および海外において、幅広い法人のお客さま向けに、スマートフォンなどのデバイス、ネットワーク・クラウドなどの多様なソリューションに加え、「TELEHOUSE」ブランドでのデータセンターサービスなどを提供しています。 さらに、5GやloTなどの技術を活用し、パートナー企業との連携により、グローバル規模でお客さまのビジネスの発展・拡大に貢献するソリューションをワンストップで提供することで、お客さまと共にDXを通じて新たな価値を創造します。 また、日本国内の中小企業のお客さまについては、連結子会社のKDDIまとめてオフィスグループによる地域に密着したサポート体制を全国規模で実現しています。 |
KDDI株式会社の転職基礎知識
KDDIの福利厚生は以下の通りです。
福利厚生
KDDIの福利厚生 |
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◇年次有給休暇 ◇特別休暇(弔事、結婚など) ◇フリーバケーション制度(連続5日間有給休暇取得促進) ◇リフレッシュ休暇 ◇産前・産後休暇 ◇育児休暇 ◇子供の看護休暇 ◇積立年休 ◇介護休暇 ◇フレックス制度 ◇テレワーク勤務 ◇健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険など ◇KDDIグループ共済会(相互援助給付、生活支援制度、団体保険、団体扱い生命保険、各スポーツクラブ、ゴルフ場、百貨店優待、テーマパーク・リゾート施設利用割引など) ◇住宅補助・提携住宅ローン・住宅手当 ◇全国約75ヶ所の契約保養所 |
KDDIにはさまざまな福利厚生が備わっていますが、中でも「住宅手当」が手厚いようです。
KDDIの住宅手当は部署にもよりますが、転勤時やもちろん、実家暮らしの場合や結婚時でも出るようです。
地方から東京に戻った場合も転勤扱いになるので、しばらく数年は安く住むことができるので安心です。
残業時間
口コミを見てみると、KDDIの残業時間は月18〜27時間程度のようです。
KDDIは、基本的に20時以降は仕事をすることを禁止していたり、ノー残業デーを設定していたりと、長時間労働是正に向けて取り組んでいるようです。
ただし、部署によって残業時間は異なりますので、自分の希望する職種についてしっかりと確認しておくようにしましょう。
KDDI株式会社の転職難易度と選考対策
KDDIの転職難易度は職種によって異なります。
職種は大きく分けて「店舗スタッフ」「代理店・携帯の法人販売営業」「本部スタッフ」の3種類あります。
店舗スタッフは、ほぼアルバイトの募集であるため、基本的に中途採用はありません。
次に、代理店・携帯法人販売営業ですが、こちらの職種は中途採用枠があり、一定の経歴と法人営業経験があれば、それほど難易度は高くありません。
最後に本部スタッフですが、こちらも中途採用枠があります。
しかし、本部スタッフの応募資格は高く設定されており、ハイクラス層の中途採用となっているため、難易度は少し高くなっています。
選考対策
KDDIの面接では、「入社してやりたいことは何か」「入社することで何にチャレンジしたいか」という部分が重視されているようです。
現職に対して不満があって転職を考えている場合は、「入社後に同じ状況になったらどうするのか」という質問がされることもあります。
「入社後長くKDDIで結果を出し続けたい」という強い思いなどを伝えられるよう、自己分析をしっかりと行っておきましょう。
KDDIの社風を理解し、KDDIが求める人材とマッチした人材であるかをアピールすることが内定への近道になります。
KDDI株式会社の募集職種
出典:https://job.axol.jp/bw/c/kddi3/job/categories
KDDIで募集している職種は以下の通りです。
経営企画・事業企画 |
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オープンソース技術戦略担当 |
コンシューマ向けサービス企画・推進<非通信(ライフデザイン)領域の戦略立案> |
au PAY 加盟店向け新サービスの企画・開発 |
新規事業プロジェクトリーダー |
事業管理担当<ライフデザイン(非通信)事業の採算管理> |
経営戦略や新規ビジネスに関わる調査・分析・事業化推進担当 |
新規ビジネスの立案・推進担当 |
サステナビリティ戦略企画立案・情報分析担当 |
海外コンシューマ事業開発担当<新興国のM&Aプロジェクトリーダー候補> |
プロダクト・サービス開発 |
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法人・ビジネス向けネットワークサービス開発 |
ネットワークエンジニア |
アライアンス企画 |
サービス企画・開発 |
コーポレート |
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組織開発担当 |
経理部門のスペシャリスト<DX・シェアードの推進> |
知財戦略企画・推進担当 |
税務部門のスペシャリスト |
経理部門のスペシャリスト<グループ会社の経営支援> |
給与計算・業務プロセス改善担当 |
企業法務 |
Webディレクター・UI/UXデザイナー |
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UXデザイナー<カスタマーサポート領域の体験価値向上の企画・推進> |
UXデザイナー<カスタマーサクセスに導く顧客体験の設計> |
クリエイティブディレクター |
システム・ITアーキテクト |
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システムエンジニア<au料金系システムの開発> |
システム・ITアーキテクト |
プロジェクトマネージャー<auPAY、Pontaポイントの新サービスに関する開発> |
システムアーキテクト |
プロジェクトリーダー |
SE(Web・オープン・モバイル系) |
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システムエンジニア<5G提供におけるRAN制御実現のための基地局システム開発> |
システムエンジニア<内製によるモバイルネットワークのエリア品質改善システムの自動化> |
プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー |
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プロジェクトマネージャー<UQモバイル基地局無線設備開発> |
ネットワークエンジニア |
ネットワーク戦略担当 |
プロジェクトマネージャー<サービス外販による新規事業創出プロジェクトの開発> |
プロジェクトマネージャー<モビリティサービスの企画/開発> |
セキュリティエンジニア |
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セキュリティエンジニア<KDDIにおけるセキュリティ対策のスペシャリスト> |
セキュリティエンジニア<KDDIライフデザインサービスの不正利用監視環境(SIEM)の構築> |
プロジェクトマネージャー<セキュリティ対策・管理システム開発のスペシャリスト> |
上記以外にもKDDIではさまざまな職種が募集されています。
時期によって募集している職種は異なりますので、給与や労働条件などを採用情報で確認しておきましょう。
KDDI株式会社の年収
KDDIの平均年収は以下の通りです。
平均年収:約948万円
年代別平均年収
年齢 | 想定平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 約353万円 |
25〜29歳 | 約755万円 |
30〜34歳 | 約845万円 |
35〜39歳 | 約875万円 |
40〜44歳 | 約981万円 |
45〜49歳 | 約1,105万円 |
50〜54歳 | 約1,194万円 |
55〜59歳 | 約1,183万円 |
60〜65歳 | 約987万円 |
職種別平均年収
職種 | 想定平均年収 |
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営業系 | 約597万円 |
企画・事務・管理系 | 約650万円 |
IT・エンジニア系 | 約775万円 |
販売・サービス系 | 約600万円 |
KDDI株式会社の評判・口コミ
ここからは、KDDIで働いていた元社員や、現在も働いている方の「評判・口コミ」を紹介していきます。
良い評判・口コミ
悪い評判・口コミ
まとめ
ここまで、『KDDI株式会社』の転職について解説してきました。
KDDIは職種にもよりますが、「au」などを運営している大手電気通信事業会社なだけあり、内定をもらうのは容易ではありません。
そんなKDDIの選考ですが、一人で対策を進めるのが不安という方は一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
個人だと、これまでの選考の傾向や求める人物が分かりづらく、準備が不十分なまま選考に臨むことも多いので、少しでも内定に近づくには転職エージェントを頼るのが得策と言えます。
ですが、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質は異なりますので、複数のエージェントに登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていきましょう。
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