マスコミ・メディア業界の平均年収は約500万円。テレビキー局は平均1,000〜1,500万円と全業界トップクラス。大手新聞社は700〜900万円。一方、出版社や制作会社は400〜600万円と格差が大きい業界です。
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マスコミ・メディア業界の特徴と年収の全体像
マスコミ・メディア業界の平均年収はdodaの調査で約500万円ですが、テレビキー局の年収の高さは際立っています。フジ・メディアHDは約1,126万円、TBSホールディングスは約1,560万円(HD籍)と、日本の全業界でもトップクラスの水準です。大手新聞社(朝日・読売・日経)も700〜900万円と高い一方、出版社や制作プロダクションは400〜600万円にとどまるケースが多いです。デジタルメディアの台頭により業界構造が大きく変化しており、動画配信やデジタルコンテンツ分野の人材需要が高まっています。
日本のメディア・コンテンツ市場規模は約13兆円。テレビ放送市場は約3.5兆円、出版市場は約1.5兆円、動画配信市場は約5,000億円(急成長中)。デジタルシフトにより市場構造が大きく変化しています。
出典:doda「平均年収ランキング2024」業種別データ
マスコミ・メディア業界の最新トレンド
- 動画配信の拡大:Netflix、Amazon Prime、TVerなど動画配信サービスが拡大。テレビ局も配信事業に本格参入
- デジタルメディアの成長:Webメディアやニュースアプリの存在感が拡大。紙媒体からデジタルへの移行が加速
- IP(知的財産)ビジネス:アニメ・映画・ゲームなどのIPを活用した多角的なビジネスが成長。東宝やバンダイナムコが好例
マスコミ・メディア業界のセグメント別年収を比較
マスコミ・メディア業界と一口に言っても、セグメント(業態)によって年収水準は大きく異なります。以下の表で主要セグメント別の年収を比較します。
| セグメント | 平均年収 | 年収レンジ | 代表企業 |
|---|---|---|---|
| テレビキー局 | 1,000〜1,500万円 | 600〜2,000万円 | 日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京 |
| 大手新聞社 | 700〜900万円 | 450〜1,300万円 | 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞 |
| 映画・エンタメ | 700〜1,000万円 | 400〜1,500万円 | 東宝、東映、松竹 |
| 大手出版社 | 650〜900万円 | 400〜1,200万円 | 集英社、講談社、小学館 |
| ラジオ・ローカルTV | 450〜600万円 | 350〜800万円 | 地方テレビ局、TBSラジオ等 |
| 制作プロダクション | 350〜500万円 | 250〜700万円 | テレビ番組制作会社、映像制作会社 |
マスコミ・メディア業界の高年収セグメントの特徴
マスコミ・メディア業界で最も年収が高いセグメントはテレビキー局で、平均年収は1,000〜1,500万円です。日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京などが代表的な企業です。
一方、制作プロダクションの平均年収は350〜500万円と比較的低めですが、経験やスキル次第で年収アップが可能です。
マスコミ・メディア業界の企業別年収ランキングTOP10
マスコミ・メディア業界の主要企業について、有価証券報告書等の公開データをもとに年収ランキングを作成しました。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 1位 | TBSホールディングス | 1560万円 | 有報2024年3月期 |
| 2位 | 日本テレビホールディングス | 1380万円 | 有報2024年3月期 |
| 3位 | テレビ朝日ホールディングス | 1358万円 | 有報2024年3月期 |
| 4位 | フジ・メディアHD | 1126万円 | 有報2024年3月期 |
| 5位 | テレビ東京HD | 827万円 | 有報2024年3月期 |
| 6位 | 東宝 | 946万円 | 有報2024年2月期 |
| 7位 | KADOKAWA | 834万円 | 有報2024年3月期 |
| 8位 | 日本経済新聞社 | 1200万円※ | 推定(OpenWork) |
| 9位 | 朝日新聞社 | 1100万円※ | 推定(OpenWork) |
| 10位 | 集英社 | 880万円※ | 推定(OpenWork) |
各社有価証券報告書「従業員の状況」より。※印は口コミサイト等からの推定値。持株会社(HD)は本体少数社員のため年収が高く出る傾向があります。
年収ランキング上位企業の特徴
TBSホールディングスの平均年収は約1560万円です。不動産事業(赤坂サカス)も好調。HD籍社員は少数で高年収
日本テレビホールディングスの平均年収は約1380万円です。視聴率トップクラスのキー局。Huluジャパンも運営
テレビ朝日ホールディングスの平均年収は約1358万円です。ニュースとドラマに強み。AbemaTVにも出資
マスコミ・メディア業界の年齢別年収はいくら?【推計】
マスコミ・メディア業界で働く場合、年齢別の年収目安は以下の通りです。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」のデータと業界特性をもとに推計しました。
| 年齢 | 年収レンジ(推計) | 中央値(推計) |
|---|---|---|
| 25歳 | 370〜490万円 | 約430万円 |
| 30歳 | 450〜650万円 | 約550万円 |
| 35歳 | 520〜800万円 | 約660万円 |
| 40歳 | 600〜960万円 | 約780万円 |
| 45歳 | 650〜1050万円 | 約850万円 |
| 50歳 | 670〜1080万円 | 約875万円 |
推計の参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」、doda「年齢別平均年収」、各種転職サイトの公開データをもとに当サイトが独自推計
上記はマスコミ・メディア業界全体の推計値であり、大手企業と中小企業で200〜400万円以上の差があります。また、管理職昇進のタイミングや専門スキルによっても大きく変動します。
マスコミ・メディア業界の職種別年収【推計】
マスコミ・メディア業界では職種によって年収が大きく異なります。以下に主要職種の年収目安をまとめました。
| 職種 | 年収レンジ | 特徴 |
|---|---|---|
| テレビプロデューサー | 600〜1,500万円 | 番組の企画・制作統括。ヒット番組を手がけると年収が跳ね上がる |
| 記者・ジャーナリスト | 450〜1,000万円 | 取材・執筆・報道を担当。大手メディアの記者は高年収 |
| 編集者(出版) | 400〜900万円 | 書籍・雑誌の企画編集。ベストセラーを生むと高く評価される |
| 映像ディレクター | 400〜900万円 | 映画・ドラマ・CM等の映像制作を指揮。実績に応じた報酬体系 |
| デジタルコンテンツ企画 | 400〜800万円 | Web動画・配信コンテンツの企画制作。成長分野で需要増 |
| 広告営業(メディア) | 450〜900万円 | テレビCMやメディアの広告枠の販売営業。大手キー局では高年収 |
推計の参考:doda、マイナビ転職、各転職サイトの求人データをもとに当サイトが独自推計
マスコミ・メディア業界で年収を上げる方法
マスコミ・メディア業界で年収アップを実現するための具体的な方法を紹介します。
1. テレビキー局への転職
マスコミ業界で最も年収を上げるならキー局が最短ルート。中途採用は即戦力が求められ、デジタル領域やコンテンツビジネスの経験者が優遇される。異業種からの転職は30代前半まで。
2. デジタルメディア・配信分野への特化
動画配信やデジタルコンテンツの分野は成長中で、専門人材の需要が高い。Netflix、Amazon Prime Videoなどの外資系配信プラットフォームは高年収で人気。
3. IP(知的財産)ビジネスへの関与
アニメ・映画・ゲーム等のIPを活用したビジネスが拡大中。東宝やKADOKAWAなどIPを多数保有する企業では、ライセンスビジネスや海外展開で高い報酬が得られる。
マスコミ・メディア業界への転職に有利なスキル・資格
マスコミ・メディア業界で評価されるスキルや、年収アップに直結する資格は以下の通りです。
- コンテンツ企画力:視聴者・読者の興味を引く企画を立案する能力。クリエイティブな発想力が求められる
- デジタルスキル:動画編集、SNS運用、データ分析などのデジタルリテラシー。メディア業界でも必須に
- 取材・執筆力:記者・編集者の基本スキル。正確な情報収集と分かりやすい文章力が重要
- プロジェクトマネジメント:番組制作や出版物のスケジュール管理。複数のステークホルダーを巻き込むリーダーシップ
マスコミ・メディア業界の将来性・今後の見通し
マスコミ・メディア業界はデジタル化の波により大きな構造変化の中にあります。テレビ放送の広告収入は減少傾向ですが、動画配信やコンテンツIPビジネスが新たな成長エンジンとなっています。TVerの視聴者数が急増しており、キー局のデジタル戦略が注目されています。出版業界は紙媒体の縮小が続く一方、電子書籍やIPライセンスビジネスが成長。今後はグローバルでのコンテンツ展開力や、データを活用したマーケティング力を持つ人材の価値がさらに高まるでしょう。
マスコミ・メディア業界に関するよくある質問
業界全体の平均年収は約500万円です。テレビキー局は1,000〜1,500万円、大手新聞社は700〜900万円、制作会社は350〜500万円と格差が大きいです。
テレビ局は広告収入に加え不動産事業などの安定収益があり、少数精鋭の組織で一人当たりの利益が高いためです。特にHD籍社員は幹部候補が多く年収が高く出ます。
テレビ・新聞の従来型メディアは縮小傾向ですが、動画配信やIPビジネスは成長しています。デジタル対応力のある企業は今後も有望です。
キー局の中途採用は経験者が有利ですが、Web系メディアや制作会社は未経験者も受け入れています。出版社の編集職は志望者が多く競争率が高いです。
テレビ局のプロデューサーや経営幹部が最も高年収で、年収2,000万円超も。新聞社のデスク・編集委員、出版社の編集長クラスも高い水準にあります。
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キャリアブースト編集部
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厚生労働省の統計データおよび各社有価証券報告書に基づき、正確な情報提供を心がけています。





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